議院運営委員会 第5号
- 発言数
- 55 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1952/01/19
会議録
○委員長(川村松助君) 会議を開きます。官房長官から発言を求められております。官房長官。
○説明員(保利茂君) 私は先般内閣官房長官を拜命いたしまして、本委員会の皆様には格別の御指導を仰ぎたいと思つております。私としましてもできるだけ努力をいたすつもりでおりますから、どうかよろしく御指導のほどをお願い申上げます。 本国会に御審議を願うべき二十七年度の総予算案は二十三日に提出いたしたい所存でございます。同時に総理大臣の施政方針の演説、並びに大蔵大臣の財政に関する方針、経済安定本部長宮の経済全般に関する演説を併せて行わして頂きたい希望でございます。 提出いたすべき法律案を只今取急ぎ準備をいたしておりますけれども、再開劈頭に提出できる運びになつておりますものは例のポツダム政令に関するものでございまして、或いはこれを廃止するもの、或いは改正しそのまま存置の措置を講ずるもの等、十四件を用意いたしております。なお引続きポ政令に関しまする同種の法案が数件残つておるのであります。それも追つかけ提出いたす所存でございます。 その他の法案につきましては、只今それぞれの部局におきまして準備をいたしておりますけれども、只今の段階におきましては、右様の状態になつておることを御了承願います。
○委員長(川村松助君) 何か官房長官に御質問ありませんか。
○水橋藤作君 只今の御説明で、二十三日に首相、大蔵、経済安定と、これを二十三日に同日に三つの方針を発表されると、こういうことに解釈してよろしいのでございますか。
○説明員(保利茂君) さようでございます。
○委員長(川村松助君) ほかに御質問ありませんか。ございませんようですから……。
○説明員(保利茂君) どうぞよろしく —————————————
○委員長(川村松助君) 次に今次国会の開会式に関する件をお諮りいたします。
○事務総長(近藤英明君) 今回の開会式の件につきましては、御承知の滞り、十二月の十八日に衆参両院の合同の理事会を衆議院内において開かれまして、その際に、日は二十三日に行うこと、その式辞は別紙お手許にお配りいたしましたような式辞案ということで協定ができたような次第であります。なお式次第については、従前通りと、こういうお申合せができたという次第であります。それを当議院運営委員会において御承認を願いたい、こういうことです。
○委員長(川村松助君) お手許に配付いたしました大体式辞について……。
○事務総長(近藤英明君) 失礼いたしました。二十三日と申しましたが、二十二日の間違いでございます。訂正いたしておきます
○矢嶋三義君 両院の理事会で、この式辞案がまとまつたように承わりましたが、ちよつと質問いたします。それは私この式辞案を拜見したのでございますが、このたびの国会に我々が臨む基本的な態度として私は最も大切なことは、日本の民主化を強力に推進して行くという基本線が国会に臨む我々の心がけとしては最も大事なことじやないかと私は思うのでございますが、そういうはつきりした字句が現われていないのを私は不審に思つておるのでございますが、そういうことについて両院の理事会において討議されたかどうかということを先ず伺いたい。
○事務総長(近藤英明君) 私から申上げるのはどうかと思いますが、当時の連合の理事会に出席はいたしておりましたが、その際には特別にそういうような論点においての御議論があつたとは記憶いたしておりませんが、こういう案文についていろいろ御議論の御交換があり、そうして多少の訂正等を加えられて、只今お手許にお配りいたしましたようなもので結構であろうということで、両院の各理事の皆さんが妥結せられたと、こういう経緯と心得ております。
○水橋藤作君 只今の矢嶋君の御質問で、私も当時理事として出席いたしましたので、急にこの案を出されましたので、一応内容を見まして、その点に気が付かなかつたのでありまするが、ただその際、参考までに申上げますが、ここに「幾多の難苦に耐えて協力一致」云々とありまするのを、これを「あらゆる」と、こういう「あらゆる」という文字を使つてありましたが、「あらゆる」ということはどんなことでもということになるが、その語句がはつきりわからないからということで質問いたしまして、「幾多」と言うほうが言葉もやわらかいし適当だろうということで、「あらゆる」を「幾多」に直した程度で、あとそのまま異議なしで通過いたした。その程度であつたと思いますが、只今矢嶋君の御質問の民主化に関連する具体的な文字が使われていないということについても、私も成るほどと今感ずるのでありまするが、その取扱いについては、これは一応両院の理事会で決定したものでありまするから、今ここで訂正するということはちよつと至難ではないかと周りのですが、皆さんで御協議願えば結構と思います。
