議院運営委員会 第3号
- 発言数
- 92 件
- 登壇者
- 13 名
- 会派数
- 7
- 開催日
- 1951/10/12
会議録
○委員長(山田佐一君) それでは只今から議院運営委員会を開会いたします。 先ず常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
○参事(河野義克君) 緑風会から議院運営委員の片柳眞吉君が辞任せられて、後任に中山福藏君を推薦されております。それから自由党から運輸委員の植竹春彦君、厚生委員の石原幹市郎君、それから電気通信委員の大島定吉君、それから郵政委員黒川武雄君がそれぞれ辞任せられて、運輸委員に石原幹市郎君、それから厚生委員に植竹春彦君、電気通信委員に黒川武雄君、郵政委員に大島定吉君を後任として推薦しておられます。又労農党から議院運営委員の鈴木清一君が辞任せられて、後任に水橋藤作君を推薦して来られております。
○委員長(山田佐一君) 只今の報告通り決しまして御異議ありませんか。
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。 —————————————
○委員長(山田佐一君) 次に特別委員会設置に関する件を議題に供します。
○小笠原二三男君 理事会で三日間いろいろ話合いをした結論といたしましては、第一に條約承認に関する特別委員会を、名称は正式にきまりませんけれども、設置すること、第二点その構成人員は三十五名し、各会派の振合いを一応自由党十一、社会党八、緑風八、民主党四、第一クラブ二、労働農民党一、共産党にも振り当てまして一とすること、第三には、この特別委員会と、先ほど決定を見た電力、引揚、公職選挙法に関する三つの委員会と合せて、社会党、緑風会、民主党の順序を以てこの委員長を選定して行くと、以上のような一応の取りきめがあつたと考えますので、社会党としましては、この案に賛成いたします。
○加藤武徳君 今小笠原君の発言中、理事会における取きめという表現がありましたが、理事会におきましては、理事会は多数決によるものではなくて、満場一致の結論が理事会の結論ということになるのでありまして、理事会におきましては満場一致の結論は出ておらないのであります。現に我が党が理事会におきましては、今の結論に対しましては反対をして参つておるのであります。それから小笠原君の発言の第三番目の特別委員会の委員長の各会派に対しまする割当といたしまして、只今の発言は今までございました電力、引揚、選挙、それに両條約に関しまする特別委員会、この四つをきめて、そうしてその順序は社会、緑風、民主、自由、こういう表現でありましたが……。
○小笠原二三男君 自由は言つておりません。
○加藤武徳君 先礼々々、社会、緑風、民主、こういう発言でございましたが、五月の二十八日の取きめは私今更これをくどく持ち出して実は論議はしたくないのであります。今までの三日間の昏迷の原因は、この取きめが不確実であつたということが昏迷の重大な原因になつておるように私は見て参つておるのでありまして、これは三項目に亘つて取きめをされておりますが、第二項目についても大いに議論のあるところだし、又第三項目についても議論の残つておる点であります。特に第三項目については明らかに三つの委員会を対比いたしまして、電力と引揚、それから選挙、この三つの委員会の委員長に関しては大会派順に取るのだが、併し次期国会においてはこの三つに関する社会、緑風、民主、こういう取きめでありまして、なお民主党と第一クラブとの関係はその末段に記載されておりますが、原則として今のような取きめでありまして、四つの特別委員会を作つた場合の委員長の割振りの順序ではないのであります。この点私はここで確認して置きたいと思いますし、なお我々としても今までの主張通り我々のほうで希望の委員長を第一に取らして頂きたい。この希望は飽くまでも持ち続けることを附加えて置きます。
○小笠原二三男君 大変まあ、いな話を承わるもので、何んのために今日まで三日間かけた理事会の論議であつたかという点を考えますというと、私は今の自由党の発言を遺憾とします。一昨日この理事会問題が理事会で問題が起きた場合を回顧しますと、先ず九月二十八日の取きめというような問題もあつたのですが、我が党としてさまざま情勢の上から推論を進めて、そうして或る提案をしたのであります。この提案は、結論から申しますと、いろいろ論議があつた結果どういうことになつているかというと、緑風会のほうからは、社会党が或る特別委員会の委員長を取らないこととして、そして緑風会がそれを取るということを拘束されるような、そういうことは困る、それで社会党の案は賛成できないというような論議があつた末に、その際の結論としましては、我が社会党に対して、君たちがこの特別委員会ができても、重要であるこの特別委員会であるなしでなくて、特別委員会四つできたうちの優先的に第一次にその委員長を取るのは社会党にやることの前提に立つて話が進められたことは間違いない。そして而もその場合の、今の発言者などは、一部解釈上の論議があるけれども、この際謙虚に、つつましやかに自由党にも讓るということについて社会党は考えてもらえないか。