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12回国会参議院1951/12/09

議院運営委員会 閉会後第1号

発言数
82
登壇者
12
会派数
4
開催日
1951/12/09

会議録

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それでは本日の委員会を開備いたします。  お手許に配付いたしました本日の予定案件につきまして御審議を願いたいと思いますが、審議の順序につきまして第二項の議案の提出に関する件、これを官房長官から先に御説明を求めたらどうかと思いますが、如何ですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それでは……。

岡崎勝男自由党内閣官房長官

○説明員(岡崎勝男君) それではお手許にあります本年末までに成るべく速かに成立を希望する法律案件名、こう書いてありますが、この中で必ずしもそういうふうにならないものもありますから、一応御説明申上げます。  初めの三件を御覧願います。一つは、財閥同族支配力排除法を廃止する法律案、その次は新聞出版用紙の割当に関する法律を廃止する法律案、この二件はいずれもすでに目的を達しまして、財閥同族支配力の関係は、これは持株整理委員会でありますが、持株整理委員会はすでに全部仕事を達成いたしまして解散するばかりになつております。それから新聞用紙のほうもすでにその必要がなくなりましたので、只今後始末をしておるところで、そこでもうこれは必要もありませんので、来年の一月一日から定員を落したいという考えがあつたので、是非これは年内に成立を希望するという法律案であります。第三番目に、宮内庁法の一部を改正する法律案、これは皇太后職を宮内庁法の中から落すものでありますが、御承知のように皇太后陛下が崩御になりましたために、皇太后職を置く必要がなくなつたのであります。そこで皇太后職を落す法律の、宮内庁法の一部を改正する法律案、これもでき得る限り一月一日から実施いたしたいと考えておりますので、この三件は年内に成立を見たいと希望しております。  それからちよつとその間をおきまして、一番しまいから二番目の財政法及び会計法の一部を改正する法律案、これは財政法、会計法の一部を改正しまして、できるだけ事務の簡素化を図る、いろいろと届出とか、認証とかそういう種類のものを簡単にするのであります。これは先ほど成立しました定員法の改正案の中にも、会計に従事する事務職員の一部を落したのでありますが、それにはこの事務簡素化が必要なのでありまして、すでにこれは法律案として臨時国会に提出いたしまして、只今継続審議中でありますが、定員法の関係は御承知のように、一月一日から実施になりますので、これも年内に成立を見たいと、特に希望しておるのであります。  それからその前のポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件の廃止に関する法律案、これは御承知のように、ポツダム宣言のいろいろなものが出ておりますが、その親になりまする政令が一つ出ております。それはポツダム政令を法律と同様にこれをみなすということであります。そこで今の政府の考えでは、ポツダム宣言に基く命令というのは、大小取りまとめまして二百数十件あるのでありますが、これを各省別に分けまして、そうしてこの政令は廃止する、この政令は修正して法律として残す、或いはこの政令はこのまま法律として残す、こういうふうに三つに分けまして、廃止、修正、継続という三つを一本の法律で各省から出そうと考えております、一々件名を挙げまして、それから大きな修正を要するものは、これは別の法律案として、やはりこれも各省から研究して出そうと、こう考えております。ところがこれにはなかなか大修正を要するものもありますので、時間もかかりまするし、それから審議の時間も相当要ると思います。一方講和條約の効力発生がいつになるかわかりませんが、その効力発生までに各省から別々に出します法律案が成立するかどうか、これも未定でありますので、この一本の法律案を出します。そうして一方においてはこのポツダム宣言に基く命令というものは講和條約効力発生後は効力がなくなるのだという一本の法律を出しまして、同時に併しながら効力発生後一定期間は、別に廃止なり、改正なり、或いは継続して法律として残すという別の法律案で決定するまでは、一定期間は依然として効力を有することになるという網を立てた法律案を作りまして、これによつて講和條約発効後に空間がないようにいたしたい、こういう考えで一つの親になる法律案を出したいと思つているのであります。これは今申しましたようなわけですからして、必ずしも年内に成立を必要とはいたしません。要するに講和條約の効力発生の前日までに成立しておればいいものであります。併しながら講和條約効力発生というのが不定期でありまするから、用心をする意味で成るべく早く成立を希望する、こういうことでありまして、年内ということではありませんが、成るべく早くということを政府は希望しております。  それからその他に二つ残つておりますが、一つは東宮待従長等を設ける必要のための法律案でありまして、特別職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、これはいろいろ考慮を要する点もありまして、ここには挙げておりまするけれども、年内に提出できるかどうか、恐らく提出できないと我々は考えております。特にこれは急ぐ必要はないのであります。ですからこれはちよつと保留にして頂きたい。  最後に郵便貯金法の一部を改正する法律案、これはこの前に特にここで御了解を求めまして出しました振替貯金の問題と関連するわけでありまするが、この利率引上げというのは、一般の銀行の預金との関係もありますので、只今いろいろ研究中であります。従つてこれも年内には、無論会期の問題もありますが、衆議院では余り長くはやらないような意向のように見えましたので、これは年内には成立はむずかしかろうと考えております。従つてこの二つだけは除きまして保留にして頂いて、あと五つでありますが、そのうちの一つ、ポツダム宣言に関する法律案は年内という必要は特にない、できるだけ早く成立を希望する、こういうわけであります。そこでそれを除きました四つの案件、初めの三つと財政法及び会計法の一部を改正する法律案、この四つだけを年内に成立させたいと我々のほうでは希望しております。それから財政法及び会計法の法律案は、すでに提出済みで、継続審議中でありますから問題はありませんが、その他の三つにつきましては、すでに司令部と連絡しました、その了解を得ておりまするから、国会開会の冒頭に提出する予定でございます。そしてこれも両院と御相談いたしますが、参議院と衆議院の両方に分けて提出いたしたい、こう考えています。以上が御説明でございます。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 何か官房長官にお尋ねになることがありましたならどうぞ。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 お尋ねしますが、国務大臣の演説は休会明けに予算を出されるときにおやりになるのですか。別々に総理の施政方針演説と、予算を出されてから又大藏大臣の財政演説と分けておやりになるのであるかどうかお伺いいたしたい。

