議院運営委員会 第12号
- 発言数
- 110 件
- 登壇者
- 12 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1952/02/05
会議録
○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。 初めに、共産党の委員より、台湾政府との友好條約及び日米行政協定の承認を国会に求める時期及び見通しについてただすため、岡崎国務大臣及び保利官房長官の出席の要求がございました。委員長といたしましては、御質問の範囲によりまして、岡崎国務大臣の御出席を求めてあります。岡崎国務大臣で不十分の場合におきましては、あらためて御協議をいたしたいと存じます。これに対する質疑を許します。
○梨木委員 岡崎国務大臣に伺いたいのですが、新聞やラジオの報道によりますと、いわゆる台湾政府との間で條約を結ぶということが報道されております。そこで、一体これは平和條約第二十六條に基く條約を結ぶ趣旨であるのか、それともそれとは関係のない別個の條約を結ぶことになつておるのか、これをまず伺いたいのであります。
○福永(健)委員 それを運営委員会でやるのはおかしい。
○石田委員長 ちよつと……。今の御質疑は外務委員会で行つていただくべき性質のものと考えます。あなたの御質疑は、国会に承認を求める時期、見通しということでありますので、質疑を許したのであります。ただいまのは事案の内容にわたることでありますので、お申出の案件に御質疑の範囲を限定願います。
○梨木委員 それでは、今いわゆる台湾政府との間に條約を結ぼうとしておるこの條約を、いつ国会へ御提出になる予定であるか、これを伺います。
○岡崎国務大臣 これは本日ようやく全権任命の手続をとつたばかりでありまして、まだ全権出発の期日もきまつておりません。相手方もあることでありますから、いつ條約が妥結するかということは、ただいま申し上げる時期に至つておりません。しかしながら概括的に言えば、全権が向うに行つて話をすれば、そう長くかからないで、條約についての意見が合致するであろうと期待はいたしております。従つてその後において、でき得る限り早い機会に国会に提出する、こういうつもりでおります。
○梨木委員 ところで、われわれが新聞その他で承知しているところでは、どうもこれは、いわゆる台湾政府との間に講和條約を結ぶんだというように、伝えられておりますが、これは講和條約を結ぶために全権を派遣するのですか。
○石田委員長 これも本委員会で扱うべき議題と違うと思います。外務委員会でおやりを願います。
○梨木委員 しかし委員長、これは特に――政府が今計画しておる、いわゆる台湾政府との講和ということは、これはまあ常識的には講和條約を結ぶのではないかというようにも想像されるのであります。そうなりますと、これは非常はに日本の国の将来にとつて重大な問題でありますので、どうしても事前に国会の承認を受けるべき性質のものである。この問題との関連において、私はぜひとも政府の方針を明らかにしておいてもらいたい。これは国会の運営とも重大な関連があるから聞くのであります。
○石田委員長 問題の重要性は十分認識いたしますが、取扱う委員会が違うように委員長といたしましては判断をいたします。それを事前に諮れという御主張ならば、御主張として別個に御発言を願いたいのであつて、本日は御質疑をお申出の範囲にとどめていただきたいと存じます。
○梨木委員 それでは、われわれの承知しているところでは、どうもさきにサンフランシスコで調印されたあの條約に準拠して結ぶのではないかというようにも想像されるのでありまして、そうなりますと、やはり非常に重要でありますから、これは事前に国会の承認を受けるのが、事の重要性から当然たというように考えておりますが、その意志があるかどうかを伺つておきます。
○石田委員長 お答えになりますか。
○岡崎国務大臣 事前にという意味がはつきりわかりませんが、われわれの方では、国会の承認を得て條約は効力を発生するものであるから、国会の承認は、批准を要する條約については常に事前に国会に諮つておると考えております。
