議院運営委員会 第3号
- 発言数
- 54 件
- 登壇者
- 13 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1951/12/14
会議録
○委員長(川村松助君) それでは委員会を開会いたします。 先ず常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
○参事(河野義克君) 日本社会党第四控室から、予算委員小林孝平君、決算委員岡田宗司君、内閣委員成瀬幡治君、人事委員森崎隆君がそれぞれ辞任せられまして、予算委員に岡田宗司君、決算委員に小林孝平君、内閣委員に森崎隆君、人事委員に成瀬幡治君をそれぞれ後任として指名せられたいというお申出が出ております。 それから自由党から、人事委員の石川榮一君、建設委員の西川甚五郎君がそれぞれ辞任せられて、人事委員に西川甚五郎君、建設委員に石川榮一君を指名せられたいというお申出がございます。
○委員長(川村松助君) 只今御報告しましたように、辞任及び補欠の件につきまして承認を與えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。
○委員長(川村松助君) 理事の補欠選任の件。委員部長。
○参事(宮坂完孝君) 緑風会から鈴木直人君の後任に赤木正雄君を推薦されております。
○小笠原二三男君 後任か、おかしいな、所属会派が変つてしまつているから消滅しているのに……後任か。
○参事(宮坂完孝君) 只今の件でございますが、理事は緑風会が一名欠員になつておりますので、割当の分が欠員になつておりますから……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それでは只今報告の通り御承認を得たものとして決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 議院運営小委員及び同予備員並びに庶務関係小委員の氏名の報告。
○参事(宮坂完孝君) 前回の御決定でございますが、各党派から一括御推薦になつておりますから順次読み上げます。 自由党。議運小委員、木村守江君、加藤武徳君、溝淵春次君、安井謙君。同予備員、中川幸平君、石川榮一君。同庶務関係小委員、木村守江君。 緑風会。議運小委員、赤木正雄君、杉山昌作君、高橋道男君。同予備貴、岡本愛祐君、小宮山常吉君。庶務関係小委員、高橋道男君。 日本社会党第四控室。議運小委員、小笠原二三男君、菊川孝夫君、同予備員、椿繁夫君、森崎隆君。庶務関係小委員、菊川孝夫君。 日本社会党第二控室。議運小委員、中村正雄君、相馬助治君。同予備貝、原虎一君、松浦清一君。庶務関係小委員、中村正雄君。 国民民主党。議運小委員、大隈信幸君、油井賢太郎君。同予備員、岩木哲夫君、境野清雄君。庶務関係小委員、大隈信幸君。 第一クラブ。議運小委員、矢嶋三義君。同予備員、石川清一君、三浦辰雄君。庶務関係小委員、矢嶋三義君。 労農党。議運小委員、水橋藤作君、同予備員、堀眞琴君、千葉信君。庶務関係小委員、水橋藤作君。 日本共産党。議運小委員、兼岩傳一君。同予備員、岩間正男君、須藤五郎君。庶務関係小委員、兼岩傳一君。以上であります。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に今期国会の開会式の日取りに関する件をお諮りいたします。
○事務総長(近藤英明君) 先般来開会式の件につきまして議長から衆議院議長に申入れるようにというお話があつて、議長から衆議院議長に再度のお申出があつたわけでございます。それに対して衆議院議長から議長にもお話があつたと存じますが、なお衆議院事務総長から昨日こちらへ電話での連絡がありましたことに対しまして申上げます。それは再度参議院からの、殊に議長からのお申出がありましたので、議院運賃委員会を開いて協議をいたしましたが、開会式を年内に行なつてその直後から休むということよりも、通常国会の性格等からいたしましても、開会式直後に施政演説を行うという方式のほうが、自分のほうはよろしいと思つている。そういう点で衆議院といたしましては、来春にやはり開会式を行うようにいたしたいという態度を変えることはできかねますと、かような御返事でございました。
