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13回国会衆議院1952/02/12

議院運営委員会 第13号

発言数
111
登壇者
9
会派数
5
開催日
1952/02/12

会議録

石田博英自由党

○石田委員長 それではただいまより議院運営委員会を開会いたします。  本日御相談申し上げたき案件は、松本六太郎君の逝去についての御相談、それから決議案、緊急質問の取扱いの汗と、それから社会党の土井君から官房長官の出席を求められております。官房長官はただいまちよつと都合が悪いそうで、副長官が説明に参つております。それらの点と、それから農民協同党の書記長羽田野次郎君から、控室変更の願いというものが参つております。これを御相談申し上げたいと思いますが、その前に、改進党結成の届出がございましたので、その件につきまして事務総長から御報告を願います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 御報告を申し上げます。  昨十一日に三木幹事長から、国民民主党を解散した旨の届出と、議員大十九名で改進党を新たに結成をいたした届出がありました。議員六十九名の名前は公報等で通知してございますから、御報告することを省略させていただきます。  なお、農民協同党からは、中村寅太君外姓名が離党した旨の届出がございました。  また民主党が解散をいたしました結果、木村俊夫君は無所属になつたという本人からの届出がございました。  右三件の御報告を申し上げます。

土井直作日本社会党

○土井委員 そうすると農協は何名ですか。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 松本君がなくなられましたから、三名になります。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 ただいま事務総長から御報告がありましたように、私どもは去る二月の八日をもつて改進党という新政党を組織いたしました。昨日成規の手続をもつて届出をしたのであります。党の組織、内容等、旧来と非常なかわり方であるのでございますが、国会内における各党とのおつき合いは、従前通り御好意をもつてつき合いを願いたい、こう存ずる次第であります。簡單ながらごあいさつを申し上げます。(拍手)     ―――――――――――――

石田博英自由党

○石田委員長 次に、イギリス国王ジヨージ六世陛下の逝去につき弔意表明の件を事務総長から御説明願います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 御承知の通り、去る六日にイギリスの皇帝ジヨージ第六世陛下が御逝去になりました旨を承知いたしまして、翌七日の早朝、議長が英国代表部を弔問されましたあとで、各派の代表にお集まりを願いまして、この件に対しての御協議を願いました結果、イギリスのモリソン下院議長あてにつつしんで哀悼の弔電を出すということに御決定を願いまして、その電報を議長から打つておいたのでありますが、翌八日に、これに対する謝電が参りました。今度のジヨージ六世陛下の逝去に対して弔電をもらつたことを深く感謝をせられまして、衆議院議員の弔意に対して、イギリスの下院全議員が非常に感謝しておるということを各位に伝えてもらいたいという意味の電報が参つたのであります。しかも、こちらの方から差上げました弔電は、下院でこれを朗読した旨を付記されておるのであります。なお電報を打ちました七日には、両院で打合せて半旗を出ししおきましたから御了承願いとうございます。なお、ただいま申し上げました通り、全議員によろしく伝えてくれということでございますから、本日の小会議にこれを議長から御報告することを御了承願いたいと思います。

石田博英自由党

○石田委員長 ただいまの御報告、並びに本日の本会議でその旨議長から御報告を願うことに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 それではさようにとりはからいます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 なお御葬儀当日が二月十五日に相なつておりますが、この御葬儀当日も、場合によりましては参議院並びに内閣、最高裁判所等と打合せまして、弔旗を掲揚いたした方がよいのではないかと考えますので、そういうとりきめになりましたならば、ひとつ御了承願いたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 次に、松本六太郎君の御逝去につきまして御相談を申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 これは本日告別式が行われて葬儀があるようでございますから、でき得れば本日、いつもの例にならいまして院議によつて弔詞を差上げていただきたいと思います。従いまして、院議による弔詞を差上げます前に、追悼演説も従来通りの取扱いをお願いいたしたいと思つておりますが、追悼演説者の方は、同一選挙区の反対党と申しますか、何と申しますか、その第一党の方の方にお願いしたらどうかと思いますので、御協議を願いましておきめを願いたい、こう考えております。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 ぜひ前例通りにお願いいたしたい。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 そうすると、反対党の年長者はだれですか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 第二区ですと、佐々木君と、玉置君とがあるのです。佐々木君は政府側の人だから、そうでない方がよいのではないですか。