○梨木委員 私は、そういうりくつを聞いておるのではなくて、事の重要性から行きまして、調印をする前に国会にかけることが、国会の審議権を尊重する建前からいつて当然だから、その御意思があるかどうかということを聞いておる。法律的に、調印して後においてやつても憲法上はさしつかえないんだという、そういう法律的な解釈を聞いておるのではないのです。実際調印前にかけることが、国会の審議権を尊重する建前からいつて最も正しいやり方であるという観点から聞いておるのであります。
○石田委員長 お答えになりますか。
○岡崎国務大臣 これは法務委員会なり、外務委員会なりでお答えするのが適当と考えます。
○梨木委員 それではその次に、行政協定の問題を伺いたいのでありますが、行政協定は、今ラスク氏との間に交渉が進められておると承知しておるのでありますが、これはいつごろ国会におかけになる予定でありますか。
○岡崎国務大臣 これは日米安全保障條約に関する承認を求める議案の審議の中でしばらく議論になりましたように、その第三條によりまして、行政協定を結ぶ権能を政府は与えられておるのであります。従つて国会に提出すべき性質のものでないと考えておりますが、調印が済みまして、双方の打合せが完了しますれば、でき得る限り早く公表する所存でありまして、秘密協定等は一切ない方針で進んでおります。
○梨木委員 これは非常に意外なことを聞くのでありますが、従来政府は国会に対しまして――條約の内容は、ほとんど重要な部分は行政協定の中に白紙委任されておるような形になつておつたということは、すべての人が承知しておることであります。でありますから、これは非常に重要である。だから特に憲法上の人権その他の基本的な問題についての行政協定は、国会の承認を受けるという建前をとつておつたのであります。ところが今政府の説明によりますと、公表はするが、国会にはかける意思がないようなことを言われますが、これはいささか――いささかどころではなくて、非常に従来の政府の言明と違うのであります。それは責任ある御答弁として承つてよろしいのですか。
○岡崎国務大臣 その通りであります。但し総理もしばらく申しておりますように、行政協定のうちで法律をもつて規定することを必要とするものは、むろん法律案をつくつて国会に提出いたしまするし、予算を必要とするものは予算案を提出することになつております。
○梨木委員 ところが、行政協定を結んでしまつたあとに法律案を出して来られては、結局はその行政協定と條約との関連、あるいは法律と條約とのどちらが優先的かとか、いろいろな困難な問題が出て来る。従いまして、行政協定そのものを條約の内容として国会の承認を受ける建前をとるのが、国会の審議権を尊重する建前からいつて当然だと思うのですが、これは従来の言明と違いはしませんか。
○岡崎国務大臣 従来の言明とは違いません。なお、法律を要すると考えられる事項につきましては、先方等との間には、国会の承認を得て法律を制定されたときに有数になる事項であるということで、むろん留保して話をいたしました。
○梨木委員 それでは政府の今の言明によりますと、公表されるとおつしやるが、いつごろ公表できますか。
○石田委員長 一般の政府の行政的措置については、本委員会の扱うべき議題でないと存じますから、適当な方法で他の委員会でお願いいたします。
○梨木委員 それでは、こういうぐあいに伺いましよう。その行政協定に基く法律は、いつごろまでにお出しになるか、どういうものを計画されておるか……。
○岡崎国務大臣 これはただいま協議中でありますから、どういうものができるか、またそれに基いてどういう法律案をつくるべきであるかということは、今後の問題になります。
○梨木委員 それでは行政協定の問題はその程度にして、もう一つ。先ほどのいわゆる台湾政府との條約の問題についてちよつと聞いておきたいのでありますが、これは連合国としてのいわゆる台湾政府と條約をお結びになるつもりなのでありますか。
○石田委員長 それも本委員会の扱う議題でありませんから、御質疑を許しません。適当な他の委員会で御発言を願います。