○矢嶋三義君 私は議運には先般から出たので、先例というものを知りませんのでお伺いいたしますが、両院の理事会で結論としてここに得られた案を、後において参議院のほうで訂正的な意見を出せるものかどうかその点をお伺いいたしたいと思います。若しも出せるものならば、私は一応修正案を出す用意があります。
○事務総長(近藤英明君) これは従来この議長の式辞の案につきましては、今度のような方法はとりませんで、衆議院側において案が作られ、衆議院側の議院運営委員会にかけて、衆議院の議院運営委員会の態度をきめてこちらに相談があつた。それで又こちらの議院運営委員会でそれに対していろいろの御意見を出されて、そうして向うと折衝して相談する。こういうことであつたことは御承知の通りであります。そういたしますと、どうも衆議院も一応議院運営委員会にかけて相談してから又参議院で、顔が変れば考えも違つて別の意見も出る。参議院で衆議院と違つた意見が出るということも御尤もであると思う。いろいろ食い違いもあり、場合によつて衆議院でおきめになつて又参議院が工合が惡いということから簡單なことでもなかなか話がしにくいということから、これらの問題は連合の機関にかけて一つ協議しようではないかというお申出は、参議院の側から前の国会の開会式の式辞案を作りま際に、いろいろ意見の食い違い等がありましたので、今度はこういうことにならないように一緒に相談しようじやないかという、こういう希望を参議院から提出して、それを衆議院のほうで受けて立たれて、誠に御尤もの次第であるから、今後は両方一緒になつて先に一応相談いたしましよう、そうして作ろうではございませんかということから、今期国会におきましては十二月の十八日という日に、一つ両方で集つて一緒に御相談いたしましよう、こういうことでこちらもそれを御承認になり、そうして十八日には御一緒に衆議院内において両院の議院運営委員会の理事のかたが御参集になり、そうして御協定になつた、こういう経緯と心得ております。従いまして今の御質問の点でございますが、両方から集まられて、そういうふうな経緯で御相談がまとまつたのを、参議院のほうでは、議院運営委員会にかけてどうも工合が惡いというようなことで持つて行つては、いささか私は参議院としてはお立場上工合が惡いのじやないか、こういう気持もちよつと持つております。
○矢嶋三義君 私は先ほどから申上げましたように、私個人としてはこの案に不満な点があるのでございますが、今事務総長から承わつた経過を了承いたしまして、私この案については了承いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) ほかに今期国会の開会式に関する件につきまして御発言ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ御了承を得たものとして決定いたします。
○委員長(川村松助君) 次に国務大臣の演説に関する件をお諮りいたします。
○事務総長(近藤英明君) 国務大臣の演説に関しては、只今官房長官から二十三日に首相、蔵相、経済安定本部長官の発言をいたしたいというお申出がここにあつたわけでございます。それでこちらといたしまして、二十三日にこれを聞くことにいたされるかどうかということが先ず第一点。二十三日に聞くことにいたされるということにいたしますと、衆議院としては、衆議院のほうは二十三日の午後一時から聞きたいと昨日の議院運営委員会ではなつたそうでございます。こちらは二十三日に聞くかどうかということそれから二十二日に聞くといたしますれば、これに対する質問演説が当然あるわけでございますが、いつから質問演説に入るかということ、これは御参考までに申上げますと、衆議院は二十四日は休んで、五日と六日との両日に質問を行いたい、かようなことに昨日の議院運営委員会で決定いたされた趣きであります。そこでこちらはいつからいつまで質問を行うかということ、それからそれがきまりますれば、その質問の時間の割当、発言の順序、こういうことも御協議を願わなければならんかと思います。それらの点について御相談を願いたいと存じます。従つて先ず第一には、二十三日に質問演説をお聞きになるかどうかとい点を御協議賄い、続いて質問演説はいつからいつまでかということ、更には時間の割当、発言順序、こういう順序で御相談願つていいじやないかと思います。