石田博英自由党

○石田委員長 それでは追悼演説を玉置信二君にお願いするに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 では、さよう決定いたします。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それから弔詞は、例文がございますので簡單でございますが、たしか同君は正六位勲四等におなりになつたそうでございます。  それからいつもの通り予備金から弔慰金を差上げます件と、先例によりまして議員から香典を百円ずつ差上げます分も御了承願いたいと思います。予備金から弔慰金支出の件は、お手元に承認要求書を出してございますから、お願いをいたします。

石田博英自由党

○石田委員長 弔慰金並びにお見舞金支出の件は御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 では、さよう決定いたします。     ―――――――――――――

石田博英自由党

○石田委員長 次に、菅野官房副長官が出席をいたしております。これに対して御質疑がございましたら許します。

土井直作日本社会党

○土井委員 いつも申し上げたいと思つておりましたことは、実は会議が始まりましてから後、政府から提案されました法案が大体二十八件ほどでありまして、なお今後提案される件数も非常に多いやに承つておるわけでありますが、それがまだこちらの方に提出になつておりませんので、どういうふうな法案、またそれがいつごろに提出の運びになるかということにつきまして、お伺いしておきたいと思つたのであります。ここに配付されております提出予定法律案の新捗状況などを見て参りますると相当にありまするが、未折衝なものがあり、あるいはまた閣議にまだかけておらないものが相当ある。それからいつ提案されるかということについても、まだ未定の分が相当あるのであります。案件が相当あるにもかかわらず、こういう状態でありますると、会議の進行の上において非常に困る。それから各国会の前例を見ますると、最後になつてどかどかと法案が出て来る。そのために委員会を開く場合でも、室が足りなくなつたり、あるいはまた重要法案がわずかの期日の間に審議を迫られるということで、それから心ならずして自由党の多数横暴の形態が現われて来る。これはまことに政府の怠慢から与党を苦しめるという結果になる。また議会といたしましては、できるだけ法案を慎重に審議したいという考えを持つておるので、政府として、すみやかに予定の法案の提出をお願いしたいと思うのですが、それらについての見通しがどうなつておるか、この機会を通じてひとつ御説明を願いたいと思うのであります。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 お手元に配付いたしました第十一向国会提出予定法律案進捗状況という刷りものがございますが、これをまとめました数字を申し上げますと、全部で今後出る見込みのものが百八十一件になつております。そのうち、閣議決定を了しまして司令部の方に出しておりますものが十四件、それから二月下旬までに閣議決定をするという見込みのものが、そこに一々書いてありますが、これを集計いたしますと四十二件になるのであります。それから三月下旬までに閣議決定を終了する見込みであるというものを集計いたしますると二十九件で、あと未定というようなものが九十六件の多きになつておるのであります。合計百八十一件、こういうことになつておりますので、政府といたしましても非常に憂慮いたしまして、この点につきましては昨日の次官会議、本日の閣議でも十分関心を払つて促進をいたしております。  ごく最近に出ますものを申し上げますると、法人税法の一部を改正する法律案、これは大蔵省のものでございますが、大蔵省のところの番号で申しますと、二十八というものでございます。これは明日出します。それからその次の二十九、相続税法の一部を改正する法律案、これらはいずれも明日衆議院の方に出します。それから三十一の砂糖消費税法の一部を改正する法律案、これも明日衆議院の方に出します。以上三件は明日提出の予定ででざいますが、まだ司令部に行つておりまするものも十三件ばかりございます。  そこで本日の閣議におきましては、国会の方の御要望もごもつともでございますので、期日を設けまして、そうして提出法律案の促進をいたすことにいたしまして、次のような申合せをしたのでございます。すなわち、今度の第十三回国会に提出する政府法律案は、すべての少くとも二月中には要綱の閣議決定をする、それから提出は三月の中旬までには終了する、それに間に合わないものは次の国会に出すことにして、今回は見合せる、こういうことを原則論としてさめたのでありますが、もちろんこれには特に例外の場合もあり得ると思いますので、原則としてこういうことにきめまして、この原則に従いまして各省が、現在お手元に配付してありますような提出予定の法律案を一々再検討して、これは今回出す、出さないものは出さないということにきめて整理をするということにいたしたのでございます。かようにいたしまして、できるだけ早く見込みをつけて、しかもできるだけ早く国会の方へ提出して御審議を願う、こういう方向で進んで努力いたしておる次第でございます。

土井直作日本社会党

○土井委員 ただいまの御説明によりますると、明日提出されるのが三件で、そのほかにはないのですか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 明日は三件だけでございます。しかし司令部の方にその他十三件行つておりますので、これは近くオーケーが来まして提出のはずでございます。

