議院運営委員会 第48号
- 発言数
- 71 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1952/05/20
会議録
○石田委員長 それでは、これより本日の議院運営委員会を開会いたします。 初めに回付案の取扱いの件をお諮りいたします。事務総長から御説明願います。
○大池事務総長 回付案は、この前御説明を申し上げました一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案と、公共事業令の一部を改正する法律案、この二件につきましては、すでに内容について御説明申し上げまして、その取扱いについて保留になつております。その後また二案が回付されました。その一つは国立学校設置法の一部を改正する法律案であります。これは本院で議決をしまして参議院へ送りましたが、行政機関の職員定員法がその後改正になりまして、それが入つておりませんままに向うに行つたわけであります。その後行政機関職員定員法の政正が出ました関係から、その数字だけを向うで減らしまして、こちらに回付されて来たわけであります。結論的に申しますれば、すでにきまりました数字のふえておつた分を正当に直して来たような、字句整理に関する部分だけでございます。内容においてはかわりは、ございません。 もう一つ返つて参りましたのは、警察予備隊令の一部を改正する等の法律案であります。これはこちらで議決をして、参議院へ送付いたしましたときは、「日本国との平和条約の最初の効力発生の日以後も」ということになつておつたのであります。従つて法律の施行期日が「日本国との平和条約の最初の効力発生の日」からということで参議院へ送つたのでありますが、この期間がすでに済んでしまいましたので、この法律条は「公布の日から施行する。」ということにかわつて来た当然の修正でございます。従いまして、内容におきましては何ら差異はございません。この二条が返つて参つておりますので、以上四件の取扱いについて御協議願います。
○石田委員長 最初に、一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案についての、取扱いをお諮りいたします。
○福永(健)委員 本件は、わが党におきましても今鋭意研究中でございます。もうしばらくお待ちを願います。
○椎熊委員 これについては、あなたの党の方針を早くきめてもらいたいと思う。私どもは参議院の修正をのむということになつておるけれども、あなた方の方でのまなければ、両院協議会で成案を得るというような事柄もあるが、三分の二で衆議院の原案を固持するという態勢にはできないと思いますから、一刻も早くその態度をきめていただきたい。
○石田委員長 それでは、本日はこれを留保するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さように決します。 次に公共事業令の一部を改正する法律案の回付案について、お諮りいたします。
○福永(健)委員 本件も、もうしばらく御猶予を願います。
○石田委員長 本案も、本日はこれを留保するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さように決します。 他の二件はきわめて簡単でありますから、本日の本会議に上程するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
○石田委員長 次に、議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の一部を改正する法律案起草提出の件を議題にいたします。事務総長から御説明願います。
○大池事務総長 これは、中川庶務小委員長がおられますので、中川小委員長から御説明願つた方がいいと思うのですが、事柄はきわめて簡単で、ございまして、庶務小委員会で十分に御研究一の上おきめ願つたわけであります。証人等が各議院に出頭を依頼されて参りますときの日当は、現在七百円を証人はもらつておるわけであります。参考人の方は百六十円になつておるわけであります。従つて公聴会等を開きます場合に、いろいろの手続の関係が、ございまして、現実に公聴会を開き得ないような場合には、これにかわる方法として参考人の形で意見を聽取する場合があります。その際に、ただいま申し上げたような百六十円ということになつておりますのを、証人の七百円というのを正当といたしましても、参考人との開きがあまりにもはなはだしいので、つり合いがとれないのじやないかというような御意見もございまして、小委員会で検討の結果、証人として呼び出された場合は、証言その他の関係もございますので、参考人と同一な取扱いをすることは不公平であろうということから、今までの七百円を千円に上げたい、それから参考人の百六十円を七百円にして、従来の証人並に上げたい、こういうことであります。あとは字句を整理いたしただけにすぎません。なおもし証人等を呼び出されますときに、特に緊急を要しますため、当運営委員会で了承を得、あるいは閉会中特に議長の許可を得て、その必要を認められた場合には、その証人に対して航空機を利用して来てもらわなければならぬことがかりにあつた場合を想像しまして、その場合には、航空賃並の実費を支拂うようにしよう、これが新たに入つておるだけであります。これは内容的には違いはございません。小委員会で十分御検討の結果でき上つた案文は、お手元に差上げたようなここであります。従いまして、もし当委員会で御承認になりますれば、本会議へこれを上程願いたいと思つております。
○石田委員長 お諮りをいたします。これを承認し、本会議に上程するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
○石田委員長 次に、ただいま出ております懲罰動議の取扱いの件を議題にいたします。
○大池事務総長 懲罰動議は、この前の風早さんの懲罰動議は本日まで保留になつておりましたが、その後十五日の本会議の関係から、加藤充君に対する懲罰動議が田渕光一君外一名から出ております。それと佐瀬昌三君に対する懲罰動議が椎熊君から出ております。従いまして、風早八十二君、加藤充君、佐瀬昌三君の三君の懲罰動議が出ておりますので、その取扱いについて御協議を願います。