岡崎勝男自由党内閣官房長官

○説明員(岡崎勝男君) 只今のところは予算の編成を今非常に急いでおります。恐らく先のことですから私は確実には申上げられませんが、先ず万々休会明けには提出できないということはないであろうと見込んでおります。従つて只今のところでは予算の提出後直ちに総理の演説、大蔵大臣の演説を同時に行うことになるだろうと思います。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) ほかにお尋ねになるかたありませんか……。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 只今の官房長官の御説明と直接は関係ございませんが、年内に御審議を煩わす結果になるという案件といたしまして、先般の議院運営委員会で一応お話し申上げておいた国家公務員法の一部を改正する法律案、つまり国会職員法の職員に関係する国家公務員法第二條の関係の改正案、この前お話し申上げました趣旨に従いまして現在関係方面に提出されておりますが、まだ実は手続が完了いたしておりません。できますればこれは年内に手続きをいたさなければならない種類のものでございますから、ちよつと申上げておきます。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それでは院内交渉団体に関する報告及びその措置に関する件について御審議を願います。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 去る十二月一日臨時国会終了の翌日でございましたが、小泉秀吉君外二十九名の日本社会党第三控室のかたがたから、日本社会党第三控室を解散いたしましたというお届出で、並びに右のかたがたが日本社会党を設立いたしたからというお届出がございました。更に同日午後になりまして、金子洋文君ほか三十名のかたがたから、日本社会党第二控室を解散して新らしく交渉団体たる日本社会党を結成した旨のお届出でがございましたことを先ず御報告申上げます。以上は御報告でございますが、右のようなお届出でを受了いたしましたにつきましては、従来の交渉団体の取扱いが届出主義によりまして取扱つておりました関係上、両方これをお受けいたしまして、公報にこれを発表いたした次第でございます。従いまして現在交渉団体といたしまして日本社会党という名称の団体が二つ存在する、かような状態に相成つた次第でございます。(笑声)今後いろいろ名称が同じである関係からいろいろ何と申しますか、取扱上困るようなこともあるかも知れませんし、或いは混乱を来す場合もあろうかと存じますので、このことを御報告申上げます。その今後の扱い等につきまして御相談を願つたら、かように考えて本件を持ち出した次第でございます。

