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13回国会衆議院1952/07/29

行政監察特別委員会 第31号

発言数
10
登壇者
5
会派数
4
開催日
1952/07/29

会議録

内藤隆自由党

○内藤委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。接収解除貴金属及びダイヤモンド関係事件につきましては、すでに基礎調査を行つており、昨日も現地の視察をいたしましたが、理事諸君とも協議の結果、意見の一致を見ましたので、本件につきまして委員会において本調査に着手をしたいと存じますが、御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

内藤隆自由党

○内藤委員長 御異議なきものと認めます。それではさよう決定いたしました。  なお本調査方法等につきまして発言を求められておりますから、この際これを許します。鍛冶良作君。

鍛冶良作自由党

○鍛冶委員 本問題は重大な問題でございまして、先ほど来基礎調査の報告を聞いて、相当納得は参りましたが、よほど愼重を期して着手せられなければならぬものじやないかと考えるのであります。従いましていろいろの方面から的確にこの基礎調査をなし、その間において今日の残存物に至るまでの消費、その他の面を正当、確実にされておるかどうかを、確実に把握せられなければならぬものと考えまするがゆえに、いま一応調査部において愼重に調査を願い、さらにまたこれと相関連しまして協力を求めらるる方面があるならば、でき得る限り協力を求められまして、万全を期した上で、証人なり、その他の本委員会の調査に着手せられる方がよろしいと考えるのであります。従いまして、いま一応愼重なる調査部の調査をせられ、報告書の提出せられたる後、われわれも十分研究いたしまして、証人その他の委員会における本調査にかかることにしたい、かように考えますから、そのようにお願いいたします。

内藤隆自由党

○内藤委員長 小松勇次君。

小松勇次改進党

○小松委員 本問題はきわめて重大な問題であり、ことに本問題に対しましては、各方面から多くの疑惑を持つて見られておる問題であります。従つてこの問題に対しまして本委員会がこれを取上げた以上は、徹底的に調査して、その真相を究明して、天下の疑惑を解消しなければならぬと思うのであります。かかる見地よりいたしまして、基礎調査を十分に完成いたしまして、そうしてすみやかに委員会を開いてこれが調査究明に着手せられんことを希望いたします。

内藤隆自由党

○内藤委員長 佐竹新市君。

佐竹新市日本社会党

○佐竹(新)委員 本問題は非常に国民が重大なる関心を持つておる問題でありまして、特に戰争中軍が半強制的に国民に対して供出をしい、いわゆる国民が勝つために出したものが、終戰後のどさくさにまぎれまして、その行方がいろいろ疑問を持つて見られておる。その真相がはたしてどうなんであろうかということに、国民大衆は重大な関心を持つておるものであります。そういう意味におきまして、今日事務局の方からその中間の報告がありましたけれどもが、さらに事務局は、これを本委員会が取上げるだけの十分なる調査をされて、そうして来るべき委員会においてその調査の十分な資料に基いて、本委員会がいよいよ活動を開始されんことを切望するものであります。

内藤隆自由党

○内藤委員長 他に御発言はありませんか。——山口君。

山口武秀日本共産党

○山口(武)委員 先ほどの報告も聞きましたが、この問題で一番中心になる問題は、戰争中官僚と軍閥の絶対専制下におけるこの貴金属、ダイヤモンドの処理の仕方ということ、ここに問題があらなければならない。さらに敗戰時における国内の混乱に乘じて、このダイヤモンド、貴金属を取扱つた人たちが、どのような態度をとつたかという問題。さらにこれは一番難問題でありますが、この貴金属、ダイヤモンドを掌握していましたところのアメリカ軍の処置というものを、徹底的に究明しなければならないということ、このためには外務省自体も動かさなければならない、アメリカ自体に対して遠慮会釈なく調べなければならないということ、この点を特に希望いたしまして、賛成いたします。

内藤隆自由党

○内藤委員長 四君の御趣旨はよくわかりましたので、事務局をして愼重基礎調査をさらに進めることに委員長よりいたします。次回は公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時四十六分散会

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