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13回国会衆議院1952/06/23

建設委員会 第43号

発言数
12
登壇者
5
会派数
2
開催日
1952/06/23

会議録

田中角榮自由党

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  本日は委員長不在のため私が暫時かわつて委員長の職務を行います。本日の請願及び陳情書日程全部を議題といたします。  まず請願及び陳情書審査小委員長よりその審査の経過並びに結果を御報告願います。内藤隆君。

内藤隆自由党

○内藤(隆)委員 ただいま議題となりました請願並びに陳情書について、請願小委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず請願について申し上げます。本委員会に付託になりました請願の総数は三百九十七件で、そのうち本委員会において四月二十九日より三回にわたり慎重審議の上審査済みと相なりました請願の総数は三百四十三件、その内訳は、一、河川関係のもの百八十四件、二、道路関係のもの百七十三件、三、都市関係のもの十四件、四、住宅関係のもの百九件、五、その他の関係十七件と相なります。  第一の河川関係の請願については、改修工事の遅延のため、河川はいまだ全国的に荒廃していますところ、二十六年度は数度の台風、豪雨に見舞われ、多大の被害をこうむり、目下その復旧工事に孜々として努力がいたされておりますが、一たび出水ともなれば、再び堤防の決壊、耕地の流失、人畜の被害は火を見るより明らかであるから、これか対策としてすみやかに災害の復旧工事、砂防工事または根本的治水対策の樹立等を要望いたすものであります。  第二の道路関係の請願については、これまた道路は荒廃のはなはだしいものがありますから、すみやかに国道、県道等の改修をいたし、全国的道路組織の整備をはかり、重要物資の大量輸送を確保いたし、もつて国家経済の発展策を講ぜられたいという要望をいたすものであります。  第三、第四の都市、住宅の請願について、都市建設事業は、近時多少の改善を見ましたが、いまだきわめて不満足の状態にあり、また住宅の建設も遅遅として進捗せざるものがありますので、ともに強力にその促進を要望いたすものであります。  その他の請願についても、国土の総合開発等重要なものばかりであります。よつて、本日の請願日程中、第一ないし第三、第五ないし第三九、第四一ないし第九七、第九九ないし第一三二、第一三四ないし第一四〇、第一四二ないし第一四六、第一四八ないし第一五一、第一五三ないし第一六九、第一七一ないし第一八〇、第一八二及び第一八三、第一八五及び第一八六、第一八九及び第一九一、第一九三ないし第二〇二、第二〇六ないし第二〇九、第二一一、第二一三ないし第二二二、第二二四ないし第二六二、第二六五ないし第二六七、第二六九、第二七五ないし第二八二、第二八四ないし第二八七、第二九一ないし第二九六、第三〇〇、第三〇四及び第三〇五、第三〇七ないし第三〇九、第三一八ないし第三二〇、第三二二ないし第三三〇、第三三二ないし第三三八、第三四〇ないし第三四五、第三四七ないし第三六〇、第三六二ないし第三七六、第三七八ないし第三九三、第三九五ないし第三九七の各請願は、本小委員会において内容の審査を終了いたしまして、各請願の取扱いについて、頂重に検討いたしました結果、本委員会としてはいずれも適切妥当なものと認め、衆議院規則第七十八條により、議院の会議に付するを要するものとし、採択の上内閣に送付すべきものと議決することに決した次第であります。  次に、日程第四〇、第二六八、第二七〇ないし第二七二、第二八三、第三〇一ないし第三〇三、第三一〇ないし第三一七、第三三九及び第三四六の各請願は、本国会において、それぞれそそ趣旨の法案が通過し、その目的を達成したものでありますから、議院の議決を要しないものとするに決した次第であります。  次に陳情書については、慎重に検討いたしました結果、本日の陳情書日程中第一ないし第六、第八ないし第二一、第二三ないし第三八、第四〇ないし第四二、第四四ないし第五四、第五六及第五八、第六〇ないし第六三、第六七ないし第七〇、第七二、第七六及び第七七、第七九ないし第八三、第八六ないし第九三、第一〇〇及び第一〇二、第一〇四ないし第一〇九、第一一一ないし第一一五、第一一八及び第一一九、第一二三ないし第一二五、第一二七ないし第一四二、の各陳情書はその趣旨はこれを了承すべきものと決した次第であります。  以上簡單ながら、請願小委員会において審査いたしました経過並びに結果を御報告申し上げたのであります。

田中角榮自由党

○田中委員長代理 この際お諮りいたします。請願及び陳情書につきまして、内藤小委員長の報告の通り決するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中角榮自由党

○田中委員長代理 御異議なしと認め、さように決定いたします。  なお報告書の作成につきましては、委員長に御一任願います。  この際、残余の請願及び陳情書につき、発言があればこれを許します。

