議院運営委員会 第23号
- 発言数
- 102 件
- 登壇者
- 14 名
- 会派数
- 7
- 開催日
- 1952/03/11
会議録
○石田委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。 初めに、前回の運営委員会において御決定を願いました十勝沖地震の災害慰問のために衆議院から慰問団を派遣する件につきまして、その後のことを御報告申し上げます。
○西澤参事 昨日、各党からの慰問団の議員の方として、自由党から大村清一さんと鈴木善幸さん、改進党から中島茂喜さん、社会党から前田榮之助さん、社会党二十三控室から青野武一さん、この五人の方のお申出がございましたので、さつそくお打合せを願いまして、本日午前中に現地に向けて御出発になりました。この点御報告申し上げておきたいと思います。 —————————————
○石田委員長 次に、本日の本会議におきまして、野田建設大臣から、十勝沖地震の災害報告をいたしたいという申出がございます。それをお諮りいたします。事務次長から御説明を願います。
○西澤参事 先刻でありますが、総理大臣から通牒が参りまして、本十一日貴院会議において、野田国務大臣が北海道地方の地震による災害に関し発言いたしたい、という通告が参つております。適当な時期に発言を許していただきたいと考えております。
○石田委員長 本日の本会議においてただいまの国務大臣の発言の申出を許すに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それではさよう決定いたします。 —————————————
○石田委員長 次に、両院法規委員会の委員の辞任と補欠選任の件をお諮りいたします。
○西澤参事 両院法規委員会の委員の佐瀬昌三さんから辞任の申出がございまして、その後任といたしまして、同じ自由党の金原舜二きんを推薦したいというお申出がございます。これもできますれば本日の本会議にお願いいたしたいと考えております。
○石田委員長 御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定置たします。
○石田委員長 それから保留中の決議案がありますが、これは次会まで保留するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定いたします。 —————————————
○石田委員長 次に、本日までにたまつておりました緊急質問の取扱いをお諮りいたします。緊急質問につきましては、お手元に配付いたしてありまする案件のうち、第三から第七に至るまでの件について、本日までに各党間においてお話合いを願い、各党の態度を御決定願うことになつておつたわけでありますが、お話合いの結果について御報告を願います。
○岡田春夫君 話合いということは、この前きめてない。
○石田委員長 御協議を願うということにいたしております。
○梨木委員 そんなことは、われわれは承知しておりません。
○石田委員長 お話合いということは、各党の間で御調整を願うことができれば、そうしていただきたいということで、それは土井君の質疑のときに私からも申し上げましたし、お聞きのはずであります。
○梨木委員 それは、われわれは了承しておるわけではない。
○石田委員長 御了承があるかないかということは別問題であります。
○土井委員 この三から七までの間の緊急質問は、同質の内容のように考えられる関係から、野党連合の方で十分相談して、そしてこれがたとえばどういうようなふうになるか、その結果を待つてきようの委員会で御相談を願うというようなことは、大体話合いをしてあつたはずであります。ただこの場合に、三から七までの間で、共産党の分が一つありますが、これはおのずから別個でありますから、共産党の方と御相談をするということの申合せはございませんですが、われわれの間では、この点について野党連合で御相談を願う、こういうような非公式の形における問題は確かにあつたことは承知しております。
○石田委員長 与党の方はいかがですか。これは与党の方の御希望で本日まで延びたわけでありますが……。
○福永(健)委員 与党の方は、そう了承しておるわけでありますから、共産党は違うというお話もありましたが、そんなふうでお話をしておられて、どなたか野党代表が一人でもされるということならば、お話を伺つて、私ども考慮したい、さように考えておりますが、全部が出るというお話ですと、私どもはさような緊急質問には賛成しがたいと思います。
○石田委員長 それではちよつと議題を整理いたします。出ております緊急質問のうち、とりあえず、一と二は保留をいたすに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
