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12回国会参議院1951/10/11

法務委員会 第1号

発言数
21
登壇者
5
会派数
5
開催日
1951/10/11

会議録

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) それでは只今より委員会を開きます。  この席を借りましてちよつと皆様に御挨拶申上げたいと思います。(拍手)  昨日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任せられたわけであります。併し私は極めてこの方面のことは不調法でございまして、諸先生の御満足の行くような運営は甚だ覚つかないと存ずるのでありますが、諸般の情勢からすぐお断りするわけにも参らんので引受けましたような次第であります。それにつきましては、皆様がたの厚き御協力、御支援を賜りまして、折角この大任を果したいと存じておる次第であります。何分ともよろしくお願い申上げます。(拍手)  それでは議事に移りますのでございますが、当委員会におきましては、第十一国会閉会中、会社更生法案、破産法及び和議法の一部を改正する法律案の二案につきまして継続審査を、又検察及び裁判の運営等に関する調査につきまして継続調査をそれぞれ行なつて参つたのでありますが、本院規則第五十五条によりますと、閉会中その審査又は調査を終らなかつた事件については、次の会期の初めにその旨の報告書を議長に提出しなければならないことになつておりますので、只今申上げました三件つきましては、それぞれまだ審査、調査の終らなかつた旨の報告書を提出いたしたいと思いますが、御異議、ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 御異議ないと認めます。つきましてはこれら報告書の内容は便宜委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 御異議ないと認めます。報告書には多数意見者の署名を附することになつております故、只今御賛成のかたの御署名を願います。   多数意見者署名     伊藤  修  鬼丸 義齊     宮城タマヨ  須藤 五郎     中山 福藏  岡部  常     長谷山行毅   —————————————

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 次に小委員設置の件についてお諮りいたします。本委員会におきましては、従来検察及裁判の運営等に関する調査のために司法制度に関する小委員、新刑事訴訟法の運用に関する小委員、青少年犯罪に関する小委員及び民事訴訟法改正に関する小委員の四つの小委員を、会社更生法案及び破産法及び和議法の一部を改正する法律案の二案の審査のため、会社更生法案等に関する小委員をそれぞれ設けておりましたが、今期国会におきましても、以上申上げましたような五つの小委員を設けたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 御異議ないと認めます。さよう取計らいます。  次に只今設置することになりました小委員の選定についてお諮りいたします。小委員は便宜前国会通りとし、特に委員各位の御希望、その他によります小委員の変更等につきましては、便宜委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 御異議ないと認めます。念のために小委員のお名前を申上げます。  一、司法制度に関する小委員   鬼丸義齊君、左藤義詮君、長谷山行毅君、棚橋小虎君、伊藤修君、一松定吉君、岡部常君、宮城タマヨ君。  二、新刑事訴訟法の運用に関する小委員   伊藤修君、鈴木安孝君、齋武雄君、棚橋小虎君、岡部常君、一松定吉君、羽仁五郎君、長谷山行毅君、中山福藏君。  三、青少年犯罪に関する小委員宮城タマヨ君、鬼丸義齊君、左藤義詮君、齋武雄君、須藤五郎君、岡部常君。  四、民事訴訟法改正に関する小委員   中山福藏君、伊藤修君、鬼丸義齊君、長谷山行毅君、齋武雄君、羽仁五郎君。  五、会社更生法案等に関する小委員   伊藤修君、齋武雄君、岡部常君、一松定吉君、鬼丸義齊君、須藤五郎君。  次に小委員長の選任についてお諮りいたします。各小委員会の小委員長は便宜前国会通りといたしたいと思いますが、御異議、ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 御異議ないと認めまして、小委員長のお名前を申上げます。  一、司法制度に関する小委員長 鬼丸義齊君。  二、新刑事訴訟法の運用に関する小委員長 伊藤修君。  三、青少年犯罪に関する小委員長宮城タマヨ君。  四、民事訴訟法改正に関する小委員長 中山福藏君。  五、会社更生法案等に関する小委員長 伊藤修君。以上でございます。