こういう話があつて、結論としては緑風会からも社会党に申入れられた形で社会党が再考してくれないか、附帶して自由党のこういうつつましやかな意見もあるということを党に持ち帰つて相談して欲しいと、こういうことで、それも承知したということで加藤君或いは鈴木君の意見を尊重して、その日は持ち帰つてこれを我が党の会議にかけた。そして相談の結果、昨日の理事会に出て来て、そうしてどうもそういうことは忍びがたい点があるということで、又論議が蒸し返しになりまして、そうしてこの五月二十八日の取りきめられた原則の筋、即ち精神、これは活かされなければならないという建前で、緑風会の鈴木君はこれを今度は明らかに四つのうちから社会党、緑風、民主と取つて行くの原則論を展開せられたので、それで緑風会としては、社会党が何でもいいからそれでは好きなものを取れ、取る場合に、具体的には、この條約改正に関する特別委員会の委員長を社会党が若しも取らないという場合には、民主党に讓るということになつて、二番になるものは緑風会だから緑風会のほうではこれを取ります。はつきりこう公言しておる。この前提はすべてそういう点は納得されてことの論議が進められて来ている問題なんであります。而もその場合の自由党の加藤君の意見というものも、仲裁的な第三者の立場にまあ自由党はこの際あるわけだ、で結局はこの四つの委員会から何を取つて行くかは社、緑、民の三者において相談し合えばいいので、どつちにも舵を取りかねるというような発言で、先ずそんなに三者の論議がもめるならばやつぱりおれたちが前からつつましやかにお願いしている自由党のほうに渡すべきですなあ、こういう意見が加藤君のほうから行われたのです。そこで私社会党を代表して、それではいろいろあるんだが結局はこの四つのうちから取つてくれ、順位の上でどうしても原則を曲げることはできないと緑風会が言うので、社会党なり、或いは民主党なり、第一、労働、共産の大かたの会派の要望していることは容れられないという段階になつて来ている。従つてひとえにこれは緑風会の態度如何にかかるから、もう一度緑風会の再考を願おうじやないか。こういうことになつて、その場合に皆さんの御意見もそのほうに御賛成であつて、昨日は緑風会だけの再考を望むということで理事会が散会して、今日その返事を待つ理事会を開いたわけであります。その理事会におきましては、鈴木さんの御発言では、どこが何を取つてはいけないとかいけるとかいう論議は緑風としてはない。ただ緑風はいずれこの四つのできる特別委員会から社会党という順序に取つて行くということから一歩も曲げられないのだという意味合の御発言があつて、そうして今度は鉾先が民主党のほうに向けられて、そうして民主党のほうはどうか。その民主党の提案を折れてくれないかという議論が多数を占めた。そうしてその際には木村君などからも強い御要請があつて、そうして結局結論的に申しますならば、民主党は、この社会党、緑風会、民主党と取つて行く順位については、根本に委員長と並んで外務委員会の拡充という線を持つておるのであるから、民主党は賛成であるという意味合の発言ができない。併し理事会でそういう線にまとまるということについて反対するものではない。民主党の趣旨は趣旨として、議運において発表せられるであろうということで、いわゆる社会党、緑風会、民主党、それから第一、労農、共産党、これは賛成しておるのであります。而もその場合に自由党のほうから……今度は社会党がまあこれは取れそうな形になりました。ところがやつぱりこれはおれたちの言つておる自由党のほうに許してくれという希望を持つておるのだ、こういうようなお話では満場一致制ではない。満場一致制というお話を加藤君が繰返しておつしやつたことは事実である。併しながらこの場合においても、この委員長は非常に愼重にお取扱いになつて、そうして非常にお困りになつた。今のような取りきめたというたことを加藤君は異議を差し挾みましたが、この内容について確認を二回も求められ、そういう場合に異議がないか、異議がないかということで、そうして異議があるという発言はなかつた。ただ希望を持つておる云々ということだ。それで取りきめていいかということになつて、これは委員長が確実に取りきめて来ておる。これは事務総長以下多数のかたがたがお聞きになつておられて、これははつきり御承知のことなのである。それで私はこの際これ以上の論議はごたごたしたくないのでありますが、そういう順序がきまつて、そうして何を取ろうともそれは各会派自由のわけですから、一切そういうところまで、言及する必要はないのでありますが、少くも三日間理事会を開いて、そういう前提の下に立つておるものが、急拠これを根本的に覆えすような、そういうようなことであつたら、何のための話合いだ。又その原則といい、或いは文書上の表現の疑義といい、こういうことにこだわつて行き、そうしてこの論議を蒸し返そうというならば、これは今後の国会の運営上遺憾の点だと考えるのであります。而も三日間のこの過程の中の前提として逐次しぼつて来て、我々社会党の立場から申しますというと、しぼられた結果、こういう結論にさせられてしまつた次第なんです。我々の主張とはてんで違つた結果になつてここに出て来ているわけです。併しながら我々は再三一昨日から或いは今日まで申上げている通り、円満な妥結を見ることのための努力をし続ける決意で今日まで来て、そしてやはりこの方法がよしとするということであるから、私は民主党の御不満は重々あろうとも、大乘的にこの決定を引受けて帰つたわけだ。で、ここの議運においてはその当時も話しましたが、論議は論議としてあつていいわけでありますけれども、その取りきめが覆つても、例えば多数を以て制してこれを覆すということが可能であつても、そんなことをやるというならば、理事会の運営とか、或いは議運の運営とか、こういうようなことは一切無に帰するんだ。で、私は加藤君が一昨日来の御発言のあの我々社会党、緑風会、民主党との間を折合いをつけて、そして円満に話を進めようとしてとり持つて来られた御意見から見ると、誠にこれは隔世の感があるのであつて、そういうことで会派に持ち帰つて疑義が起れば、ひつくり返しても何でもいいということであるならば、私は何もあとは申上げません。