○石田委員長 それではこれは保留いたします。それから八、九、十は新しいものでありますから、とりあえず今日御相談はいたしません。そこで三から七までのものについて、先ほど土井君から、共産党の分は別だというお話がありましたから、共産党の分の取扱いは、別にお諮りいたすことにいたします。残つた三、四、六、七について、ただいま与党側から、おとりまとめを願えるならば考慮してもいいという御発言がありましたが、これについて野党側の御意見を伺います。
○土井委員 はなはだ恐縮でありますが、本日野党連合会も開かなかつたそうでありますから、この問題につきましては、野党各派の方々と相談をしてまとめたいと思いますので、暫時休憩していただきたいと思います。
○石田委員長 それではこの際暫時休憩をいたします。 午後零時十二分休憩 ————◇————— 午後零時三十分開議
○石田委員長 それでは休憩前に引続いて会議を開きます。
○石田(一)委員 休憩前議題となりました緊急質問の五を除いた三から七までは、同じ内容の緊急質問であるようにわれわれも考えますので、この際共産党を除いた野党連合において、これを一本にまとめて今日の本会議でやらしていただこう、こういうことに今話が決定いたしました。そのやる党は、野党の第一党である改進党においてこれをやるということに決定したのでありますが、但し客観的な情勢のいかんによつては、改進党が共産党を除いた他の野党連合のどれかに譲ることもあり得るということは了承願いたい。それはある事情の場合であります。
○石田委員長 ある事情とは、どういうことですか。
○石田(一)委員 それは、ほとんどそういうことはないと思いますけれども……。
○石田委員長 ただいま共産党を除いた野党連合を代表した石田一松君からの発言がありましたが、自由党はいかがですか。
○倉石委員 異議なし。
○石田委員長 それでは、平川篤雄君と一応了承してさしつかえありませんか。
○石田(一)委員 はあ、どうぞ。
○石田委員長 それでは平川篤雄君の緊急質問を、本日上程することに決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定いたします。 次に、共産党の加藤君から提出されておりまする、戰力問題に関する政府の見解についての緊急質問の取扱いをお諮りいたします。
○梨木委員 参議院で行われました吉田総理の戰力問題に関する発言は、きわめて重要なものであります。昨日、この発言について訂正が行われるというような失態も演じておるような問題でありまして、きわめて重大であります。われわれといたしましては、今も説明のありましたように、野党連合には入つておりませんし、またこの問題についてわれわれの政府に問いただそうとする点は、独自の立場でありますから、この共産党の緊急質問はぜひとも取上げて、発言の機会を与えるようにしてもらいたいと思います。
○石田委員長 ただいま梨木君から提出の趣旨弁明がありましたが、他に御発言がありませんか。
○倉石委員 ただいま梨木君からは、御立場が違うという御説明もございましたけれども、要するに、改進党も社会党も二十三控室も、それぞれ独自の立場を持つておられるのでありまして、その方々が連合して一本の質問に集中されたわけでありますから、質問の要旨は大体わかるわけですし、その答弁も了解できることでありますから、特に共産党だけの質問を許すということには賛成できません。
○梨木委員 委員長、倉石君の発言に関連して……。
○石田委員長 同じことならお差控えを願います。
○梨木委員 違います。
○石田委員長 違うことなら、違つた分について発言を許します。
○梨木委員 先ほど福永君からも発言がありましたように、三、四、六、七については、これは同質の質問である。共産党は違いますがということで、こういうことをお認めになつておるように、三、四、六、七と、われわれの質問とは違うのであります。でありますから、三、四、六、七を統一して一人の質問者に発言の機会を与えるということ、これと同じであるというような前提は成り立たないと思うのでありまして、その面から言いましても、これはどうしても取上げるようにしてもらいたい。
○福永(健)委員 ただいま梨木君から私が何か言つたということですが、梨木君は、若干曲解しておられるようであります。野党連合というものがあつて、野党連合は共産党と違うそうだがということは確かに私申し上げました。違うから、もう一つ緊急質問をお認めしましようということは申したことはございません。今の梨木君の話は、大分私の申し上げたところを曲解しておられるようでありますから、念のために申し上げます。
○石田委員長 それではちよつとお諮りいたします。梨木君から、ただいまお聞き取りの通りの御発言がございましたが、自由党の方では、お考えをおかえになる御意思はございませんか。
○倉石委員 考えをかえる意思はありません。
