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13回国会参議院1952/02/29

議院運営委員会 第19号

発言数
24
登壇者
6
会派数
4
開催日
1952/02/29

会議録

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 会議を開きます。常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 自由党から議院運営委員の木村守江君、寺尾豊君が辞任せられまして、後任とし古池信三君、宮田重文君を指名せられたいという申出が出ております。それから日本社会党第四控室から農林委員の小林孝平君、通産委員の清澤俊英君、予算委員の岡田宗司君、決算委員の小林孝平君が辞任せられまして、農林委員に清澤俊英君、通産委員に小林孝平君、予算委員に小林孝平君、決算委員に岡田宗司君を後任として指名せられたいという申出が出ております。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今御報告いたしましたこと、御承認に御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 御異議がなければさよう決定いたします。じや一応ここで休憩いたします。    午前十時九分休憩    —————・—————    午後一時五十二分開会

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 再開いたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 昨日の本委員会で行政協定に関する質問は各会派の終了するまでの間に決定すべき事項を保留されておりましたので、これを取計らつて頂きたいと思いますが、昨日も論議がありましたように、行政協定に関する本会議における一般質問が行われましたが、第二の動議として私提出しました爾後外務委員会に付託するという問題に関しましては、自由党のほうから行政協定の性格が明らかでない今日において、その付託の方式等に疑義があるという意見があり、又社会党第二のほうからは、これは可否を決定する審査案件として付託すべきであるということで、この案件の内容が不明であるという論議があつたのであります。そこで行政協定の性格が明らかでない今日において、それを明らかにし或いは国民を代表してこの取極められた行政協定についても、つぶさにその真意を質し、調査する必要は当然あろうと考えたのであります。然るに自由党さんのほうでは、外務委員会において国際情勢に関する調査案件が今あるのであるから、その一部として行政協定に関する調査を行なつたらいいではないかという意見もあつたようであります。それらいろいろ勘案しました結果、私としましては、この際それぞれ妥当な御意見と思われるのでございますので、一方的に片付けてこの案件を意義付けて付託することは不可能に近い問題であろうと考えたのであります。従つて私の動議は本日撤回しまして、調査案件として院議を以て外務委員会に付託するという御決定が願いたいと思うのであります。そうします場合には議事部長の報告等もありましたが、調査案件は関係常任委員会の発議を以て調査要求があり、院議を以てそれを受付けるという例もあり、又院議を以てそれは動議を提出し、賛成を得て関係常任委員会の調査案件ともなる等々の例があることが明らかになつておりまするので、今回の場合、動議を以て調査案件とすることを院議を以て決することは、先例を破るとか異例であるとかという筋合いのものではないと了解いたします。而も行政協定は議論があります通り国会の承認を要すべきものであるとさえ言われる重要な案件でありますから、参議院としては将来の外交史上残るこの行政協定に関しては、院議を以てその調査案件を外務委員会に付託するという形式をとるごとこそが、今の段階において運営上望ましい姿であり、又国民の期待に応えて参議院が愼重な調査をするという責任も又倍加するゆえんではないかと考え一るのであります。いろいろこういうふうに私理由を申上げましたゆえんのものは、積極的な反対を或る会派等においてとり行われないことを考えて、それを要望する意味においても十分に理由を申述べたつもりでありまして、相成るべくは以上の動議を御採択になつてまあスムースに本日の議事がとり行われるように御協力を願いたいと思います。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 小笠原君の昨日の御発言の、議案として外務委員会に付託するという御発言をここで御撤回になられましたことには我々としては何ら異議もございません。又敬意を表するわけであります。で、新らしい提案として、調査案件として院議を以て外務委員会に付託するという御提案、この新提案には一方において我々は賛成しかねる、このように考えておるのであります。成るほどこの国会法なり或いは参議院規則の建前はこれを許さないと私は解釈いたしませんけれども、成るほど参議院規則の三十三條等からは、或いはハウスの意思決定をしてこれを委員会に付託をするということも可能ではございましようが、今までに例のないことでございまするし、常任委員会中心の現在の国会の運営の形式からいたしまして先ずハウスの意思決定をしてこれを委員会に付託をするということは、これは必ずしも妥当ではないとかように解釈をするのでありまするし、又外務委員会としては国際情勢の調査に関しまする案件をすでに付託を受けておるのでありまして、この中で当然行政協定が検討さるべきでございましようし、又すでに検討を行われつつある。このようにも私は聞いておるのでありまして、ここで院の決定で調査案件とし、これを外務委員会に付託をするということは、我々としては賛成が不幸にしてできないのであります。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 昨日私どもの会派では、小笠原君の提案事項に対しての意見が開陳された折に、山下君からこれは調査案件として外務委員会に付託すべきものでなくて、むしろ進んでこれは可否の態度を決定する議案として強力に措置するようにすることが、行政協定の姿からしても妥当であるという意見を述べたわけです。これは直ちに以てその意見がこの行政協定の案件を取扱う手続上のことを言うたのではなくて、参議院としてはそうあるべきであるということを述べたのです。この意見については、私どもとしては国務大臣の報告を聞いていよいよ参議院自身としてはそうなくてはならんということをまあ確信を深めておる。特にこの手続の問題については小笠原君から提案がありましたが、これににわかに賛成できません。その理由は私どもとしては、これは当然外務委員会において強力に審議されるべきものであるとする意見にはいささかも変りがありませんが、先例その他をも考え、同時に常任委員会というものが中心になつて運営されておりまする現在の姿からして外務委員会が独自に案を立てこの案件を審査するという自発的意思をこの議運に表明し、そうしてそれに対してその可否を議運が決定することが一応の筋であろうと、こう思うからなのです。但しこれは外務委員会が自発的なそういう意思を本委員会に表明するということを私は前提として述べておるので、一応仮定の上に立つた議論であるという非難を免れないとは思うのですけれども、議運の性格と議運の本来の使命に鑑みて、我々としては立場を変えて、外務委員会がそのような自発的意思を決定するまでは、或いは又自発的意思を決定する意思があるかないかがはつきりするまでは、結論を出し、同時にこちらから決議して外務委員会に送り込むということは如何かと思うので、結局するところ小笠原君の提案のようなことに賛成する段階が来ることは十分予想されますが、今日この段階においては小笠原君の提案には私どもの会派は手続上は賛成しかねる  のです。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) ほかにどなたか御発言ございませんか。