前田榮之助日本社会党

○前田(榮)委員 先般の当委員会において請願の問題になりました浜松市の幅員拡張に関する反対請願について、いろいろここで論議がございまして、結局これは現地をも十分見なければ結論に到達することが困難である、こういうような御意見もあつたのであります。従つて、ただいま小委員長の報告の中には省かれて、大体は保留の状態を予想されておるようであります。しかしながらこの問題につきましては、参議院の方におきましては採択し、現地におきましても、このままで放置することは困難であるということから、建設省の事務当局も現地へ参りまして、市の当局者ともいろいろ懇談を逐げて善処いたしておるようであります。昨日の読売新聞の報道するところによりますと、現地においても妥結の道が開かれたような報道をいたしておるのであります。この問題は、結局最初の都市計画とは、国道関係の幅員拡張の問題のみならず、いろいろ計画に齟齬の点があるからというので、その計画を変更しておる部面もありまして、すでにその変更すべからずという市民の声を反対に変更しておる実情もあり、それから市民の声として変更すべしという声を変更できないという市の当局からの意見も出ておりまして、この都市計画についてはいろいろ疑義があるわけであります。従つて大体の妥結の道をどの点に選んだかという点を聞いてみますると、道路の幅員の拡張は、いわゆる道路の前後の関係の幅員は認めるけれども、現在の計画通りには不合理がある。しかしながら将来の都市の関係は、港路はできるだけ広い方が近代的であるという点はわれわれも認めなければならぬ、こういうこと等も加えまして、いわゆる防火帶組織のような状態に道路の面だけは防火建築を行うということを條件として、そうしてその場合において多少の幅員を拡張するということで大体話がついたようであります。そういう事情でありますので、大体そういうように市の当局もあるいは建設省の都市計画の方針もあまりその計画を踏みにじるようなことなくして問題が解決つくような状態になつている際でありますから、本委員会はそういう意味を含めて御採択になつて、たとえばそういう條件を付してもよろしゆうございますから、これを保留しないで採択されんことを私は希望するわけであります。

田中角榮自由党

○田中委員長代理 この際お諮りいたします。ただいまの前田榮之助君の発言にかかる請願日程第一五二、国道一号線中浜松市の幅員拡張工事反対に関する請願、松岡駒吉君外一名紹介、文書表第九七四号につきましては、建設省より次回委員会において事情を聴取することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中角榮自由党

○田中委員長代理 御異議なしと認めます。よつてさよう決定いたします。

瀬戸山三男自由党

○瀬戸山委員 今の問題に関連しまして、つけ加えておきますが、都市関係のいわゆる戦災復興事業に対して三件が保留になつております。これは大体相似たようなものでありますから、建設省の意見をつけ加えて私は聞きたいと思いますから、さようおとりはからい願います。

上林山榮吉自由党

○上林山委員 私は請願の取扱いについて、委員会の態度というか、委員長の態度というか、そういうことについて一言意見を申し上げておきたいと思います。  私が提案した三〇五の民間住宅会社助成に関する請願、これは言うまでもなく住宅をよけいつくらせようという趣旨でありますが、これを御採択願つております。さらに都市庁設置に関する請願、これは行政機構改革にちなんで、私ども当委員会においても都市局を置くという修正をしたほど重要な問題と関連しておるのでありますが、ここにこの問題を採択していただいたということは、まことに敬意を表するものであります。さらに第三の問題として、三九二、指定府県道鹿児島山川線外六箇線を二級国道に指定の請願でありますが、これも同地方の重要性にかんがみて採択をいただいたということは、これまた感謝にたえません。そこで、私個人の問題を申し上げるわけではありませんが、請願というものは国民とわれわれ議会とをつなぐ大きなパイプであると私は思います。しかるに委員会でこれを可決いたしましても、順次実現されつつあるものもありますが、多数のものが置去りにされておる感が深いのであります。でありますから、われわれ委員会においても、見通しをよくつけて採択をしなければならぬと同時に、見通しをつけて採択したものについては、委員会が責任を持つてこれが完成まで見守つて行く、あるいは政府にその線に沿つて絶えず強く警告を発して行くという態度をとらなければ、国民と議会とをつなぐこのパイプが切れてしまう。私どもはなるほど正武には立法をし、予算の審議をする権能を与えられて、国民全体のために盡しておるのでありますけれども、制度の上においての方法としては、これ以外に一、二ないではありませんが、これが最も緊密な方法だと考える。これに対して委員長は、第十三国会における本決議を、私の言うた趣旨に沿つて努力を当然されなければならぬと思うのでありますが、この際私は速記録の中に、その正確なる答弁を残しておきたい。いわゆる委員会の自粛と同時に政府への警告、国民とのつながりを密接にして行く民主政治の確立という点から、私は駄弁のようでありますけれども、ここにある反省する時期に来ておるようでありますので、この際意見を申し上げて、委員長の答弁を求めておきます。

田中角榮自由党

○田中委員長代理 御答弁申し上げます。ただいまの上林山君の御発言は、まことにもつともであります。本日採択の請願及び陳情書の取扱いにつきましては、議長を通じ内閣に送付するわけでありますが、これが実現につきましては、鋭意努力し、本委員会の面目を保ち、これが予算化されるように努力を続けるつもりであります。  なお請願及び陳情書日程中、本日採択せられた残余日程につきましては、他日委員会に関係政府機関の出席を求めて審議をいたします。     —————————————

田中角榮自由党

○田中委員長代理 この際お諮りいたします。日程第一、公営住宅法の一部を改正する法律案(参議院提出、参法第一三号)は提案者不出席でありますので、次会に延期するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中角榮自由党

○田中委員長代理 御異議なしと認めます。よつて次会に延期せられました。  次会は公報でお知らせすることとし、本日はこれをもつて散会いたします。     午前十一時二十三分散会

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