議院運営委員会 第30号
- 発言数
- 45 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1952/03/28
会議録
○石田委員長 これより本日の運営委員会を開会いたします。 本日御協議申し上げる件は、前回の運営委員会におきまして、本日御態度を御決定願うはずになつておりました農業改良助長法の一部を改正する法律案の参議院修正回付案に対する各派の御態度を伺いたいと思います。まず改進党から……。
○石田(一)委員 改進党は回付案に賛成いたします。
○土井委員 社会党も同断。
○梨木委員 私どもの方は、改良助長法には反対です。
○倉石委員 私どもは賛成いたします。
○石田委員長 それでは本日の本会議にこれを上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 次に、農林漁業資金融通法の一部を改正する法律案、この参議院回付案について各派の御態度を伺います。
○石田(一)委員 賛成。
○土井委員 賛成。
○林(百)委員 私どもも賛成です。
○石田委員長 これを本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それではさよう決定いたします。 ―――――――――――――
○石田委員長 次に予備金支出の件についてお諮りいたします。
○大池事務総長 簡単に私から御説明申し上げます。お手元に差上げてございますように、議員会館の窓かけ、整理だな、それから第一議員会館の囲い、それから浴場の気罐等の改造にこれだけの費用を要しますので、予備金をその方にまわしていただきたいということでございます。
○石田委員長 何か御質疑がありますか。
○田渕委員 私は、議員会館では原則としてとまらぬことになつており、議員宿舎の方へ議員がとまることになりておるように伺つている。それに第一議員会館の気罐のとりかえというが、あれはつくつて三年かそこらでしよう。大体が粗悪工事だから、そうなつて来ておると思いますが、赤坂議員宿舎なんか、炭鉱の坑夫のふろより悪い。議員が多くとまつておるふろの設備にこういうことをしておいて、原則としてとまらぬようなところをやる。これは一体だれが入浴に使うのですか。
○大池事務総長 赤坂の方も六十万ばかり上げてありますが……。
○田渕委員 しかし一方は九十七万でしよう。百万じやないですか。
○大池事務総長 これは今第一議員会館にできておるふろが大きいものでございますから、そういう関係でございます。
○田渕委員 それなら議員が多くとまつておる方を、もつとやつたらどうですか。私は赤坂の宿舎に三年ごやつかいになつているが、九段の宿舎はりつぱになつている。前につくつたものは粗悪工事で、風が吹けば寒い。二階はがたがたする。ふろなんかまるで気のきいた炭鉱の坑夫の浴場より悪い。こういうものを改良するために、なぜ予算を組まないのですか。
○大池事務総長 これは今石炭でやつていますが、これをガスに直したいという関係です。第一議員会館の方は場所の関係、その他ガス管を引く距離が長いために、そういうことになつておりますが、ガス管が引ければ、赤坂の方の宿舎の浴場も、少しもさしつかえないようになると思います。
○石田委員長 宿舎の設備改善等につきましては、庶務小委員会等でまた御検討を願いたいと思います。
○田渕委員 私は、議員がとまるべきでないところに、百万も予算を使うことについて申し上げておるのです。それからガスの使用料が、会館では非常にかかつておるということを聞いたが、どのくらいかかつておるのですか。
○大池事務総長 ちよつと今わかりませんが、この次までに調べて御報告申し上げます。
○土井委員 今田淵君から話があつたのですが、これは実際上の問題として、ここで予備金の支出を決定してしまつて、庶務小委員会でこの問題を処理することになると、事実上おそまきになる。だからこれが必要か必要でないかという問題ですが、これを事前に検討するために、きようはこの問題を留保してもらつて、庶務小委員会で、一体これが必要か必要でないかということを事前に審議する、それから事事上これが必要だというなら、この次に出してもらいたい。
○石田委員長 それではそのようにいたします。庶務小委員会においてで費るだけすみやかに御調査を願います。
○石田(一)委員 今田淵委員の御意見で、とまるべき宿舎の方の経費が少くて、とまらなくてもいい議員会館の費用が多いのは不都合だというのですが……。
○田渕委員 私は原則として申し上げておるのです。
○石田(一)委員 原則としては、宿舎より議員会館の方によけい費用をかけてやつてもらわなければならぬと思う。宿舎というのは、いわゆる宿舎で、水道の設備でも、あらゆる設備を会館の方に重きを置くべきであると私は思います。