○水橋藤作君 二十三日の施政方針の演説その他はいいといたしまして、あと質問の日程、時間その他はやはり各党派の申出によつて幾日間にするか、又いつからにするかということをきめるので、今日直ちにそれらは決定できないと思うのですが、一日余裕を置いて、この次の議運で、いつからやるか、何日間質問するかということを決定されたほうが……、する方向に持つて行つて頂きたいと思うのですが、どれだけの質問者が出るか、時間その地をきめる場合に、やはり質問者の数によつて時間も決定し、日も二日間にするか、三日間にするかということが出て来るのじやないかとこう思いますが……。
○木村守江君 只今水橋さんから、二十三日の施政方針の演説については異議がない、質問の持ち時間とか、日にちとかについては、このあとの議運できめたらいいだろうというお話がありましたが、これは各政党の誰が質問をするか、又質問の順序というようなことから言つて、やはり大体時間の割振りとか、何日間質問に使うかというようなことは今日きめたほうがいいのじやないかと思うのですが、それで先ず第一に、二十三日の何時から施政方針演説を聞くかということをおきめ願わなければならんと思います。
○事務総長(近藤英明君) ちよつと御参考までに申上げますが、二十三日にお聞きになるということには余り御異議がないだろうというふうになつたので、二十三日にお聞きになるとして、衆議院が一時からでありますと、こちらは三時からというふうに従来おきめになつていることを御参考までに申上げておきます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○水橋藤作君 只今の三時からで異議ありませんが、只今木村さんのお話の趣旨と、私の考え方の違う点を申上げますと、木村さんは日をきめておいて、そこに質問者の時間、それから質問者の人員等を当てはめるという恰好になると思うのであります。話の考え方は、質問者の数により、又は時間によつてその日が決定するという行き方を望ましいと、こう考えております。その点です。
○木村守江君 この問題は正式な会議でなくて、懇談会でいろいろ時間の打合せ、今までの慣例もありますし、懇談会できめて頂きたいと思いますので、懇談会にして頂きたいと思います。
○委員長(川村松助君) それでは懇談会に……、
○矢嶋三義君 懇談会に入る前に三大臣の施政演説の時間の通告を受けておれば、それを承わりたいと思います
○事務総長(近藤英明君) 発言通告につきましてはまだ正式の書面を頂戴しておりません。先刻ここで官房長官からお話がありましたのと、衆議院においても同様の御発言が昨日あつております。それだけで書面はまだ頂戴しておりません。時間も従つてこちらでは聞いておりませんが、従来の例から見ますれば、衆議院の発言が一時でありますれば、三時にしておきますれば、十分の時間がいつも取れておりますから、そういうふうな見当で間違いなかろうと一応考えております次第であります。
○相馬助治君 今懇談会に入るということを宣言しようとされておりますが、この問題については異議ないのですから、大臣の施政演説を聞くことは三時から聞くということをきめて、そうしてそれから木村さんのお話のように懇談会に入る、そういうふうに一つ……。
○委員長(川村松助君) お諮りいたします。只今の相馬君の御意見のように、大臣の話は二十三日の午後三時から聞くと、そういうことに一応決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議ないものとして決定いたします。 それでは速記をとめて。 午前十時三十八分速記中止 —————・————— 午前十一時十五分速記開始
○委員長(川村松助君) 速記を始めて。
○木村守江君 各党の施政方針に対する質問演説は、二十四日は休みまして、二十五日、二十六日、二十八日の三日間を質問演説に使う。それから各党の持ち時間は、社会党、第四、第二、共に六十五分、緑風会百十分、民主党六十分、第一クラブ四十分、それから共産党、労農党三十分、自由党百七十分というふうに決定いたしたいと思いますが……。
○委員長(川村松助君) 只今木村君の提案いたしましたような質問日数並びに時間については御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それではそういうことに決定いたします。
