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13回国会参議院1952/04/17

議院運営委員会 第37号

発言数
50
登壇者
8
会派数
5
開催日
1952/04/17

会議録

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 会議を開きます。  常任委員の辞任及び補欠に関する件を諮ります。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 自由党から議院運営委員の團伊能君が辞任せられて後任に北村一男君を指名せられたいという申出があります。それから日本社会党第四控室から内閣委員の和田博雄君、郵政委員の成瀬幡治君がそれぞれ辞任せられて、内閣委員に成瀬幡治君、郵政委員に和田博雄君を後任として指名せられたいという申出が出ております。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今議事部長から御報告いたしましたように、常任委員の辞任及び補欠に関する件を承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 御異議がなければさように決定いたします。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 前回保留になりました中央更生保護委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件につきまして、土田豊君を推薦になつておりますが……。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 只今副長官がおいでになるそうですが、念のために一言だけ伺つておきたいので、暫時の間、その時までお待ちを願いたい。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 小笠原君の要望もありますので、今副長官の見えるまで待ちます。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 昨日剱木副長官から御説明は伺つたのですが、念のためにお伺いしておきたいのですが、この委員の職責と、このかたの前歴である外交官というのとはどういう関係があつて、どういう点で御任命になろうとしたのか、御説明を伺つておきたい。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) 昨日提案の理由のとき申上げましたように、本委員会が今度渉外的な任を強く持つて参りますので、そういう意味合におきまして、外交官である同君にお願いいたしたいと思つた次第であります。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 渉外的なということは、戰犯に対する恩赦とか、その後の事業とか、そういうことでしようか、若しもそうだとするならば、一応その計画等についても政府としてどうお考えになつておるかを伺いたい。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) そういう問題で渉外的な関係が起つて参りますと同時に、昨日も申上げましたように、土田氏はその更生保護の関係につきまして相当盡力されて来た人でございまして、その方面からも至当と考えたのでございます。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 念のために伺いますが、どういうふうに盡力して来たのか、御説明願いたい。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) この外交官の経歴を持つていらつしやいますが、それをおやめになりましてから、刑余者の保護事業にも関係しておられたのでございまして、この更生保護に対しましては深い理解と熱意を持つておられるようでございます。そういう意味におきまして本委員に適任者であろうと思つた次第であります。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 まだ私の会では相談しておりませんので、次回まで持越しを願いたい。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 中央更生保護委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件は、まだ会派の御意見がまとまらん点がありますから、保留いたします。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 今国会における行政機構改革法案の提出見込並びに会期延長に対する内閣の見解について説明を求むるの件であります。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) 昨日お話がございました会期延長の件でございますが、帰りまして相談の結果を一応御報告いたします。政府といたしましては、重要法案が大分提出が遅れまして、国会に非常に御迷惑をかけておりますのは申訳ございませんが、只今のところ、あらかじめ会期延長をお願いするという予定を持つておるわけではございません。ただこの法案の関係と御審議の関係とその会期との関係におきまして、その必要が生じました際には、改めて御相談申上げようと考えておる次第でございます。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 そうしますると、形式的な御答弁でありますが、私のお聞きしておるのは、そういう形式的な御答弁をお聞きしておるのではないので、法案も出すのは政府の勝手であり、会期をきめるのも国会が勝手にきめるのだというようなことを聞いておるのではない。今の御答弁に対して質問するわけですが、そうしますると、今後提出を予定しております重要法案、これは別としまして、恐らく本日出すと昨日答弁ありました点が持越されておりますので、本日ここでお尋ねするわけですが、破壊活動防止法案だけを例にとつてみますると、これを、あと会期三週間あるかなしですが、三週間で通るというようなお見通しであるかどうか、政府の見解を聞きたいと思います。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) 会期も大分切迫しましたので、非常に御迷惑とは存じますが、できるだけ御協力頂きまして、この会期中お通し頂きたいと考えておる次第であります。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 政府もやはり議院内閣制でありまして、すべて国会に席を持つておる人を以て構成しておるわけであります。三週間で破壊活動防止法案をどういうように通すような計画を持つておるか、その計画についてお聞きしたい。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) 国会に提出いたしますれば、御審議につきましては一応お任せするよりほかないと思います。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 昨日もちよつとお話をしましたように、副長官では話がわからないので、やはり政府の代表の国務大臣に来てもらつて、そういう点について実際についてそれをお話をしたいと思いますので、それを次回に内閣の代表者に出席を願うようにお願いしたい。副長官として、幾らお願いしましても、恐らく形式論になりまして、無駄になるだけであります。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) そういうふうに取計らいましよう。副長官に帰つてもらつて差支えありませんか。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 あとで議題になると思うのですが、議題が出ていないで質問というのも如何かと思うのですが、破防法関係の議題があるなら、それまでは暫時副長官はお残り願つておきたい。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 議題にならなくても、昨日の副長官の答弁と違つておる点があれば、副長官のほうから率先して僕は答弁願いたいと思う。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) 昨日私は法律案といたしましては準備を進めておりまして、印刷ができ次第昨日中に国会に提案する予定でございますと申上げましたが、昨日は提案の運びに至りませんでした。これは当初考えましたのは、仮印刷でもいたしまして、できるだけ早く国会に提出するつもりでございましたが、それを本印刷にいたしまして提案することになりまして、今印刷を取急いでやつておりますので、その印刷が間に合いませんので、昨日はとうとう提出するまでに至りませんでした。(「もつと大きい声で」と呼ぶ者あり)その点昨日申上げましたことと違いますので、御了承を頂きたいと思います。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 昨日副長官にお尋ねしたのは、政府の代表者として責任のある御答弁を願わなければ、参議院の運営に支障を来すと考えておつたから質問したのでありますが、印刷中であつて、本日中に提出をする見込みであるというその副長官のお言葉を前提として、参議院は本日定例日ではないにもかかわらず、本会議を開く段取をつけておつたわけです。従つて、こういう提出が手違いになつたということについては、これは時間があるなら十分その真意を質さなければなりませんし、いずれ他の機会等において行われるでしようが、手取り早くお伺いしますが、そういうふうに参議院としては本日定例日でないのに本会議を開いてこの法案提出を待つ態勢になつて、そうして速かな審査を始めようと、こういう努力をしておるわけなんです。昨日そういう手違い、見込み違いで提案できなかつたということであるならば、本日印刷中であるとするならば、印刷中の作業の見込みその他によつて、確実に何時に出す、こういうような言明がなければ、昨日のお話それ自体もただ單に見込み違いであつたということではなくて、何らか作為がある、又参議院のいろいろな運営上の決定に対して支障を来したのは政府側である。こういうようなことになつて行くわけですが、本日のことについてはどういう形になつておるのか、確実なお答えを願つておきたい。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) 只今のところ準備を取急いでおりまして、午前中には何とか提出いたしたいと現在考えております。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 そうすると、印刷上、或いは技術的な準備の都合から言えば、午前中には確実に出せる、こう了承してよろしうございますか。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) 午前中に提案いたしますもりで、その準備を進めております。