○加藤武徳君 理事会の性格を今更喋々申上げるまでもないのでありまするが、これは飽くまで議決の機関ではなくて、各会派がざつくばらんに意見の開陳をして、そして結論を出そうという努力を先ずする集いなんです。従つて各会派の勢力に余り考慮を拂わず、大体各会派から洩れなく理事を出しておるわけです。我々のほうからも理事が出ておりますし、第一、労農、共産の各派も一名理事を出しておる。
○小笠原二三男君 何も理事会の構成について聞いているのではない。
○加藤武徳君 理事会の性格に関してとやかく言うのではないのでありますが、理事会は各会派の発言、或いは強い表現、このことによつてその場の空気が作らるべきものではないのであつて、成るほど我々は極めておとなしく発言はしておりました。併し最初から言つておるように、我々は委員長が欲しいのだ。併しこれは一番初めの発言と最後までの表現とちつとも変りはないのであつて、成るほど私は五月の終りの取りきめに関しては疑義がありました。疑義があるからこそ、やや控え目には発言はしておりましたが、併し、だからといつて委員長が我々のほうに欲しいという意思、この意思にはこれは最初から最後までちつとも変りはないのであります。今更ここで取りきめをとやかく論議しようというわけではありませんが、我々としては是非とも條約に関する特別委員会が欲しい。このことで理事会では最後まで反対して来ておつたということを再びここで確認をして頂きたいと思います。
○小笠原二三男君 確認する、しないはこれは議運の委員長があの際いろいろお取扱いになつてどういう趣旨でおきめになつておるか御承知でしようから、同じ自由党内ですから、如何ように御確認になつても私はいいと思います。併し国会の常任委員長として理事会の打合会においてやはり確認したことについては責任はあるはずです。このことについては私はあいまいなる御返答はないと思います。ですからそのことはいつでもお確認になつて結構だと思いますが、強い希望を自由党の加藤さんがお持ちになつておつたことは我々もこれは承知しておる。併し一昨日も昨日もその希望を持ちながらも、社会党と民主党と緑風会の三党の間の結論が出ればこの問題が解決するという前提に立つてこの話を進められて、どつちが引くか引かないかということになつて、本日我々のほうが引かされた。そういう事実だけはどう言つたところで争えない事実なんだ。ですから委員長に先ほど申上げました内容について確認するかしないかという疑義がありますけれども、これは大かたの打合せ会の言を仮にやわらかくするならば、申合せ程度にはこれはなつておることでありまするから、それについては一つここでお諮り願つて御解決願うように進行せられるようお願いしたいと思います。
○加藤武徳君 理事会の議論をこれ以上重ねたくないのですが、理事会の結論は、これは委員長が皆に報告し、又諮るまでもなく、最後に結んだように、この理事会は不幸にして結論が出ないといふ結論で結ばれた。こういう表現を私はしたのでありまして、この表現通り結論は出ておらないのですよ。
○小笠原二三男君 だからそれは委員長に御確言願えばはつきりわかる。
○水橋藤作君 先ほどの理事会の結論として、これは加藤さんは結論は出ていないということを言われたかも知らんけれども、結論が出ていないと加藤さんの言われたことを誰も結論が出ていないと言つて承知して帰つたわけではない。あなた一人はそう思われたかも知れないけれども、委員長としてはこの結果採決によつてきめなければこれはまとまらんだろう。だから議運にかけて採決によつて決定しよう。こういうことで私らは了承した。併し理事会の空気が若し採決した場合にひつ繰り返るようなことがあることはおかしいぞということを念を押して帰つた。我々はそれが結論だと思つておる。ですから加藤さんの結論は委員会の結論ということにならん。私はここに来たら止むを得ず委員長の言われたように採決によつてきまるものだという見解に立つて私はここに来ておる。