○議長(佐藤尚武君) 私からもちよつと補足して御説明を申上げます。昨日林衆議院議長がおいでになりました。そしてそのときに議院運営委員会の決定は自分はまだ知らないけれども、衆議院側の意向をお伝えします。いずれ議運の決定については後刻正式に参議院のほうにお知らせ申上げますが、なぜ衆議院が来年の一月に開会式を持ち越すかということについてお話がありました。それによりますと、先例を調べるとこうだそうです。最初は第二回国会で、それは解散ということがすでにきまつておつた。年の暮に……。解散をするということになるならば、その前に開会式を挙げなければおかしいじやないかというので、開会式を挙げたということが一度、それから第七回国会だそうでありまするが、そのときは首相の施政演説が年内にできるという話であつたので、それならばその前に開会式をしなければというので開会式を行なつたところが、GHQとの関係のために首相の演説が遅れて、遂に翌年の一月に演説のほうは持ち越された。併し最初の予定はやるつもりであつたからして、開会式を行なつたという、そういう二つの先例はあります。併しながら通常国会としてはこの十二月の初旬に召集されて、そして普通の場合においては数日間の会議をやつて、そうして年内から翌年の一月の何日かまで休むのが普通の状態である。開会式だけ年内に挙げて、すぐ休んで何十日か、一月か、一月以上も休んで、それから又来年に会議を開くというのは、これはもうその会議の体裁として面白くないように思う。やはり本式に会議に入るときに開会式を挙げるということのほうがいいように思うので、それで通常国会としては一月になつて本式に会議を始める前に開会式を挙げるというその先例、これを慣例とするということにいたしたいというのが衆議院側の意向であります。どうぞその辺のことを参議院側でもよくお酌み取り下すつて、そうして御承知を願えれば仕合せだと、こういうお話でございました。それを附加えて御説明申上げます。
○赤木正雄君 今議長から詳細承わりましたが、私はこの前は、衆議院のほうといたしましても、まあ参議院のほうとしてもそういう意向があるならば、この次は大いに努力してみよう、こういうふうな御返答のように承わりました。併し今のお話では、まあすつかり年が明けてからやるのを開会式のきまりにしたい、こういうふうなお話でありますが、私はやはり国会法の規定している建前から、衆議院の考え方が間違つていやせんか。仮に学校にいたしましても、先ず式を初めにやつて、それから休暇もありましよう。始めたときに式というものはやりますからして、その後にどんなことがあつて休会になつても、仮に又来年にいたしましても、来年の一月二十日頃総理が施政演説をなさる、こういう予定になつていましても、どんな都合でそれができぬかわからない。それからしますと、開会式が仮に二十一日にあつて、又施政演説が延びる。そういうことがあり得るかも知れません。そういうことを考えるならば、やはり国会を召集なすつて準備が整つたら、開会式をとにかくやろう、これがやはり国会法の規定であります。こういうふうに私思います。
○相馬助治君 これは今度だけ差当りこういうふうにしておいてくれということであれば、事ここまで運んで来てしまつたのですから、止むを得ず引下るという点もあるかと思いまするが、只今の議長の報告によりますると、衆議院側の見解のほうが正しいのだ、従つてこれを以て一つの先例としたい、こういうふうに相成りますると、問題は私は別な意味でも重要だと思うのです。国会法の第八條に「国会の開会式は、会期の始めにこれを行う。」と、こう書いてあるのであります。どう考えても、召集されて議案の審議にすぐに入つている、こういう状況下においては、議案の審議が非常に緊急欠くべからざるときには、それが開会式の前に行われるというような特別な例もあろうとは思いまするが、それが当然先例であるというようなことに相成りまするならば……、誰が考えても、召集して、そして極めて早い機会において、即ちこの八條に示しているように「会期の始めにこれを行う。」、こういうことのほうが私は飽くまで正しいと思うのです。それで衆議院側の言い分は間違いであると私は指摘したい。この国会において開会式が行われ、同時に首相の施政演説が行われる、それが国会の仕事の初めになるのである、こういう考え方は私は現実に即していないと思うのです。立法府にある者が召集されて、そうして委員会が持たれ、本会議が持たれ、そうして法律がそこで作られて行くとするならば、これが私は何にも増してのこの議院の仕事でなければならんと思う。そういたしまするならば、これが只今議長さんの説明の通りに一つの先例になるのであるということに相成りますると、ここで我々が衆議院の説にあえて従うことは将来に向つて非常に私は大きな問題を残すと思うのです。参議院というものは未だ六年議員のかたは任期中にあります。少くともこの六年間のうちに私は参議院のルールというものを定めるべきだと思うのです。そういう意味合いにおきましてこれが一つの先例になるというようなことでございましたらば、甚だくどいようでありまするけれども、我々はこれに反対し、同時に単なる反対というのではなくて、衆議院の蒙を啓く必要があろうかと、こう存じます。
○小笠原二三男君 相馬君その他のかたから発言があつて、このきまりをつけることは非常に愼重を要するかと思うのです。で、ちよつと速記をとめて懇談して頂きたいと思います。
○委員長(川村松助君) 速記をとめて懇談に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それでは速記をとめて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(川村松助君) 速記をつけて下さい。