土井直作日本社会党

○土井委員 それからこれは通常国会ごとにあることでありますが、三月三十一日までに、いわゆる年度末までにどうしても議了しなければならないというような案件がまだ閣議の決定も見ておらなかつたり、あるいはまたその筋の方の折衝もできておらないというのが、この中にありますか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 三月三十一日までに議了をしなければならないものにつきましては、私の方でも極力進めておりますが、まだ出していないものもございます。そこで先ほど申し上げましたように、少くとも二月中に要綱だけは決定してしまつて、三月の中旬までには必ず出すということにいたしまして、その三月中旬も、でき得れば十五日までということにして、なるべく早く出すようにいたしております。

土井直作日本社会党

○土井委員 私がただいまお願いしている点は、先ほどの説明の中にありましたように、二月中に要綱の閣議決定が行われる、そうして提出は少くも三月中旬までということです。そうしますと、三月一ぱいに議了してもらわなければならないものは、かりにお説のように三月の中旬ということになりますと十五日ですが、そうなると審議の期間がわずかに余すところ十四、五日ということになるわけでございます。それはやはり国会の方としては非常に迷惑千万な話なので、三月三十一日までに議決しなければならないと思われる法案等については、もう少し早く提出するという方法ができますでしようか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 三月三十一日までに議了を要するものは、すでに相当出しておりまして、ことに予算関係のものはなるべく早く出すようにいたしておりますが、これはもちろん先ほど申と上げましたような期日を待たないで、できるだけ早く、二月中にでも出したい、かように考えております。

土井直作日本社会党

○土井委員 それで、どうでしよう。二月中に提出されるという見通しのものは何件くらいありますか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 先ほど申し上げましたように、二月下旬までに四十二件という一応の見込みになつておりますが、これは先ほど申し上げましたように、本日の閣議でもつて非常に強硬な――期日を設けて再検討するということになりましたので、おそらくこの数はふえると思います。そうして未定というものは全然なくなしてしまおう、こういうつもりでおりますので、二月中に出し得るものは相当多くなるという見込みでございます。

土井直作日本社会党

○土井委員 大体事情はわかりましたが、私の懸念いたしますることは、要するに、期日が迫つて参りましてから、急に出されるということは、審議の上に非常な支障を来す。ことに衆議院だけじやなくて、参議院の方も審議することになるのでありますから、二週間の期日でありましても、一週間ずつくらいしかやれないということになる。また会期末に提案があまりふえて来るということになれば、自然運営上支障を来しますから、こういう点については一段と各省を督励して、また閣議も勉強していただきまして、すみやかに提出するようなお運びを、特にこの機会に希望申し上げておきます。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 法務府関係で、団体等規正法案というのがありますが、これは先ほど報告されました司令部に折衝中の十四件の中に入つておるのですか、入つておらないのですか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 法務府の第五番の団体等規正法案は、先ほど申し上げました数字の中といたしましては、二月に閣議の決定を経るという四十二件の中に入つておるのであります。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 もう一つ伺いますが、特別審査庁設置法案、それから特別審査委員会設置法案、これも同じと聞いてよろしいのですか。その点をひとつ……。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 六、七、八というようなものは、そこにありますように未定と書いてございますので、先ほど申しました数字から申しますと、九十六件の中に入つておるのでございます。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 もう一つ伺いますが、印刷業取締法案というものを政府が提案を計画しておるやに伝えられるのですが、これはこの中にないようでありますが、それははたしてどうなのか。これは業者が非常に不安に思つておるから、ちよつと伺つておきたいと思います。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 内閣といたしましては、まだ聞いておりません。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 それからゼネスト禁止法案とか、争議に対する制限の法案は出されるのですか、出されないのですか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 それはおそらく法務府の八番の集団示威運動の法案だと思いますが、これは未定となつておりまして、先ほどの九十六件の中に入つております。

石田博英自由党

○石田委員長 よろしゆうございますか。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 経済安定本部のうちの第三番目の臨時物資需給調整法の一部を改正する法律案、これはおそらく期限は今年の三月末日までだと思つておるのでありますが、これはいつごろお出しになりますか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 先ほど申し上げましたように、どんなに遅れても――ここに三月中旬と書いてございますが、これもその予定で進んでおります。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 これは法案を離れるのですが、行政協定などはいつ国会の方へお出しになる予定ですか。