木村守江自由党

○木村守江君 これは相談ですが、事務局のほうで同じ名称の交渉団体がニつあつては非常に困ることがあるわけですね。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 従来は日本社会党第ニ控室、第三控室という名称を以ちまして区別いたしましたので、これは明確に区別ができたわけでございますが、今度は同じ日本社会党というだけの名称でございますから、取扱いいたします場合に、私どもはここにはこれは日本社会党から出ましたとこう申上げ、更に説明をしてこの日本社会党は金子洋文君外三十名から届出のあつたほうの日本社会党でございますとか、或いは今一つのほうの小泉秀吉君外二十九名から届出になつたほうの日本社会党でございますと、こういうふうにでも申上げなければならないのではないかと実は考えておるような状況でございます。

木村守江自由党

○木村守江君 これには両方でいろいろ理由があつて、われわれがこれを忖度して申上げる限りではないと思うのですが、やはり議会の運営を円滑ならしめるようになんとかマークでも付けるようにでもお互い話合はできないものでしようか。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 大変迷惑をおかけするようでありますが、先きの名称はお互いの間で協定をして届けたものであります。ところが先ほど事務総長のお話になつた日に、我々全然知らないうちに一方の届出があつたわけであります。従つてそうなればやはり私のほうも届出をし直さなければならんということで突如届出をしたような次第であります。大変皆さんに御迷惑をかけると思うのですが、私のほうは何ら下心があつてそういうことをしたのではありません。

木村守江自由党

○木村守江君 その点は私どももよくわかるような気もするのですが、両方の社会党のかたがたの了解が行かないために、参議院の議会運営にやはり何か支障を来すとまでは行かないでしようが、相当複雑な問題を起すということになるから、お互いで話合はできませんか。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 これは政党内部の問題で恐らく話合はできないだろうと思うのです。もともと今小笠原君からちよつと話がありましたが、政党内部のことをここに言う必要はないのですが、それぞれ衆議院のほうがああいうふうになつておる。片方は日本社会党を使つて、片方は交渉団体の名前を使つておる。二重の名前をつけたようになつておりまして、やはり衆議院と参議院と同一歩調をとるときに、参議院のほぅが違つては非常にむずかしいわけなんです。そういう関係で、もともと一部だけ申上げますと、分れるときには衆議院であるとか、党の本部の関係は除外して、院内の問題だけ二つに分れようじやないか、両方見やすいように控室の名前をつけようということで、協定して分れたのであります。小笠原君のおつしやる通りなんであります。それについてはあといろいろ問題があるから一応話合いをすると、本部関係その他と切離してやろうと分れたわけなんで、従つて両方とも第二、第三の名前を使つて談笑のうちに分れたわけなんですが、ところが一度分れて、あとの常任委員長等がちぐはぐになつておりますので、これは両方から交渉委員を出して交渉しようと、こうなつておつたところが、その交渉には応じられない。こういうことになつたので、従つて非常に悪い空気になつて、そういう約束が守れないのであるならば、私のほうも仕方がない、やはり党全体の運営のためには今のような名前では困るというので、一応会期末までは何らか申出があるのじやないかというので待つておつたのですが、会期終了しても……で、解散届をして衆議院と同じ名前にしようと出したわけです。今後こうなれば、私は両方で話合いをしても、うまく行かないだろうと思うので、恐らくは一般の情勢が一月、二月になればおのずからはつきりするので、それまでは一応この元の交渉団体の名前でやつても、事務局で適当に事務上の処理だけやつてもらえばいいのじやないか、そう長いことはないと思います。従つてその辺で御了解願いたいと思います。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今の中村君の言う通りで差支えありませんか。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 先刻、便、不便のお話がございましたので、一応便、不便といたしましてはそういういろいろな註釈を加えた説明を申上げることによつて一応御了解のつくような説明はできるだろうと考えておるわけでございます。それから衆議院におきましても、調べてみますとかようなことに近い例が過去に旧帝国議会時代においても、新国会においてもおありになつたやに承知いたしておりますが、それの場合も何とか行つたことは行つたことでございますので、やはりこのままで二進も三進も行かんというふうにしないように持つて行く方法も工夫いたせば、いたせんことはないのじやないか、かように考えます。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 まあそれでいいじやないですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