○木村守江君 理事会の話を繰り返えすと非常に変ですが、この理事会の内容は、初めから委員長と特別委員会との設置がこんがらがつておりまして、どうもやはり暫くの間特別委員会の設置は仮定の上にというような言葉が使われた。それは結局外務常任委員会の強化という点から、現在の外務常任委員長を今度の特別委員会の委員長にするというような仮定の下にというようなことから取りきめられた。それに対しては私は初めから反対いたしまして、そういうような仮定の下にということではなく、先ず特別外務委員会という、そういうような形式の特別委員会を作ろう。そうしてその構成のメンバーは三十五名にしようというようなことでここに結論が生れました。それに対しましては我々初めから賛成しておつたのであります。そうしてその問題とひつくるめての委員会の問題は相当論議されましたが、いつでも仮定の上の論議の委員長の問題であつて、真劍に委員長の問題が論議されたのは本日だと私は考える。それで私は今日も理事会でお話しをしたのですが、委員長のあの取りきめ、五月何日かの取りきめは、私には相当の疑義がある。私は今日も申上げた。どうもあの委員会の委員長の持ち廻りは、いわゆる三つの委員会を規定しておつて、そうしてそれを社、緑、民というようなことであつて、自由党も勿論ありませんし、その他の小会派も書いてない。而もその下に四つとあるが、現在は両院法規委員会と今度の特別委員会を加えますと五つになる、そうした場合私は当然特例、特別な例として取扱つても差支えないのではないかというような意見を申上げたのですが、これは小笠原君等からは反対がありました。私はこの私の意見に対しましては、小笠原君は反対はされたにもかかわらず私は自分の考えとしてこれが正しいという考えを持つて来た次第であります。そういう点から私は今日の理事会の結論は、加藤君とそれから水橋君の言うことは同じようなことだろうと思うのです。理事会では結論は出ないからここでいわゆる採決をしよう。そういうような私は強いことまでは不幸にして聞いておりませんでしたが、結局今日の理事会で結論が出ないということによつて議運にもう一遍諮つてこれを決定しようではないかという結論に達したと思うのであります。この結果は或いは水橋君の言われる或いは投票になるかどうか知りませんが、そういうような結論だつたと私は記憶するのであります。そういう点からこれは委員長の判断によつてこれをきめるというようなことは私は穏当を欠くと考えます。そういう点はこれは議運においてもう一度検討すべき問題であると私は考えます。そうして私はこういうことを考えるのです。それは特別委員会を設置する、それからその構成をきめるということは大体きまつたのですが、これは委員長の問題について今まで仮定の上の委員長の論議の際には、いろいろなことを申された。これは本当に順番であつて、社会党が取つて、社会党はこれを民主党にやつたらいいのではないか。それが社会党の権限のようにそういう話もありました。ところが緑風会のほうでは、そんなことはない、これは当然法理論から言つて俺のほうに廻るのが当り前だという論議をいたしましたが、私はよく申合規程でもいろいろな法規でも、考えて見て間違いとしてこれからきめようとするものについては成るべく正確な我々の申合規程に合つたような方向に進むのが一番いいと思うのです。そういうことについて前言をひるがえすのは不都合だというようなことは私は当らないと思う。これは飽くまでも間違つたならば、いつでも虚心担懷にこれを改めて、そうしていい方法をとつて行くというのが私の考えであります。そういう点から言つて私は小笠原君の、委員長の考えによつてこれを決定するということについては不幸にして反対せざるを得ません。
○小笠原二三男君 自由党さんの一部の意見として反対があつたり、どこかのほうで反対があつたりすることはかまわない。それは一向に自由な表現ですから……。ただあなたも本日お話の通りに、私に……いいですか、私に原則通り云々ということを言うて、それで私は承知した。そうして民主党のほうがそれを引つ込められた形で承知させられた。理事会の立場においては、その前提に立つておるものは何かというと、この條約問題の委員会の委員長に関して論議があつて、そういうことをきめられて来ておるので、これを又、原則をすつかり変えて見て、おつとどつこいおかしいぞというようなことを言つたところで、それは御自由ですけれども、それでは委員長の運営の趣旨は通らんのです。緑風会もその原則論を主張しておる。その原則論とは、社、緑、民というような順序でこの四つの條約関係をとつて行くという前提に立つて、そうして論議があつて、社会党がこの関係の委員長を取らなければ二番目に選択権のある緑風会が選ぶ権利がある。その場合にもそうしたら緑風会は何を取りますかと言うたら、それはこの條約の委員会を取る、一昨日から再三こういう話が出て、その前提の上に話があつて、そうしてあなたからの発言を以て私が承知させられて、そうして承知したとなつたとたんからおかしくなつて、そうして今度は今取きめであるとかないとかいうようなことをおつしやる。これが、運営委員長は非常に困つたようなときに異議がないか、ないかという……。その前に加藤君から理事会の慣行は採決というのではなくて満場一致制だと念を押されて運営委員長はなお苦慮せられて、確かに水橋君が言われる通り、こんなにきまらないというので、これは運営委員会に持つて帰つて、そうして採決を以てでもきめるよりほかにありませんがという話になつた。そこで私はまあまあそういうようなことはいけない。民主党が反対しているというけれども、それはこういう決定を理事会が取りきめするということについては、これは少数の民主党としては不満であつても賛成なんだという形で確認される。それから加藤君からは、いや俺たち自由党は希望があるのだということで反対だとかいうような御発言もあつた。併しながらそれは希望なんであつてこういう取りきめになることについては異議がないのだという話をしたあとで、運営委員長は再三その確認をした。その場合にも論議がなくてそうして席を立つたのであります。ですから私は、それなら加藤君がおつしやるなら私も改めて運営委員長にお伺いする。一つ運営委員長においてこの点は明確にせられて、そうしてこの議事が進行せられるようにお願いしたい。
