議院運営委員会 第14号
- 発言数
- 133 件
- 登壇者
- 16 名
- 会派数
- 8
- 開催日
- 1952/02/15
会議録
○委員長(川村松助君) それではこれから会議を開きます。 常任委員の辞任及び補欠に関する件……。
○小笠原二三男君 議事に入る前に、議院の運営の問題で自由党さんのほうに緊急にお伺いをしたいことがあるのです。暫時許して頂きたいと思います。
○委員長(川村松助君) どうぞ。
○小笠原二三男君 御承知の過般の決算委員会におけるトラブルでありまするが、この点は事務当局にもお伺いしたいところでありますが、形の上では理由の如何を問わず、自由党として動議を提出し、その動議が否決せられて、そして自由党の委員において自由意思を以て退場をなされ、退場なされた結果として定足数を欠くという事態になつて、その定足数を欠いたことについても慣例上着席せる委員の中から異議の申立のないために、退席した自由党の側のかたが委員長に対して、定足数を欠く、証人の証言は速記録として無効であるという申入れをし、そのことは内面的な問題ですが、委員長の権限において定足数を欠くということから流会を宣言したという事態に対する問題であります。この形は動議を提出して、少数のために否決せられ、従つて退席によつて定足数を欠くところに追い込んだ。明らかに形式上申すならば、これは故意に議事を遷延し、決算委員会の調査案件の進捗を妨害したと客観的には言わざるを得ない。こういう事態は小会派である我々のほうの野党等において、まま頬かぶりでやつていいような事態の問題であるが、天下の政府与党がそういうことをし、なおその後に開かれた理事会においては、各委員会も法則通り定足数を以て今後処理して行くのかということに対しても、それでもよろしいとさえ放言している事実があるのでありますが、私はこの間の事情を考えます場合に、議運等においても責任が持てないとして私も退席したことのある一人でありますけれども、定足数が必ずあるということを確認の上で、退席の間に事を処理して頂きたいということさえ念を押して、責任を持つて退席しておる。然るにあんたたちのほうのやり方というものを見るというと、これはもう明らかに私たちから言えば、参議院の運営上或いは参議院の権威保持の上からいつて、これは懲罰にも値する問題ではないかと考える。(「その通り」「異議なし」と呼ぶ者あり)声が高いから嚴めしいように聞えますが……。という考えもあるわけです。このことについては昨日自由党においてお取りきめがあつて、各会派にお話合いもあつたそうでありますが、公式にはこれは参議院の運営ということは議運の問題でありますので、自由党から所見を承わりたい。と申しますのは、私はこういうことが問題だと思うのです。我々のような少数派は今後動議を提出して敗れる、そうしたら退席する、そのことによつて定足数を欠く、それで議事が遷延せられる。そのことに対する非難があつた場合には、翌日各会派を廻つて、やあ済まなかつたと言つて謝まる。そうすれば済むのだという一つの前例がここに残る。今後私たちとしてはそういう行動をとることの自由をここに宣言するために、私はこういうことを申上げておる。で、自由党さんのほうにおいてはこのことに対してどういうふうにお考えになつておるのか、一つお答えを願いたい。
○安井謙君 先ほど小笠原君から御説明がありましたように、あのときの自由党の決算委員としては、証人の信憑性に対する非常に大きな疑問を持つたので、いろいろと抗議を申立てた。併しそれが容れられなかつたので、それじやもう一回我々としては我々の会派としての態度を決定するために一応席を立つたわけであります。その結果が今言われましたような定足数不足を来して、会議の運行が不可能になるというような結果に相成つたことは、甚だ遺憾であります。併し自由党としましても、そのためにそういう作為のようなものが行われるということであつては、これは議院の運営上面白くないということで、この問題は協議の結果、そういうことは採決でやるべきことであるから、もう一回改めて出席するということに直ちに態度を決定いたしまして、翌日各派等の御了承を願つて、そうして昨日理事会で円満にこれは問題が妥結したのであります。結果において、そういう作為でやつたのでなかつたのが、一部そういうことに見られた点は甚だ遺憾で、これは謝意を表する次第であります。結論はもうすでに昨日各派の理事会で以て円満に妥結したのでありますから、一つ今後そういうようなことの成るべくないように、与党としては運営したいと思いますので、御了承願いたいと思います。
○小笠原二三男君 そうしますと、今後やはり慣例によつて、定足数を欠く場合でも、重大な採決等でない限りは議事を運行する場合もこれはあり得るということを確認しておられるわけですか。(木村守江君「その通りです」と述ぶ)又定足数を欠くということで流会することもあり得るということですか。それで又そういう事態が起つて、そうして仮に他会派から追及されても、一応そういう事態だということを言えば、それはお互いに了解してくれるということもこれは確認されることですね。
○安井謙君 それはまあ結果としてそういうことが起つて、円満に妥結したのであつて、今後そういうことが起らないように努めて、自由党は相努めるつもりでおりますから、まあ一つ……。
○小笠原二三男君 与党としては今後こういうトラブルがどこの会派から起つても、それを追及する発言権はない。
○木村守江君 私はいなくてよくわからなかつたのですが、そういうふうに、そういうようなことはいまわしいことで、これは自由党としてもそういうふうな結果になつたことは遺憾であるというような安井君の今の話であります。そういう遺憾であることをほかのほうで又やつても、あと遺憾の意を表すればいいのであるというようなふうに解釈しないで、遺憾なことはお互いに議事の運営上ないようにしようという含みが相当にあるのですから、その点御了承願います。
○小笠原二三男君 今回においては、実は内面的なあの間の動きを直視している私としては、議院の運営上これはそれだけのことでは相済まない問題がある。こういう材料が多々ある。けれども只今のお話を一応了として、我々の今後における行動の自由は保留しまして、了承しておきます。
○水橋藤作君 先ほど安井さんのお話で、理事会で円満に解決したという御報告でしたが、円満解決したそのあれはどういうことで円満に解決したのですか、その内容をちよつと。
○安井謙君 その決算委員会の採決の決定に従つて、議事運営のルールに乗つて行動するということの申合せで円満に解決したわけです。
○水橋藤作君 そうしますと内容に入りまして恐縮ですが、公述人の、否定されました公述人がやはり元通りに公述に立つ、それを聞くということに内容はきまつたわけですか。
○安井謙君 そうです。 〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○委員長(川村松助君) それでは常任委員の辞任及び補欠に関する件。
○参事(河野義克君) 緑風会から決算委員の赤澤與仁君、同じく川上嘉市君が辞任せられて、補欠として藤森眞治君、同じく高木正夫君を指名せられたいというお申出がありました。 それから日本社会党第四控室から農林委員の小林孝平君、通産委員の清澤俊英君がそれぞれ辞任せられ、農林委員に清澤俊英君、通産委員に小林孝平君を補欠として指名せられたいというお申出が出ております。 改進党から議院運営委員山崎恒君、予算委員岩木哲夫君がそれぞれ辞任せられて、議院運営委員に岩木哲夫君、予算委員に山崎恒君を後任として指名せられたいというお申出がありました。 又改進党から決算委員の鬼丸義齊君が辞任せられ、紅露みつ君を補欠として指名せられたいというお申出が出ております。 自由党から決算委員仁田竹一君が辞任せられ、郡祐一君を補欠として指名せられたいというお申出が出ております。 又社会党第四控室から議院運営委員の椿繁夫君が辞任をせられ、梅津錦一君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。
