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13回国会衆議院1952/06/18

運輸委員会 第46号

発言数
12
登壇者
3
会派数
2
開催日
1952/06/18

会議録

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 これより会議を開きます。  旅行あつ旋業法を議題とし、これより討論に入ります。——通告もありませんので、省略するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 異議なければさよう決定いたします。  これより採決いたします。本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の御起立を願います。     〔賛成者起立〕

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 起立多数。よつて本案は原案の通り可決いたしました。     —————————————

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 次に航空法案及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基く行政協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律案を議題といたします。  航空法案に対して委員長の手元に尾崎君より修正案が提出されておりますので、その趣旨説明を求めます。君。     —————————————

尾崎末吉自由党

○尾崎(末)委員 航空法案に対する修正案を提出いたします。  まず修正案の提出理由を簡單に御説明申し上げます。本法案中の第十條第六須及び第七項の規定によりますと、航空機の耐空性に関する製造過程における検査は、製造工場の一定の従業者または通商産業大臣が運輸大臣に協議して指定する通商産業省の職員が行うことになつており、その指揮監督を航空庁長官ができることになつておりますが、これでは実施の運用に際しまして、航空機の安全性に関する責任の所在が明確を欠き、従つて完全な安全性の確保を期し得ないと見られます。従つてこの條項及びこれに関係ある條項を削除いたしまして、耐空性に関する検査は運輸省で一元的にこれは行うように修正しようというのであります。  次に修正案を朗読いたします。   航空法案に対する修正案  航空法案の一部を次のように修正す  る。  第十條中第六項及び第七項を削る。  第十六條第三項を削る。  第十七條中第三項を削り、第四項を  第三項とする。  以上であります。

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 これより航空法案並びに尾崎君提出の修正案及び特例に関する法律案を一括討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。江崎一治君。

江崎一治日本共産党

○江崎(一)委員 私はただいま上程されておりますところの航空法案並びにその修正案に対しまして、日本共産党を代表いたしまして反対をする次第であります。  この航空法案はいわく因縁つきの法案でありました。これは通産委員会所管の航空機製造法と密接な関連において、運輸、通産両省が航空機検査についての権限の争奪にうき身をやつしておることまさに数十日の長きにわたりまして、その間、長い間たなざらしになつていた法案であります。この両省のなわ張り争いは、要するに航空関係業者の利潤の争奪戦がその本質でありまして、彼らの目標は、日本の民間航空にあらずして、アメリカの占領軍の発注する軍用航空機材であることは、今や明瞭となつたのであります。  また本案に続きまして提案を準備されておりますところの行政協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律案を見ますと、今や日本の空は日本人の空ではありません。日本の空と日本の航空基地は、わが日本民族と血のつながりのあるアジアの人民に対する人民の殺戮の根拠地となつておるのであります。本法案は、わが国民間航空の基礎を確立し、航空の安全とその健全なる発達をはかるということが目的のように書いておりますが、その真のねらいは何かというと、侵略者アメリカ帝国主義者とその手先であるところの売国奴との合作によるところの、驚くべき好妙な立法詐術であると言わなければならないのであります。日本の民間航空事業並びに日本の航空関係従事者をあげてアメリカの帝国主義に奉仕させ、アジア侵略の要員に仕立てるというのが、その真のねらいであると考えるのであります。従いまして日本共産党は、かかる法案は絶対に見のがすことができない。このような理由によりまして、日本共産党はこの法案並びにその修正案に対して絶対反対をいたします。

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 これにて討論は終局いたしました。  これより採決いたします。まず尾崎君提出の修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸君の起立を願います。     〔賛成者起立〕

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 起立多数。よつて修正案は可決いたしました。  次に修正部分を除く原案について採決いたします。  賛成の諸君の起立を願います。     〔賛成者起立〕

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 起立多数。よつて修正部分を除く原案を可決いたしました。従つて航空法案は修正議決いたしました。  次に日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基く行政協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律案について採決いたします。本案を原案通り可決するに賛成の諸君の起立を願います。     〔賛成者起立〕

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 起立多数。よつて本案は原案通り可決いたしました。  なお本日議決いたしました三法案に対する委員会報告については、委員長に御一任を願いたいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なしと」呼ぶ者あり〕

岡村利右衞門自由党

○岡村委員長 異議なければさよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時十五分散会

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