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12回国会参議院1951/10/15

内閣委員会 第1号

発言数
21
登壇者
4
会派数
1
開催日
1951/10/15

会議録

河井彌八緑風会

○委員長(河井彌八君) これより内閣委員会を開会いたします。  本日は行政管理庁から、この間の調査事項につきまして、更に新らしい事項で何か説明があるかと思いまして、行政管理庁の大野木次長の出席を請うておいで頂きました。それからもう一つは、水産省設置法と、水産省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、それから行政機構の整備に関する調査、これは休会中に継続審査又は継続調査事件としてこの委員会にかかつておるのでありますが、これにつきましては御承知の通りまだ具体的な結果を得ていませんから、未了報告を出そうという件、それからもう一つは、最後に理事の補欠選挙の件、この三件をお諮りいたしたいと思います。  第一に、行政管理庁から、ここに調査書を提出されましたが、その調査書ばかりでなく、何かいわゆる行政整理についてどれだけ進行しておられるか、そういう状況等につきまして何か御説明があればこの際伺つておきたいと思います。

大野木克彦行政管理庁次長

○政府委員(大野木克彦君) 先週以後の行政整理に関します経過につきまして申上げます。先週申上げましたように、閣議決定の中に、自動車の運転手であるとか、守衛とか、小使、電話の交換手というような者の整理率については、これを一般より低めて五%にするということに相成つておりましたので、各省からその人員等を聞きまして、主計局と協議の上でその数をきめました。従いまして全体の整理人員に若干変動が見られました。それからなお、これも閣議決定に基きまして、全体の整理人員の範囲内で部局移管事項等について整理人員の振り替えを行うことが承認されておりましたので、これも若干各省の申出に基きまして調整いたしまして、大体の基礎数を固めまして、これに基いてそれを定員法の形に作りまして、定員法案といたしまして、本日次官会議にかけております。これが通りますれば、明日の閣議で定員法案を正式に決定されまして、関係方面の承認が得られますれば、提案を申上げることができる運びになつておるのであります。大体只今までの経過はそういうようなところでございます。  なお本日お手許に配りました男女別の資料は、少し古い資料でございますが、先だつて御要求がありましたので、取急ぎまして、手許にあります資料を整備してお目にかけたような次第であります。これはこの前の整理のときに人事院で調べました資料でございます。

河井彌八緑風会

○委員長(河井彌八君) 何か御質疑等がありましたらこの際願います。

楠見義男緑風会

○楠見義男君 大変細かい問題のようなんですが、実は根本の方針にも関係することなので、この機会に伺つておきたいのですが、丁度今電話交換手の話が出たのですが、官庁に電話をかけてまつすぐにかかるということは殆んどないのです。恐らくこれは交換台の数の関係もあるかと思いますけれども、同時に又交換手の数の関係もあるのじやないかと思うのです。そこで最初申上げましたように、事柄が細かいようだけれども、根本の方針に関することで、伺うのですが、一体その電話の交換手を五分減したからといつて、世間が喜ぶというよりも、むしろ役所にいろいろ電話をかけてもすぐに能率的にかかるほうを国民は喜ぶのだろうと思うのですが、それは恐らくこの前からの話のようにお付合い並みというようなことで、事の当否、軽重如何を問わずやつておられるのじやないかと思うのですが、それでお伺いしたいことは、現在の役所の事務でそういうふうに最低五%以上はすべて切つておられるのか、或いは重要な事務だというので何か整理しない事務が残つているのか、それを伺つておきたい。

大野木克彦行政管理庁次長

○政府委員(大野木克彦君) このたびの整理におきましては、たびたび申上げますような通りに、政令諮問委員会の答申を参考といたしましたので、それらによりまして全然手を付けない事務も相当にございます。併し他に又相当、事務の種類によりましては全然廃止するものもあり、又五〇%とか三〇%とか、事務の種類によりまして仕事を簡素化して行くものもございます。全体として事務が減ることを目途といたしておりますので、従つて事務も減りますので、一応交換手等も最小限度減らすという方針をとりました。そういう意味におきまして、守衛とか小使とかいうようなものは事務が減ることを前提といたしまして、その人数を最小限度にいたしたいというような次第でございます。