○委員長(川村松助君) 常任委員の辞任及び補欠に関する件につきまして、只今議事部長から御報告いたしましたようで御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 承認することに決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 一昨十三日の本委員会委員長及び理事打合会の結果を御報告申上げます。 国民民主党の解散、並びに民主クラブ及び改進党結成に伴いまして、それに関する措置の件を協議いたしましたが、一応原則としては他の会派に直接の影響を与えないという範囲において民主クラブ、改進党及び第一クラブの間で調整することといたしまして、その取扱いについてはこの三会派に話合いを任せる、こういうことにいたしました。 次の緊急質問の取扱いにつきましては、次の機会に協議することにいたしまして、一応保留、こう決定いたしました。以上御報告いたします。 次に岡崎国務大臣に対する質疑に関する件につきまして御報告いたします。事務局を通じて出席を要求いたしましたところ、閣議、英国皇帝陛下の御葬儀、本院労働委員会への出席要求、ラスク氏との会談等のため、本日の出席は困難である旨回答に接しております。 以上御報告いたします。
○小笠原二三男君 報告事項を分けてですね、それで委員長、理事打合会議のその報告は、報告のしつ放しでいいとは考えられない。やはり議運の決定とする必要があるのじやないかと思いまして、そういうふうなお取扱いを願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 只今小笠原君からの御発言のように、委員長報告のうち、三派の間において調整するということにつきましては、一応御報告いたしましたが、これに対しまして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小笠原二三男君 異議ということではございませんが、各会派に一つ御相談申上げるのですが、先ほど委員長の報告にもありました通り、他会派に影響を与えないという前提として、暫定的に三会派において協議、調整して、結論を出すように大枠をきめたわけでありますが、ところがたまたま座席の問題につきまして、而も理事会において民主党の現存の形態をそのまま維持するようにしたがいいだろうということを申上げた一人で、甚だ相済まんのでありますが、実はそのとき咄嗟に第一議員クラブから民主党に四名行き、或いは緑風会のほうにお二人出て行く等のことがわからなかつた。それで原則論としてそういうことを申上げて、帰りまして事務局から実はその割付表を見せられましたところが、どうも今国会初めにおいても再検討を要すといつたことが解消せられないで、ジグザグなコースになつて、その被害を受けること甚大なるものは実は我が会派なんです。それで正直申しますと、うちの会派で非常に異論がありまして、何とか他会派の同調を得て、もう少しすらつとした形になるように座席のことを考えて頂けないか、こういう話なんです。従つて只今の委員長の報告については、一般的に私たちとして了承いたしますが、附加えてこの座席の問題は、理事会になりますか、或いはその理事のかたがたの御参集を願いますかして、御同意を得た上で最もよい方法に御訂正配置になるように御了解を願いたいということを申上げるわけであります。
○岩木哲夫君 小笠原君の御意見の意図はほのかに私も了承しております。それから今委員長から、大体他会派に直接現在の段階では関係のない事項で、取まとまるならば三会派でやつて頂きたいという、又やろうということでお取りきめ願つたことでありますので、この際直接その三会派が協議する事項が、他会派にも著しく大きな影響を及ぼすというような、三会派の相談がまとまらん場合には理事会なりその他議運なりにかけて御協議願うということは当然でありますが、先ず三会派が三会派の内輪でまとまりがつくことでありますればその必要もないのであります。而も御関係のない他会派のかたにこういう御協議をお煩わせするのも私どうかと思うので、この際三会派が一応話合いをして、できないときには今申上げたような方法をとつて頂く、先ずそれからかかつて頂くようにしたほうがいいのじやないか、初めから議運を開くとか、理事会にかけて、直接関係のない他会派のかたに時間やお手数をかけるのも恐縮であろうと思いますから、三会派がまとまるかどうか一応内輪で相談して、できればよい、できなかつたらその方法を決定して頂きたい。
○矢嶋三義君 理事会の報告がさつきありましたが、確かに委員長が報告されたように、他会派に影響を及ぼさないという原則の下に今度の再編成に対処するということを申上げたことに間違いないと思います。併しながら他会派に影響を与えないということについては、議席は上下或いは左右に他会派に若干の影響を及ぼすということは認めた上の申合せでございます。小笠原君の意向は、そのときに未確定であつたところの第一クラブから二名緑風会へ移籍されるということが確定した本日、平素から持たれておるところの立場から、もう少しすつきりしたものにしてはどうかという新たなる考えから出発されておると思うのです。或いは事務局で用意されておるところの議席変更の議席表を見るというと、新たに私のところから二名緑風会に移つたために更に影響が他会派に及ぶようなことがあるかとも考えまするけれども、この前の理事会のお話というものは、若干議席の上に影響を及ぼすということの前提の上に立つたものでございまするし、而も会期の途中ではございまするので、小笠原君の考えておられるところの拔本的なすつきりしたものにするということは次の国会にいたしまして、私のところから入つた二名を適当にはめるのに苦心されるかも知れませんが、僅か二名でございまするので、一番後の議席を若干変更することで解決できるかと思います。従つて私は小笠原君の申出の根本趣旨には賛成いたしますけれども、先般の理事会の申合せを活かしてこの際は解決して、次期国会において再検討されるように私は希望します。
○赤木正雄君 今緑風会のことが出ましたが、この前緑風会の人が自由党に行つて、その関係で今まで自由党の後のほうにいた緑風会の四人が讓つたのです。但しそのときに條件は付けておつた。或いはこの国会でもう一人、二人人の殖えた場合にはもと通りにします。こういう條件を付けて自由党と話合つております。でありますからして、今二人来ましても何らその点に困ることはないと思います。これは御了承願います。
○小笠原二三男君 私は根本的にやるようなことは一切申上げていないので、矢嶋君は何かの誤解だろうと思います。根本的にやることはそれは次の国会からでいいので、私の申上げておるのは、実際配置表を御覧になればいいのですが、少数の第一クラブなり或いは労農党なりと違つて、或る勢力を持つておつて、そつちへ飛びこつちへ飛び、蛇の曲りくねつたように並んでおることは、党の統制上も困るし、又全体の配置の上からいつても、やはりそれぞれ党としての何と申しますか、権威というと固苦しいし、面子といつては余りに俗ですが、それぞれの事情があるわけであります。理事会においてはお前はそんなことは承知しておつて、承知したからそれでいいじやないかということを三十一名のうちの会派にあなたのほうからお話があつたつて、それで承知しましたというわけには行かんのです。これは拔本的にやれなどとは私は申上げてない。又やるならやり直せという理由もあり、その主張もその権利もあるのです。私たちには……。ただそういうやかましいことを言わんで、もう少し話合いで、少し変則的なことになつてもかまわんけれども、余りにぐにやぐにやしておるようなところを何とか話合いがつけばすつきり行く方法もあるのじやないか、私は結論はどうしたらいいということは未だ承知しておりません。けれども、そういう御相談をして頂けるならば幸いだと、こう考えております。