○林(百)委員 関連してですが、先ほど行政協定で、法律案だとか、あるいは予算案だとか、国会へかける部分については国会にかける、これは当然なことですが、行政協定自体をやはり国会で明らかにするという意思はないのですか。アメリカの上院では、條約の批准の前に、一応日本側と行政協定の交渉をして、それを持つて帰つて上院の講和條約の審議の参考に供しているのですから、日本側もできるなら、安保條約の中の一切を行政協定にまかせるというあの内容を、あらかじめアメリカ側と打合せをして、あの審議の際に国会にむしろ明らかにして、審議の参考に供するのが民主的な政府の態度だと思うのですが、これは遺憾ながら白紙委任のまま政府にまかされて、條約だけは通過してしまつたのであります。しかしそれにしても、行政協定をアメリカ側ととりきめた場合には、単なる法律案だとか予算案の面だけでなくて、行政協定全般を、やはり條約に準ずるものとして、條約と不可分な一部分として、政府としては国会に公表なさる意思はないのですか。
○岡崎国務大臣 どうも御質問の趣旨がはつきりいたしませんが、公開することはむろん公表いたします。従つて、それについて関係の委員会で質疑等が行われることは当然予想しております。
○林(百)委員 そうすると、行政協定の全貌を国会に明らかにし、それから国会の適当な委員会で審議をする機会を政府は与えるつもりだというように解釈していいですね。
○岡崎国務大臣 行政協定の全貌を国会に明らかにしという御趣旨がよくわかりませんけれども、もう一ぺん御説明を願います。
○林(百)委員 あなたの御説明によりますと、行政協定のうちで、それを具体的に法律案にしたり、あるいは予算化しなければならない、そういう法律案だとか、あるいは予算案は、国会の審議にかけるということを言われているわけなんです。しかし行政協定の全貌ですね。これこれ、これこれを行政協協定にしたということ、これを国会にやはり明らかにして、国会に審議の機会を与える意思があるかどうかということなんです。
○倉石委員 それについて委員会で質問が起きることは当然だと言つておるのです。わからないですね。
○岡崎国務大臣 協定に対して国会の承認を求めるというようなことはいたしませんけれども、国会でもつて審議をどの程度――あるいは全部についてなさろうと、これはむろん国会の権限でありますから、当然だと思います。
○林(百)委員 そうすると倉石君の言うように、全部を公表するというわけですね。
○石田委員長 それは何回も言明せられております。
○林(百)委員 もう一つ。先ほどの日台の通商條約と申しますか、これはやはり憲法の七十三條によつて條約を内閣が締結する場合には、原則として事前に、時宜によつては事後にということがあります、原則としてやはり事前に、條約を締結する前に国会にかけるのが憲法の原則だと思いますが、この腹組みはおありですか。
○石田委員長 先ほどから梨木君より同様な趣旨の御質問がございました。同じことを繰返すことはお控えを願います。
○林(百)委員 念のためにもう一度……。
○石田委員長 梨木君からお聞きを願います。
○梨木委員 もう一点伺います。この前の吉田ダレス書簡ですね。これは国会における政府の答弁によりますと、條約と同じような效力を持つんだ、こういうぐあいに答弁しているのです。そこで吉田・ダレス書簡というものを国会へかけなければならぬと思いますが、これはいつかけるおつもりか、これを伺つておきます。
○石田委員長 お答えになりますか。
○岡崎国務大臣 これは條約と同様の効力ということを言われたかどうか、よく私も知りませんが、国会にかけられるものは憲法の規定によりまして、條約その他協定等でありまして、かりに国際間の約束でありましても、その約束が実現したときに国会にかけるものでありまするから、吉田書簡を国会にかけるという理由はないと考えております。
○梨木委員 ちよつと一点……。
○石田委員長 ちよつと一点、ちよつと一点が多過ぎるようですが、それで終りですね。
○梨木委員 平和條約を審議するときに、吉田・アチソン交換公文というものは、條約と不可分のものとして審議の対象になつているわけなんです。吉田・ダレス書簡というものも、国会の答弁によりますと――これは條約と書簡というものはどんな效力を持つておるのかということについていろいろ質問が出ておる。それに対して政府は、これは條約と同一の効力を持つものだ、こういうぐあいに答弁しているのです。従いまして、そうなれば、どうしても国会の審議にかけなければならぬということになるわけなんで、私はりくつを聞いておるのではなくて、事実どうなさるつもりなのかという、政府の方針を聞いておるのです。
○石田委員長 さつきおつしやつた通りでしよう。
○岡崎国務大臣 その通りです。