楠見義男緑風会

○楠見義男君 自動車の運転手が減るとかいうようなことがありますが、これは或いは課長を乘せておつたのを、これからは局長級以上にするとかいうふうな、自動車の整理というものが伴うのだろうと思う。電話のほうは交換機というか、電話の本数を減らさない限りは、交換手は現在だつて私は恐らく過労の状態じやないかと思うのですが、それはそれとして、只今お話がありましたように整理する事務と、全然手を付けない事務があるというお話なんですが、それで資料としてお願いいたしたいことは、この前各省ごとに明細的に資料を作つて頂きたいということを申上げましたが、恐らくお受取りになつたほうでは、整理をする事務だけについて或いはお考えになつておつたかも知れませんが、そうではなしに、整理をしない事務も抜き出して資料を作つて頂きたい、これをお願いしておきたい。

大野木克彦行政管理庁次長

○政府委員(大野木克彦君) それにつきましては、実は只今申上げました小使、運転手等の数字が立てられませんと全体の数字がわかりませんのですが、それがきまりましたので、これで各省ともきまつたことになりますので、それで内容を御説明できますような資料を作りましてお届けするつもりにしております。

竹下豐次緑風会

○竹下豐次君 今朝でしたか、新聞で見ますると、行政機構の改革案は、今度の国会に提出しないで通常国会に提出するということを橋本長官の談として書いておりますが、大変はつきり書いてありますけれども、そういうふうに了解していいのですか。

大野木克彦行政管理庁次長

○政府委員(大野木克彦君) 実は私もまだ正式には承わつておりませんけれども、或いはそういうふうになるかも知れんということはちよつと聞いておりましたので、そういうふうなことになつたのじやないかと思います。

竹下豐次緑風会

○竹下豐次君 そうしますとここに頂いておるこの関係は、それがどうなろうとそれには関係なしに、この際急いで改正する必要がある問題だということになりますか。

大野木克彦行政管理庁次長

○政府委員(大野木克彦君) これは専門員室のほうからお配りになりましたので……。

竹下豐次緑風会

○竹下豐次君 折角お尋ねいたしましたから、これを御覽下さいまして、どうお考えになるかお聞きしたい。

大野木克彦行政管理庁次長

○政府委員(大野木克彦君) この中の第一、行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、これはたしかに提案いたします。これは定員法の問題でございます。二番目の国家公務員等の給與改正に伴う恩給金額の改正に関する法律案、これも出ると思います。それからあとはちよつと今のところ……。

竹下豐次緑風会

○竹下豐次君 それからこの前私が委員会に欠席いたしましたから、今のような行き違いの質問が出たわけでありますが、委員長、前々回だつたかと思つておりますが、政府委員のほうで何か御説明のありましたことで参考になることがあつたら、それを専門員のほうなり、或いは事務局のほうで項目だけでも書き取つておいて配付して頂きたいということをお願いいたしておきましたが、できておりましたら今頂戴いたしたいと思います。

河井彌八緑風会

○委員長(河井彌八君) それじやこれでよろしうございます。それではいわゆる行政整理関係について、行政管理庁から説明を聞くのはこの程度にとめておきます。   —————————————

河井彌八緑風会

○委員長(河井彌八君) 次にお諮りいたします。この委員会におきましては、水産省設置法案、水産省設置法の施行に伴う法律案及び行政機構の整備に関する調査が、継続審査事件及び継続調査事件として参つておるのでありますが、まだ具体的な結果を、結末を得ておりません。従いまして本院規則第五十五條によつて、委員会が閉会中、その審査又は調査を終わらなかつた事件については、次の会期の初めに、その旨の報告書を議長に提出しなければならないことになつております。つきましては該法案並びに調査事件に対する未了報告書を議長に提出いたしたいと存じますが、報告書の作成につきましては、委員長に御一任を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり]

河井彌八緑風会

○委員長(河井彌八君) 御異議ないと認めます。さように決します。それでは多数意見者の御署名をお願いいたします。   多数意見者署名     溝淵 春次  楠瀬 常猪     郡  祐一  松平 勇雄     楠見 義男  竹下 豐次     栗栖 赳夫  三好  始   —————————————

河井彌八緑風会

○委員長(河井彌八君) それから最後に理事の補欠選挙をいたします。それは梅津錦一君が六月四日に内閣委員を辞任せられましたので、その補欠理事を選挙したいと思います。

楠見義男緑風会

○楠見義男君 理事の補欠選挙は、恒例に従つて、委員長から御指名せられるよう動議を提出いたします。   [「賛成」と呼ぶ者あり]

河井彌八緑風会

○委員長(河井彌八君) 楠見君の御発議に御異議ございませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり]

河井彌八緑風会

○委員長(河井彌八君) 御異議ないと認めます。それでは山花秀雄君を理事に指名いたします。  本日はこれを以て散会いたします。    午後二時二十七分散会

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