○矢嶋三義君 只今の小笠原君の発言ならば改めてここに出さなくても、私はこの前の申合せで話合つて解決できる問題だと思います。
○木村守江君 どうですか、今の小笠原君のお話ですが、今度理事会でもやりました場合にこの問題を……。
○小笠原二三男君 それまでは座席の変更は認めません……。
○木村守江君 そのほうがいいのじやないですか、あとで理事会で。
○小笠原二三男君 あとで理事会で決定するのはいいが、それまでは現状の通りにします。
○岩木哲夫君 これはよくまだ三者も折入つて話をしておりませんから、どういう点が問題であるかということもありますし、又技術的に解決できる問題かも知れませんけれども、一応それを見て、それからということにして頂いたらどうかと思います。(「進行々々」と呼ぶ者あり)
○小笠原二三男君 座席のことは三会派の話合いでどうきめたつてきめようがないのです。これは私たちの党が割れたときのように、ただ二つに線を引くだけならいいのですけれども、そうじやないのです。
○中村正雄君 このまま、理事会では結局他の会派に影響しないということで二番から八番まできめたわけです、が、議席についてはやはり民主党が二つになつたというだけではなくして、第一なり緑風なりそれぞれ出入りがあるわけですが、議席は三会派だけではなくて、ほかの会派に影響のあるのは性質上当然のことなんです。従つてそれをどうするかということになると、やはり現在私どもの会派でもそういうふうに入り組んでおりますので不便はあると思いますが、それだから併しと言つて見たつて、現在の各会派人数が並んでおりますから、どうしても入り組むところができるだろうと思うので、従つてこの前の理事会の線で一応話はできると思いますので、それぞれ至難な点はあると思いますけれども、事務局のほうで余りほかに影響を与えない、最善の技術的な策を設けて各会派へ交渉を願うよりほか方法がないのじやないかと思います。理事会を開いて見たつて同じことになると思いますので、事務局で案を作つて一応各会派に御交渉願つて、それぞれ皆が我慢できる程度でお願いしたいと思います。
○小笠原二三男君 それで済むならばそれでよろしうございますけれども、私たちのほうがそれで賛成しない場合は問題は解決しないわけですから、その点だけは念のために申添えておきます。
○参事(河野義克君) 昨日国民民主党の解散並びに民主クラブ及び改進党結成に伴う措置につきましては、先ほど委員長が申上げましたように、当該三会派の間で話合つて、成るべく他に異動を生ぜしめないという話合いがなされたわけでありますが、今いろいろお話がありますように議席につきましては当然ほかの会派にも影響を及ぼさざるを得ない点がありますので、それでまあほかの会派のかたにも御相談を願わなければならんのではないかと思つておりますのは、昨日理事会の決定の線に従いまして、他会派に影響を及ぼす限度が最小限であるような案、それから私どもから考えますれば、従来の入り組みをもう少しすつきりしたものになし得たと思われる案につきまして、当該関係会派もいろいろ御相談を申上げたのでありますが、全部の会派の御了承を得ることができなかつたわけでありまして、私どもといたしましては、相当考えられるだけのいろいろな案を作つてみたわけでありますが、やはりこの上は理事会なり各会派のお集りのところで、そういう案について御一緒に御検討願うほかにはないのではないかと私ども考えます。
○委員長(川村松助君) それでは理事会でもう一回再検討を加えることにいたしましようか。
○岩木哲夫君 いや、関係を及ぼす会派が一応話合いをして、議事部長の話のようにもう一遍やり直したらどうだ。できないことはないでしよう。
○木村守江君 今議事部長の報告したようにいろいろな案を作つたわけですから、その案を理事会で検討してみて、そしてお互いに忍ぶところは忍んで決定するより方法はないのじやないですかね。
○小笠原二三男君 私はやはり理事会のようなものでですね、関係のない自由党なり、或いは少数関係はあるが、他会派には影響を及ぼさないという自信のある緑風会さんなりですね、やはり一切入つて、客観的に見てこれが妥当だというようなことでまとめるのでなければ、なかなか問題はむずかしいと思うのです。従つて事務当局で各会派にそれぞれ交渉して、そしてまとめようということは相当むずかしいことでしようから、一回はやつぱり理事会を開いて頂きたい。
○委員長(川村松助君) 只今小笠原君の発言のようにこの問題につきましてもう一回理事会を開きましてまとめることにいたしましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければその通りに決定いたします。 その他につきましては、全部理事会の申合せを報告通り御承認願つたものとして決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければその通り決定いたします。 私のほうからお諮りいたしますことはこれを以て終りです。何か御発言が……。
○小笠原二三男君 岡崎国務大臣の出席ですが、たまたま午後一時から本会議を開いて関係の緊急質問があるのですが、その前に小委員会等も開かれますので、この本会議開会前に岡崎国務大臣の出席を求めることが可能であると考えますから、その際議運をもう一度お開きになつて出席せられるようにお取計い願います。
○委員長(川村松助君) 承知しました。
○事務総長(近藤英明君) 午後の本会議前ですね。
○小笠原二三男君 午後の本会議前に議運を開いて、小委員会等もございますから、それで議運を開いて国務大臣の出席を求めて頂きたい。
○事務総長(近藤英明君) 一応御参考までに申上げておきますと、本日の岡崎国務大臣の今の予定は、午前の英国皇帝の御葬儀の関係、それから一時から労働委員会に出席ということ、二時三十分からラスク次官補との会談、こういう予定が立つておるということを 一応申上げておきます。
○矢嶋三義君 それでは本会議前小笠原君の提案通り出席できますね。
○委員長(川村松助君) 要するに労働委員会の時間次第でしよう。労働委員会は一時からであり、ラスク次官補との話は二時三十分から……。
○小笠原二三男君 多少……、時間を取らせようとは考えておりません。労働委員会が正確に一時から開かれるならば、労働委員会に、出席される予定にしておられていいのですが、その前に二十分でも如何ほどでも議運を開いてやれるようにして頂きたい。
○兼岩傳一君 その際議長から、政府にもう少し懇切な誠意のある答弁をするようにということを議長から申入れました結果について御報告ができれば御報告を願いたい。
○小笠原二三男君 次の問題は全然別でありますが、この際事務総長にお伺いしますが、事務総長からこの間、いつだつたか忘れましたが、本国会……。
○兼岩傳一君 ちよつと待つてくれ。今僕が返事を聞こうとするのに発言するからいけない。委員長如何でしよう。
○委員長(川村松助君) 了承しました。
○小笠原二三男君 その政府側から提出された、本国会に提出を予定される法案の資料が配付になつたのですが、それについてその後相当の日数を経過しますが、政府側からの説明は何ら我我にされてないのです。どういう事情に政府側と事務当局とでなつているのかお伺いしたいのであります。もう一つは、できればこれは保利官房長官の出席を求めなければならないと思いますが、体会開け再開国会の今日においても、法案らしい法案は何ら参議院のほうに出ておらない。そうして新聞紙上等で見ますと、政府与党の幹事長は一カ月ぐらいこの国会を延期して、そうして法案を提出するような意向を漏らしておられる。こういうことでは我我参議院の運営に相当の支障を来たすことは当然です。従つて政府側の予定というものを質した上で、今後の運営についてスケジュールを決定したいという考えは、これは各会派ともあることだろうと考えます。従つてまあ事務総長の答弁如何によつては、官房長官の出席も求めたいと思います。