○林(百)委員 私の質問を梨木君と同だと言いますが、私は憲法第七十三條の、條約を締結する場合には原則として事前に、時宜によつて事後とある。そこで憲法の原則によつて、具体化した場合には事前に国会にかけるべきだと思うけれども、これはどういう腹かということを聞いておるのです。
○石田委員長 その点だけ違つておりますが、質問の内容は同じごとです。お答えになりますか。
○岡崎国務大臣 條約の締結ということは調印ということではないのであります。效力を発生することが條約の締結ということになるので、従つて事前に国会の同意を得て、批准を得て効力が発生して来る、そういうことになります。
○林(百)委員 そういう腹でありますね。私は條約の締結ということは、調印まで当然含めておると思うのです。調印して既成事実をつくつてから国会に押しつけるべきじやないと思うので、これはやはり調印前に当然国会にかけるべきだというように思いますが、その点どうですか。
○石田委員長 それは御主張でしよう。
○林(百)委員 憲法の解釈について、国会との関連について聞いているのです。
○石田委員長 お答えになりますか。
○岡崎国務大臣 これは憲法その他の解釈問題になりまするから、法務委員会なり、あるいは外務委員会等の委員会で御質問を願いたいと思います。
○石田委員長 大体御申出の範囲の御質問は終つたように思いますから、この議題は終ります。御苦労さまでした。 ―――――――――――――
○石田委員長 本日御相談申し上ぐべく予定してありまする案件は、決議案の取扱いの件、緊急質問の取扱いの件及び人事承認の件、さらに本会議の議事の件であります。順次御協議を願います。 まず決議案の取扱いの件を議題にいたします。最初に、遺族及び戦傷者に対する国家補償の徹底に関する決議案、岡良一君外二十八名提出の案件について御協議を願います。
○椎熊委員 これは各派の共同提案にしたいと私ども考えているのでありまして、各派間で今折衝中です。まだ最後の段階にまで行つてない節がありますから、本日はこの扱いを留保せられて、次の運営委員会でやつていただきたいと思います。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○土井委員 ただいま椎熊委員から、次の機会にということでありますから、そういう点については必ずしもしいてということではありませんが、この決議案を提出いたしまして、大体この次の委員会で各党の意思を御決定願つて御報告願いたいということになつておりました。それが実は二回に及んでいるわけであります。この前の委員会では、次の委員会ではぜひ態度を決定してもらいたいということでありました。それできようはぜひやつてもらいたいと思いましたが、椎熊委員からそういう御意見もありますので、この次はぜひ間違いなくやるようにおとりはからいを願いたいと思います。
○石田委員長 それではこの案件は、次回の運営委員会で各派の態度をとりまとめのできるように、各派において御努力を願います。 次に、自主外交確立に関する決議案の取扱いを議題にいたします。
○山本(猛)委員 ごの決議案の案文を拝見ししてみますと、まず第一行目に「各般の外交政策に全く自主性のないことを暴露している」、こういうようなことがありますが、私どもは、自主性のないことを暴露しているとは考えません。次に第二行目には「国会の質疑応答においては、遂に外交の基本方針につき確信ないと告白するに至つて」ということを言つております。前回の本委員会におきまする、川崎君の御説明にもこのようなことがございましたけれども、これを川崎君の御説明に基きましてだんだん調査をいたしてみますると、総理のおつしやつた確信がない、自信がないというお言葉は、町の書生さん方が町のどこかでお集まりになつて議論をされておるような性質の御議論に対しまして、お答えする自信がないといつたような意味合いのことを言つておられるのでありまして、総理は本物の政治をやつておられるのであつて、書生さん方のおつしやるような程度のことに関しましてはお答えをする自信がないと、こう腕曲に相手方の権威をそごなわないように答弁をせられておるようであります。礼を十分に考えまするためにそういうふうにお答えを申し上げておられるのでありまして、かような点から考えましても、外交方針に関しまして自信がないとお答えになつたのとは全然相違するようであります。