○木村守江君 今ちよつと加藤君の問題……、今小笠原君が加藤君も賛成した、承認したという話をしておりましたね。私は少くとも私個人でだけ自由党の理事としてこの問題には反対しなければならんということを附加えたのです。そういう点から言つてこれは満場一致……。
○小笠原二三男君 そうしたら何で俺を承知させたか。
○木村守江君 いやあの問題は、馬鹿にこんがらがつて、委員長と特別委員会とがこんがらがつておつたがために、その論議が主だつたもので、実際問題としてこれはあの申合せを再検討した場合に、先ほど私が申上げたような状態にならざるを得ないのです。私は不幸にして、今回初めて理事になりまして、理事会の申合せ等につきましてはその本当のことはわからないので、実は先輩の鈴木恭一君にもいろいろ相談して聞きましたが、やつぱりお前たちの解釈がその通りなんだ、そうきめたはずなんだということを言われて、ここで改めて皆さんがたに申上げる次第であります。どうぞそういう点からこの理事会は……。
○小笠原二三男君 というのは改めての話なんだね。
○木村守江君 小笠原君から今改めての話なんだねというのですが、私は当座だけの話をするのじやない。これは理事会で以て……。
○小笠原二三男君 それなら何で私に承知させたのだ。
○木村守江君 その点から委員長の考えで以てこれを決定するということは私は不穏当な考えだと思う。それに対しては反対します。
○小笠原二三男君 自分のほうから意思表示させて、何だ、これは。
○境野清雄君 大体理事会の経過は私は先ほど小笠原君が話したような経過が正しい経過じやないかとこういうふうに私も思いますから、それは省略して、大体先ほど木村君から大隈君の特別委員会の委員長ということを前提にして、三十五名なんかを相談したというような話がありましたが、この点は何か私は木村君お考え違いしているのじやないか。こう思うのは、私のほうとしては大体外務委員会を拡充するか或いは両條約に関する特別委員会を設置するかという問題が第一回に理事会として議題になつた。そのときに私のほうとしては外務委員会の拡充強化を主張したわけですが、但し他会派の殆んど全部が両條約の特別委員会の設置だ、こういうお話であつたから、そこで私のほうとしては、そういうことならば外務委員会として私のほうはもと常任委員会として振当てを頂いている委員長の委員会がたまたま棚上げされてしまうじやないか。一体常任委員会として外務のほうものを、講和條約或いは安保條約というものが如何に重大でも私は外務委員会がやるべきじやないか。併しそのときに他の委員との関係振当てができないとか、或いは又連合委員会というものでは真劍な討議、結論が出ないのじやないかというような御尤もな仰せがあつたから、それならば是非従来の原則とか何とかいうことがありましても、私どものほうとしては外務委員会の延長として見てもらつて、両條約の特別委員会の委員長を民主党へ割当てて頂けないか。こういうことの一つの條件付きで、私もあくまでこの両條約の特別委員会というものにのつて行つたので、その根本が覆えされるのなら、私のほうはあくまで外務委員会の拡充、こういう持論で私のほうは行つた。たまたま話の中で緑風会その他から大隈さんなら結構じやないかというようなお話があつたので、自然に大隈さんというようなことを言われておりますけれども、私のほうは当初から決して外務委員長そのものを両條約の特別委員長にしてくれというお願いをしているのでなくて、片方が棚上げされちやつたのだから、そこで民主党としてそういうものの委員長が欲しいのだという意思表示をした。たまたまそのものが、理事会は三日間に亘つてやつた結果、そのものの折合いが付かない、折合いが付かないから、五月二十八日の申合せ條項によつて社会党がこれの第一の選択権を持つているのだ、次に緑風会、次に民主党という順序でこれを確認しろ、こういうお話ですから、私のほうとしては第一回のお話の通りに若し私どものほうに特別委員会の委員長が頂けないものなら、私のほうとしては外務委員会の拡充という線で行くのだから、その申合せそのものには私のほうは飽くまで反対、併しながら只今最後の結論としての五月二十八日の申合せ條項による取捨権を社会党が取り、緑風会が取り、民主党が取りという順序のことに関しては、私どもは反対は決してしないのだ。こういうことで、その特別委員会が三つだから、四つだから、或いは社、緑、民というものの順序がどうだとかというようなことに遡つて議論するということは私はおかしいじやないか。勿論今の線に沿うてやつたのだから私のほうとしてはこの議院運営委員会で元へ戻して頂いて外務委員会の拡充という案を提案したい、こういうのが私のほうの趣旨です。