○事務総長(近藤英明君) 前回小笠原議員のおつしやる通り、内閣側の御連絡によりますと、資料をお配りいたしましたが、未だこちらに出かけて御説明申上げる準備ができておりませんからお待ち願いたいという御申出を受けております。それつきり未だにできるようになつたという御通告に接していないのでありますが、重ねて今の御発言もあることでありますから、いつできるかということは事務的には御連絡いたしたいと思います。
○小笠原二三男君 それでは速急御連絡下すつて、説明ができるできないにかかわらず、本日、次に開かれる議運に御報告頂くと共に、官房長官の出席せられるよう委員長においてお取扱い願います。
○委員長(川村松助君) 承知しました。 これを以て休憩いたします。 午前十時四十一分休憩 —————・————— 午後零時五十七分開会
○委員長(川村松助君) 再開します。 岡崎国務大臣に対する質疑。
○小笠原二三男君 再三岡崎国務大臣の出席を求めておつたのは、他意あるわけではございません。この国会開会以来、三回かに亘つて行政協定に関する緊急質問が行われ、或いは行われようとしておるのですが、次々とこういう緊急質問が会期中において展開されるゆえんのものは、国民を代表して参議院として、今協議中の行政協定の問題について十分な認識を得たいという意図以外にないのであります。然るに過般来議運においても他会派の委員のかたから、前回における政府側の答弁が熱意を欠き、不誠意極まるものと判定せざるを得ないような、十分納得し得る答弁を期待することができない。従つてこういう政府側のあり方では参議院の運営上非常に困るということから、今回はその方面を担当せらるる岡崎国務大臣に真意を質し、真に本会議において緊急質問が展開せられます場合に、誠意を以て詳細な御答弁が願えるかどうかお伺いしたいということで、二、三技術的な点を伺いたいわけであります。 第一は、この間の緊急質問中、こうした席上では答弁しかねるという意味合いの御答弁があつたのでありまするが、この点については国務大臣としては何ら他意あるものであつたとは我々推察いたしません。いわゆる答弁でき得るようなことでも公開の席上では御答弁しかねるという意味合いに善意に解釈しているのですが、それにしましても、民主憲法下の、国会が国の最高権威であることを規定しておるこの本会議場に、行政府の所管の事項について答弁できかねるというような事態のあることは、これは誠に遺憾であります。総理大臣等はまた或る会派等を代表する質問等には初めから答えようとさえもしないのですが、これはその会派に対する感情その他を抜きにして、国会自体を軽視している、或いは侮辱するものであるかも知れません。旧憲法下において、天皇の委託を受けている政府、内閣とは違つて、今の国家において国会以上のものはないはずである。その国会が公式に代表質問を展開しているのに答弁できかねるというような筋合いのものは、一般論として行政府にあり得ないことであろうと私は考えるのであります。併しながら国家機密の漏洩というようなことの問題等で、これは発表の方法等においてはそれぞれ考慮しなければならない面もあることは私肯定いたします。併し單にそうしたことから秘密に事が運ばれておるのではないかという一般の疑惑を喚起するような答弁であつてはならぬと私は考えます。従つて過般来の答弁というものは、どういう形式でどういう方法であれば相当のお話が聞けるものであるか、政府側の要望があるならば、参議院としては如何ような方法を以てしてでも十分な政府側の意向をお伺いしたいと考えるものですが、その点について岡崎国務大臣どうお考えになつておるわけですか、先ずお伺いしたいと思います。
○国務大臣(岡崎勝男君) 只今小笠原君のお話ですが、行政協定についてのお話のように伺いましたが、私の答弁についての問題は、あれは中国の国民政府との間の問題について曾祢君からの質問がありまして、それに対してお答えしたことであります。その速記録の写しをここに取つておりますが、それでもわかりますようにこの問題についてはこう私は言つております。「これから話合いをする際でありまするから、我々のほうに仮にいろいろの案がありとしても、これを事前にこういう所で公表することは差控えたほうが適当であろうと考えております」、そこで「こういう所」というのが言葉が足りなかつたので誤解を起したとすれば、これは如何ようにもお直しいたしますが、私の趣旨は、まだこれからその話合いをするところであるからして、それについて仮に案があつたとしても、国会のような正式な、そうして公開の所で以て言うことは差控えるほうが適当であろうと、こういう意味であります。将来向うと話合いが始まりまして、或る程度先方の意向もわかるような場合には、必要とあれば例えば外務委員会等で秘密会を要求してお話するというようなことも場合によつたら無論考え得ると思いますけれども、今まだ話合いをする前だ正式な議場で申上げることは差控えるべきであるという私の考えでありますから、さよう御承知を願いたいと思います。
○小笠原二三男君 そうしますと、参議院の本会議というような正式の所で御発表になることはいろいろの事情で差控えたいというだけのことであつて、それが何らかの方法によつて説明を求められる場合には、これは何ら秘密とすることなく十分説明が頂けるというものでありますか、その点を伺います。
○国務大臣(岡崎勝男君) 私は説明したくも、向うの考えがわからないと、我々のほうに仮に案があつたところで大したこれは御説明にならないわけであります。若し強いて我々のほうの案を、話をしている最中にでも知りたいとおつしやれば、これは秘密会か何かを要求しなければ申上げられないと思います。本会議場等においては、或る程度先方とも打合せて、この程度のことはこの際ならばいいとか、或いはこの程度まで話そうとか、話のつかないところはどうするとか、或いは若し全部話がついてしまえば、これはもう何ら隠すことはないのですが、まあいろいろ程度があるだろうと思います。それは我々のほうだけできめるわけにも行かない。向う側も向う一方で勝手に発表することはしない、お互いに相談してやるわけであると思います。ただきまつてしまえばこれはもう別に何ら隠すことはないと、こう考えております。
○小笠原二三男君 そういう場合においても、これは行政協定のことではございません。中国との條約問題等において、こつちの、日本側における心がまえを国会が質す、それが秘密会等で問われるということは、それは政府が海外に発表したということと同一になるのかどうか、それをお伺いいたします。
○国務大臣(岡崎勝男君) 秘密会で申上げることは発表したことには当然ならないと我々は考えている次第であります。又秘密会でお話することは、秘密が当然守られるものと考えてのことであります。
○小笠原二三男君 それならばそういう形において本問題について詳細な説明を求める場合には、欣然として政府側においてはそれぞれの段階における事態において御説明頂けるかどうか、お伺いいたします。
○国務大臣(岡崎勝男君) これは今小笠原君の言われたようにそれぞれの段階がありまするから、御希望のようにでき得るかどうかわかりませんが、それぞれの段階においては秘密会等でお話しすることは無論できると思います。併しこれには我々のほうにも一つの條件がありまして、秘密会で申上げることは外部に漏れないということを、その秘密会に立会われる委員諸君のお約束を必要とします。
○小笠原二三男君 それでだんだん事情がわかつて来ましたが、その場合も説明を求める際に、日本政府の態度心がまえ、希望、そういうものについてお伺いします場合に御説明が頂けるかどうか、お伺いします。