石田博英自由党

○石田委員長 これは先般岡崎国務大臣との間に十分御質疑があつたことと思います。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 いずれ国会へ出すというのですが、大体いつごろになるのかということです。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 予定につきましては、まだ聞いておりません。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 それから今賠償協定などが盛んに行われておりますが、こういうふうなものは、賠償協定が一応成立すれば国会へお出しになりますか。政府の行政行為の範囲内として国会にかけられないのですか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 これは條約と同性質のものとなりますと、国会の承認が必百要だと思います。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 だから政府の考えはどうですか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 どういう協定ができますか、まだ全然わかつておりませんので、この点につきましてあらかじめ申し上げるわけには参りません。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 そうすると、どういう場合に條約と同一の性格を持つということで国会べかけるのか、どういう場合には條約と同一の性格でないということで国会へおかけにならないのか、これは八十億ドルというような賠償で、非常に大きな問題になりますから、そういうものが全然国会へかけられないのかどうか、はつきりさしてもらいたい。

石田博英自由党

○石田委員長 これは條約というものの種類に関しての御議論になつて行くので、ただいま菅野副長官の御答弁になつたように、結ばれるということがはつきりしないと、本委員会の議題にならないと思いますが……。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 だから、どういう場合にはかけられるのかということを伺つているのです。

石田博英自由党

○石田委員長 先ほどの御答弁と同様だと思いますけれども、何かお答えがありますか。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 お答え申し上げます。今賠償の点につきましては、御承知の通り先方の代表と交渉中でございまして、交渉の経緯についてもまだ実際詳しい報告を聞いていないのでありまして、はたしてどういう協定ができるか、また今度の会合でもつてできるかどうかということもまだわからないのであります。そういうわけでございまして、どういう種類のものということをあらかじめ申し上げて、予想をお話いたす段階でございませんので、御了承願いたいと思います。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 委員長、ちよつと間違つているのです。こういうことです。これから行われる賠償協定がどういう内容かというようなことを聞いているのではなくて、ここでは国会での取扱いの手続のことを審議しているわけなんです。こういう場合の協定は国会にかけるつもりであり、こういう場合の協定は国会にかけないつもりであるということを言つてもらえばいいのです。私は日本とフィリピンとの間にどういう内容の協定が結ばれるとか何とかいうことを言つているわけじやないのです。

菅野義丸内閣官房副長官

○菅野政府委員 お答え申し上げます。條約と同じ性質のものでありますならば、憲法によりまして国会の承認を得るわけであります。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 だからどういう場合が條約と同一かということです。     〔「そんなことを今聞いたつてしようがない」と呼び、その他発言する者多し〕

石田博英自由党

○石田委員長 ほかに御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 それでは御苦労さまで  した。     ―――――――――――――

石田博英自由党

○石田委員長 それでは決議案の取扱いを議題にいたします。最初に、遺族及び戦傷病者に対する国家補償の徹底に関する決議案、岡良一君外二十八名提出の決議案の取扱いを協議願います。ちよつと懇談いたします。     〔速記中止〕

石田博英自由党

○石田委員長 懇談をとじます。  それでは遺族及び戦傷病者に対する国家補償の徹底に関する決議案は、次回の運営委員会までに党の態度を各党とも御決定を願います。  次に、自主外交確立に関する決議案の取扱いを議題にいたします。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 本案は各党で共同提案に  できるものならばということで話合いを進めておつたのですが、共同提案の形がとれないようでございますから、当該委員会において慎重に審議していただきたいと思います。

石田博英自由党

○石田委員長 ちよつと懇談にいたします。     〔速記中止〕

石田博英自由党

○石田委員長 懇談をとじます。  自主外交確立に関する決議案は、これも次会までに各党の取扱いについての御態度を御決定願います。  次に、昭和二十六年産米供出完遂及び超過供出奨励金の支払に関する決議案、竹村奈良二君外二十二名提出、これの取扱いを御協議願います。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 これは私の方の竹村君外二十二名の提出ですが、実は超過供出の奨励金が、市町村あるいは部落単位で百パーセント供出完遂しないと出ないということで、これでは実際努力して出しておる各農家に対する報奨という意味がなくなるわけなんです従つて各農家々々が努力して超過供出をしたものに対しては、ただちにその農家に報奨金を出すというのが、これが奨励金の根本的な精神だと思うのです。これは農林委員会でも各党一致でこういう決議をしておるはずです。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 どういう決議をしておるのですか。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 社会党の方は、村ということでなくて、せめて部落ということにしたらどうか、私の方は、個人ということでいいということで行つておるわけです。そういうことになつておりますから、各党の立場もあるでしようが、やはり協力著しき農家の努力に対する報奨金を渡すという精神で各党とも御協力を願つて、すみやかにこれを本会議で議決せられんことを要望する次第でございます。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 共産党の言つておることはもつともな点が多いのです。ところが農林委員会ではなかなか専門家が多くて、いろいろ内容について議論があるわけです。それでまだ各党も決議案なんか委員会でできておらぬのです。そういうふうに一致させようとする努力の継続中なんです。それがまだきまらないのに、本会議でぱつときめてしまつたら、その深刻な議論が徹底しないことになりますから、この決議案は委員会にまわした方がいい。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 各党ともこれを非常に重大視されて委員会で十分検討され、一致の歩調をとるという意味で委員会にまわされるという意味なら、私どもあえて反対するものではありません。