岡本愛祐緑風会

○岡本愛祐君 今の事務総長のお話はきりのいいお話ですが、何か事務の処理のために、議院運営のために符牒でもつけるのですか。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 実は事務局として符牒のつけ方はただこういうときに、御説明申上げるときに例えば何何社会党と申しますか、討論通告者は、誰それを代表してお届けを願つた社会党と申上げるわけです。これは公報等に出します場合は全部日本社会党の看板で、すべて公報に出しますので、第三者等が公報等を御覧になつた場合には区別はわからない。これはどつちだつて一応おいでになりましたならば、それはこれこれのかたでお名前は出ておる、こういうふうに申上げるよりほかにない。そういう場合いろいろ第三者には御不便はかけると思います。我々のほうで書類を受ける場合には区別は顔を見る、これはどなたのほうだと、まあそれから討論通告者の名前を見れば、これはどつちのほうの何だと、こういうことでまあわかりますが、公報等に却つて第三者から見れば何のことかわからないということは起るかと、こういうふうに考えます。

鈴木直人緑風会

○鈴木直人君 今のマークのつけ方ですが、事務局だけでやつておつたのでは、やはりあとの二百五十人にわかりませんから、議運等において話合つて、例えば今度控室がきまればそれは日本社会党であることは両方とも間違いないでしよう。ニつとも……、併しこつちの院内における取扱いとして、わかりやすい場合にその控室の室でも括弧でもしておいて、そうして進めるというようなことの了解はできていないのですか、二つの社会党のかたがたはどうお考えですか。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 今日出ておる公報等を見ましても、日本社会党(第三控室)というふうに出ておるようですね。ですから私それは私のほうの会派ではありませんが、私のほうの限りでは、そういう括弧をして具体的に符牒をつけることについて何ら異議はございません。

鈴木直人緑風会

○鈴木直人君 そういう申合せを、ここでまあ今話をやるかどうかは、控室なんかわからんでしようけれども、それがきまりましたらきめて、そうして他の議員のほうでも知つておる。公報へ出た場合にはこういう派の社会党だということが、それでわかるというようにしないと、誰か烏の雌雄を知らんやというようなことで両方の烏がどつちがどつちだかわからん……。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) お諮りいたします。今後社会党に関しましては、やはり下に括弧を附けまして控室の番号を入れるということにいたしましてお差支えございませんか。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 それは事務処理的に何らかの符号をつける、それなら結構です。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 何らかの符号をつけることにいたしまして……。その符号は事務当局に委して如何ですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それではそういうことに決定いたします。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 次に第三、国務大臣の演説に関する件。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 国務大臣の演説に関する件は、先刻丁度官房長官の御出席の際に皆さんからの御質問によつてお聞取りになつたような状況でございますが、この間衆議院で七日に議院運営委員会を開きました際にも、まだ衆議院でも演説を何日に聞こうかという話は実ははつきりはいたさなかつたようでございまして、二十二、三日頃……、今度一月二十日が日曜日になりますので、その以後、二十二、三日頃ではどうだろうかというお話は出ただけで、衆議院でもはつきり何日というお申合せは未だできたと聞いておりません。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) この案件はこのまま了承して差支えございませんか。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 了承しておいてと言われると、こうちよつとむずかしくなるのですが……。今のは報告なんでしようから……。これについて何も問題にするという点はございませんので、今のお話はそれで聞いて置くということで……。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 承知いたしました。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 第四の開会式に関する件。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 開会式に関する件も、衆議院も、七日の議院運営委員会におきまして、同じくお話は出たようでございますが、まあ大体二十日頃までは休もうではないかということが前提になつておると思いますが、やはり二十二日頃でどうだろうというお話は出ただけで、これも何日にして参議院のほうと交渉しようというところまでは、衆議院のほうもお話は出ておらないようでございます。

赤木正雄緑風会

○赤木正雄君 私は開会式は、今事務総長のお話のようなことでは、どうも理解しがたいのです。召集されて国会の成立ができたら、すぐ開会式をやるべきもので、国会法にも先ず開会式をやれと、こういうことであるので、何故来月まで待つのか、これはどうもおかしい。その理由がはつきりわからないのです。でその点事務総長のほうからはつきりお聞きしたい。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 衆議院において決定せられたものでもございませんので、何らかお話が出ただけで、何日にしようという御決定が出ておりませんので……、衆議院でも、これこれの理由を以て来年にしうとかいうような話も出ておつたとは聞いておりませんので……。