○国務大臣(岡崎勝男君) それは問題問題によりまするが、今中国国民政府との間の條約関係を問題にしておられるならば、これはすでに隠すこともないほどのことでありまして、吉田書簡その他について十分説明をしておりますことが、日本の政府の方針であり又態度であります。
○小笠原二三男君 他に質問のかたもあろうと思いますから、私の聞きたいと思うその方面のことはわかりました。 第二の問題ですが、行政協定に関連するほうの事項でありますが、この問題については、先ほどの問題において形式上その他のことを話し合つて、或る程度のことはわかつておるのですが、同様な措置を以て御説明が頂けるかどうかお伺いしたい。
○国務大臣(岡崎勝男君) 行政協定のほうは東京でやつておりまして、これは先方とも話合いまして両方で発表し得る。つまり話合いのついた限りにおいては即日発表しております。それ以外のことは今話し中でありまして、これについてはやはり秘密会等で要求されれば、お話できる範囲のことはできると思いますが、これは時々刻々話合いの結果を発表し、且つそれについて説明も委員会等ではなし得る限りいたしておりまするから、それ以外の報告すべきことは甚ば少いと思つております。
○小笠原二三男君 発表された事項においても、それぞれ関連する事項について質したいと考えた場合においても、十分政府側の答弁のなかつたことは今日までの緊急質問その他においても明らかであります。従つてその点について十分な質疑が展開されるというためには、秘密会等においてなすならば、率直に事態について御説明頂けるかどうか、お伺いしたい。
○国務大臣(岡崎勝男君) これはその解釈の問題で、我々のほうで率直に言つたと思つても、あなたがたのほうでこれでは満足しないというようなことがあり得ると思いますが、御要求とならば御説明するに何らやぶさかでないのであります。
○小笠原二三男君 で、発表になつておらない、或いは交渉中のものであるというようなことでも、海外電報或いは日本側における新聞等にも、それぞれ推察或いは的確な権威筋等の報道であるとして報道せられておるものがありますが、それらについては国会側においては何ら知り得るところがない。従つてそういう部面の問題を材料にして始めます場合に、政府側ではそういうことは関知しないというだけのことでは、これでは国会も国民も納得しない。従つてそういう材料においてでも、誤解なら誤解であるとし、又そのためには真相はこうなのだということを、それぞれ日本側の態度なら態度について御説明を願えるようでなければ、行政協定については国会がつんぼ桟敷に載せられておるようなものであつて、前の両條約の審議の場合にも白紙委任状を渡すような形式は、こういうものについては問題があるとして非常に大きな異議があつたことは国務大臣も御承知のことなんです。決定になつてから、その後において如何ように発表されても、これはもう或る問題等については時機を失するのです。サンフランシスコの会議等には国会各会派の協力を要望し、或いは全権をも送り出すことをも要請してあれだけのことをやつていながら、今日においてはそれの最も具体的な重要な問題については国会側はつんぼ桟敷に載せられておる。こういうことでは、我々はこういう形において事が進められることについては、必ずしも承認することはできない。それが再三繰返されて緊急質問になつておる。而もまだ了解する域に達しない。こういうときにおいて政府側において積極的に今後行われる各種の質問について御説明が願えるかどうか、お伺いしたい。
○国務大臣(岡崎勝男君) できるだけ御説明いたします。
○小笠原二三男君 そのできるだけお説明いたしますということでありますから、私の質問はこの程度にして他に質問を讓りたいと思うのですが、内容としまして、行政協定はいつ頃締結されるものでしようか。
○国務大臣(岡崎勝男君) まだはつきりした見通しはつきませんが、来週中には話合いを終りたいという希望は持つております。
○小笠原二三男君 その行政協定に明示せらるるものは非常に簡單なものであつて、相当重要部分のものが了解事項等において決定せらるるというふうに、世上そういう意向の情報が伝わつておるのですが、了解事項或いは秘密條項というものがこの行政協定に附帶してあるかどうかお伺いしたい。
○国務大臣(岡崎勝男君) 元来協定とかいう種類のものは附属書があつたり或いは交換文書が附いたりすることが形式的にはしばしばあります。例えば原則は協定の中にあるが、過渡的の問題は一時的のものだから、過渡的の間だけ有効なものだから、それは協定には入れないで交換文書に入れるということは形式的には当然あり得ると思います。但し今度のがどういう形式になるか、まだ話合いがついておりませんからはつきりは申上げられないのですが、仮に了解事項とか交換文書とか何かあるとしても、これは全部発表いたします。
○小笠原二三男君 又他の質問のあとで。
○相馬助治君 この際一点お尋ねしておきたいと思いますが、第一にこの行政協定の基本をなす安保條約というのは、主権国家同士間におけるこれは相互協定であつて、元は、サンフランシスコで締結された平和條約とは根本的に違うことは今更言うまでもないと思います。もう一つは、批准された場合に議論されましたように、当然行政協定の内容が明らかとなつていなければならないと主張したのですけれども、これも国際的にいろいろむずかしい段階で、止むを得ずとして国会はこれに対して批准した。こういう経過を取つておると思うのです。そこで当然行政協定についての政府の発表を見ますと、決定された分についてなしくずしにだんだん報告している。これは実は大変困難な段階を担当していられる吉田内閣のためにも私はよくないと思う。少くとも民族の声を代表して吉田内閣自身の意図するところをも先方様の反撃に会つて通し得ないところがあつて、せめてもこれを国民に納得せしめたい部面があろうと思う。又国民側からいたしますれば、こういうことがきまりましたということを聞かせられるのではなくて、少くとも最小限度の要求として、こういう件だけははつきりさせてもらわなければならない、こういう規定は御免こうむりたいというような問題があろうと思います。そこで今同僚小笠原委員の質問に対して、まあ秘密会ならば答えられるものはできるだけ答えたい、又総括的にも答えるべき筋のものは答えたい、こう言つておるが、問題は一つもこれでは解決されていないのであつて、私のお尋ねしたいと思うことは、この行政協定に関して一つ勇気を持つて、あなたは積極的に政府の持つ構想なり何なりをこの国会を通じて国民に呼びかける意味合いを含めて、又輿論を結集せしめて、この行政協定を成立せしめるのに少しでも効果あらしめるために、積極的に国会を通じてこれらの政府の持つ構想、それから交渉の経過、こういうものを発表されることがよろしかろうと思うのでありますが、それに対しての御見解を一応承わつておきたいと思います。
○国務大臣(岡崎勝男君) いろいろ行政協定に関連して国民各層からの要望がたくさんあります。これは私のところへも来ておりまするし、ダレス特使のところへも行つております。これらについては、我々は国民から十分なる、又腹蔵ない要望なり陳情なり、何でも聞くことにいたしておりますし、又これは先方にも率直に伝えております。併しながらこれは見解の相違になり、或いはやり方の相違になるかも知れませんが、今言われたような行政協定に対して国民の輿論を結集せしめてこれに立向うというようなふうに我々は考えておらないのでありまして、元来が両国間の非常なる好意がなければこれは有効的に成立しないので、お互いに権利を主張し合つたり、或いはそういうようなことで話合いをいたしておるのではなく、最も率直に且つ相互の信頼の上に話合いをいたしておるのであります。従つて輿論を背景にして相手を圧迫するとか、屈服せしめるとかいうような種類の話合いとはこれは違うのであります。我々のほうでは少くともこう考えておりまするから、そういう点では御賛成できかねるけれども、国民各層の忌憚なき要望というものは我々も喜んで聞きまするし、先方にも喜んでこれは伝えることにいたしております。