なお最後の方に「政府のこの無方針無定見を糾弾する」とございますが、われわれは、無畜であるとも考えておりませんし、無定見であるとも考えておりません。従つて自主外交の確立などというようなことは、條約の効力が発生したときには必ず現政府の権威において自主外交の確立というような形が現われて行くものと考えておりますので、かような支離滅裂な案件を決議案として本委員会で取扱うということに対しましては、われわれはいかがかと考えます。一歩、百歩を譲つて考えてみましても、これらの案件にもし疑惑をお持ちになり、あるいは疑議をお持ちになると、いうようなことでありますれば、外交委員会におまわしになつて、十分に御検討の上でお取扱いを願いたいと思います。
○椎熊委員 なるべく黙つていたかつたのですけれども、山本君は非常につまらぬことを言つておる。もしその通り総理が言つたとすれば、これは国会の権威のために許されぬことです。総理はほんとうにそういうことを言つたのですか。けしからぬ話です。そこであなたは与党であるし、ぼくらは野党であるから、いろいろな立場から見てものの見方はある。それを説明するのに、そういう国会を侮辱するようなことをわざわざ引用してやるということは、議員としては…… 〔発言する者多し〕
○石田委員長 静粛に願います。
○椎熊委員 そこでわれわれの見方から、自主外交の確立を要求するということは、総理の予算委員会、本会議等における答弁から見て、どうしても自主性がないということを発見したからなんです。これは政党政派の問題でない。日本民族全体の問題なんです。国会がそれを鞭撻督励することは当然じやないか。そういうような観点から今大事な時期だから、われわれは国会として自主性のある外交をやつてもらいたいということなんです。その決議案がどうして悪いか。君がこれを、川崎君等の発言を引用する意味において、町の書生が議論するようなことに答弁する自信がないと言つたのだというのならば、顧みて他を言うことであつて、総理大臣としては不謹慎なことだ。そんなことはこの決議案とは何も関係がない。われわれは別な意味において総理を追究しますけれども、そういうようなことを引用して同僚議員を侮辱し、国会議員の権威をみずから失墜するようなことを発言しつつ、これに反対することはいけないと思う。決議案は決議案として慎重に取扱うべきであります。取扱いの方法としてはいろいろありましよう。われわれは本会議における決議案として出しておる。よけいなことを言わずに、賛否の結論で行きましようよ。
○倉石委員 自主外交確立ということについては、私どもも異議のないことであります。自主外交の確立はあるべきであつて、けつこうなことでありますが、この決議案全体のことについては、実は先ほどの遺家族及び戦傷病者に対する決議案と同様に、でき得べくんば各派共同提案になればと思つたのであります。この点について遺憾ながら御意見がまとまらないようでありますから、外務委員会にまわしまして、重大な問題でありますから、慎重に御検討を願つて、委員会において態度を決定していただきたい、このように申すわけであります。
○椎熊委員 倉石君も自主外交の確立を認められたんで、できれば私は共同提案にしたいと思う。そこでこの決議の案文に行き過ぎや不当な点があるならば、あなた方の意見を十分くみとつて修正してもいい。不穏当なところは抹殺しても修正してもいいけれども、日本の今日における段階としては、自主外交ということは国民が望んでおることなんですから、案文は訂正してもいいが、この決議は国会としてやつておくべきじやないか。
○倉石委員 それでは今までも尽力いたしましたけれども、せつかくの御要望でございますから、もう一応各党において御相談を願うことにいたしまして、本日はこれに対する態度を決定することを留保願いたいと思います。
○椎熊委員 ありがとう。――紳士的にやればこうなるのです。
○石田委員長 それでは提出者の代表である椎熊君から、この案件につきまして次会まで留保するということに御同意がございましたので、次会まで留保いたします ―――――――――――――
○石田委員長 それでは提出者の代表である椎熊君から、この案件につきまして次会まで留保するということに御同意がございましたので、次会まで留保いたします
○石田委員長 それでは次に、緊急質問の取扱いを議題にいたします。緊急質問は、ただいま出ておりますものを整理いたしました残りをお手元まで配付いたしております。これについて御協議を願いたいと存じます。