水橋藤作労働者農民党

○水橋藤作君 只今印刷の都合ということが一番重点のようにおつしやいましたが、我々から考えるならば、その印刷にそんなに暇がかかるとは考えられない。全部動員して、印刷ならば何時から何時までにそれはでき上るということははつきりここで答弁できると思うのですが、何かはかにもつと大きな問題があるのじやないですか。ただ印刷のみですか。

剱木亨弘内閣官房副長官

○政府委員(剱木亨弘君) 私の存じております限りでは印刷だけの事情でございます。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 まあ、一応副長官も政府の代表として御答弁になつておると思いますが、昨日はちよつと政府の答弁が見込外れであつて、参議院としても非常に迷惑しておるわけですが、恐らく二回とも見込み違いということはないと思います。技術的な問題だけで遅れておる。従つてこれについては午前中に出せるというふうに明言されておりますから、午前中に提案するものとして一応本会議を運営することに話を進めて行きたい。恐らく二回とも見込み違いということはないだろうということを前提として、それが若し見込み違いであれば、又改めて協議するということで討議を進めて行きたいと思います。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 中村君の御意見のように取計らつて御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それではそういうことに決定いたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 それではこの破防法案に関する本会議の議題は午前中に提出の見込みであるということを前提として、それを予想して、提出され次第衆議院のほうとの関連を考慮して今日中に提案理由の説明を聞き、質問を既定方針通り遂行するということにして頂きたい。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今の小笠原君の御意見に対しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それではさよう取計らいます。さよう決定いたします。

兼岩傳一日本共産党

○兼岩傳一君 そうすると、衆議院、参議院の順序はどうなりますか。今官房副長官は技術上の問題だから十一時頃には出せるとおつしやいますが……。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 午前中です。

兼岩傳一日本共産党

○兼岩傳一君 午前中に出せるとおつしやいますが、そうすると参議院、衆議院の順序は……。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) これから協議しなくちやいかんと思います。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 それは一応先の小委員会で、議事日程を上げてあと休憩にする、こうきまつておりますので、従つて法案の出方と睨まなくちやいけませんが、衆議院で恐らく先にやるかもわかりませんし、そういうことは小委員会の問題でありますので、これは一応……、休憩後の再開については小委員会が招集になると思いますから、議運はこの程度で如何ですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それでは一応休憩いたします。    午前十時三十一分休憩    —————・—————    午後零時四十二分開会

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 再開いたします。破壊活動防止法案に対しまする質問について、発言者の時間の点について御協議いたしたいと思います。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 初めから又議論が長くなつてあれすると、生理的現象として空腹も訴えておりますので、議論は拔きにしまして、單刀直入に今までの論議の過程から言えば、納まるところとしては、社会党第二、第四の中堅会派が三十分、改進党が二十分となつていますから、そのつ勢力に見合つたところは三十分以内、それから改進党以下の勢力に見合つたところは二十分以内、希望のある会派には質問を許すと、こういうことでもうこの議運で決定して頂きたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)自由党さんのほうもいろいろ疑義はあるだろうけれども、三時半なり四時から始まつて夜になつて、お聞きになりたくない人はお聞きにならないような状態でもいいのだろうし、それまでは拘束しませんから、一つそういうふうに……。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今小笠原君から提案されましたような時間割に決定して御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 御異議がなければ、さよう決定いたします。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 私たちは時間の都合上、殆んど時間の都合上、本質的には理解できない幾つかの問題を含みながら、先ほど小委員会においては議長に協力して本日破壊活動防止法案についての取扱いについての態度を一決したわけであります。ただこの際政府のとつた態度につきまして、なお念を押したい点がございまするので、次の議運の機会に是非とも官房長官の出席を私は要求します。(「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり)なお代人を差し遣わす場合においては次の機会に讓るほかないのであつて、代人は絶対にお断りするということを附加えて委員長より要求して欲しいと存じます。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今の相馬君の御要求に対しましては、委員長において善処します。  これで散会いたします。    午後零時四十五分散会

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