○相馬助治君 私のお尋ねしていることは、国会を通じてもう少し積極的になされたらどうかということを申すことが主題なんで、それで私がこう言つている理由は、アメリカ側と十分なる信頼の上に立つて又この行政協定を進めているという事情、それはよくわかります。ところが政府自身は、アメリカ側との信頼ということをおつしやるけれども、国民を本当に信頼し合つて、国民にその今の政府の意図しているものを支持、共鳴さるための努力をどういう形でやつているか、逆に言えばこの国会を通じてやることが一番よろしいのではないか。大体吉田内閣総理大臣の話にしてもだんだん言葉が変つて行つてしまう。再軍備はしないと言つたかと思うと、これしきの予算で軍備であるなどということはおこがましいのであつて、これが軍備でもよろしいではないかというようなことを意味することも言うに至つているのです。私はそういう今までの政府の一連のものの考え方、やり方というものを見ているために、そういうことを希望として申上げて御意見を聞いたのです。具体的にお尋ねしますが、本日午後、二名の議員より行政協定その他についての質問が発せられることに予定されております。あなたも御承知だと思いまするが、参議院は政府側に対して協力する意味合いを以て質問時間は十五分に限定し、而も質問者はその議員個人の良識において時間を嚴守することを超党派的に守つて今日に来ているわけです。従いまして僅か十五分で、問題が問題だけにどうしても十五分はしやべつてしまう。再質問の時間が具体的にないような形に追い込まれるのです。従いましてこういう実際の問題について、あなたは当然政府側として突進んでお話し下さる意思を持つていられると、こう思うのですけれども、そのことについて、聞いていることが何だか漠然としているようでありまするけれども、一応くどいようですがあなたの見解を承わつておきたいと、こう思います。
○国務大臣(岡崎勝男君) それは先ほど小笠原君の御質問に答えました通り、でき得る限りの御答弁はいたします。
○岩木哲夫君 お尋ねいたしますが、行政協定に関しては今岡崎国務大臣は、国民の陳情なりいろいろの意見は喜んで聞くということであります。これはまあ当然であろうと思いますが、国会の意見は聞かれませんか、聞く御用意がございますか。
○国務大臣(岡崎勝男君) それは御質問の筋がよくわかりませんが、国民を代表する国会の意見を聞かないという理窟は毫もないと思います。
○岩木哲夫君 それでありますれば、先ほど御指摘のように、外交交渉でありますから一般公開の席上ではそういう話合いもできないということはよくわかりまするので、よつて参議院が秘密会によつてこうした意見を国民の代表として開陳をし、或いは希望をするのに関連をして、多少の質問もあるかも知れませんが、とにかく意見なりそれぞれの考え方を開陳するという場合には、十分それに応答して、これらの意見を聞く御用意があることと了承してよろしいのでございますね、お尋ねいたします。
○国務大臣(岡崎勝男君) それはよろしいのでございます。併し先ほど申しました通り、秘密会においてはその内容が外部に漏れないだけの保証をして頂く必要があります。
○岩木哲夫君 わかりました。それじや次にお尋ねいたしますが、この行政協定は国会の承認を得るおつもりでありますか、お尋ねいたします。
○国務大臣(岡崎勝男君) 政府は、これに対しては国会の承認は必要としないと考えております。
○岩木哲夫君 国会の承認を必要としないと申されることはどういう意味か私はわかりませぬが、いやしくもこの内容においては予算に関連することもありましようし、今までの法律案に又関連することもありましようし、或いはたくさんな国民の権利、財産に関する問題もありましようし、広汎に亘ることであります。従つてその行政協定の内容と申しますか、條文はそれ自体が、それがまあ法律に化する場合も予算に化する場合もありますが、それ自体は国民の承認を得なければならんと私は思うのですが、如何なんでしよう。
○国務大臣(岡崎勝男君) 国民の権利義務に関し、或いは予算に関連し、その他法律を要する事項についてはすべて法律案なり予算案なりを提出して国会の承認を求めるつもりでおります。
○岩木哲夫君 先ず行政協定の内容は、予算なり国民の権利、義務或いは諸般の法律に関連することは著大であると思う。従つて協定それ自体が、全部が国会の承認を得なければならんことになることは当然であつて、ほんの手先の、指先だけ一の承認を受け、胴体、根本が承認を受けないということは矛盾じやないのですか。
○国務大臣(岡崎勝男君) これは法律論といたしまして、安全保障條約を国会で承認され、そしてそれの第三條に行政協定を結ぶことを明記されておりますから、協定そのものを国会に提出して承認を求める必要はないと考えております。又行政協定という言葉そのものが、すでに各国の慣例によりましても、国会の承認を求めずしてできる範囲内の協定ということに認められております。併しながら今申した通り、これに関連して必要な法律案、予算案は、これは当然国会の承認を求めなければできないことであります。なお従つて行政協定というのは非常に機械的なものだというようなことを、批評されておりまするけれども、これは事の性質上当然こういうことになるものと考えております。
○岩木哲夫君 私は大臣のおつしやることに矛盾がありはしないかと思います。行政協定に関連して、仮に予算であるとか、これに伴う法律というものは国会の承認を得なければならん、こういうことなんです。行政協定それ自体の條文は国会の承認を求めずもいいということは、これは全く矛盾も甚しいのであつて、行政協定で取極められたる條文を完遂するためには、日本の予算、日本の法律というものに一つの国会の承認を得なければならん。若しこれが国会の承認が得られないと、或いはこれが修正が必要だといつて、国会でそういう態度をとつた場合には、やつぱり行政協定の條文も変更、修正、或いはできないという場合もあり得るのではないかということに、逆論から辿つて行きますとなり得ますと思いますが、この点はどうでしようか。
○国務大臣(岡崎勝男君) 私の考えは、意見の相違でありますけれども、そうは考えておりません。但し、例えば或る法律を必要とする内容を持つ條項が、その法律ができない場合には行政協定のその部分は有効に動かないということはこれ又当然であります。行政協定というのは、そういう種類のものを指しておると我々は了承しております。
○岩木哲夫君 そうしますと国会において修正され或いは反対否決された場合には、行政協定のその部分だけは動かないということで、これは行政協定になることなんですか。これは行政協定にならないじやありませんか。
○国務大臣(岡崎勝男君) 私の言うのは、行政協定というのは條約のように、何と申しますか、国会を或る程度縛るというようなものでないのであるから、国会の意思で必要とする法律ができない場合には、行政協定のほうのその部分の條項が有効に動かなくなる程度の軽いものであるということを申上げておるのであります。
○岩木哲夫君 その條文が有効に動かないという程度であつて、軽い部面ということは、どういうことなんでありますか。
○国務大臣(岡崎勝男君) つまり国会で、承認を求めた法律が成立しなければ、その部分の行政協定は成立しない、こういうことであります。
○岩木哲夫君 その大臣のおつしやる言葉それ自体がすでに国会の承認を得なければならないことじやないですか。動かない、国会で承認されない部分は行政協定にならないということは、やはり承認される部分だけが行政協定になる、承認されない條文は行政協定が動かない、行政協定にならないということだつたならば、それ自体が、行政協定は国会の承認を得なければならんということになるじやないですか。