伊藤修日本社会党

○伊藤修君 御承知の通り講和条約も成立いたしまして、日本の国内法規について相当改革もいたされることと存じます。この際政府の国内法規に対するところの改正に対してどういう意見を持つておるかということを当委員会といたしましては事前に知つておくことが必要だと思います。これらに対するところの法務総裁の御意見を伺いたいと思います。なお近時国内治安に対しましては、国民全体において重大な関心を持つておりますから、この点に対するところの質疑並びに先に貞明皇后の御逝去によりまして、国民ひとしく従来の慣例から申しますれば、恩赦に浴すべき事項であるにかかわらず、当時連合国との関係等においてこれらの恩典がなかつたのでありますが、このたびは講和条約が締結し、日本が新民主国家として発足する以上、この際国民に何らかの恩典方法があるべきと考えます。これらに対する構想、内容等について質疑いたしたいと思いますが、近い機会において成るべく近い機会において、法務総裁の出席を求めたいと思います。委員長にお取計らい頂きたいと思います。

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 只今伊藤委員からの御提案につきまして、皆さんの御意見……御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) そうでありますならば、近いうちに法務総裁を法務委員会に出席するよう取計らいたいと思います。

鬼丸義齊国民民主党

○鬼丸義齊君 なお、私からも戦犯者に対する講和後における恩赦、その他の事項について法務総裁に一言聞きたいと思います。その他にも二、三私も聞いてみたいと思いますが、若し質疑事項についてあらかじめ総裁のほうと連絡するのでありましたならば、そのおつもりで一つお願いしたいと思います。

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 只今鬼丸委員からの御提案も附加えて、並びに只今伊藤委員からのお話も加えて、大体質問要領、お尋ねの趣旨はわかりましたから、その旨あらかじめ用意して来るように交渉いたしたいと思います。

中山福藏緑風会

○中山福藏君 私ちよつと伊藤さんにお尋ねしておきますが、その講和後におけるその法律の改正という第一におつしやつた問題ですね、それは何ですか、その範囲を全般的に亘つて御質問なさる御予定でございますか。

伊藤修日本社会党

○伊藤修君 御承知の通りに、終戦直後におきまして、連合国の示唆に基いて日本の国内法規が整備されたのであります。当時中山さんにおいても御承知のことと思いますが、各種の例えば刑法の場合におきましても、刑事訴訟法の場合におきましても、その他我々の国民生活に重要な法規が我々国民の意思を率直に表明していないことはこれは事実であります。従つて我々独立国民として我々の住みよい世界を作るためには我々の希望する法律をつくる、改正する必要があると思います。当時あの法案が連合国の示唆に基いて国会を通過しておりますが、その当時においてすでに他日即ち五年後においては、これらの法規は再び改正する時期があるべしということが公に表明されておりますから、これらの点も考え合せまして、これらのみでなく、その他の重要法規についてどういう意図を持つておるか、この際明らかにする必要があると思います。

須藤五郎日本共産党

○須藤五郎君 私よく考えましたならば、今度できます新刑事訴訟法の問題が若し小委員に加えて頂けたら、私もそれに加えて頂いたらよいと思いますが……。

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 只今須藤委員からの御希望がございますが、新刑事訴訟法の運用に関する小委員に御希望であるんでありますが、須藤君に入つて頂くことについて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 御異議がないと認めます。さよう取計います。ほかに何か御希望その他御意見がございますか。

中山福藏緑風会

○中山福藏君 今、伊藤委員から仰せられましたこの講和後の法制の立て方ということにつきまして、昨日新聞でありましたか、首相の意見と大橋法務総裁の意見が食違つておるということが掲げられておりました。それでそういうような点で、この席に首相はおいで下さることはできるかどうかということは、これは私としてはおいで願つて法務総裁と二人列席されておのおのの意見を承わりたいと実は考えております。一応今、伊藤さんがおつしやいました法務総裁に一先ず出て頂いて、その意見を聞いた上でこうしたいと考えておりますが、その点一つお含み置き願いたいと思います。

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 承知いたしました。

伊藤修日本社会党

○伊藤修君 なおこの際相当の時間を割愛して頂くようにあらかじめ御交渉を願つて置きたいと思います。

小野義夫自由党

○委員長(小野義夫君) 承知しました。その他御意見、ございませんか。御意見ないと思います。  それじやこれで散会いたします。    午後二時五十八分散会

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