議院運営委員会 第2号
- 発言数
- 69 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1951/12/13
会議録
○委員長(川村松助君) これから議院の運営委員会を開会いたします。 一昨昨日常任委員の各派に対する割当に関しましては、内閣委員会から経済安定委員会までの十七の委員会の委員の割当を決定いたしました。ついで予算委員会以下五つの委員会のうち、先ず議院運営委員会の委員の割当を議題といたしまして、中村委員から理事会の申合せに対する修正案が提出されまして討論採決の結果、同修正案は否決されました。その際多くの退席者もあり、暫く懇談いたしました後、定足数も足らないので散会したようなわけであります。つきましては議院の円満な運営のため、どういうふうに今後取計らつて行つたらいいかお諮りいたしたいと思います。
○小笠原二三男君 一昨昨日は五つの委員会のうち議運の関係だけを取上げて議題としておつたのでありますが、他のほうにも関連を以て検討を加えなければならん部分もありますので、この際予算、決算、議運、懲罰、図書五つの委員会を一括して議題にせられんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 只今の小笠原委員の提案に対しまして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がないものと認めます。つきましては、小笠原委員の提案いたしました内容を御説明願います。
○小笠原二三男君 私の提案いたしますことは、一昨昨日理事会決定の申合せとしてお手許に資料を配付しておりましたうち、予算、懲罰、図書は原案のままでございます。個々に申上げますが、予算は四十五名の構成とし、その各会派に対する割当は自由党十五、緑風会十、社会党第四控室六、社会党第二控室五、民主党五、第一議員クラブ二、労農党一、共産党一とすること。懲罰は十名の構成とし、自由党三、緑風会二、社会党第四、一、社会党第二、二、民主党一、第一クラブ一とすること。図書委員会は十名の構成とし、その割当は自由党三、緑風会二、社会党第四、一、社会党第二、一、民主党二、第一クラブ一とすること。以上理事会申合せの原案通りでありますが、修正いたします部分は、決算委員会において三十名の構成の割当を自由党十、緑風会は原案六となつておりますものを一名殖やして七、社会党第四、四、社会党第二、四、民主党三、第一クラブ二とし、労農党の一を削ること。議院運営委員会は二十五名の構成とし、自由党八、緑風会原案においては六とありますものを五、社会党第四、三、社会党第二、三、民主党三、第一クラブ一、労農党一、共産党一とすること、以上の通りでございます。
○委員長(川村松助君) 只今の小笠原委員の修正案に対しまして御意見がありましたら御発表願います。
○相馬助治君 只今の小笠原君の提案に全面的に賛成します。理由は別に申上げません。
○赤木正雄君 今の小笠原さんの提案に賛成いたしますが、併し二、三日この問題で非常にいろんな問題があつたのは、結局議運の交渉団体をどうするかという、これは非常に問題になつたもとだと思います。従いまして、今これをどうするということはできませんが、少くとも次の参議院の選挙に際して、それまでに、交渉団体はどういう数を以てするかということを、そういうことをこの議運で一応案を作る。そういうことに特に御協力願いたい。それから希望と申しますか、特に委員長からそういうことを一つお考え願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 只今お聞きの通り、赤木委員からの、今日の修正案が作成されまするまでの間にいろいろ検討を加えました結果、次の参議院の選挙施行前に、このたび検討を加えたことを更に具体化することにつき検討を加えようというお申入れを附加いたしまして、小笠原委員の修正案に対して採決して差支えございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○兼岩傳一君 赤木さんは数とだけ限定されましたけれども、数その他諸般の情勢というふうに、ただ数だけは困りますので、やはりその点を各会派、その他の諸情勢をというふうに一つ……。
○委員長(川村松助君) 兼岩委員の只今の意見も同様織込んで採決いたしたいと思います。小笠原委員の修正案に御賛成のかたは挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(川村松助君) 満場一致、修正案通り決定いたしました。
○小笠原二三男君 それで十七の委員会と只今の五つの委員会の常任委員の割当は一応きまりましたが、この実施の時期については各会派ばらばらになりますと、委員会の構成そのものに影響を与える関係等もございますし、自然休会の時期等の見計らいもあろうかと考えますので、一応理事会において検討を加えて申合せすることの動議を提出いたします。
○委員長(川村松助君) 只今の小笠原委員の動議に対しまして御意見ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○大隈信幸君 異議はございませんけれども、その際、この前保留になつております外務委員会の増員についても、至急御決定を頂きたい。そういたしませんと、割振りが非常に、又やり直すことになりますので、是非この際外務委員会の増員についても御検討を頂きたい。お願いいたします。
○委員長(川村松助君) 只今の大隈委員の発言を了承いたすことに決定してお差支えありませんか。
○相馬助治君 現実の問題として、常任委員の数が決定したのですね。今の大隈委員の話は、外務委員の増員ということだけきまつてるのですが、具体的に決定しろということらしいですね。念を押しておいて下さい。
○委員長(川村松助君) これは他の委員会の数に幾らか変動を見なければならんと思つております。こうしたことは理事会で十分検討を加えて決定したいと思つておりますが……。(「異議なし」と呼ぶ者あり)御異議がなければ、只今の説明通り決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に議院運営の小委員並びに予備員につきましてお諮りいたしたいと思います。
