地方行政委員会 第1号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1951/12/14
会議録
○金光委員長 これより会議を開きます。 本日の日程に入るに先立ちまして、この際一言ごあいさつを申し上げます。このたび不肖私が委員長の席を汚すことになりました。何分にもふなれなものでございますから、ぜひ皆様の御協力をお願いいたしまして、大過なきを期したいと存じます。簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手) それでは次に前委員長でありました前尾委員よりこの際発言を求めておられますので、これを許します。前尾委員。
○前尾委員 この機会に一言お礼とお願いを申し上げたいと存じます。昨年の五月に、非常に識見豊富であり、練達堪能なる中島委員長がおやめになりまして、不肖私がそのあとを引継いだのでありますが、何しろ非常に難問題の重なつておりますことでありまするので、とうてい皆さんの御期待に沿うわけに参らぬということで、非常に心配して就任したような次第であります。その後臨時国会におきまして地方税法、さらにまた引続きまして地方公務員法、また昨年の通常国会におきましては、地方税法なりあるいは警察法等、いろいろな難問題が出て参つたのであります。私は大過なくという言葉を申し上げたいのでありまするが、実際は非常に大過ばかりやりまして、よたよたとやつて参つたのであります。しかし皆さんから非常に御声援なり、御援助を賜わりまして、あるいはまあ大過なくという範疇に入れていただくことができたのではないか。しかしこれはまつたく皆さんの御同情のたまものでありまして、私としては大過ばかりをやつて来たという自責の念にかられるのであります。しかも先般の臨時国会におきましては、私の勝手から長らく留守をいたしました。これまた重なる罪を犯した次第であります。幸い今般金光委員長を迎えることに相なりまして、金光さんは御存じの通り、人格円満であり、また識見もおありになりますし、おそらく皆さんの御期待に沿われる方であると確信いたす次第であります。私は今後ともこの委員会に残りまして、皆さんとともにまた勉強して行きたい、かように考えておる次第であります。今後ともぜひ御指導御鞭撻を賜わりますことをお願い申し上げまして、私のお礼にかえたいと思います。(拍手)
○金光委員長 それではこれより国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。本委員会の重要なる使命にかんがみまして、前国会と同様、調査する事項といたしましては、地方自治、地方財政、警察及び消防に関する事項とし、調査の目的といたしましては、地方行政の実情を調査し、その健全なる発展に資するための対策樹立とし、調査の方法としては、関係当局より説明聴取並びに参考資料の要求及び小委員会の設置とし、調査期間は今会期中として国政調査承認要求書を、議長に提出いたしたいと思いますが、御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金光委員長 御異議なしと認め、さように決定いたします。 それでは委員長よりただちに諸般の手続をとることにいたします。 —————————————
○金光委員長 引続きお諮りいたします。すなわち小委員会設置についてでありますが、ただいまの国政調査承認要求が、議長より承認いたされましたならば、前国会に設置されてありました地方財政に関する小委員会及び消防に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金光委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。つきましてはただいまの両小委員会の小委員及び小委員長の選任の件につきましては、先例に従いまして委員長より指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金光委員長 御異議なければ委員長より指名することにいたしますが、いまだ国政調査承認要求が承認されておりません関係上、承認があり次第公報をもつて指名することといたします。御了承を願います。 この際門司君より発言を求められておりますので、これを許します。門司君。
○門司委員 ほかでもありませんが、地方財政が非常にきゆうくつになつておることは御存じの通りでありまして、さきの国会で地方財政のために平衡交付金の増額決議案を全会一致でなしたのでありますが、いまだこれの実現を見ていない状態でありますし、一方地方自治体におきましては、ペース・アツプの財源、さらにすべての仕事をして行く上に、非常に財政的に行き詰まつておりますことは事実であります。同時に明年度の予算の編成に対しましても、政府の予算編成が遅れておりまする関係もありまして、地方におきましては、財政的処置にはかなり大きな難関があると、私は考えておるのであります。従つてこの際明日にでも委員会を開いていただきまして、これらの財政問題について、われわれはぜひ当局にその意をたださなければならない。たとえば大蔵大臣はよく預金部資金の短期融資等をとなえられておるのでありますが、これらの問題もやはり地方の自治体が個々別々に、大蔵省に陳情に参ります場合に、なかなかその要を得ていないということが実情だと、われわれは考えるのであります。従つて当委員会といたしましては、それらのものを勘案いたしまして、そうしてすみやかに委員会を開いていただきまして、大蔵並びに地方自治庁の関係者を呼んでいただきまして、地方財政の今日の状態を打開することのために努めて行きたいと思いますので、委員長におかれましては、さようおとりはからいを願いたいと考えておるのであります。 それからもう一つお願いをしておきたいと思いますことは、今度の通常国会に、当委員会関係の法案が大体どのくらい出るかということ、さらに用意されております法案の内容等が、この際当局から発表が願えまするならば、私どもは非常にけつこうだと思います。従来委員会はほとんどお先まつ暗であつて、そうして自分たちが発案する以外のものについては、具体案が出て来て初めて知るというようなことで、何らの予備知識を得ておらない。一方新聞その他によりましては、公式の発表はしていないと政府当局は言つておきながら、やはり実は片鱗が現われて来るわけであります。たとえば十二月六日の朝日新聞等によりますならば、新都市開発法案というものが出るということが、しかもトップ記事に書いてある。こういうものがもし政府で意図されておるとするならば、やはり政府当局からあらかじめそれらのものの片鱗だけでも委員会に来てお話が願えれば、われわれが法案を審議する上に非常に便宜でもあり、また法案の内容等の研究にも便宜が与えられると思います。そうした意味で新しい法案あるいは法の改正等が、どの程度用意されておるかというようなことを、私どもは地方自治庁その他から聞く必要があると思いますので、それらの問題について委員長に御考慮を煩わしたいと考えておる次第であります。
○金光委員長 理事会にお諮りいたしました上で、適当に処置いたしたいと思います。 次会は公報をもつて御通知いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時十五分散会