赤木正雄緑風会

○赤木正雄君 今まで開会式は、ややもすればそういうふうに総理の施政演説の前の日にするというふうなことになつていましたが、国会法にもありますので、この間に、或いは総選挙があつたり、或いは内閣が成立せんというふうな場合には止むを得ず延びましようが、やはり国会法にもある通りに、私は初めにすべきだ。それからあとは休会にしてもいいのですが、先ず開会式は先にすべきだ、こう思いますが如何でしようか。

中川幸平自由党

○中川幸平君 今赤木君の言われることは正しいと思うのです。一つ委員長で衆議院のほうと御交渉して頂き、その結果を待つて報告して頂きたいと思います。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今中川君から、赤木さんの意見が正しいのだから、委員長のほうから衆議院のほうに交渉して見たらどうか、こういう御意見ですが……、

赤木正雄緑風会

○赤木正雄君 重ねて申しますが、今までのやり方は私は間違つていたと思います。何も総理の演説は別ですから、先ず開会式をやつて、それから休む、これが本当の形です。それがために国会法もあります。先ほど申す通りに内閣の改造とか、或いはいろいろな、総理もまだきまつていない、こういう場合は別ですが、やはりこういうときには普通の形で行くのが、これは当り前の恰好だと思います。特に皆さんの御同意を得たいと思います。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 御参考に申上げておきますが、先例の関係は両方ございます。年内に召集になつて年内に開会式を行つた場合と、年内に召集になつても翌年まで開会式を持越した場合と、両方の例がありますから……。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それでは衆議院のほうに交渉して見まして、その結果をあとで御報告いたします。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 次に第五、休会に関する件。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 衆議院の議院運営委員会におきましても、はつきりと休会をどうするというようなお話は決定はいたしておりませんが、いろいろな考え方が、年末年始の休会があるものというような前提で、いろいろお話がされているように了承いたしますので、年末年始の休会の時期並びにその方法、方法と申しますのは議決休会か、自然休会かという問題でございます。そういうような問題についての御協議をお願いするわけでございます。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 今、政府の提出予定の法案を見て参りますと、そうむずかしそうなものはありませんので、あえて議決休会にする必要はないと思いますから、自然休会でいいと思います。  それから期間については、大体政府の出そうといつておるものを一応審議する期間を見なければいけませんから、一週間かかるか十日かかるかは別として、一応の、一週間ぐらいの見通しをつけてそれから休むことにして、大体衆議院で一応考えておる一月の二十日頃までという、一応の枠だけきめておいて、正式な日にちは今後の議運できめたら如何です。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 中村君の御発言に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それではそう決定いたします。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 第六、議席に関する件。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 議席につきましては、これは毎国会指定いたすことに規則上なつておるわけでございますが、現在の議席につきまして、事務局で伺つておりますところでは、これを変更してもらいたいというような御希望はないように一応了承いたしておりますが、現在の、つまり十二国会中の議席のままを原則とするというようなことでおよろしうございましようか、この点を……。