○小笠原二三男君 議院運営小委員の各会派に対する割当につきましては、先ほどの問題と同様、前会に一応決定をいたしたのでありますが、只今決定いたしましたように、その前提となる議院運営委員の各派割当が変つて参りましたので、小委員の割当もこれに従いまして次のように変更することを提案いたします。と申しますと、原案になるものがまだ提案されてない前に提案したようになりますが、これは先刻皆様御承知のことでありますので、(「報告がありました」と呼ぶ者あり)報告通りのものは原案であることとして申上げた次第であります。そこで小委員に関する昭和二十三年十月十三日の本委員会決定の第六項を改めまして、小委員の数を十六名とし、各派の割当を自由党四、緑風会三、社会党第四控室二、社会党第二控室二、民主党二、第一クラブ一、労農党一、共産党一とするのであります。右提案いたします。
○委員長(川村松助君) 只今小笠原君の提案に対しまして、採決をいたして差支えありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議ないと認めます。それでは採決いたします。小笠原君の御意見に対しまして賛成のかたは挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(川村松助君) 満場一致決定いたしました。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に議院運営の小委員及び予備員選任の件、庶務関係小委員の選任、これは従前通りで差支えありませんか。予備員の構成は従前通りで差支えありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)これが選任をどういうことにいたしましようか。
○小笠原二三男君 議院運営小委員並びに予備員及び庶務小委員につきましては、実際的にはその構成は従来と何ら変更を見ない結果になりましたので、只今その任にあるかたがたをそのまま一応認め、変更のある場合には、変更のあるものは各会派においてそれぞれ変更の届出を出されることを一般的な原則とし、特に異動の生じております社会党の第二控室のほうにおいては、それぞれ指名の申出をせらるるようにしたら如何かと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 選任の方法につきましては、只今小笠原君がお諮りしたような方法で決定して差支えありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) そういうことに決定いたします。
○相馬助治君 名前は後刻私が申します。 —————————————
○委員長(川村松助君) それでは常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
○参事(河野義克君) 自由党から運輸委員石原幹市郎君、水産委員植竹春彦君、厚生委員小杉繁安君、外務委員大野木秀次郎君、人事委員團伊能君、議院運営委員山田佐一君、懲罰委員石川榮一君がそれぞれ辞任せられて、運輸委員植竹春彦君、水産委員小杉繁安君、厚生委員石原幹市郎君、外務委員團伊能君、人事委員大野木秀次郎君、議院運営委員に石川榮一君、懲罰委員に山田佐一君をそれぞれ後任として指名せられたいというお申出が出ております。又第一クラブから議院運営委員三浦辰雄君、予算委員矢嶋三義君がそれぞれ辞任せられて、議院運営委員に矢嶋三義君、予算委員に三浦辰雄君を後任として指名せられたいという申出が出ております。文緑風会から議院運営委員の鈴木直人君が辞任せられ、片柳眞吉君を補欠として指名せられたいという申出が出ております。
○委員長(川村松助君) 只今の報告通り御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 承認いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に調査承認要求に関する件を議題にいたします。
○参事(宮坂完孝君) 通商産業委員長竹中七郎君から通商及び産業一般に関する調査承認要求書が提出されております。調査の目的は、最近の国際情勢に伴う“我が国経済政策樹立の要請に基き、通商状況及び産業情勢を全面的に検討するとございまして、期間は今期国会開会中であります。
○委員長(川村松助君) 只今の調査承認要求に関する件につきまして承認を与えて差支えありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それでは承認することに決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に参議院予備金支出に関する件。
○事務総長(近藤英明君) 只今お手許に配付いたしかかつております書類で御覧頂きたいのでありますが、先に死亡せられました故議員尾山三郎君に対する弔慰金はその際支給済みでございますが、その後議員歳費の金額の移動を生じましたのが、本年の十月一日から実施せられることと相成りました関係上、差額といたしまして十六万八千円を支給いたさなければならなくなつた次第であります。よつて本件は、国会予備金に関する法律第二条によりまして、議院運営委員会の御承認を求める次第であります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 承認することに決定をいたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に昭和二十五年度及び昭和二十六年度参議院予備金支出に関する報告の件。
○事務総長(近藤英明君) 本件は同じくお手許にお配りいたしました昭和二十五年度国会予備金支出額調書で御覧を願いたいと存じます。本支出額はいずれも議院運営委員会の成規の手続を経まして支出いたしましたのでございます。そういたしまして、これ以前に支出いたしました昭和二十五年度分につきましては、前回の通常国会において委員長から御報告済みでございます。その御報告以後におけるもの並びに昭和二十六年度分について未だ御報告になつていないもの、これらにつきましてはこの内容を委員長から国会予備金に関する法律第三条によりまして、この通常国会の初めにおいて議院に報告をして承認を求められることに相成つております。よつて委員長がこの資料通りのものを報告いたされることでよろしうございますかということをお諮り申上げる次第であります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議ないものと決定いたします。