○国務大臣(岡崎勝男君) それは法律論でありますから、私よりむしろ法制意見長官でも呼んで聞いたほうがいいかもわかりませんが、従来の国際慣習から申しますと、行政協定というのは、私の言つたような程度のものであり、又行政協定の中には、今全部が国会の承認を要するような事項、つまり法律や予算を必要とするような事項ばかりのようにお考えのようでありますが、私の見るところではそうではないのでありまして、その中の一部は法律を要するかも知れず、又予算を要するかも知れずということであります。
○岩木哲夫君 余り私だけ長時間申しても失礼でありますが、これは行政協定の根幹をなすものは裁判権の問題、或いは国民財産権、或いはあらゆる交通権の問題、それからまあ憲法第九條に関する問題など、これはもう国会の承認を得べきことがその大半、根幹をなしておることね論を待たない。それは或る極く一小部分だということは、失礼ながら大臣の詭弁ではないかと思う。でありますから、それはもう大変な御見解であろうと思いますが、どうも大臣のおつしやることには多分の矛盾があるように私は思います。とにかくこの問題については秘密会議において国会、国民を代表する国会の意見を聞くということでありますから、この点だけはとにかく先ず嚴守願いたい。で虚心坦懐にこの点の、行政協定の内容については政府は国民代表に向つて臨んで頂きたい。 それからもう一点お尋ねしたいことは、この協定の成立は来週頃だと言われておるのですが、話合いの成立は即効力の発生することであるかどうか、この効力の発生するということは、平和條約、安保條約の批准後に効力を発生するということであるが、それがその後であるならば、その間に又国会の議論、国会の意見によつては修正も可能であるというのか、若しくは修正ができないということが、この点お尋ねしたい。
○国務大臣(岡崎勝男君) 効力の発生は当然親であるべき安全保障條約の効力発生以後になるわけであります。それから行政協定の中にはすでに発表してありますように、両国政府の発意によつて改訂は可能であるということになつております。でありまするから、将来何か必要が出て来る場合には改訂することは、協定の中に示されるべきものと予想しております。
○菊川孝夫君 私はもう時間がありませんから、二、三お尋ねしますが、第一は先般の曾祢君の質問に対する岡崎国務大臣の答弁でありますが、これはもう今も小笠原君も言つておりましたが、国務大臣の答弁によりますると、こんな所、こういう所では話せない、こういうふうに我々も聞き、又速記録もそういうふうに載つておると思うのですが、そこで岡崎さんの本旨は、まだ向うの意向も聞いてないから話せない、従つてこれは答弁する段階ではないということと、もう一つはやはり秘密会その他においてたとえそういう時期が参つても、一応まだ正式に固まらない以上は、秘密会その他において経過報告ぐらいはできる、こういうお話だつたと思うのですが、そうとするならば、参議院の本会議場においてこういう所でお話しできないというような答弁は、これは昔の国会だつたら大きな問題になるだろうと思うのであります。この意味におきまして岡崎さんこれを取消す或いは訂正される意向ありや否や、訂正して頂きたいと思うのですが、訂正される意向かどうか、その点はつきりお聞きしたいと思います。
○国務大臣(岡崎勝男君) 先ほど申したようにこういう所というのは、私は侮辱した意味には毫も考えておりません。ただ言葉が足りなかつたかも知れん、というのは詳しく言えば、正式な公開の場所ではということでありますから、御希望とあればそういう意味に敷衍して説明してもよろしうございます。
○菊川孝夫君 大体政府の答弁がそういうふうに、特に総理大臣、それから岡崎国務大臣あたりの答弁が、我々聞いておりまして、如何にもこういう所で、というような考えを以て大体臨んでおられるように我々は印象を受けるのであります。この意味におきまして、我我が受ける印象もそうであるし、あなたがたの態度もそうでありますから、そう受取られますからして、この際は是非そういうふうに訂正して頂きたいと思います。 第二の点につきましては、一国に外国の相当な武力を持つた力、即ち一国に対して外国の軍隊が駐留しておりまして、そこで対等の話合いという、而もまだ占領下でありまして、独立しておらない日本が対等の立場で話合いするということは、これは世界の歴史におきましても、武力を持つての外交ということと、全然ないものとの外交というものは、到底これは対等でできた今までためしがないと思うのであります。これはもう歴史家が判断する問題だと思うのですが、今岡崎さんのお話では、友好的にと言つておりますが、 こちらはむしろ気力がなくなつてしまつているから、向うのほうを友好にというのだろう、こういうふうに我々心配するのでありますが、特に行政協定におきましては国民の権利義務、なお長く政府が締結された行政協定によつて我々はいろいろの制約を受けることは、これはいなめない事実だと思うのであります。なお又今一番関心の的になつておりまする原爆の問題が何と言つてもこれはもう国民の脳裡から一日も離れることのできない大きな問題だと思うのであります。こういう問題を控えながら、独立もしておらない占領下において、こういう協定が果して対等においてできるかどうかということについて我々は大きな疑問を持つておるのでありますが、衝に当つておられる岡崎さんは対等にできると考えておられるがどうか、この点について、而も今の進捗状態は果して対等に進んでおるかどうか、この点について。
○国務大臣(岡崎勝男君) 第一の御質問につきましては、我々の態度が、殊に私の態度が国会をどうもないがしろにするようだという御意尾については承服することはできません。私は少くとも非常にこの点には注意をしております。先ほども読み上げました通り、私の言つた言葉は足りなかつたかも知 れませんけれども、これから話合いをする際でありまするから、我々のほうに仮にいろいろな案がありましても、これを事前にこういう所でというので、このこういう所でというのがまずかつたかも知れませんが、事前に、我我に案があつたとしても事前にというので、こういう公開な正式な所では公表することは差控えなければならん、こういう意味であります。 それからもう一つの、第二番目の御質問に対しては、これも意見の相違かも知れませんが、我々は何ら不平等のところはないと固く信じております。
○矢嶋三義君 先ほどから各委員から質問され、なお国務相からの答弁があつて、およそ政府の考えているところは、わかつたようでございますが、私も一、二点聞かして頂きます。 それは先ずお伺いいたしたい点は、アメリカでは行政協定がきまつてから平和條約と安保條約を批准する、国会で承認する條件に行政協定の決定ということを挙げているやに聞いておりますが、それを岡崎国務大臣はどういうふうにその情報を把握されているか、と申上げますのは、先ほど岡崎国務大臣から行政協定は国会の承認を要しないという見解を発表されましたので、私はあえてお尋ねするわけでございますが、二條約を締結するに当りましても、吉田外務大臣は殆んどと言つていいくらいに一人舞台で交渉されて、例えば、もう多く申上げませんが、安保條約締結にしても、或いは駐留軍の駐在にしても、全国民的な絶対的な支持があるというような判断の下に吉田さんが独自の立場においてラスクさんにお願いした、ダレスさんにお願いした、こういう形をとつて二條約は締結され、而もあの批准国会で記憶新たなように、行政協定は白紙ではないかということが問題になつたわけでございますが、ともかく結果はああなつております。そのときの答弁に、関連ある問題については国会にお諮りするということを吉田さんは答弁されておりますし、その内容を只今岡崎国務大臣は、或いは予算に関係し、或いは法律に関係するものについてはかけると、こういうことを言われておりますが、それはさつき岩木君から質問された通りであつて、これは一つの各個撃破のような形になつていると思うのでございます。