○小笠原二三男君 いろいろ自由党さんのほうも事情もあつて、我々とすれば極めて遺憾な御発言があつたわけですが、言論の自由をとめるわけにも行かんので、謹んで拝聴しておつたわけですが、誰が何と言おうとも理事会においては緑風会、社会、民主、第一、労農、共産と、これは、私、先ほど取決めというそれに対しては賛成するという立場に立つておつたのであります。従つてこの点疑義があるというようなことであれば、これはこの委員会を以て決してもらうよりほかありません。これ以上論議をしてもいけませんので、先ほど申上げました特別委員会設置に関する三つの條項を私は採決して頂くように動議を出します。
○委員長(山田佐一君) 菊川さんが初めての発言ですからどうぞ。
○菊川孝夫君 私ももうこれ以上やつぱりやつても仕方ないと思いますので小笠原さんの動議に賛成します。
○三浦辰雄君 ただ念のためにお伺いしたかつた点が一点あるのだ。それは私ども理事会での解釈で五月二十八日の申合せ事項の三項は、この選挙、それから引揚、電力というものばかりでなくて新たに加つた四つまではあの順に従うのだという解釈を統一されたという結果、私どもは賛成したのですからそういう意味だと思いますがどうなんですか。つまり言葉を換えて言えば、あの申合せの三項によつたのだという意味と思いますが。
○小笠原二三男君 採決の動議は成立しているのです。何でそういう発言を許すか、議事規則にも違反だ。
○菊川孝夫君 一体採決をやらないのですか。
○上原正吉君 賛成者があれば動議が成立するのはそれは本会議のときなのだ。
○小笠原二三男君 何を言つているのだ。常に慣例でやつていて、あなたたちだつて我々を封殺したじやないか。動議を出して……。
○委員長(山田佐一君) お諮りいたしますがどうしますか。
○小笠原二三男君 動議は成立しているのです。
○委員長(山田佐一君) 速記をとめて下さい。
○委員長(山田佐一君) 速記を始めて。只今動議が出まして動議に対するところの趣旨弁明が聞きたいと言いますから、小笠原君から説明を願いたいと思います。
○小笠原二三男君 本委員会で俺は聞いていなかつたとか、聞いていたとか言うから……。第一は、平和條約及び日米安全保障條約特別委員会を設置すること、第二は、その人員構成は各会派割当とし、自由党十一名、社会党八名、緑風会八名、民主党三名、第一クラブ二名、労働者農民党一名、共産党一名とすること、第三、この只今の委員会と先般設置を決定した従来の三つの委員会と両者併せて四つの委員会を置いて、この委員長を選択する会派順は、社会党、緑風会、民主党とすること、従つて只今の第一クラブ或いは自由党の疑義の問題は、これは今後において原則の上から類推せられる線を以て決定すること、以上が私の提案の内容であります。
○加藤武徳君 只今の小笠原君の動議の第一、第二項につきましては、私は何ら異論があるものではないのであります。ただ第三項に関しまして、先般の理事会におきましては、我々や民主党、この反対はございましたが、社会党や労農党、共産党の諸君は五月の二十八日の理事会におきまする決定を承認しようという強い発言がございまして、結論を見ずに理事会が閉ざされたことはさつき報告をし、又発言のあつた通りであります。ただ仮に小笠原君の理事会における発言のごとく、五月の二十八日の理事会におきまする決定が了承をされたと仮定をいたしましても、只今の小笠原君の第三の発言は、五月二十八日の理事会におきまする取りきめとは内容が異なておるのであります。私はこの点を小笠原君に聞きたいのでありまして、五月の二十八日の理事会におきまする取りきめの第三は、明らかに今まで設置をされておつた三つの特別委員会、これは具体的には選挙と引揚とそれから、電力でありますが、この三つの特別委員会に関しては、この三つのものに関して社会、緑風、民主、この順序で委員長を選択する、ただ第一クラブの数が民主党の議員のおかたの倍以上の場合には、第三順位は第一クラブに讓るんだ、こういう取りきめでありまして、原則的には社会、緑風、民主であります。これは異論のないところでありまするが、飽くまで三つの特別委員会に関しての委員長の選択権を五月の二十八日の理事会の最後の項目で申し合せをしておるのでありまして、只今の小笠原君の発言は、この理事会におきまする決定よりも異なつた、むしろそれとは違つた発言をしておるのでありまして、私はこの点理事会におきまする小笠原君の発言と現在の提案とのこの食い違い、これに関しまして説明を求めたいのであります。
○小笠原二三男君 只今のは反対の討論と聞くよりほかないのでありまして、三日間の理事会の前提となるものは四つの委員会からどこが、第一順位として選ぶかという前提を以て論議せられて来ておりますので、その点について提案して、動議として出しておるところなのでありまするから、反対は反対、保留は保留として、あとはもう論議がないのですから、手続としては採決しかない。ここに及んで休憩などという、そういうぶざまなことがあり得るはずはない。而も三日間を、この論議というものの仮定から考えて、自由党さんがそういうようなことをやるということは、極めて私たちとしては遺憾であるということを先ず申上げてあとは申上げませんから、採決に移つて頂きたい。
○水橋藤作君 只今小笠原君の理事会の経過並びに先ほどからの説明等は毛頭……我々は承認するのでありまして、先ほども申上げました通り、最後の場合は、採決によつてきめるより仕方がないなという委員長の御意見もあつたのであります。直ちに採決にして頂きたい。小笠原君の意見に賛成であります。