鈴木直人緑風会

○鈴木直人君 今の議席というのは、各会派の位置を指すのか、又各会派の位置はそのままになつて、現在の通りであるが、会派によつては……、いわゆる議席を会派内で変えることは含んでいるのか、含んでいないのか、或いは緑風会は変るようになるかも知れない、会派内部で……。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) こちらで申上げますのは、会派と会派の関係のことを申上げて、それでよろしかろうと存じます。会派の中の変更は会期中においてもいろいろと御変更があると存じますので、会派内部の変更は、これはこの召集日に限らず中間ででも行われるのではないかと、かように考えております。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それでは第六は、現状のままといたしておきます。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 次に第七、議員控室に関する件。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 議員控室の問題につきましては、先般十二国会の開会中に、社会党がニつになられました際に、この問題等についてはいずれ通常国会の前に相談する、暫定措置として今のようにしておく。こういうことになつておりましたので、この際に議員控室の問題を、この前回の申合せの趣旨に従いますれば御相談願わなければならんのじやないかと存じているわけでございます。直接すぐ問題になりますのは、第四控室というのが社会党の従来二つの会派で共通でお使いになる形で今日まで及んでおるわけでございます。これに関連いたしました措置を講じなければならんのかと存じます。この点の御協議をお願いいたしたい、こういうわけでございます。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 議題を見て参りますと、七から十二まで、相当複雑な議題がありますので、この一応今議題になりました議員控室に関する件、これは今日中にやらなくちやいかんと思いますが、八から十二までについては今日中でなくてもいい。併し大体この本委員会で一々議論してもまとまりにくいような問題だと思いますので、七から十二までを一括して一応理事会で話合せてもらつて、そのあとで本委員会で結論を出してもらう。それで本委員会を今日散会後直ちに開いてもらつて、七だけは今日中に結論を出すということにして、理事会にお委せしたら如何ですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今中村君の御発言のように、七から十二までを理事会に委託いたしまして、そのうち第七項だけは今日中に決定する、あとの八から十二までは逐次解決して行くという方向をとりまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) そういうことに決定いたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 今のお話で結構ですが、委託ということになりますが、七だけは、これは決定して、八以降は話合の機会として理事会を以て案を練るという、こういうことになると思います。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) それから念のためちよつと申上げておきますが、理事会が現在会期の変りました関係で、旧理事のかたで構成される理事会と、かように了承いたしております。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡本愛祐緑風会

○岡本愛祐君 今小笠原君の言われた意味は、八乃至十二を理事会で案を作つてもらつて、運営委員会に諮つてもらう、こういうわけですか。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) ちよつと、大変失礼いたしましたが、理事会は小委員会と違いますので、継続いたしておりますので、前言は取消しますからよろしく……。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 理事会と言いましたけれども、小会派は理事が出ていないところもありますので、慣例に従つて名前は理事会ですが、各派代表者会議というような意味の私ほ理事会として申上げたわけなんです。それから七の分は今日中にどうしても決定しなければならんのだからして、一応この各派代表者会議に、この理事会に、七だけは一任願つて、今日中にもやつて頂く、そのあとの八から十二までは、そこで案を練つて、本委員会で決定して頂きたい。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) そういうことに決定いたします。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 第十三、議院運営小委員に関する件。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 議院運営小委員につきましては、この要覧にも載つておりますが、国会法第五十五條の二の小委員に関する参議院議院運営委員会の決定というのが昭和二十三年十月十三日に決定されたものがございます。その中で小委員会はこういうふうに運営するのだという、大抵のことは現在なおその通り行われておるわけでありますが、その小委員の数も各会派に分けて何名ということがその決定の中には出ております。併し会派ももう変つて参りましたし、各会派が何名であるかということは、その後この決定に載つておるものとは違ようになつておりますが、ただ小委員の数を十五名とするという合計した数だけはそれを踏襲して今日に至つておるわけであります。それで現在は自由党が四、緑風会が三、旧社会党第二控室が二、旧社会党第三控室が一、民主党が二、第一クラブが一、労働者農民党が一、共産党が一と、こういうことになつております。それで日本社会党の分裂に伴いまして前国会においては、こういう点については挙げて通常国会において措置する、こういうことでありましたので、そのままになつていたわけでありますが、会派の所属議員数の多いほうが一になつており、少いほうが二になつておるというような実情もありますので、又この前の議院運営委員会の決定の次第もありますので、この点も明日から始まる通常国会において検討して頂いたほうがよい、こう思うわけであります。で、これは多数決でやるのではございませんし、予備員という制度もあるわけでありますが、併し一応のきめとしては大体大会派は多く、小会派は少い恰好で、而もすべての会派が出るという恰好にしたほうがいいのではないかと考えるわけであります。それで仮に十五人という数をそのまま、小会派に先ず一名を優先しまして、それから按分比例をいたしますと、今度は、自由党が四、緑風会が三、旧社会党第ニ控室が二、旧社会党第三控室が二、民主党以下が一、こういうふうになるわけでございます。つまり旧社会党第三控室と民主党が入れ代るわけであります。そういうことでありますので、そういうふうにおやりになりますか、或いは従来民主党も二というのを持つておられたわけでありますし、この議院運営委員会の決定の第六項の各会派の中の割当はすつかり変つておるのでありますから、必ずしも合計十五名ということを墨守して行く必要もないわけでありますから、この際これを十六名どでも直して、従来二名小委員を出していたことを、民主党を二名にし、結局民主党以下を二名にして適当に一名殖やすというふうになさつたら、こういうことでお諮りを願いたいと思うわけであります。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 只今の小委員の問題も理事会に任されました各会派に対する常任委員の割当の問題も関連がありますので、この十三も併せて理事会で検討せられる、こういうように一つお願いいたしたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 これは明日すぐやらなくちやならん問題です。小委員会のほうだけは、これはここで話をしてもきまるのじやないでしようか。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 十三と七を今日中にきめられたらどうです。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 私の考えは、小委員会のほうは多数決でも何でもないわけなので、一人と二人では違いますが、二人と三人は変らないと思うので、十五を十六にすれば問題はないわけですけれども、十六と十七という数はちよつとおかしいので、私は自由党の四名を三名にして、自由党、緑風会を三名、民主党までが二名、あと一名というふうにしては如何ですか。自由党に何も不利はないと思うのですが、今お話合でここできめてもらつてもきまる問題じやないかと思いますが、如何ですか。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 今中村君の御発言は自由党三、緑風三、あと全部一ということですか。