岡崎国務大臣の主張するところであつたならば、当然この行政協定というものは国会の承認を得るべく私は取計つて然るべきだと思う。若しそうでない政府の見解ならば、今まで岡崎国務大臣は政府を代表して交渉しているわけでありますが、国民の意向を聞くということを先ほどから言われておりますが、どういう形で国民の意向、或いは国民の意向を国会を通じて聞こうと努力されたか、一応今日問題になつたわけというのは、今まで本会議で質問しようとしてもなかなか御出席もないし、質問した場合にも、まあいわゆるこういう所でというので、殆んど答弁もない、従つてこちらの意見も吐けないという状態にあつたと思うのでございます。勿論与党の意向はお聞きになつているかと思いますけれども、併し国民の意見というものは、与党だけではなくして、行政協定の重大性についてはさつきから縷々述べられた通りでございます。如何ように国民の意向を聞くべく努力されて、その国民の意見と思われるものを大臣はどういうふうに盛つてそうして交渉に対処されていみのか、そこを私は非常に国会の承認にかけないというだけに私は問題だと、こう考えますので、あえて岡崎国務大臣のその点に対する見解を伺います。先ず第一点にお答え願いたいのは、対等ということを言われましたが、さつきのアメリカとの二條約と行政協定との関連性、それをどういうふうに情報をつかまれているか、それと我が国の批准状況は果して対等であるかどうか、それを御答弁願いたい。
○国務大臣(岡崎勝男君) それはラスク氏との第一回の会議のあとで発表しております。ラスク氏は私に対して、行政協定はアメリカの上院の両條約批准の條件でも何でもない、新聞に伝えているところは誤解であるということを申されたということを発表しております。国民の要望等はこれはいろいろな形で出て来ます。新聞にも報道もあれば論説もあります。各種団体からの申入もあれば希望條項もあります。又国会でいろいろ意見発表されているのもあります。これらは皆それぞれ適当に処理しております。
○矢嶋三義君 時間が延びますのでこれで打切りますが、二條約はああいう形で通されて、又ここで行政協定を今政府の代弁者としての岡崎国務大臣の言うごとくやられるのであつては了承できません。従つて行政協定を国会の承認を受けることについては再考を要望して質問を打切ります。
○赤木正雄君 岡崎国務大臣に対する質問はあるかも知れませんが、今朝ほどの議運でも言つた通り一時からは本会議があるということだし、又労働委員会で岡崎国務大臣を呼んでおりますから、もうこれぐらいでこの点を打切つて、ほかの議題に移るように願います。
○委員長(川村松助君) 只今の赤木委員からの御発言に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それでは本日の岡崎国務大臣に対する質問は打切ります。
○小笠原二三男君 それで異議ございませんが、先ほど岡崎国務大臣を呼んだ第一の趣旨は、もつと参議院の希望するような詳細な、又我々の所感から言えば誠意のある御説明が願いたいという趣旨で関連質問があつたというのでありますが、その場合の答弁としては、極力その意に副うようにするということであります。それで今回は次の緊急質問において、実際これが現実のものとして展開されるかどうかを見て、それによつてまだ参議院の考え方としては不十分であるという事態が起きました場合には、又国務大臣の御出席を求めて、そして真意を質したいということを保留しておきます。 それからもう一つは、これは国務大臣にお伺いするのは、これはちよつとお困りでありましようけれども、今日保利官房長官御出席がないそうですから、これはお伝え願つておきたいのですが、今国務大臣岡崎さんのおつしやつたことは、これは内閣首班の吉田総理においても当然であろうと了解するのですが、これはそう了解していいかどうか、簡單に御返事願います。それで総理大臣の御答弁も、会派等の如何にかかわらず、参議院の本会議という権威にかけて精細な御答弁を願うように希望しておきます。
○国務大臣(岡崎勝男君) 最後の点は官房長官に伝えておきます。 —————————————
○委員長(川村松助君) それでは本日の本委員会委員長及び理事打合会の経過を御報告申上げます。
○参事(河野義克君) 今日の委員長及び理事打合会の案件は議席のことであつたのです。それで午前中の本運営委員会のお話合いによりまして、更に各会派の代表のかたがたが集まられて議席のことを相談せられまして、その結果理事会といたしましては、妥当な案といたしまして、AB両案を得たのであります。それで多くの会派はその際にそれに同意せられまして、ただそれに保留せられました会派につきましてこれを更にお尋ねしました結果、いずれもA案に御同意ということで了解せられました。理事会としては形としてはAB両案というのができたのでございますが、皆様の代表間の御了解の中には、その間のA案についてまとまれば結構であるという了解があつたように存じております。そのA案というのは、現状を甚しく変更しないという点と、それから比較的大会派が中にあるべきだという案を折衷した考え方で、国民民主党の旧議席に対し民主クラブ及び改進党が入られ、そして社会党第四控室がその次に大体位せられて、社会党第二控室がその左に位せられる。なおその調整関係で若干の異動を見る、こういう案でありましたが、そういうことで決定をいたしましたので、本委員会に委員長に代つて御報告申上げるわけであります。
○中村正雄君 A案、B案とありまして、非常に大多数の会派がB案よりA案のほうがいいということになつたわけで、実はうちの会派にしましても、A案よりB案のほうがいいという意見が相当ありますけれども、大多数の会派がA案でいいということであれば、A案に決定願つて、ただ毎国会議席が変るわけでありますけれども、一応大会派順と、又大会派を真中にするという方針からは、A案も離れていることがありますので、この国会は今のまま行つて、次の国会にもう一度改めて協議するということでA案を決定願つて結構です。
○委員長(川村松助君) 只今議事部長の報告と中村君の発言を御参酌になりまして、A案に決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければそういうことに決定いたしました。 —————————————
○委員長(川村松助君) それでお諮りすることは一応終りましたが、議運は一応休憩いたしますか。
○兼岩傳一君 総理はどうなんですか、それから僕の頼んでおいた議長の申入れに対する御回答、その二点をちよつとお伺いしたいと思います。どうなんです。緊急質問に対して総理は来られるのですか。
○委員長(川村松助君) それは小委員会のほうで、引続き小委員会を開きまして御相談願いたいと思います。
○兼岩傳一君 それから議長、そうすると今日は本会議は……。
○議長(佐藤尚武君) 本日はございます。
○兼岩傳一君 それでは、それは小委員会にその問題を讓つて、議長から政府に対しての申入れに対する御報告を願いたいと思います。議長からでしようね。
○議長(佐藤尚武君) 政府の答弁云々の件でございますね。
○兼岩傳一君 そうでございます。
○議長(佐藤尚武君) それは官房長官のほうに申入れておきました。議運でこういう意見が出た、それで政府においても一つお考えを願いたいという意味で、官房長官に申入れしておきました。
○委員長(川村松助君) 只今お諮りいたしました、議運休憩にしましようか、散会にいたしましようか。 〔「休憩異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 休憩いたします。 午後二時八分休憩 〔休憩後開会に至らず〕