○椎熊委員 佐瀬昌三君に対する懲罰動議は、撤回いたします。
○石田委員長 他の二件はいかがですか。――他の二件は、次の会議で御協議申し上げることで御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
○石田委員長 次に、決議案の取扱いの件を議題にいたします。これは前から議題になつておりますので、あらためて説明を要しないと思います。領土に関する決議案はいかがいたしますか。
○椎熊委員 この次にしてもらいたいと思います。
○石田委員長 それでは、これを保留するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議ありませんから、さように決します。 次に、木村法務総裁不信任の決議案はいかがいたしますか。
○梨木委員 この不信任案は、わが党から出ておるのでありますが、御承知のように、国務大臣に対する不信任案というものが提出されました場合は、緊急にこれを上程して、処理すべき性質のものであると思うのであります。ぜひとも本日の本会議に上程されんことを希望いたします。
○石田委員長 いかがですか。本日上程しろという御希望がありますが、他に本日上程すべからずという御意見はございませんか。
○椎熊委員 あります。反対です。
○石田委員長 反対がありますから、採決をしなければなりませんが、きよう上程するに賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○石田委員長 挙手少数。よつて本日はこれを上程いたしません。
○石田委員長 次に緊急質問の取扱いの件を議題にいたします。事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 緊急質問は、お手元に印刷物を差上げました通り、二件出ております。田万廣文君と、小林運美君の二君から出ております。
○石田委員長 この二件について、いかがでしようか、これは提出者の御本人がいらつしやることですし、肥料についてはよくおわかりの方だから、委員会においておやりくださつたらどうでしようか。
○小林(運)委員 委員会では困る。きようは場合によつたら留保してもいいが、この次に約束してくれれば……。
○石田委員長 それでは、この二件とも本日は留保するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
○石田委員長 次に、本日の本会議の議事についてお諮りをいたします。
○大池事務総長 本会議の議事について一応御説明申し上げますが、先ほど御決定を願いました回付案の、国立学校設置法の一部を改正する法律案と、警察予備隊令の一部を改正する等の法律案、この二つの回付案は、日程に入る前に先におきめ願つたらいかがかと思います。それを済ませましてから、日程に入ることに願いたいと思います。
○福永(健)委員 日程第一は、本日は延期されんことを願います。
○石田委員長 それでは、日程第一は本日は延期するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さよう決します。
○大池事務総長 それでは、その二つの回付案を済ませまして日程第二に入ります。日程第二は運輸委員長岡村利右衞門君が報告をされまして、これは全会一致でございます。 日程第三、第四は一括議題といたしまして、決算委員長中垣國男君が報告をされまして、これは共産党が反対で、討論はございません。 日程第五、第六の二案は一括して議題といたしまして、通商産業委員長中村純一君が報告をされましてこれは共産党が反対、別に討論はございません。 日程第七は、厚生委員会の理事丸山直友君が御報告になりまして、全会一致でございます。 日程第八の地方税法の一部を改正する法律案は、地方行政委員会の理事野村專太郎君が報告をされまして、これに反対討論の通告がございます。
○川本委員 これは委員長が報告で、野村君は賛成討論です。
○大池事務総長 そうですか。それでは委員長が報告をやられるそうであります。その委員長報告のあと、討論といたしまして、委員会の修正されたところには賛成でございますが、原案に反対をいたしております門司亮君が第一位でございます。次が賛成討論で、自由党の野村專太郎君、その次は反対で、共産党の立花敏男君、それから賛成討論として、改進党の床次徳二君、次に反対討論として、八百板正君の通告がございます。 日程・第九は、建設委員会の委員西村英一君が報告をされまして、共産党と社会党の二十三控室が反対でございます。討論の通告はございません。これで日程は一応終ります。 なお本日緊急上程を願いたい法案が二案ございます。それは地方行政委員会から、地方公務員法の一部を改正する法律案が上つております。それから経済安定委員会から、国土総合開発法の一部を改正する法律案が上りましたら、緊急上程を願いたい。これは共産党の池田峯雄君の反対討論がございます。
○石田委員長 ちよつとお諮りしますが、日程第八の討論に、八百板正君が通告されておりますが、これは農民協同党もこの原案に対しては同一の御見解なんですか。
○羽田野委員 ぼくの方は賛成しております。
○石田委員長 それでは小会派代表にならないので、発言單位として取扱わないのが慣例になつておりますから、八百板正君の討論は許さないことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。 それでは本日の日程並びに議事の順序に関する事務総長の報告を了承するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、了承するに決しました。
○梨木委員 ちよつと緊急上程について――地方公務員法の一部を改正する法律案、この点については討論もあると思いますので、きようこんなにたくさん緊急上程をされることは反対です。