○石田委員長 どうも御意見の御一致を見ませんから、やむを得ないので、採決をいたさなければなりません。
○松井(政)委員 採決の前にちよつと……。
○石田委員長 今の件についてですか。——では簡単に願います。
○松井(政)委員 要するに、今までわれわれは緊急質問を多く取扱つて参りました。緊急質問については、われわれは一つの原則を申合せておきまして、緊急性があるかないか、あるいは委員会に回付する方がよろしいかどうか、いろいろな取扱いをわれわれはきめて来たのであります。ところがこの問題については、この前の運営委員会でお互いに確認したように、やはり緊急性があり、本会議で各党が質問すべきだ、こういうことに原則がきまりまして、野党連合の方では、与党の希望もありまして、同一種類のものだから御相談が願いたい、こういうことで来たわけです。従つて共産党の方の緊急質問も、今までは緊急質問の取扱いの原則から、いろいろ委員会に付託すべきだとか、あるいは緊急性がないということでわれわれきめて来たわけですが、この問題は緊急性があり、質問をすることはよかろうということになつて、野党連合の方では相談の結果、改進党の平川君一本でやつて行こうということにきまつたのでありますから、こういう問題については、時間等のことの考慮は必要でも、やはり共産党独自の立場でやることについては、発言を許すような緊急質問の取扱いをきめだ方がよいと思います。
○石田委員長 お諮りをいたします。与党の方に御相談申し上げますが、松井君から、やはり同趣旨の御発言がありました。御考慮願えますか。
○福永(健)委員 今の松井君のようなお話を了承するにおいては、緊急性があるということになれば、野党連合のほかに、もう一つ共産党から出されれば、たいてい並行して認めなければならないというふうなことに相なりますので、私どもとうていさような考えには同意しがたいのであります。
○石田(一)委員 私もただいまの松井君の純理論に賛成でありますが、これ以上発言すると、またお前は共産党に入つたのかと言われるおそれがありますので、私松井君の意見に賛成だということを言つて発言をとめます。
○石田委員長 いろいろ御発言がございましたが、与党側の御翻意を得るに至つていないようであります。やむを得ませんので、採決をいたします。 共産党から提出をされておりまする戰力問題に関する政府の見解についての緊急質問を、本日上程するのに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○石田委員長 挙手少数。よつて上程をしないことに決定をいたしました。 なお、ただいまそういうふうに決定いたしたのでありますから、他の四、六、七の緊急質問は、撤回されたものと了承してよろしゆうございますね。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(一)委員 ただ、さつきも申しました通り……。
○石田委員長 それはわかつております。場合によつて、所属の党派並びに入がかわるかもしれないということは了承いたしますが、四、六、七は撤回されたものといたします。 それから一と二についてお諮りをいたしますが、いかがでしよう。もう御撤回願えませんか。
○倉石委員 これはもう撤回するという話がついておる。
○梨木委員 私の方は撤回いたします。
○石田委員長 それでは一、二は撤回にいたします。八、九、十は、きよう提出されたばかりでありますから、次会までに御研究を願いたいと思います。
○石田委員長 それでは本日の議事についてお諮りをいたします。
○西澤参事 日程について御説明いたします前に、ただいまおきめ願いました野田建設大臣の報告、それから緊急質問、それから両院法規委員の辞任並びにその補欠選任の件、この三件がございますが、順序をどういうふうにいたしますか、御協議願いたいと思います。両院法規委員の辞任並びに補欠選任の件は、人事の問題ですから、最初の方がよくはないかと思いますが、それとも建設大臣の報告を最初に願いますか、緊急質問を先にやりますか。
○倉石委員 政府から発言を求められておることですから、建設大臣の報告を先にやりましよう。
○松井(政)委員 緊急質問ですが、総理大臣の出席の時間等についておわかりになりましたら、この際御報告を願う方が、順序をきめる場合によいのではないかと思います。
○倉石委員 総理大臣は、御承知のように本日参議院の予算委員会に出席しておりまして、午後もやはり継続してあるようであります。従つて緊急質問の時間に都合で差繰りできない場合は、他の国務大臣が答弁に当ることを御了承願いたいと思います。できるだけ努力はいたします。
○松井(政)委員 それで、やはり総理大臣の都合があるならば、緊急質問の時間は最初でよし、最後でよし、この問題については、総理大臣を中心として起つた事件でありますから、ぜひとも総理大臣の出席のところで緊急質問をやるようにしていただきたいと思います。そのとりはからいを、ひとつ御協議願います。