○小笠原二三男君 開会式の件につきましては、もう一度委員長において衆議院の議院運営委員長と御相談になつて、公式に明日お返事を頂くようにして、明日決定することにして頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 只今小笠原君の言われるように、衆議院の委員長と懇談いたしまして、明日公式に決定するような段取りにいたしたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に緊急質問に関する件、事務総長。
○事務総長(近藤英明君) 緊急質問に関する件で新らしいお申出が出ておりますので、昨日の緊急質問のお申出の訂正と、両方のことを申上げたいと思います。 先ず新らしく緊急質問の申出がありましたことを申上げます。社会党第二控室の松浦清一君から、第七次後期造船計画金融に関する緊急質問、大蔵大臣、運輸大臣、安本長官を要求され、十五分間でというお申出でございます。 それからなお、昨日議院運営委員会の御承認を得ました緊急質問についての変更のお申出がございます。それは昨日御承認になりました中田吉雄君の再軍備反対平和憲法擁護云々の緊急質問は、質問者を金子洋文君に取替えて、要求大臣のうち法務総裁、大蔵大臣の要求は取やめ、代りに総理大臣を要求なさる、こういうことでございます。 それから次の羽生三七君の緊急質問は、この質問者を中田吉雄君に取替えまして、これは総理大臣のほかに安本長官、運輸大臣、農林大臣を追加要求する、こういうことでお申出があつたのです。で、お申出の形式は質問者を取替える、こういうことになつておりますが、ここにお諮りする様式といたしますと、何と申しますか、中田君、羽生君の緊急質問をお取下げになつて、改めて金子君、中田君の緊急質問をお申出になつた、こういう形でお諮りすることかと存じます。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○兼岩傳一君 金子君の表題をもう一遍言つて下さい。
○事務総長(近藤英明君) 金子君のは、再軍備反対平和憲法擁護に関する緊急質問。それから中田吉雄君のは、講和條約について中国政権承認に関する緊急質問。それから今日新たに出ました松浦清一君のは、第七次後期造船計画金融に関する件、以上でございます。
○委員長(川村松助君) 只今事務総長が報告いたしましたように、緊急質問に関しましては、事務総長の申述べました通り承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 議案の付託に関する件。
○参事(河野義克君) 先般来ここで御相談のございました国会職員の一般職から特別職に入る問題につきまして、昨日衆議院から国家公務員法等の一部を改正する法律案として本院に送付して参りました。それでこれを委員会に付託するわけでありまして、前国会においても議院運営委員会で問題になりましたし、昨日も問題になりました経緯から申しまして、又国会職員の身分の問題であるということで、議院運営委員会に付託するという大体の皆さんのお気持があつたと思いますが、昨日人事委員会のほうから、人事委員長の名を以ちまして、本法案は国家公務員法の改正であるから人事委員会のほうに付託すべきだと思うが、という御意見がございましたので、ここで議院運営委員会の御意見をお伺いするわけであります。
○水橋藤作君 只今の国家公務員法等の一部を改正する法律案、これは議運で取扱うことの趣旨もありますが、人事のことに関してはやはり人事委員会があるのだし、それから又重ねて議運にはいろいろほかに課せられた用務もたくさんありまするので、人事委員会のほうに付託されることを希望いたします。(「異議なし」「正論々々」と呼ぶ者あり)
○中村正雄君 今水橋君が言われたように、これは形式から見ますとやはり運営委員会の管轄であろうと思いますし、又衆議院の運営委員の発議になつているわけです。従つて従来の例から言つて議運で扱つて来たわけですが、即ち一般の公務員関係の給與と密接な関係があるわけで、人事委員会のほうにも関係があるわけで、専門の委員会である人事委員会に付託することは異議はないと思います。ただ私が懸念しますのは、これは日切れの法案になつております関係と、それから衆議院のほうは何か聞くところによりますと、明日で大体経つて、日曜から自然休会にしたい、こういう意向がありますので、一応これが若しも修正にでもなり、或いは又遅くまでかかるようでありますると、休会明けまでに結論が出ないということを一つだけ心配するわけで、そういう意味で一つ人事委員の各位に十分御了承を願つて、できれば明日中に結論を出すというような方向に御努力願うことによつて、人事委員会に付託するということに賛成いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 人事委員会に付託することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) それでは休会に関する件をお諮りいたします。
