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第13回国会衆議院1952/02/01

労働委員会 第2号

発言数
8 件
登壇者
3 名
会派数
1
開催日
1952/02/01

会議録

島田末信自由党

○島田委員長 ただいまより労働委員会を開会いたします。  まず本委員会に付託されましたポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く労働省関係諸命令の廃止に関する法律案、内閣提出第一七号を議題とし、審査に入ります。政府より提案理由の説明を求めます。     —————————————

吉武恵市自由党厚生大臣・労働大臣

○吉武国務大臣 ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く労働省関係諸命令の廃止に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  今般、日本国との平和條約の効力発生に伴いまして、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件を廃止することといたしたいと存じておりますので、これに基く諸命令につきまして、引続きその効力を存続せしめるかいなか再検討することが必要となつたわけでありますが、労働省において主管するものといたしましては、労務充足に関する件、労務者の就職及び従業に関する件及び労働に関する団体の主要役職員への就職禁止等に関する件の三件があります。これらはいずれも次に述べる理由により効力を存続せしめる必要がないものと認められますので、この際廃止いたしたいと考える次第であります。  すなわちまず第一に労務充足に関する件でありますが、これは連合軍最高司令官の指令に基きまして、連合軍最高司令官または各地の占領軍指揮官によつて指示される労務を、指示せられた期日及び場所において提供するため制定されたのでありますが、今般日本との平和條約の効力発生に伴い、本省令制定の理由は消滅いたしますので、廃止すべきものと考えられるのであります。  次に労務者の就職及び従業に関する件につきましては、同じく連合軍最高司令官の命によりまして、労務者に対して、賃金、労働時間その他の労働條件について、国籍、宗教、社会的地位によつて差別することがないよう措置するため制定せられたものでありますが、現在労働基準法第三條中にこの省令に規定する事項と同一の内容が規定せられておりまして、この省令を存続せしめる必要はありませんので、この機会に廃止することを適当と考えるものであります。  最後に、労働に関する団体の主要役職員への就職禁止等に関する件につきましては、にれまた連合軍最高司令官の命によりまして、労働者を戦時組織から解放して、労働者自体に自由な自活組織を與えようとする趣旨に基きまして、戦時中大日本産業報国会、大日本労務報国会、日本海運報国団及び協調会における主要役職員の職にあつた者が、労働に関する団体に就職することを禁止するため、並びに東京労働自治連合会及びこれに類似する団体を解散せしめるため制定せられ、その後一般公職追放者をすべての労働組合の役職員の地位から排除する等のため若干の改正を加えられたものでありますが、今日におきましては右に述べました本省令制定の趣旨はすでに達成されたと認められ、またわが国労働運動の現況から見まして、本省令を廃止いたしました場合においても、本省令により指定を受けておりますような戰時中の労働団体あるいはそれらの指導者が、再び自由にして民主的な労働団体の発展を阻害するとは考えられませんので、本省令は引続き存続せしめる必要は認められないのであります。  以上本法案提出理由の概要を御説明いたした次第でありますが、何とぞ御審議の上すみやかに可決あらんことを御願い申上げる次第であります。     —————————————

天野公義自由党

○天野(公)委員 この際私より動議を提出いたします。わが国の鉱山、化学工業等の従業員の安全衛生に大なる関連を有します硅肺病の対策に関しまして、硅肺病対策小委員会を設けられんことを望みます。なおまた産業経済の動脈に当ります港湾労働に関しましては、澁湾労働に関する小委員会を設けられんことを望みます。

島田末信自由党

○島田委員長 ただいまの天野君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田末信自由党

○島田委員長 御異議がなければ、硅肺病対策小委員会及び港湾労働に関する小委員会を設置し、それぞれ調査を進めることにいたします。

天野公義自由党

○天野(公)委員 硅肺病対策小委員会につきましては小委員の数は七名とし、港湾労働に関する小委員会につきましては小委員の数を六名とし、それぞれの小委員並びに小委員長につきましては、委員長において指名せられんことを望みます。

島田末信自由党

○島田委員長 天野君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

島田末信自由党

○島田委員長 御異議なしと認め、硅肺病対策小委員会につきましては小委員の数を七名、港湾労働に関する小委員会につきましては小委員の数を六名と決定いたしました。  なお小委員並びに小委員長の指名をいたします。まず硅肺病対策小委員会につきましては     金原 舜二君 船越 弘君     柳澤 義男君 森山 欽司君     川島 金次君 青野 武一君     中原 健次君七名の方を小委員に指名し、小委員長には船越弘君を指名いたします。  次に港湾労働に関する小委員会につきましては、     天野 公義君  三浦 寅之助君     山村 新治郎君 稻葉 修君     前田 種男君  田代 文久君の六名の方を小委員に指名し、小委員長には天野公義君を指名いたします。  それでは本日はこの程度をもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後一時四十六分散会

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