○石田委員長 それではお尋ねを申し上げますが、もし本日中に参議院の予算委員会の関係上出席不能な場合は、本日上程しなくともよいという御発言でありますか。
○松井(政)委員 それは委員長の発言とも受取れないのですが、問題は、要するに、参議院の方も総理大臣の出席は委員会で要求しておりましようし、総理大臣の質問は続けておられるだろうと思うのです。しかしこちらの緊急質問の時間等は、おのずから制限があるはずであります。従つて本会議における緊急質問のときに、総理大臣が出席をしてほしいというこちらの希望なんですから、その希望に基いて、本日中に時間等のやり繰りはできるかどうか、できるようにおとりはからいが願いたいというのが、私の発言であります。
○石田委員長 お答えをいたします。これは両院の関係であります。政府と本院との関係ではなく、両院の関係でありますので、参議院に対して、そういう趣旨の点は調整をはかるように努力をいたします。但し両院の関係に属することでありますので、こちらから一方的に、その結果についてあらかじめお返事申し上げるわけには参りません。
○小林(運)委員 委員長のその気持はわかりますが、今建設大臣の報告その他両院法規委員の辞任の件を先にやるかという話があつたので、そういう点なら、緊急質問を先にやることにして、午後一時なら午後一時ときめれば、その方が参議院と話し合うのに非常に便利だと思うのです。緊急質問を一番先にやることにして、二時間も三時間もかかるわけじやないのだから、総理大臣を先に衆議院に呼んでもらうように努力する、そういうことでやつていただいたらどうですか。
○石田委員長 一応先にやることにきめておいて、その点については、必ずそうしてもらうというお引受けはいたしません。両院の関係でありますから、お引受けは申し上げませんが、その趣旨に基き努力はいたします。 緊急質問を先にやることに御異議ございませんか。
○倉石委員 結局、今委員長の言われるように、両院の問題でありますし、御承知のように、総理大臣に対しては、月曜日と火曜日に総括質問を参議院でするということになつておるものでありますから、本日一ぱいは向うにとられるということは常識的に考えられることなんです。それで、われわれの方といたしましては、もちろん与党の立場で、この緊急質問に対して総理の出席ができるように努力はいたしますが、参議院側との話が、今のように総括質問ということに昨日きまつておることでありますから、その点は御了承おき願いたいと思うわけです。そこで、本会議が始まるのは大体一時半ですか。
○石田委員長 時間はよいけれども、順序を……。
○倉石委員 向うの予算委員会の開かれるのと見合つてでないと、こちらが先にやつたつて、向うがそのときにやつておれば出て来られないし、一応さつききめたように、簡単なことであるから、両院法規委員の問題を先にきめておいて、そうして緊急質問に入つていただくということにきめておいていただいたらどうですか。
○石田委員長 それは、小林君の先ほどの発言と同様なことです。
○倉石委員 違うのです。
○小林(運)委員 人事のことは先でもよいけれども、建設大臣のは時間がかかるだろうし、総理は早い方が出やすいと思うのです。
○石田委員長 ちよつと整理をいたします。できるだけ総理を出席せしめるということは、先ほどから私も申し上げましたし、与党の代表からも申し上げましたように、努力はいたします。但し両院の関係のことでありますから、これについてあらかじめ申し上げるわけには参りません。そこで、議事の順序は、先ほど来御発言の通り、一応人事の問題を先にやつていただいて、次は緊急質問、そうして建設大臣の発言、それからきまつた日程に入るというふうにおはからいするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(一)委員 ただいまの委員長の決定でけつこうです。ただ、人事問題の決定の直後に緊急質問を行うということですが、その場合に、あと数分、あるいは十分間余りすれば総理大臣が来られるという場合もまたなきにしもあらずです。そういう場合に、あと十分か十五分待てば総理大臣が出席できるというのにもかかわらず、野田建設大臣の報告をあとにまわして、総理大臣の出席のないままに緊急質問を行うということはいかがかと思いますので、その点は一応議場内における交渉にゆだねて、ゆとりを持たしてもらいたいと思うのです。
○石田委員長 それは先ほどから申し上げております通り、両院の関係を調整いたしまして、できるだけ総理の出席を求めたいという趣旨でありますから、その点につきましては、場内においてのおとりはからいはけつこうと思います。