○大池事務総長 お手元に差上げましたものに、田中織之進君が民となつておりますが、これは誤字でございまして、社会党の二十三控室でございます。
○石田委員長 順次御相談を申し上げたいと思いますが、暫時懇談に入ります。 〔速記中止〕
○石田委員長 速記を始めてください。それでは暫時休憩します。 午後一時四十分休憩 ――――◇――――― 午後一時五十六分開議
○石田委員長 それでは再開いたします。
○椎熊委員 ちよつと懇談でお願いします。
○石田委員長 では懇談にいたします。 〔速記中止〕
○石田委員長 懇談を解きます。 緊急質問につきましては、第三から第七までのものを、ただいま椎熊三郎君からの御発言で、鈴木義男君におまとめになつたようであります。従つてこれを本日上程いたすことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それではさよう決定をいたします。従つて三、四、五、七は御撤回と解釈いたします。 次に残つた一、二、八、九について御協議を願いたいと存じます。一は先ほどのお申出によつて留保ということが決定いたしました。二はいかがいたしますか。
○林(百)委員 これも委員長、ひとつ留保しておいてください。虚心坦懐に言つて重要な問題でありますから……
○石田委員長 八はどうでありますか。
○上林與市郎君 これは先ほどのお話もありますから、留保に願います。
○石田委員長 九は……。
○梨木委員 留保。
○石田委員長 それでは一、二、八、九は留保いたします。 ―――――――――――――
○石田委員長 次に、人事承認の件についてお諮りをいたします。これは厚生委員会の調査員久武猛彦君の任命について御協議を願うのであります。前回の運営委員会におきまして、今日までに各派の御態度を御発表願うことになつておりましたが、民主党はいかがでありますか。
○椎熊委員 ぼくの方はまだ諮る時間がなかつたのですが……。
○石田委員長 社会党は……。
○土井委員 わが党は異議ありません。
○石田委員長 共産党は……。
○林(百)委員 反対。
○石田委員長 社会党二十三控室はいかがですか。
○上林與市郎君 いいです。
○石田委員長 労農党はいかがですか。
○岡田春夫君 さしつかえありません。
○石田委員長 自由党はいかがでございますか。
○倉石委員 異議なし。
○石田委員長 それではこれは御承認いただくことに御異議ありませんね。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 それでは御承認をいただくことに決定いたしました。 ―――――――――――――
○石田委員長 それでは次に、本日の本会議の議事についてお諮りいたします。事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 本日の議事日程はこ点でございますが、ただいまおきめ願いました緊急質問は、一番最初にやりますか。
○椎熊委員 緊急質問だから劈頭にやりましよう。
○大池事務総長 それでありますれば、鈴木義男君の防衛対策に関する緊急質問がまず第一で、その次は日程に入りまして、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件の廃止に関する法律案、これは法務委員長の佐瀬昌三君が報告をいたしまして、社会党の田万廣文君と、共産党の田中堯平君のお二人の反対討論がございます。賛成討論はございません。それから日程第二は、本委員会で先日御承認を願いました二十五年度、二十六年度の衆議院の予備金支出の件の承諾を本議場で求める件でございまして、運営委員長から御報告があつて、お願いをいたします。これだけでございます。
○石田委員長 それから申すまでもないことと思いますが、前例により討論の時間は十分以内、緊急質問も十分以内と御了承を願います。
○椎熊委員 緊急質問の十分は無理じやないですか。
○石田委員長 前例は緊急質問は十分であります。
○椎熊委員 これはどうですか、五本を一本にしたんだから……。
○石田委員長 その辺は議長において善処願うことにいたします。 なお、本日の本会議は二時半より開会いたすごとにいたします。 本日の運営委員会はこれにて散会いたします。 午後二時八分散会