○小笠原二三男君 今朝ほども小委員会で懇談的にお話があつたのですが、衆議院側としては明日を以て自然休会に入るというような状況にあるようでありますし、参議院側としてもそれでいいのじやないかと、結論としては考るわけであります。ただその場合に上らない法案をどうするかという問題が残るわけでありまして、これは具体的に言えば財政法、会計法等の一部改正に関する法律案でありますが、まあ今出ております国家公務員法等の一部を改正する法律案というのは何とか明日中に上げてもらう。そうして残るものはそれ一つになるわけで、従つてこれは自由党のほうでも話があつたようですが、委員会の様子を聞いてみることも必要かと思いますが、まあ聞いてみても、聞いてみなくても、結局は残つたものはそのままずるずると自然休会にしないで行くかという最後の断だけ下せばいいのじやないかと思う。で、私は結論としては明日一ぱいやつて、明後日から自然休会に入るということを提案いたします。
○委員長(川村松助君) 只今小笠原君からだんだんの理由を聞きまして、明後日から自然休会に入るという意見が述べられたようであります。
○木村守江君 今の小笠原君の説に反対するわけではないのですが、一応それをきめる前に大蔵委員長を呼びまして議案の審議の状況を聞いたら如何でしようか。
○中村正雄君 大蔵委員長を呼んだところで、各会派でよく御承知の点で形式的と思いますから、明日土曜日で定例日でありませんが、明日本会議を開くということにして、明後日から自然休会に入るということで、法案を上げることについては関係の案件を持つておる委員会で御努力願うということで、議運としては明後日から自然休会に入るということでよいじやありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石川榮一君 大体の御意向はわかつたようでありますが、折角会議を開いておりますから、成るべく各派とも財政法、会計法等の一部改正の法案も明日上げて頂くように御努力を懇請いたしまして、それに賛成いたします。
○参事(河野義克君) これは本委員会のことではありませんが、今朝ほどの小委員会で先議法案は宮内庁法の一部を改正する法律案であるというお話だつたようでありますが、この財政法、会計法等の一部を改正する法律案は前国会において衆議院から本院に回付して参つたもので、閉会中本院が継続審査をしておつたものであります。それで本国会においてこれが本院で可決になりましても、その取扱といたしましては、直ちに法律として確定しないで、もう一遍本国会中に衆議院に廻して、衆議院で議決した後に確定するという取扱になつておりますので、小委員会でのお話はこういうことでありますから、念のためにここで申上げて置きます。
○委員長(川村松助君) それでは休会に関する件は、只今のお話の通り明後日から自然休会に入ることに決定して御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) さよう決定いたしました。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次回の本会議に関する件。
○中村正雄君 明後日から自然休会に入るということに一応決定したわけでありますから、明日本会議を開くということに御決定願いたい。
○委員長(川村松助君) 明日本会議を開くことに決定して御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 明日本会議を開くことに決定いたしました。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次回委員会開会の日時に関する件。 〔「明日」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それでは明日。
○事務総長(近藤英明君) なお自然休会のことについてはおのずから皆さんお考えのあることと思いますが、明後日からということは、来年一月のほぼ二十日見当までというお心組みと了承してよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村正雄君 明日の議運で休会明けの日取りをきめたらいいじやないかと思います。ほかに議案がなければちよつと懇談会に願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(川村松助君) 速記を始めて。本日の理事会は何時からにしましようか。 〔「一時」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それでは一時に理事会を開会いたします。 本日はこれを以て散会いたします。 午前十一時四十九分散会