○長谷川委員 一言申し上げたいのですが、この緊急質問は、政府全般の問題でなくつて、それは関連があるでしようけれども、首相そのものにかかる問題が多いわけですから、どうしてもきようは首相が万難を排して出ていただきたいということを、われわれは希望するわけであります。
○石田委員長 御希望は承りました。
○田渕委員 議運でこういうようなあいまいなことでは、また議場内交渉に名をかりて紛擾するにきまつております。第一この問題は、参議院の予算委員会で総理が答弁中でありますし、それを取上げて衆議院に持つて来たのでありますから、本日どうしても総理大臣が出なくちやならぬというのなら、この緊急質問を撤回してもらいましよう。
○石田委員長 田淵君に申し上げますが、少しもあいまいじやありません。努力をするということと、結果とは別であります。少しもあいまいじやありません。結果にまでお約束をいたしておるわけじやございません。
○田渕委員 それをはつきり確認しておいてもらいたい。
○石田委員長 それではその順序で行くことにしまして、緊急質問の時間は、慣例通り十分と御了承願います。 それから次に日程に入ることになります。
○西澤参事 日程について御説明申し上げますと、日程第一、経済安定本部顧問を命ずるにつき国会法第三十九條但書の規定により議決を求めるの件、これは先般当委員会で御協議になりました根本龍太郎さんの関係でございます。これは各党の態度等お聞かせ願えれば、起立採決かどうかということがはつきりいたします。
○石田(一)委員 改進党は異議ありません。
○松井(政)委員 私の方は反対です。ちよつと理由を明らかにしておきます。これは御承知のように、従来の、行政権を持つておる委員会の委員になるために国会法第三十九條の承認を求める場合と、さらに、すでに憲法、国会法等で行政に対する責任の所在が明らかになつておる大臣、政務次官の場合と異なりまして、いわば一省の顧問になろうとすることでありまするが、これはやはり行政と立法の建前を明らかにしなければならぬ。これが理由の一つであり、こういう一つの例が残ることは、私は決していいことじやないと考えております。しかもその裏には、やはりいろいろな海外派遣等のことがあるようでありますが、いずれにせよこの問題は、やはり立法と行政との責任の所在を明らかにすることが第一義と私の方は考えておるのでありまして、この種の問題を例にするということになれば、やはり立法に参画しておる多くの者が、いろいろな意味において、立法と行政との責任の明確ならざる行政府の関係に携わるということになり、よくないと思います。こういう意味で私どもは反対です。
○梨木委員 私どもも反対です。
○石田委員長 社会党の第二十三控室はいかがですか。
○八百板正君 私の方は、ただいま発言のような点で賛成しがたい点があるのでありますが、しいて反対しないという意味で、まあ賛成いたします。
○石田委員長 労農党はどうです。
○岡田春夫君 反対。
○石田委員長 農民協同党はいかがです。
○羽田野委員 賛成。
○石田委員長 それでは各党の態度はわかりましたが、起立でけつこうですね。——起立採決にいたします。
○西澤参事 次に、日程第二、放送法第三十七條第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件、これは放送協会の予算でございますが、電気通信委員会の理事局塩三郎君の御報告になつております。共産党が反対でございますから、起立採決になります。 それから日程第三、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く労働省関係諸命令の廃止に関する法律案でございますが、これは労働委員長島田末信君の報告がございまして、反対は共産党、社会党二十三控室、労農党でございますから、これもやはり起立によつてお願いいたします。 それから日程第四の一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、これは地域給の改正の問題でありますが、人事委員長田中不破三君の御報告で、これは全会一致に相なつております。 それから日程第五の国民貯蓄組合法の一部を改正する法律案、日程第六の公庫の予算及び決算に関する法律の一部を改正する法律案、これは一括いたしまして大蔵委員長佐藤重遠君の御報告がございます。これは反対は共産党になつております。討論はいずれもまだ通告が参つておりませんで、討論なしということになつております。
○石田委員長 それではただいまの報告を了承するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それではさよう決定いたします。 なお、本日の本会議の開会時刻は一時三十分でいかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それでは開会は一時三十分にいたします。 本日の運営委員会はこれにて散会いたします。 午後零時五十三分散会