議院運営委員会 第25号
- 発言数
- 59 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1952/03/18
会議録
○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。 初めに、先般本委員会の決定に基きまして、北海道の地震慰問のために派遣いたしました議員団の団長である大村清一君から、報告の発言を求められております。これを許します。
○大村清一君 十勝沖震災の災害慰問団を衆議院から派遣せられることになりまして、私ども五人の者が十一日の日に飛行機で北海道に参りまして、同夜北海道庁におきまして、各位から御醵出に相なりました慰問金を知事にお渡しをいたし、慰問の言葉を述べましたところ、知事初め道議会議長、副議長その他道の有力者から、衆議院に対しまして深甚の謝意を表されたのであります。それからただちに汽車によりまして釧路の罹災現地を慰問いたし、さらに十勝、日高の方面にも惨害が及んでいるので、われわれ一行の者が二班にわかれまして、被害の激甚地を慰問をいたしました。さらに帰途青森の県庁及び岩手県庁を訪問いたし、知事にそれぞれ慰問金を贈呈し、慰問をいたしまして帰つた次第であります。この両県におきましても、首脳部が多数列席をせられまして、衆議院に対し深甚の謝意を表された次第であります。 罹災地の一般の状況は、追つて書面で御報告を申し上げまするが、一言申し上げておきたいと思いますることは、北海道におきましては、人心はきわめて安定をいたしております。これはわれわれ慰問団員一同が実は意外に感じ、大いに意を強ういたしたところであります。 簡単でありますが、以上御報告申し上げます。(拍手)
○石田委員長 まことに御苦労さまでございました。
○石田委員長 それでは本日御協議申し上げまする予定の案件に移ります。 最初に、議員当選通知受領の件の御報告を事務総長より願います。
○大池事務総長 東京都の第六区補欠選挙の結果として、社会党の熊本虎三君と自由党の新井京太君、このお二人の当選通知が参りましたから、御報告を申し上げます。
○石田委員長 それで本日の本会議の勢頭において、新たに当選をせられました熊本虎三君、新井京太君を、慣例通り議長から紹介をすることに相なりますので、御承知おきを願います。
○石田委員長 次に、これに伴いまする委員割当変更の件を御協議申し上げます。
○大池事務総長 議員は、必ず一つの委員を持たねばなりませんので、ただいまの社会党の熊本君と自由党の新井君のお二人のお持ちになる委員をおきめ願いたいのでありますが、差上げてあります表によりまして、内閣から経済安定までの委員会のうちで、右の方に欠というのがございます。その欠員のある部分から御希望のところをおとり願つて、委員部の方へ、何の委員になるということをお申出願えば、その委員の方へお入れする手続をとりたいと思います。
○土井委員 括弧の中が欠員数ですか。
○大池事務総長 そうです。括弧の中に零があるところは欠員がございません。それ以外は全部欠員がございますから、どれでもおすきなところをとつていただきまして、もし欠員が一のところをお二人のうちのどなたかがとられれば、そこはなくなりますから、ダブらないようにおとりを願いたいと思つております。
○石田委員長 この件は、ただいまの事務総長の御報告で御了承と思いますが、社会党と自由党との間におきまして御協議願つて、それぞれ御決定願いたいと存じます。
○大池事務総長 それからいま一つ、それに関連いたしまして、今農協党の羽田野さんはお見えになつておりませんが、農協は議員数が三人になりましたために、割当数が違つて参りまして、今五つ持つておりますのが、一つ多過ぎます。従いまして、その分は改進党の方で農協党の方へ御相談願いまして、五つのうちのどれか一つをおとり願つて、農協党の方は一人お返し願いたい、こう考えておりますので、長谷川さん、ひとつ御協議願えませんでしようか。
○長谷川委員 お話は承りましたので、一応話してみます。
○石田委員長 なお小会派の方には、田中織之進君からお伝えを願います。 ただいま事務総長の御報告の通り、農協党の割当の委員を、一名改進党の方へまわすということを決定するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定いたします。
○土井委員 これは数の上からきまつておることだから、そういうふうに決定事項というような取扱いをしなくてもいいでしよう。
○石田委員長 その数の上からきまつておることが、なかなか返さない場合があるから、決定しておかなければならぬのです。 ―――――――――――――
○石田委員長 次に、国家公安委員任命につき同意を求めるの件を議題にいたします。