○事務総長(近藤英明君) この案によつて御報告せられることがきまりましたのでございますが、報告の時期につきましては、事務総長並びに委員長に御一任願いたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり) —————————————
○委員長(川村松助君) 次に公益事業委員会委員の任命につきまして同意を求める件を議題にいたします。
○政府委員(岡崎勝男君) 公益事業委員会委員伊藤忠兵衛君は本月十四日任期満了となりますので、同君を再び同委員に任命したく、両院の同意を求めるために本件を提出いたします。同君は履歴書で御承知の通り、学校を卒業後自家営業に従事しておりまして、大正七年伊藤忠商事株式会社取締役社長に就任され、更に三光紡績株式会社取締役、輸出綿糸布同業会会長、呉羽紡績株式会社取締役社長等を歴任し、公共の福祉に関しては公正な判断をする広い経験と豊富な知識を有するものとして、昨年十二月任期一年の公益事業委員会委員に任命され、電気及びガス事業の運営調整に幾多の尽力をいたしたのでありますので、今回政府においては同君を再任せんとするものであります。 何とぞ御賛成をお願いいたします。
○相馬助治君 再任のようですが、過去一年間の本人の出席状況及び特別なる発言等について官房長官は資料をお持ちですか。
○政府委員(岡崎勝男君) そういう資料は只今は持つておりません。
○委員長(川村松助君) 速記をやめて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(川村松助君) 速記を始めて下さい。
○政府委員(岡崎勝男君) 只今正確なる資料は私は持つておりませんが、我我もこの公益事業委員会の事業については深い関心を持つておりますから、大体のことは承知しております。伊藤委員は公益事業委員の中でも非常に熱心に仕事をしてもらつておりまして、例えば政府との連絡の際などに常に出席しておられまして、公益事業委員会の内部におきましても最も仕事に熱心な一人であると了解しております。それがために特に電気事業を主として視察のために米国にも参りまして、あらゆる方面と接触して非常に豊富な資料を持ち帰つておられるのでありまして、只今報告書を作製中でありますが、かなり厖大なものでありますので、帰朝後まだ余り日が経つていないために、極く概略な報告はしておりますけれども、詳細な報告は起草中のような次第で、非常にこれは有益なる資料がたくさん入つておると了解しております。米国に出張しております間には、勿論公益事業委員会に出席することはできないのでありますが、その他の国内におりましたときには、同君の仕事振りは我々非常に敬服しておるものでありまして、最も熱心なる委員の一人であるということは確言できると思つております。
○小笠原二三男君 村に持ち帰るということが恒例でありますが、再任せられるので、前回に審査しておるわけでございますから、ここで同意を与えることに異議ございません。
○委員長(川村松助君) 同意を与えることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議ないようでありますから決定いたします。 ちよつと速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(川村松助君) 速記を始めて……。次に緊急質問の件をお諮りいたします。
○事務総長(近藤英明君) 本日緊急質問の御要求が二件出ております。一件は、社会党の第四控室の中田吉雄君からでございます。再軍備反対、平和憲法擁護に関する緊急質問でございます。要求大臣は総理大臣、法務総裁、大蔵大臣の三大臣でございます。時間は二十分とございます。今一件は、同じく社会党第四控室の羽生三七君からでございまして、講和条約について中国政権承認に関する緊急質問、要求大臣は総理大臣でございます。時間は同じく二十分という御要求でございます。
○委員長(川村松助君) 只今の緊急質問の件につきまして、事務総長から御説明ございましたような事情であります。それをお諮りいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ……。
○兼岩傳一君 異議はありませんが、題目だけもう一遍繰返して下さい。
○事務総長(近藤英明君) 中田吉雄君のほうは、再軍備反対、平和憲法擁護に関する緊急質問、それから羽生三七君のほうは講和条約について中国政権承認に関する緊急質問。
○委員長(川村松助君) 別に御意見もなければ、承認といたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に次回の議運並びに理事会の開会日時をお諮りいたします。
○小笠原二三男君 明日は定例本会議もある日ですから、明日は定例の議運として開き、理事会等を開くことについては委員長において適宜お取計らい願いたい。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 只今の小笠原君の発言通りで差支えありませんか。
○兼岩傳一君 よく聞えないのですが……。
○委員長(川村松助君) 明日は定例日でありますので定例通りやろう。その他のことについては、必要に応じて委員長において取計らう、こういうことです。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) ではそのようにいたします。
○赤木正雄君 ちよつと懇談でもいいのですが……。
○委員長(川村松助君) 速記をとめて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(川村松助君) 速記を始めて……。それでは本日はこれを以て散会いたします。 午後零時三十七分散会