○石田委員長 この問題は、庶務委員会で実地についてよく御調査を願います。 ―――――――――――――
○石田委員長 次に、本日の本会議の議事についてお諮り申し上げます。
○大池事務総長 議事日程について申し上げますが、日程第一の農林漁業資金融通法の一部を改正する法律案、これは先ほどの御決定で御異議がないようでございますから、御異議を問うことにいたしまして、日程第二の農業改良助長法の一部を改正する法律案、この方には反対があるようでございますから、これは起立採決。第一は全会一致で異議なし、第二の方は共産党が反対でございます。 それから本日の日程に上つておりますのはこの二件だけでございますが、本日緊急上程をお願いしたい予定のものがございますので、議案審議状況というのをごらん願います。まず法務委員会の、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く法務府関係諸命令の措置に関する法律案、これが上る予学でございます。それから大蔵委員会の、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く大蔵省関係諸命令の措置に関する法律案、次に関税定率法等の一部を改正する法律案、それからポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く連合国財産及びドイツ財産関係諸命令の措置に関する法律案、この三つが上る予定でございます。それから少し飛びまして、当せん金附証票法の一部を改正する法律案、次の国庫出納金端数計算法の一部を改正する法律案、次の国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案、この三件、大蔵委員会から都合六件が上つて来る予定でございます。それから労働委員会の、夏時刻法を廃止する法律案が三件ありまして、これが結論を得て持つて来る予宗になつております。
○林(百)委員 委員会で、これをまとめて持つて来るのですか。
○大池事務総長 それはどう結論をつけて参りますか……。
○梨木委員 労働委員会にかかつておる三つの夏時刻法を廃止する法律案、これについて、委員会の報告を私の方で聞いたところによりますと、三つ併合するということについては、まだ議がまとまつておらないで、議院運営委員会でこの扱いを決定しなければならないような経過になつておると聞いておるのであります。われわれは、委員長のお手元に、この三案とも一括してやるということになつて来ておるのなら、別に異議はないのでありますが、聞くところによりますと、何か共産党の提案にかかる分だけは除外するような策動が行われておるやに聞くのであります。この点はどうなつておるのか、委員長に悦明してもらいたいと思います。
○石田委員長 お答えいたします。私の方には何ら運営委員会でとりまとめろとか何とかいう申入れはございません。全然連絡がございません。労働委員会でやつてくれるものと思います。
○林(百)委員 私の方で聞いておることはこういうことです。大体三案が出ておるが、時間的にいつても、私の方が一番早く出しているのだから……。
○石田委員長 ちよつとお待ちください。それは私がただいまお答え申し上げた通り、私の方でとりはからつてくれという場合には議題にいたしますが、そうでない限り、労働委員会で御発言を願います。このことに関しては、ここで扱うことではない。
○林(百)委員 議運で意見を聞いてもらつて、できるなら労働委員会に連絡してもらいたいから申し上げているのです。
○石田委員長 運営委員会としては、労働委員会に干渉する意思はありません。
○林(百)委員 干渉するというのじやない。連絡してもらえればいいのです。
○田中織之進君 この問題は、今事務総長のお話になつたように、労働委員会で三案についての結論を得て、きよう上程する予定になつておるということは、労働委員会からの連絡ですね。
○大池事務総長 そうです。それで私の申し上げましたのは、三案を一括して一本になるかならぬかという問題ではございません。三案が出ておるのを、労働委員会として結論をつけて持つて来るということでございまして、どういう結論になるか私ども存じません。これらの法律案が委員会を上つて参りました場合には、本日の本会議に上程をお願いいたしたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それではそのように御了承願います。 本日の本会議は一時二十分に開会いたします。 なお本日の本会議に処理できない案件がございますので、明日も本会議を開くことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
○石田委員長 さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十三分散会