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13回国会衆議院1952/02/26

議院運営委員会 第17号

発言数
57
登壇者
10
会派数
6
開催日
1952/02/26

会議録

石田博英自由党

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  本日御参集を願いましたのは、予算も近く委員会を終るそうであります。そこで予算が委員会を終了いたしました場合、本会議におけるその取扱いについてあらかじめ御協議を申し上げておいた方が、その場合における本会議の運営が円満に行くと存じまして、その御相談のために御参集を願つたのであります。  まず最初に、予算の本会議の上程の場合におきまする取扱いについて御相談を申し上げますが、その大要を事務総長から御説明を願います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 予算が上りますれば、普通委員長報告がございまして、それに引続きまして討論、採決、こういう順序に相なるのでありますが、ただいま議事部の方の各党からのお申出を尾ますれば、委員長に対する質疑をいたしたいというお申出が三名ございます。社会党の川島金次君、共産党の風早八十二君、労農党の中原健次君、この三名が委員長に対して質疑をいたしたいというお申出であります。それから討論者といたしましては、反対討論として改進党の井出一太郎君、社会党の西村榮一君、共産党の横田甚太郎君、この御三君から一応お申出があります。いずれまた他の党から正式には出て来ると思つておりますが、ただいままで一応受理しております発言通告は、ただいま申し上げた通りでございます。従いまして予算委員長の報告に続きまして、委員長に対する質疑をお認めになるかどうか、それから討論、採決という順序になりますので、その間のお話合いをお願いいたしたいわけであります。

石田博英自由党

○石田委員長 まず最初にお諮りいたしますが、委員長に対する質疑をどう取扱うかということを御相談申し上げます。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 今度の予算の中で、予算委員会でどうしても明確にならぬような点がたくさんありまして、どうしても委員長報告に対する質疑が出て来ると思います。その際には、旧来のように時間をあまり短かくしないで、そんな冗漫なことは許されないでしようが、まあ再質問程度のものは許してもらうようにしたいというのは、予算を取扱う上においても、行政協定の問題などで委員長にかなり申出などをしておつて、それが実現されないで残つているような問題がたくさんあります。それはきようの委員会でもおそらく解決しないであろうと思う。一応こういう点に対して野党が質問したのに対して、委員長はどうしたかということを明らかにしておかなければならぬ重大な問題がありますから、時間は従来通り十五分か二十分でいいでしようが、さらに再質問等も許していただく、こういうことでやつていただきたいと思います。

石田博英自由党

○石田委員長 まず最初に、質疑の申入れがただいま三君から出ておりますが、これを三君とも全部許すか、あるいは全然許さないか、あるいは人数に制限を加えるかということをおきめ願いまして、それから時間、再質問等のことについてお諮りをいたしたいと思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 私の方の質疑者の名前は出ておりませんが、この氏名は保留しておきます。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 それでは四人になりますね。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 私の方から風早八十二君の質疑の申入れがしてございますが、これは各党それぞれの立場からいろいろ質問しなければならぬ問題を持つておるわけでございますから、各党に質問の機会を与えるように願いたいと思います。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 委員長に対する質疑でありますが、その内容はどういうことですか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 質疑の内容を明らかにするということは戦術上困る。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 戦術上ということですが、この前松澤君が何かの委員長報告に対する質問の際に、あとで運営委員会においてまことにまずかつた。将来はああいうことがないようにという申合せが各党一致でできておるのでありまして、委員長に対する質疑の中で、内閣に対する質疑のようなものが大部分でございます。従つてそういうことならば、今椎熊さんのおつしやるようなことは、野党が連合して、議事の運営について一致して委員長にいろいろ希望を言われたり、その他のことも行われておるのでありますから、委員長に対する質疑というものは、やはり私どももそういう筋のことはおやりになることはさしつかえないと思います。そういう建前でおやりになるのでありますなら、まず一人で代表してやつていただきたいと思います。