石田博英自由党

○石田委員長 それでは昭和二十六年産米供出完遂及び超過供出奨励金の支払に関する決議案は、委員会にまわすことに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 では、さよう決定いたします。  次に、警察予備隊廃止に関する決議案、井之口政雄君外二十二名提出のものが出ております。この取扱いを御協議願います。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 私の方から出ておるのは、今国会で警察予備隊に対して議論が集中されておりますが、結局だれが考えても、これは軍隊とかわらない性格を持つておるということは、大体私の方の党ばかりでなくつて、ほかの党でも認められておる党があると思うのです。私の方の党の立場から言うと、実質的には軍隊の性格を持つた警察予備隊が日本にあるということによつて、将来朝鮮だとか、台湾の紛争にまで日本が介入させられ、日本が戦争の渦中に巻き込まれる危険があるから、こういう危険なものはむしろ廃止して、全面講和と再軍備反対によつて日本の安全を確保したいというのが、わが党の従来の主張であります。最近ますますこの警察予備隊が軍隊的性格を持つて来たということは、だんだん衆人が認識することになつておるわけです。私どもは、すみやかにこの決議案を国会で可決しまして、日本の平和と安全を確保したいという趣旨でありますから、ひとつ各党の御賛同を願いたいと思います。

石田博英自由党

○石田委員長 どういう取扱いをいたしますか。

土井直作日本社会党

○土井委員 これは委員会付託にしておいてください。

田中織之進日本社会党(第二十三控室)

○田中織之進君 警察予備隊が軍隊的性格を持つておるという見解については、私の方も同一の見解をとつております。これの廃止ということについては私の方は賛成なんです。

石田博英自由党

○石田委員長 廃止に賛成かどうかということを伺つておるのではありません。

田中織之進日本社会党(第二十三控室)

○田中織之進君 その意味で、この決議案を本会議に上程することに賛成いたします。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 委員長、各党の意見は、野党第一党から聞くべきです。

石田博英自由党

○石田委員長 今御発言の要求があつたので、それを許したまでであります。各党の御態度でしたら、順次お伺いをいたします。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 わが改進党は、この決議案に反対でございます。理由は申し上げる必要はない。これを上程することに反対です。委員会にもまわさぬ。

土井直作日本社会党

○土井委員 わが党といたしましては、警察予備隊に関する問題は、とかくいろいろな面から相当議論のあるところでありますから、それを十分に究明するということが必要で、いろいろな面で誤解を生ずることをこの際除去するという関係から、所管の委員会にこれを回付して、十分なる審議をしていただきたい。従つて委員今回付に賛成します。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 わが党は、本決議案については、わけのわからない決議案だと思うのですが、一応委員会に付託されんことを望みます。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 予算委員会でもやつておるし、当該委員会でもやつておるんだから……。

石田博英自由党

○石田委員長 ちよつと懇談いたします。     〔速記中止〕

石田博英自由党

○石田委員長 懇談をとじます。  警察予備隊廃止に関する決議案は、委員会に回付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 それでは委員今回付ということにいたします。     ―――――――――――――

石田博英自由党

○石田委員長 次に、緊急質問の取扱いについて御協議を願います。お手元に、ただいままで提出されておりまする緊急質問が配付してございます。  暫時懇談に移ります。     〔速記中止〕

石田博英自由党

○石田委員長 それでは懇談をとじます。  ただいままで出ておりまする緊急質問は、本日これを取扱うことをいたしませんで、次回の運営委員会までに各党で御協議を願いまして……。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 いやいや、そうでない。全部でないでしよう。特に急ぐものがあるのです。第十八です。