○大池事務総長 お手元に履歴書が差上げてあるはずでありますが、花井忠さんを辻さんの後任に政府で任命をいたしたいということで、本院の同意を求めて参つておるわけであります。これは前例もありますので、本日御決定を願えなければ、この次までに各党の御態度を御決定願いまして、次会に御決定を願いたいと思います。 〔「次会異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それではこの件は、次回の運営委員会において決定をいたします。 ―――――――――――――
○石田委員長 次に、議員請暇の件を議題にいたします。
○大池事務総長 これは御承知の通り、この前国会法第三十九条による議決をいたしました根本龍太郎さんが、ビルマの方へ参られました関係から、お帰りまでに十七日間に相なる予定だそうでありまして、十七日間の請暇許可の願出が参つております。それと、小西英雄君がハワイの方へ参つております関係で、その期間が十三日間になりますので、十三日間の請暇の願出が参つております。この両君の海外旅行のための請暇願の件をお願いいたしたいと思います。
○土井委員 小西君は何のために行つたのですか。
○大池事務総長 小西君は、重量あげの競技大会がありまして、それに出るのと、米国の弾丸道路という非常に早く行く道路ですが、これの実地研究と、遺家族対策の調査をいたして来たい、こういうことでございます。
○林(百)委員 根本氏のは期日が延びたのですか。
○大池事務総長 そうではございません。帰るまでの予定が十七日間になりますので、一週間を越えることになる関係から、請暇願を出して来たわけであります。
○石田委員長 これを本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定いたします。 ―――――――――――――
○田渕委員 この際議員の請暇に関連して、幸いきようは議長、副議長さんもおいでになつておるので伺いたいのでありますが、議員のうちに、請暇の手続もせずに、ほとんど登院せぬ人があるのであります。御承知のように、選挙も近づいておるというような意味から、選挙地盤の弱いような人は、ことにそういう状態である。これを議長、副議長は、何らの手続もないのに、黙視されておるのか、あるいは了承されておるのか。まじめにやる者は、委員会にもどこにも出席しておるが、出ない者は出ない。しかも手続もしておらぬ。これはどうも私はふしぎでしかたがないのです。これを議長の方で何らか積極的に出られて、国会議員というものは、常に国会の議席を離れるものじやないということを徹底していただきたい。前に幣原議長のときにも数回申し上げたのでありますが、幣原さんは御老体であられたから、新議長が御就任になれば、何らかそういう御措置をおとりになるのかと待つておりましたが、暖かくなるとへびが出るごとく、ぬらぬらと出て行つて、委員会に行つても空席ばかりです。これは議長が行つてごらんになればおわかりになる。はなはだしいときには三人か五人になつておる。これを私は默つておるわけには行かぬ。これに対して議長はどういうような御処置をおとりになるのか、伺つておきたい。
○石田委員長 議長にお尋ねになつたのでありますが、これは各派というか、議会全体の問題でございまして、今までの例としましては、最初山崎議長当時に、ラジオの放送を通じて議員の出席を呼びかけたことがございます。それから松岡議長当時は、毎月各議員の欠席数を調べて、これを公表いたされる処置をとられたのであります。問題は具体的な方法でございまして、田淵君の御発言は議会の運営上きわめて重大な問題でありますから、皆様にも御研究を願つておきまして、次回の運営委員会において具体的な処置をきめることにいたしたいと思いますが、いかがなものでございましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それではそういうことにいたします。 ―――――――――――――
○石田委員長 それでは決議案の取扱いの件並びに緊急質問の取扱いの件を議題にいたします。この両件は前会から保留になつておりますが、今日も保留するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定いたします。 ―――――――――――――
○石田(一)委員 次の議題に入る前に、ちよつとお願いしておきたいのですが、先日菅野官房副長官を呼んで議案の提出についての説明を求めたときに、私が地方自治法の一部改正法律案について質問をしたところが、次官会議にもまだ付議されたことがない、政府においてこれを出す用意も何もしておらぬという意味のことをここで説明された。しかるところ、昨日あたりの新聞あるいは今日の新聞、それから某方面から聞くところによると、すでに二月二十九日に次官会議で正式に決定されておる。にもかかわらず、三月十三日の委員会に出て、何らそういうことは政府において関知せぬというがごとき白々しい答弁をするということは、あまりに無責任だと思うのです。こういう点は、もう一ぺんこの次の議院運営委員会にでも呼んで、強く反省を求め、また聞きたださなければならぬと思いますから、ぜひ出席を求めたいと思います。
○石田委員長 ただいま石田一松君から、次回の運営委員会に菅野官房副長官の出席を求められております。さようとりはからいます。 ―――――――――――――