赤木正雄緑風会

○赤木正雄君 一つ御懇談に願います。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 速記をとめてですか。

赤木正雄緑風会

○赤木正雄君 ええ。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 速記をとめて下さい。    午後二時五分速記中止    —————・—————    午後二時三十五分速記開始

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 速記を始めて下さい。それでは十五分間休憩いたし  ます。    午後二時三十六分休憩    —————・—————    午後三時十二分開会

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 再会いたします。  常任委員の辞任及び補欠に関する件追加の申入れがありますのでお諮りいたします。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 自由党から外務委員の徳川頼貞君、法務委員の小滝彬君がそれぞれ辞任せられまして、外務委員に小滝彬君、法務委員に徳川頼貞君を後任として指名せられたいという申し出が出ております。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今御報告いたしましたことを承認することに御異議ありませんか    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 御異議がなければさように決定いたします。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それでは休憩前に引続きまして、(「懇談会でしよう」と呼ぶ者あり)ではちよつと速記をとめて下さい。    〔速記中止〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 速記を始めて下さい。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 先ほど来懇談会でいろいろ協議をいたしましたが、本日私の提出いたしました動議につきましては、各会派において十分審議する機会も得られないような状況でありましたので、本日はこの動議に対する論議はこの程度にとどめて、次回において十分愼重にお取扱になるように議事の進行を願いたいと思います。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 只今の小笠原君の提案に私は賛成します。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今の小笠原君の提案に御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 御異議がなければさよう決定いたします。本日はこれで散会いたします。    午後三時二十二分散会

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