○石田委員長 反対があるそうでありますから、それでは本案を緊急上程されるに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○石田委員長 挙手多数。よつて緊急上程いたすことにいたします。
○大池事務総長 ちよつと申し上げます。先ほど御承認を得ました証人等の旅費等に関する改正法律案は、印刷配付が済んでおりませんので、本日は上程せずに、この次の本会議に上程をお願いいたすことにいたしたいと思います。
○梨木委員 説明されたのはどつちですか。
○大池事務総長 あとの規程の方ですが、これはこの改正法律案に基いてやりますから……。
○梨木委員 規程の方はきよう出すのですか。
○大池事務総長 これは法律案と規程の改正と両方でございますが、規程の改正の方は、上程は必要ないのです。
○梨木委員 そうすると、七百円を千円に上げるという、これについては出さないのですか。
○石田委員長 やりません。それが出せるように法律をつくつたわけです。これはこの次までに御研究を願つておきます。
○梨木委員 本日の日程には……。
○石田委員長 すでに了承を得たことですし、御質問でしたら、あとで伺いますが、決定をいたしております。 ―――――――――――――
○石田委員長 次に、次回の本会議は明後木曜日、定刻より開くことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さように決します。議院運営委員会は、同日午前十一時に御参集を願います。 ―――――――――――――
○石田委員長 それから、庶務小委員長から報告したいという申込みがございます。これを許します。庶務小委員長。
○中川委員 ちよつと御報告をいたします。先般の庶務小委員会で決定いたしました案件が二つございます。お手元に配付してありますが、輸入自動車割当に関する件がその一つであります。但しこれは各党の所属議員数から、今日まで割当てましたものを引いた残を按分いたしたのであります。これは自由党が九十九台になり、改進党が二十九台になり、以下略しますが、そこに書いてございます通り、先般の小委員会で決定いたしたのであります。 それから第二は、九段の宿舎の増築計画であります。これはこの前も委員会で申し上げ、そのとき御議論がございましたが、庶務小委員会に付議しました結果、原案通り決定いたしました。それは従来八畳一間であつたのでありますが、これでは非常に不便だというので、次の間、三畳をつけた案であります。これは今度新規計画が十八室ということで、御了承を願います。
○石田委員長 前の輸入自動車割当に関する件は、割当それ自身は運輸省の権限に属することであります。各党にそれを配分するということも、参考意見としてここに出したのでありまして、これは別にここでお諮りをして決定する件でもございませんので、御了承を願います。 次に議員宿舎に関する庶務小委員長の発言は、その通り了承するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 御異議がありませんから、さように決定いたします。 次に、椎熊君から発言を求められておりますから、これを許します。椎熊君。
○椎熊委員 ちよつと聞きたいのですが、先般来農林委員会で、大多数をもつて通過しておるドツグ・レース法案があるのです。これは議員提出でありまして、国会内において三百名に近い署名があるのであります。各党から提案者が出ております。従つてある一党の都合だけでどうということもできないような、政治的にも道徳的にも、そういう関係にあるものだと思うのであります。それが委員会を通過して一週間にもなるのに、運営委員会の議題になつて来ない。いろいろ自由党内の事情も陰では聞いておりますけれども、一刻も早くそういう党内事情をまとめられて、こんな大多数の議員で賛成しておる問題でありますから、なるべく今週中の適当な本会議に上程して、一応論議していただきたい。わが党の方も、自由党の方がもし反対があれば、本会議で堂々反対してもらつて、少数で敗れるならばしかたがないけれども、前の国会では満場一致に近い票をもつて本院を通過し、参議院で審議未了になつたものであります。これが再び大多数の賛成を得て出しておるのに、どういうことでございますか、委員会が上つても一向ここに出て来ない。こういうことは私ども非常に了解に苦しむ。事務局にはすでに委員会から上つた通告もあるはずだと思うし、どうか次の議運等で論議ができるように、促進さしてもらいたいと思います。
○倉石委員 ただいまのお話でありますが、私ども自由党では、いつも最終的決定をするのは代議士会でやつております。まだ代議士会において取運ぶ機会になつておりませんから、本日まで延びております。なるべく早い機会に決定をいたしまして、進めて行きたいものと思つております。
○石田委員長 次に梨木君から発言を求められております。これを許します。梨木君。
○梨木委員 きようの日程に上つております議員川崎秀二君の懲罰事犯の件は、本日は留保になりましたが、およそ議員の懲罰ということについては、現実的には、こういう問題はみだりにやらない方がいいという理由については賛成なのであります。しかし今懲罰動議が出されており、また進行中のものもありますが、こういうように委員会を通つて来て、本会議に上程を留保されるような程度の懲罰事犯を、委員会で非常に急いでやるというようなことはそういう程度のものについては、動議提出者においても十分慎重な考慮を抑つておやり願いたい。そうでないと、懲罰事犯というものが、あたかも党利党略で処理されるような印象を受けるので、非常に遺憾でありますから、この点は運営の面から申しましても、十分気をつけてもらいたいということと、一つは、きようこれが留保になつたいきさつなどについて、委員長がもし御承知ならば聞かしてもらいたいと思います。
○石田委員長 前段の御発言の件は、十分承りおきます。後段のいきさつについては、提出者側からそういう申出がございましたので、それをお諮りしたものであります。 本会議は一時四十五分から開会ということにいたしまして、本日はこれにて散会をいたします。 午後一時十七分散会