石田博英自由党

○石田委員長 それではきよう、やはり御相談を願わなければなりませんか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 この問題に対する閣議の決定もあつたということだから、聞いておきたいのです。政府のためにも、日本のためにも、明確にしておく必要がある。保安隊の海外出動に関する件は、本日の有力なる新聞に報道されているのです。国民は非常に不安に感じておる。内閣でもこのことを重視して、本日は閣議でこの態度を決定したということです。それであるならば、一日も早く国民に安心せしめる意味においてお答えを願つた方がよい。これは重大問題ですから、第十八のみ一件を限り……。

石田博英自由党

○石田委員長 ちよつちお待ちください。懇談にいたします。     〔速記中止〕

石田博英自由党

○石田委員長 懇談をとじます。  どうも残念でありますが、話がまとまらないようでありますから、議事を進行いたします。今までいろいろ御協議がありまして、大体いろいろな御意見も出たようでありますから、その出た御意見に従つて、次回の運営委員会で御相談を申し上げることにいたしたいと思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 それでは次会ということを採決しよう。そんなことはいかぬです。君らが多数で延ばすというのなら、しかたがない。しかしそれはりくつにならぬでしよう。こんな天下に疑惑を持たれておる問題で、内閣でさえ進んで説明したいという問題を、なぜさえぎるのですか。国家のために非常に不利益です。

石田博英自由党

○石田委員長 いろいろ御議論もまとまらないようでありますし、与党の諸君としても、突然出されて、取扱いの態度をきようのうちにきめろと言われても、党として機関もあることでしようし、各党とも同様でしようから、そういう意味において次会まで保留することに、まげてお願いしたいと思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 そこまで言われれば、少数党だから涙をのんでがまんしますが、ここにわが党から出しております再度B二九墜落と被害補償に関する緊急質問、これはほかの方から似たようなものが出ておりますけれども、私の方は観点が違うのです。被害者の補償に関する点に重点があるので、関係者としては重大な問題なんで、せめてこれだけは本日お許しを願いたい。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 私の方は、B二九墜落に関する緊急質問というのを出しておる。これは補償だけでなく、もつと範囲が広いのです。この方をひとつ許してもらいたい。

田中織之進日本社会党(第二十三控室)

○田中織之進君 私の方からも……。

石田博英自由党

○石田委員長 いかがでしようか、先ほど私が申し上げたのは、突然にきよう出されて、その取扱いを、初めて見た各党の人々に急に態度をきめろということは御無理だろうと思うので、今出たことでもありますから、次会までに御相談おきを願つて、各党とも十分御協力を願いたいと思うわけで、一括いたしましてさよう取扱うことに御了承願いたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 ではさように決定いたします。     ―――――――――――――

石田博英自由党

○石田委員長 次は、本日農民協同党から、控室を変更してもらいたいという願いが私の手元まで参つておりますので御相談を願いたいと思いますが、これはただいま、かんじんの農民協同党の人が見えておりませんので、この件は次会まで保留をいたしたいと存じます。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 ちよつと関連して聞きたいのですが、改進党控室は幾らか拡張になりませんか。社会党二十三という小会派は三階へお移りを願つて、一室くらい広げていただけませんか。政務調査室がなくて弱つているのです。

石田博英自由党

○石田委員長 部屋の関係は、坪数等計算してもちいましよう。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 自由党は多い割に部屋をあまり使つておらないから、友党の友人的感覚で……。

石田博英自由党

○石田委員長 ただいま椎熊君お申出の件は、事務当局において御計画、御計算、御調査を願います。     ―――――――――――――

石田博英自由党

○石田委員長 それから次に、本日の日程を御相談申し上げます。事務総長より御説明を願います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それでは本日は、先ほど御決定を願いました故松本六太郎前農協党委員長に対する追悼演説並びに弔詞贈呈の動議を一番最初おやりを願いまして、あと議事日程に入つて参ります。議事日程の一、二は、これを一括いたしまして水産委員長川村善八郎君が御報告をいたしまして、反対討論はお一人で、木村榮君がなさいます。それから日程の第三は、大蔵委員長佐藤電遠君が報告をされまして、これは全会一致でございます。それだけでございます。

石田博英自由党

○石田委員長 別に御発言がなければ、本日の本会議の議事日程はさよう御了承いただきまして、開会は何時にいたしますか。     〔「二時半」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田委員長 それでは二時半に開会いたします。  本日の運営委員会はこれにて散会をいたします。     午後一時五十五分散会

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