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 二です。三、三、二、二、二、あと一、一、一です。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 我々も会派に十分この点相談をしておらないわけなので、仮に数を殖やすというような問題になりますと、当然国会法の改正の問題にも話か発展するわけですから、(「関係ない」と呼ぶ者あり)私はこの点やはり議員の控室に関しても今日結論を出さなくちやいけないのですから、今は委員会としてはやはり理事会に持込んで、できるだけ早く結論を出す。それから各会派理事会の決定に任せるということなら、今日ここで結論を出さんというと、結果はわからないわけですから、この点理事会に持込んで頂きたい、こう思うわけですが……。(「賛成」と呼ぶ者あり)

中村正雄日本社会党(第二控室・右)

○中村正雄君 ただこれは御承知の国会法第五十五條の二の小委員に関する参議院議院運営委員会の決定、こういう方式になつておりますから、一応本日中に結論を出すとして、代表者会議で出た結論はこの委員会の結論という形式にするということさえ了解すれば今日中に出していいと思う。

中川幸平自由党

○中川幸平君 あとで又議院運営をやるのでしよう。(「やらなくても」と呼ぶ者あり)休憩しておいて……そうじやないですか、そういうことにしてもらえば……。

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それではこれは理事会に一任することにいたします。   —————————————

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 第十四、列国議会同盟に関する件について。

近藤英明事務総長

○事務総長(近藤英明君) 先般列国議会同盟会議のほうから参加を希望するという問題がありまして、この件については議院運営委員会にお諮りして先方に返事が出ておるわけでありますが、丁度十一月の十九日付の向うからの手紙でございますが、これは閉会になりましてから列国議会同盟の事務総長レオポルド・ポアシエ氏から議長宛に手紙が参りまして、日本もいよいよ講和條約の調印もできたのだから、早く参加するようにしてもらいたい。ついては本年十二月の二十日及び二十一日にジユネーヴで執行委員会があるので来てくれんかというような手紙が参つたわけでございます。ところが時すでに本年の十二月二十日と申しますと、実際上その準備をして出かけるということは不可能な状況でもありますし、それから講和條約云々と向うは言つて来ておりますが、調印が済んだだけであつて、まだこの効力の発効はしていないのも当然のことでございますので、先方に対する返事といたしましては、衆議院とも相談いたしまして、日本は先般申上げた通りやはり参加を希望はしておるのであるが、なお近く條約の効力発生もするのであろうから、来年度予算にはなお派遣に関する予算の要求等もいたしておるようなわけでございますから、そういうことによつて速かに参加できるようになることを希望する。今回の十二月二十日というのは行きにくいというような返事をいたしたらと考えるわけでございますが……。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) 只今第十四については事務総長の御説明したことを承わつておきますか。    〔「異議なし」「よろしい」「賛成」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) ではそういうふうに決定いたします。  ほかに何も御発言がなければ本日はこれを以て散会いたしたいと思いますが……。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川村松助自由党

○委員長(川村松助君) それでは本日はこれを以て散会いたします。    午前十時五十八分散会

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