土井直作日本社会党

○土井委員 大体委員長に対する質疑ですから、要するに委員長の予算委員会における諸般の取扱い並びにその他の事柄について、大体限定された質問か行われると思います。今倉石君が言われるような、いわゆる政府当局に対して質疑をするような、そういう形のものは行われないということは常識的なことで、前に松澤君の問題等もございますから十分戒心して、そういう点については気をつけて行きたいと思つております。そこでただいまの各党というようなことでございますが、共産党は別格でありまして、野党連合に入つておりません。改進党は改進党の立場から委員長に対する質疑があるであううし、社会党としても、社会党の立場から見て委員長の取扱いその他のことについて、ぜひ質疑しておかなければならぬ面もありますので、これはそれぞれの党の立場が違うのだから、一本にして一人ということは、これは困ると思います。また御承知の通り、予算案は国会中における一番重要な問題を取扱うのだから、質疑を十分進めて、意を盡して、しかる後堂々たる態度をもつてこれを通過せしめるということが必要ではないかと思いますから、これは各党にやらしていただきたいと思います。

竹村奈良一日本共産党

○竹村奈良一君 私の方の意見を申し上げますと……。

石田博英自由党

○石田委員長 あなたの言うのは各党にやらしてもらいたいという申出と同じ御議論でしよう。同じ御議論を並べることはなるべく避けたいと思います。今出ておりますのは、一人にまとめなさいという自由党側の意見と、各党にやらせろという意見とでありますが、暫時懇談に移りまサ。     〔速記中止〕

石田博英自由党

○石田委員長 速記を始めてください。  暫時休憩いたします。     午後一時三分休憩      ――――◇―――――     午後一時十六分開議

石田博英自由党

○石田委員長 それでは再開いたします。  委員長に対する質疑の取扱いでありますが、前段におきまして、これは委員長に対する質疑でありますから、当然委員長に対する質疑に限定をして、そのらち外にわたらないということは、与、野党とも御意見の一致を見たようでございます。

福永健司自由党

○福永(健)委員 委員長報告に対する質疑ですね。

石田博英自由党

○石田委員長 そうです。そこで次は質疑を許すべき人数でありますが、お話合いができたようでございますから、御発言を願います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 委員長のせつかくの御心配もあつたようでございますし、委員長の要望もあつたので、共産党を除く野党は別室で相談をいたしまして、これは委員長報告に対する質疑ですから一本にまとめよう、そうして社会党の川島君にやつてもらおうということにきめました。共産党の取扱いについては別個の問題でございます。

石田博英自由党

○石田委員長 それでは時間等はいずれ打合せいたしますが、野党連合は川島金次君一人におまとめになつたそうであります。この質疑を許すに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 さよう決定いたします。  次に共産党の質疑の取扱いを議題にいたします。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 共産党側も野党の立場でおいでになつて、委員会においてはほとんど同じような態度をとつておいでになつたのであるから、野党連合で一本ということにおまとめになつたことに御賛成を願います。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 予算委員会の質疑の実情を見ましても、わが党の委員の質問に対しましては、あるときは委員長が発言を中止したり、または重要な問題について総理その他の閣僚が答弁を拒否しておる事実が非常に多かつたのであります。これは特にわが党の場合ひどいのでありまして、そういう事情もありますし、先ほど来問題になつておりますように、わが党は野党連合にも入つておらないし、いろいろ立場も違うのであります。こういう点から、ぜひともわが党には別個に発言をする機会を与えてもらうような扱いをしてもらいたいと思います。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 反対。

石田博英自由党

○石田委員長 他に御発言はありませんか。御発言がなければ一御意見の対立があるようでございますので、やむを得ませんから採決をいたします。  共産党の質疑を許すことに御賛成の諸君の挙手を願います。   (賛成者挙手〕

石田博英自由党

○石田委員長 挙手少数。よつて許さないことに決定いたしました。  次に質疑の時間でございますが、いかがいたしましようか。質疑の時間並びに再質問の取扱いであります。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 十分でどうですか。

土井直作日本社会党

○土井委員 大体十分の範囲内でやるつもりですから、十分ということに限定しなくても、そう長くやる必要もない。答弁いかんによつては再質問ということもあり得るが、われわれは何もあしたになつてどうこうということもありません。社会党右派はその点紳士的ですから……。

石田博英自由党

○石田委員長 ちよつと懇談に入ります。     〔速記中止)

石田博英自由党

○石田委員長 速記を始めてください。  それでは時間は十分ということにいたしまして、議長のお取扱いにおまかせをすることに決定をいたします。  次に討論の発言時間についてお諮りいたします。討論者の申出がまだ全部出ていないようでございますが、申出のない各派におきましては、この際お申出を願います。

岡田春夫労働者農民党

○岡田春夫君 労農党は石野久男君です。

田中織之進日本社会党(第二十三控室)