○三浦辰雄君 私も小笠原君の説明の第三点の四つを合せてという問題でございますが、あれはあの三日間、今日までの三日間に亘り、理事会の中でいろいろと條理を盡した運営の方法が考えられたが、結局そうはうまく行かないために、二十八日の申し合せになつて、止むを得ない、機械的にこうなつたんだという意味に解釈いたします。私は賛成です。
○委員外議員(岩間正男君) 私は今の動議に賛成します。賛成するというのは、この理事会でこの三日間の論議を聞いて来たのでありますが、実際ですよ、この論議を通じてずつと見て参りますというと、自由党はこれを希望するということを強くは言つていない、処女のごとくつつましくという形で、そうしてあらゆる場合出して来た。それから今の第三項が問題になつておりますが、この三項についても、これは飽くまでも社会党が取ることが非常に円満に解決する、従つてこれを社会党は選択してもらいたい。こういうことは、非常にこれは緑風会のほうから強くこの問題は出されておる。そうしてこれに対して自由党は何らこういう問題に対して異議を挾まなかつたわけであります。然るに社会党のほうは、民主党に対して大義名分の立場から諄々として讓つて来た。ところがこれに対して我々もここに第一、それから労農、緑風それから共産、この四会派に更に民主、こういうところでは、この社会党の主張を最初支持して、飽くまでゆつて来たのです。然るにどうしても緑風会のほうから原則論が行けというので、これは社会党が第一にこれを選択しようというこういう形であつて、いわば我々は敗北させれらたような形で以つてこれを承認した。実はここで採決するのさえおかしいと私は考えるのであります。そういうような事情であつて、当然これは私は理事会の運営から見まして、これは筋の通つたところ、自由党が、この問題が決定してから、我々は希望するというようなことを言われて、そうして今のような問題を新たに提案されることは、どうも、徒らに事態を紛糾させることであつて、望ましくない、こういうふうに考える。
○加藤武徳君 僕は重ねて小笠原君に伺うが、この点が釈然としない限り我々は採決に臨むわけに行かない。というのは、重ねて小笠原君に伺うが、今の第三の点、この点についての明快な小笠原君の答弁を求める。
○小笠原二三男君 あなたが私の意見に反対であろうが、賛成であろうが、私は動議として出しておつて採決を願つておるのですから、採決によつて意思を決定して頂きたい。
○木村守江君 今いろいろの討論があつたのです。大体において賛成の討論があつたのですが、反対の討論を封じて、反対の討論に対して答えもしないで採決をしてしまうということは、私は少くとも我々議員としてとるべき態度じやないと思う。
○小笠原二三男君 ではもう一度言う。加藤君の意見に正式に御答弁申上げる。私の動議として採決願つている第三の点は、過去三日間における理事会の論議の過程に鑑みて、これが最も正しいとされて進められて来た論を展開して動議として提案したものである。以上申上げる。
○委員長(山田佐一君) 成るべく一遍発言したらあとはやめて頂きたい。成るべく円満にしたいために。
○加藤武徳君 発言の許可を得ております。私は重ねて小笠原君に伺いたいのでありますが、只今の小笠原君の点は私はどうしても了承できないのであります。といいますのは、理事会におきまする小笠原君の発言は、これは五月二十八日の決定をそのまま持つて来るという小笠原君の発言だつたのでありまして、只今の小笠原君の動議は五月二十八日の理事会の決定の内容とは異つておるのであります。この異つておる点は、今縷々申しましたように、五月の決定は三つの特別委員長についてのみの決定でありまして、その順位は社会、緑風、民主なんでありまするが、併しながら特別委員会が四つになつた場合の各会派の選択の順位は決定していないのであります。その場合には問題を一応白紙に返して再び話合するか、或いは大会派順に委員長を取るというのがこれは常道なんでありまして、その常道に反する発言を突如として小笠原君がこの席でなさるということにつきまして、私はどうしても釈然としないのでありまして、この点も重ねて小笠原君から明快な御答弁を伺いたい。
○委員長(山田佐一君) 加藤君、解釈の相違でありまするし……。
○上原正吉君 社会党の皆さんにお願いしたいのですが、議運の決定が本会議で覆る、こういうようなことは甚だ面白くない現象ですし、本日は緑風会のかたがたが大分少いようですから、ここで採決して皆様方お勝ちになつても、又どこかで覆るということになりますると、議運の本来の使命を果さないことになろうと思うので、一つお考え置きを願いたい。
○委員長(山田佐一君) 動議が出ておりまするから採決をしなければならんと思いまするが……。
○木村守江君 私は小笠原君の第三番目の提案に対して、加藤君が言つておるように、間違つて解釈していることをそのまま出しておるのじやないかというような疑念があるために、それに対して小笠原君の解釈が本当にあのときに取きめられた解釈と違うのじやないかということから、こういう論議が出ておるのだと思うのであります。そういう点から間違つたままに動議を出してそれを決定することは私は好ましくないと思うのです。そういう点から、その点をもう少し糾明するために、しばらくの間休憩してもらいたいと思います。