○石田委員長 次に、質問主意書の取扱いについて御協議願いたいと思います。
○大池事務総長 質問主意書につきましては、ずつと前には、一応全部当委員会にお諮り申し上げまして、その上で取次いでおつたのでありますが、その後、事務的に見て何も問題のないのは、なるべく仕事を早くする意味においてそのまま取次いで、問題があるような部分については、ここでお諮りをして取次いでおつたわけであります。ところでこの際ちよつとお諮りを申し上げた方が穏当ではないかと思われるものがございますので、お諮りを申し上げるわけであります。それは岡田春夫さんから出された質問主意書でありまして、内容はきわめて簡単にはできておりますが、その内容がとうていこの一週間くらいでは出すことができないほどの厖大な資料の要求のようなものに相なつておるわけであります。それは、昭和二十五年の六月二十六日から二十七年の三月十日までと申しますから、二年間近くになるのでありますが、その間に封印を受けた印刷業名、その所在地、封印箇所、封印年月日及び封印の原因となつた印刷業名は何かということが第一点、それ以外に、封印の結果所期の目的を達したかということが一つと、封印を受けた印刷業のうち、解除、未解除の区別があるか、あるとすれば、その区別ができた理由はどういう点かというようなことが、九箇条にわたつてあるわけであります。大体第二項以下につきましては問題ないように思いますが、第一項目は非常に厖大になるので、七日以内に答弁をよこせといつても、不得要領な答弁しか出せないことになるのではないかとおそれるわけです。私どもの方といたしましては、こういうものも一応出せということになれば、簡単ですから出しますけれども、一応お諮りいたします。
○倉石委員 これは何か運営委員会の中の小委員会があつて、それにかけることになつておるのではないですか。
○大池事務総長 小委員会でなしに、簡単なことだからここでやれという椎熊さんの発言で……。
○石田委員長 これは小委員会でやつたらどうですか。
○田中織之進君 小委員会で相談されるのもけつこうだと思うのですが、この第一項の問題は、法務府には資料があると思うのです。岡田君の要求される満足な答弁が得られるか得られないかは別問題として、これはやはりまわしてもらつた方がよいのではないかと思うのです。
○石田委員長 それではこの件に関する運営委員会の小委員会を設けまして、そこで御協議を願うことにいたします。
○林(百)委員 それから緊急質問や決議案ですね。これは委員長が、次会に延ばすことに異議ありませんかと言つて、異議なし、その通りきめますということですが……。
○石田委員長 それは、御異議ありませんかということをお諮り申し上げまして、異議ありませんという声を聞いて、さようにきめますと申し上げておるのでありまして、もうすでに決定したことです。
○林(百)委員 それでは希望を申し上げます。これは次会にはひとつ検討してもらいたいと思うのです。あなた方はそうやつて延ばして行つて、結局緊急生がないというようなことを言つて、いつもずるいやり方をやつておる。
○石田委員長 その議題はもう終了いたしております。
○林(百)委員 だから次会にやることを承認してもらいたい。
○石田委員長 御希望は承りました。
○林(百)委員 承つてどうするのです。
○石田委員長 承つた以外は、答弁の限りじやございません。 ―――――――――――――
○石田委員長 次に、本日の本会議の議事について御協議を願います。事務総長かち御説明を願います。
○大池事務総長 本日の本会議の日程について御説明申し上げます。 最初に、ただいま御決定を願いました補欠当選議員、二百七十一番に議席を設けられました新井京太君、それから三百六十二番の議席に着かれました熊本虎三君、この両君を議長から御紹介申し上げまして、さらにただいま御決定になりました議員請暇の件として、根本龍太郎君、小西英雄君の二件を御決定願いまして、それから日程第一以下に入ります。 日程第一と第二は農林委員会の案件でありまして、農林委員長松浦東介君が御報告になります。これは全会一致と聞いておりますが……。
○梨木委員 私の方は、二は反対です。
○大池事務総長 それから日程第三は、文部委員長竹尾弌君が御報告をいたしまして、これは共産党が反対で、反対討論があると聞いております。
○梨木委員 討論者の名前はあとで申し上げます。
○大池事務総長 それではあとでお申出を願います。 それから日程第四、第五、第六の三件は、大蔵委員長佐藤重遠君が御報告になりまして、これは全会一致でございます。それだけでございます。
○林(百)委員 緊急上程はありませんか。
○大池事務総長 ございません。
○石田委員長 それではそういう順序で進むことに御了承を願います。 なお、本会議は定刻開会をいたしまして、討論は慣例通り十分以内ということにお願いいたします。 次回の運営委員会は二十日、木曜日の午前十一時に開会いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時十三分散会