○木村守江君 なお質問者の通告順ですが、この問題につきましては、緑風会においてなお会内事情によつて決定しがたいという点がございますので、この点は各委員において御了承下さいまして、当日において決定したら如何かと思います。
○委員長(川村松助君) 人数と時間その他については……。時間は決定済みですね。人数と順序は各会派にお持ち帰りになつて改めて御協議いたすということで御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○委員長(川村松助君) そういうことに決定いたします。
○委員長(川村松助君) 次に、常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
○参事(河野義克君) 社会党第四控室から予算委員の江田三郎君、議院運営委員の椿繁夫君がそれぞれ辞任して、予算委員に椿繁夫君議院運営委員に江田三郎君を後任として指名せられたいという申入れが出ております。
○委員長(川村松助君) 只今議事部長から御報告がありましたように、辞任並びに補欠のこと承認しまして差支えありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それではそういうことに決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に前回の委員会におきまして岡本さんだと思いましたが、議案についての説明書、提案理由の説明書を配付して頂きたいという御要望がありまして、その後事務局から内閣のほうに折衝いたしました結果、御期待に副うように配付いたしますという回答を得ております。御報告いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に次回の本委員会を開会いたしまする日時をお諮りいたします。
○木村守江君 この質問者の人員等を決定する関係上二十二日に一応……。(「二十三日、二十三日」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 次回の委員会の開会を二十二日……、木村君は二十二日の開院式散会後ということでしたが、二十二日で差支えありませんか。
○水橋藤作君 二十三日にして頂きたい。その理由は、二十二日に皆さんにお会いしてきめるので、二十二日の午前中にやつてもきまらんと思う。
○委員長(川村松助君) 二十三日に決定して差支えありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議なければ次回の委員会は二十三日と決定いたします。
○赤木正雄君 十二月の下旬と思いますが、各出張に対して、例えて申しますと緑風会の奥むめおさんがどこか出張しておりました。それは議長御存じですが、奥さんは今英国にいる。英国にいる者が国内に出張できるはずはないのです。こういう非常に間違つたことをしてありましたから、地区から出た人は自分の地区に出張することさえいけないと大体議運できめております。大体ああいう間違つたことがないようにお願いいたします。
○参事(河野義克君) 只今の点は、当該の委員会の中に、只今奥むめおさんのお話のようなあれが出ておりまして、これは経済安定ですか、それで本会議でお話のようにお諮りしたのでありますが、直ちにそのときに気付きまして、その委員会に交渉して派遣議員の変更の手続をいたしておるわけであります。
○矢嶋三義君 それに関連して事務局にこれは調査して書類を提出するように要望しておきます。それは議員派遣のような議運で了承して、本会議で承認して派遣するわけでありますが、休会に入る前に相当数の派遣を議運でも承認し、本会議で承認して議決したわけであります。ところが相当数この視察の通告は地方道府県にしたものの、実際視察に都合があつて行けなかつたのが相当件数あるようでございます。死つて実際視察は何件やつて何件が中止したかということを、後日の参考のために正確に調査して、本議院運営に書類を提出して頂きたい。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○事務総長(近藤英明君) 各委員会とも連絡いたしまして、取調べの上御報告いたすことにいたしたいと思います。
○委員長(川村松助君) 次回は二十三号の午後一時に決定いたしました。本日はこれを以て閉会いたします。 午前十一時二十二分散会