○田中織之進君 社会党二十三控室は田中織之進。

石田博英自由党

○石田委員長 与党はいかがですか。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 まだはつきり決定いたしませんが、一人討論者を保留しておきます。

石田博英自由党

○石田委員長 それでは小会派の取扱いにつきましては別個にいたしまして、時間等につきましては先例等もございますので、各派のお申入れの時間を言つていただきまして、全体の時間をにらみ合せて調整して参りたいと存じます。自由党はどのくらい御要求でございますか。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 四十分。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 私の方は五十分要求しますが、必ずしも五十分はかからぬと思います。五十分あれば、それ以上超過することはございません。

土井直作日本社会党

○土井委員 わが党も四十分程度でいいと思います。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 私の方は最低三十分を要求いたします。

石田博英自由党

○石田委員長 暫時懇談に入ります。     〔速記中止〕

石田博英自由党

○石田委員長 速記を始めてください。  大体お話合いもついたようでございますから、討論の時間は自由党は制限を加えない、改進党は四十五分、社会党は三十分、共産党は二十五分、小会派は四十分ということに決定をいたします。  次に小会派の取扱いを議題にいたします。従来の慣例は、小会派は一人ということでございましたが、討論の申出が二人あります。いかがいたしましようか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 講和の問題であるとか、総理大臣の一般施政方針であるとか、あるいは予算であるとかいう重大問題は、やはり小会派といえども発言は尊重したいと思います。ことに今度の予算は独立第一年の重大な予算でありますから、小会派も特に二名の発言を許していただきたいと思います。これは必ずしも前例ではありません。その都度重要性を勘案して、そういうふうにやつていただきたい。

土井直作日本社会党

○土井委員 ただいまの椎熊君のお話と趣旨は同じでございますが、この際小会派に二人許していただくようにおとりはからい願いたいと思います。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 私どもは、議院運営の建前はどこまでも堅持しなければならないのでありますが、野党側の皆さん方がこれを前例にしないということで、特に今回のこの重要な予算については時間をきめられて、小会派を二名という御希望でありますから、これに賛成をいたします。

田中織之進日本社会党(第二十三控室)

○田中織之進君 小会派の方は、小会派は原則として一名ということで、実は一名の場合の討論順位まで各派で話し合つてきめておるようなわけでございます。この前の施政演説のときには二名を認めていただいたのでありますが、普通の場合は今、おつしやつておられるように、またわれわれの方も各派で話し合つて、小会派として一名討論に出るという話合いもできておつたのであります。しかし特に予算という重要な問題について、本日のこのはからいをしていただいたことに対して感謝をいたします。

石田博英自由党

○石田委員長 次に採決の方法についてお諮りをいたします。これはやはり記名でしようね。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 記名投票ということに決定いたします。  次に発言の順位について事務総長から御説明を願います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 発言の順位は、質疑がありましたあと、別に返付の動議とかいろいろなものはありませんので、反対、賛成というふうに参りますから、改進党の井出讃が第一位、第二位が賛成の自由党、次は西村榮一君、横田君、田中君、石野君、こういう順序になります。

石田博英自由党

○石田委員長 それから明日の定刻までに予算案の審議が終了いたしました場合においては、本日ここにお約束いたしました通り本会議に上程し、審議を進めて参るに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 さよう決定いたします。     ―――――――――――――

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 私の方から、裁判権の放棄反対に関する決議案が出ておりますが……。

石田博英自由党

○石田委員長 ただいま決議案を議題にいたしておりません。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 これをわれわれの方としては議題にしてほしいのです。

石田博英自由党

○石田委員長 ただいまほかのことを御相談申し上げておるのであります。  池羽六三郎君が退職をせられるそうでありますので、この件について事務総長から御説明を願います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 参事以上の退職並びに任命の際には、当委員会の承認を得ることに相なつておるわけでありますのでお諮りを申し上げるのでありますが、委員部におります池羽六三郎君、これは参事でありますが、大分古い方であります。少し健康を害しております関係から、今度の行政整理の機会に退職いたしたいという申出があります。従いまして、その退職の本人の願出について御承認を得たいと考えます。

石田博英自由党

○石田委員長 池羽六三郎君の御退職、これを了承するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 さよう決定いたします。  他に決議案、緊急質問、また風早八十二君の懲罰動議等もございますが、これは次回の運営委員会において御協議を申し上げます。  本日はこれにて散会いたします。     午後一時三十七分散会

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