法務委員会 第12号
- 発言数
- 18 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1951/11/29
会議録
○委員長(小野義夫君) それでは只今より委員会を開きます。 先ずお諮りいたしたいことがございます。当委員会におきましては、今期国会開会中も検察及び裁判の運営等に関する調査を行なつて参つたわけでありますが、会期も終了に近付きましたので、本調査について未了の旨の報告書を議長に提出いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小野義夫君) 御異議ないと認め、さよう取計らいます。なおこの報告書の内容につきましては、便宜委員長に御一任を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小野義夫君) 御異議ないものと認めます。なお本報告書には多数意見者の署名を付することになつておりますが、只今御賛成のかたは順次御署名を願います。 多数意見者署名 伊藤 修 鬼丸 義齊 長谷山行毅 齋 武雄 棚橋 小虎 岡部 常 羽仁 五郎 須藤 五郎 —————————————
○委員長(小野義夫君) 次に、この検察及び裁判の運営等に関する調査は従来行なつて参りました通り、今期国会閉会中においても調査を継続いたしたいと思いますが、本件について継続調査要求書を議長に提出いたすことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小野義夫君) 御異議ないものと認めます。なお要求書の内容につきましては、便宜委員長に御一任願うことにして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小野義夫君) 御異議ないものと認めます。 —————————————
○委員長(小野義夫君) 次に会社更正法案、破産法及び和議法の一部を改正する法律案の両案につきまして、小委員長より審査の状況等につきまして御報告をお願いいたします。
○伊藤修君 只今議題となりました両法案に対する小委員会の審議の経過並びに結果について簡単に御報告申上げます。 この小委員会は第十国会、即ち二十六年の六月二日に設置せられまして、引継ぎ第十一国会、第十二国会に継続して審議せられたのであります。第十一国会におきましては、小委員会は第一回乃至第五回開きまして、その間逐条審議をいたし、各質疑を逐条について行なつて参つたのであります。第十一国会が終りまして、休会中におきまして継続審査の過程におきましては、名古屋商工会議所において、中京の財界人に御参集願いまして、例えば名古屋の高裁判事白木君、或いは弁護士会の代表として谷君、久保田製作所の社長の永井君、大隈興業株式会社の水野君、日本車輌の平井君、新大同製鋼の袴田君、富士信託の広瀬君、名古屋鉄道の労働組合の柴田君、これらの御参集を願いまして、各業界からの御意見を拝聴いたし、次いで大阪の高裁におきまして財界人の御参集を願いまして、名古屋におけると同様に各財界の代表者に承わつて参つたのであります。そうして小委員会はその休会中に六回の小委員会を開きまして、ひとしく質疑応答を継続して参つたのでありますが、十二国会に入りまして、小委員会を本日で以て六回開いて参りまして、その間逐条審議並びに質疑を継続して参つたのでありますが、その過程におきまして、いわゆる東京の各界の代表者の御参集を願いまして、やはりこれも意見をお伺いして参つたのであります。なおその間におきまして、高裁の関根民事局長、或いは参議院の法制局長、或いは委員外議員として栗栖議員の御意見等もお伺いいたしまして、本日に至つたのでありますが、委員会におきましては、慎重審議の結果、本案に対しましては、いわゆる日本の生産並びに経済界に及ぼす影響重大なるものと勘案いたしま立て、この原案においては、今日の実際に適合しがたいものとしまして、修正意見を審議の過程において見出したのであります。小委員会におきましては、これらの修正意見をまとめまして、大体十八点ということになりまして、それに政府当局におきまして、若し修正される場合においては字句の訂正等四点をも加えてもらいたい、こういうような御希望もありまして、結局二十二点の修正点を小委員会において決定いたしまして、これが成案を得るために参議院の法制局並びに政府当局の理事者の方々の御努力によつて二日二晩徹夜の結果、漸く修正案文ができ上つて参つたのでありまするが、それが今朝できて参つたのでありまして、これらの関係条文の異動が百数十カ所に及ぶのでありまして、これら事の点に対しまして、なお一応検討した上でないというと、いわゆる折角ここまで努力して来たものに対しましてミスがあつてもならん、かように考えまして、重ねてこれが研究をして有終の美を以てこの法案を仕上げたい、かように考える次第であります。今日までの委員会の経過はかような次第でありまして、小委員会といたしましては、なお本案に対しまして継続審査を要求することに決定いたした次第であります。本委員会におきましても、審議未了とすることなくいわゆる継続審議の御決定を願いたい、かように存ずる次第であります。
○委員長(小野義夫君) 只今小委員長より御報告がございました通り、両案について継続審査をいたすよう要求書を議長に提出いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小野義夫君) 御異議がないと認めて、さよう決定いたします。なお要求書の内容につきましては、便宜委員長に御一任願いたいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小野義夫君) ではさよう決定いたします。 —————————————
○委員長(小野義夫君) 次に請願第千百七十七号、軍事裁判受刑者釈放に関する請願を議題に供します。本件につきましては、昨日紹介議員の御説明、政府の御意見も伺つてありますので、本日は御質疑又は本件の取扱いについて御発言願います。
○須藤五郎君 昨日この請願につきまして私が説明をいたしましたのですが、説明に不備な点がありまして、皆さんの御配慮を煩わした点でありますが、本日この請願を出しておる中原良子君も参りまして、私から皆さんの御意見を申し伝えましたところ、全く本人たちの意思も皆さんの御意見と同一であるということがわかりました。こういうふうの意味に書くべきものだつたのが、ああいうことになつたんだと申しておりますから、私本人の意思をもう一度ここで改めて皆さんにお聞き願いたいと思います。講和ができ、占領が終つたなら、政令第三百二十五号違反事件等によつて刑の執行を受けている者、又は取調中の者に対して同情ある特段の処置をおとり下さるようお願いいたします。これが請願者の本心でありますので、こういうふうにこの機会に訂正さして頂きまして、どうぞ皆さんにこの請願を採択して頂けますように御配慮を重ねてお願い申上げたいと存じます。
○伊藤修君 只今須藤君からの提出の趣旨の御釈明によりまして、この請願の趣旨が明瞭となつた次第でありますから、これを採択しまして、内閣に送付することの御決定を願うことに然るべくお取計らい願いたいと思います。
○委員長(小野義夫君) 伊藤委員の御賛成がありますが、他に御発言はありませんか。
○長谷山行毅君 私もさような趣旨ならば賛成します。
○委員長(小野義夫君) 他に御発言がなければ、本請願は採択することにいたしまして、これを内閣に送付することに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小野義夫君) それではさよう決定いたします。 それでは本日はこれで散会いたします。 午後五時三十三分散会