○三浦辰雄君 今木村さんから第三点について言いましたが、私は理事会の席上、随分それは確かめた。そこで第三項はそういう解釈だということで、当然皆が、じやあ止むを得ないからそれなら行こうということになつたので、今更あれに対して疑義があるなら、あの際に言うべきなんだ。あれは当然そういう解釈だつたということを明らかにして置く。
○木村守江君 私はね……。
○委員長(山田佐一君) 木村さん、ちよつと委員長としての意見を聞いて下さい。国会法によつて、多数決によるのが本則である。そうして動議が出ておりまするから、いつまでもこういうことをやつておつてもなんですから、私は動議の採決をいたしたい。採決するよりしようがないと思います。
○木村守江君 我々は採決したら、第三番目のことに対して採決するなら退場する。
○川村松助君 私らは無理をやるのじやない。折角の意見もありますから、ちよつと五分ばかり相談したい。まとめるには五分くらい時間がかかる。三分か五分時間をかしてもいいじやないか。
○水橋藤作君 時間をかしてくれと言つて退場したのじやない。我々は帰ると言つて帰つたのだ。そういう話ならともかく、私らは帰るということでお帰りになつた。
○川村松助君 そんなことありません。
○水橋藤作君 自由党が帰つたら採決しないというなら、我々が帰つても採決しないということを記録にして置いてもらいたい。
○委員長(山田佐一君) 委員長として、委員長は自由党の委員長ではありません。成るべく円満に行きたいと思つております。 それでは動議は成立いたしました。只今から採決をいたしたいと思います。引揚、電力、選挙の三委員会は前会の委員会で決定しておると思います。本日の御決定を願いたいのは、平和條約、日米安全保障條約特別委員会の設置に関する件、この員数を三十五名とする、これに対して御採決が願いたいと思います。二つにしてきめたいと思います。只今の平和條約、日米安全保障條約特別委員会の員数を三十五名として設置するということに御賛成のかたの挙手を願います。
○委員長(山田佐一君) 全会一致…………全会一致じやありません。多数を以て決しました。 次に委員長の会派割当でありまするが……。
○小笠原二三男君 五月の私の提案でやつて下さい。
○委員長(山田佐一君) あなたの提案通り……。
○小笠原二三男君 私の提案は、既存の三つの委員会と只今決定せられました條約に関する特別委員会を合せまして四つについて各会流の選定の順位は、社会党、緑風会、民主党とすること、ただそれだけです、私の提案で……。
○境野清雄君 採決の仕方が今のように三つか四つのかに分けて採決されることは、私どもとしては甚だおかしい採決じやないかと思う、全部小笠原君の提案したものを一括してやつて頂きたいと思います。
○委員長(山田佐一君) いや動議者が賛成しております。
○小笠原二三男君 今のことを採決。
○委員長(山田佐一君) いやすでに採決して決定しました。
○小笠原二三男君 だから今のことを採決。
○三浦辰雄君 委員長。そこで……。
○小笠原二三男君 採決中の発言はないのだから……。
○三浦辰雄君 じやなぜ採決中に発言を許したのか。
○委員長(山田佐一君) それは採決に対して疑義があつたからで……。各委員長の割当は、常任委員会を通して選択権は四委員会を通じて社会党、緑風会、民主党の順位として、四番目は自由党ですか……。その三つの順位によつて採択権を與える、そういう動議であります。
○三浦辰雄君 委員長、動議の内容がわかりません。
○委員長(山田佐一君) 社会党と緑風会と民主党の三つの会派が右の申しました順位によつて撰択をする。委員長の撰択は四つの委員長をきめるのだが、先ずとりあえず三つだけの順位をきめると、こういうのであります。
○委員長(山田佐一君) 三つきめて、四つは保留、四つ目は保留、おわかりになりましたか。
○三浦辰雄君 趣旨が徹底せんから……。
○小笠原二三男君 三浦さんさつき私が言つたように、あとへ残る一つはこれは又お話になるので、個々の動議ではありません。
○委員長(山田佐一君) それでは只今申しました通り……。
○加藤武徳君 もう一遍言つて頂きたい。
○委員長(山田佐一君) それでは四つの委員長の選定に対しては、四つの委員長は、引揚に、電力に、公職選挙に、両條約、それに対しまして委員長の選択権の順位は社会党、緑風会、民主党の順位とする、第四番目はもう一応みんなで話会つた上で決する、こういうのであります。徹底いたしましたか……。それでは採決をいたします。只今委員長が申しました通りの案に御賛成のかたの挙手を願います。
○委員長(山田佐一君) 多数であります。右の通り決しました。 四番目はどうしましよう。
○小笠原二三男君 これは理事会なり何なりによつて成るべく簡単に……。
○委員長(山田佐一君) それではもう一応理事会で諮つて取りきめるということで御異議ありませんか。
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものとさように決しました。
○鈴木直人君 順序は緑風会が曾つて主張しておる通りにきまりました。満足です。取り方については各会派でよく話合うということ、そうして或る事態に対しては、どう取り計つて行くということについては一つ非常に円満に話合つて行くということに、こういうふうにお願いします。
○委員長(山田佐一君) いろいろどうも有難うございました。これで散会いたします。 午後六時五分散会