外務委員会 第4号
- 発言数
- 37 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1951/11/17
会議録
○委員長(有馬英二君) 只今から外務委員会を開会いたします。 ちよつと開会に先立ちまして御挨拶を申上げます。今回図らずも私が委員長の職を汚すことになりましたので、何にもこの道につきましては経験もありませんし、皆さんの御指導によりましてどうにかやつて行きたいと思つておりますからよろしくお願いいたします。 国際連合食糧農業機関憲章を受諾することについて承認を求めるの件につきまして、すでに農林委員会から連合委員会を開くことを求められておりますが、これを開くことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。 それでは休憩いたします。 午前十一時一分休憩 —————・————— 午前十一時四十四分開会
○委員長(有馬英二君) それでは連合委員会の散会に引続きまして外務委員会を開会いたします。 次に国際労働機関憲軍の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。労働大臣も御出席のようでありまするからしてこのほうを先に議題といたす次第であります。これにつきましては前回労働委員会と連合委員会を開いておりますが、御質疑のかたは順次御質疑を願います。別に御発言がございませんか。御発言がなければ、これから討論に入りたいと思います。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。
○曾祢益君 私はこの国際労働憲章加入に対しまして賛成するものでありますが、ただこの際、我々、この日本の加入に当りましては政府において十分なる決心と準備を以て加入されることが絶対に必要であるということを特に申上げたいのであります。過去におきまして日本がしばしば外国から日本の汗の労働、或いはチープ・レーバー、ソシアル・ダンピングというふうなことのそしりを招いたのであります。かかる事情につきましては、占領後の民事化の進歩と共に今や事情はよほど変つておるのであります。併しこれは労働三法、或いはその他の民主的制度の形ができておるだけでありまして、まだ実態において十分でない点があるのであります。更に又この立派な労働三法等につきましても、政府においては、域いはこれらの立派な労働法制を改惡するやの心配も現われておるのでございます。そこでこの国際労働憲章に加入する以上は、政府としては再び過去の失敗を繰返さないように、そして労働機関に加入することによつて、そのこと自身が日本の労働状態の改善を意味するものではない。從つて政府の提案の理由等に掲げておりまするような、いわば日本の輸出の振興というような功利的見地からのみこの問題を考えるべきではない。飽くまで基本的にはフイラデルフイア憲章に示したように立派な国内的の福祉條件が世界平和のために必要である。この精神を実現する、国内的に十分にこれを実現して行くと、この十分なる決心と覚悟を以てこの機関に対する加入を図つて頂きたい。この意味におきましてさような希望條件を附しまして私は右のごとく本條約に対する加入に賛成いたすものでございます。
○委員長(有馬英二君) ほかに御発言はございませんか。別に御意見もないようでありますからして討論はこれで終結したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) それではこれより採決に入ります。本件を承認することに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(有馬英二君) 全会一致賛成と認めます。よつて本件は承認すべきものと決定いたしました。 なお本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつて、あらかじめ、多数意見者の承認を経なければならないことになつておりますが、これは委員長において本件の内容、本委員会における質疑応答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。それから本院規則第七十二條によりまして、委員長の議院に提出する報告書に多数意見者の署名を附することになつておりますから、本件を可とせられたかたは順次御署名を願います。 数意見者署名 徳川 頼貞 杉原 荒太 曾祢 益 團 伊能 野田 俊作
○委員長(有馬英二君) 御署名漏れはございませんか。……ないものと認めます。 —————————————
○委員長(有馬英二君) 次に国際小麦協定への加入について承認を求めるの件を議題といたします。 本件につきましては、先に農林委員会と連合委員会を開いて審査いたしておりまするが、御質疑のおありのかたは順次御質疑を願います。別に御質疑はございませんか。御質疑はないものと認め討論に入ることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認め討論に入ります。御意見のあるかたは賛否を明らかにしてお述べを願います。別に御発言もなければ、討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。それではこれより採決に入ります。本件を可とせられる諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(有馬英二君) 全員可と認めます。よつて本件は承認すべきものと決定いたしました。 なお本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつて、あらかじめ多数意見者の承認を経なければならないことになつておりますが、これは委員長において本件の内容、本委員会における質疑応答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。それから本院規則第七十二條によりまして、委員長が議院に提出する報告書につき多数意見者の署名を附することになつておりますから、本件を可とせられたかたは順次御署名を願います。 多数意見者署名 徳川 頼貞 杉原 荒太 曾祢 益 團 伊能 野田 俊作
○委員長(有馬英二君) 御署名漏れはございませんか。……御署名漏れはないものと認めます。 —————————————
○委員長(有馬英二君) 次に公衆衛生国際事務局に関する議定書を受諾することについて承認を求めるの件を議題といたします。先ず政府の提案理由の説明を求めます。
○政府委員(島津久大君) 只今議題となりました一九四六年七月二十二日にニユーヨークで署名された公衆衛生国際事務局に関する議定書について提案理由を御説明いたします。 我が国は、先きに米英仏伊露等十二カ国により署名されておりました一九〇七年十二月九日のローマ協定に一九二四年三月七日に加入いたしました。この協定は、公衆衛生事務局をパリに設置したものであります。その後一九四六年七月二十二日に世界保健機関憲章が署名されました。世界保健機関の設立に伴い、前述の公衆衛生国際事務局は、清算してその任務及び機能を世界保健機関に引き継ぐこととなり、このためローマ協定の大部分の国の間でその当時本日議題となりました公衆衛生国際事務局に関する議定書が署名されました。 我が国は、その後本年五月十六日に正式に世界保健機関に加入しましたので、その加盟国の一国といたしましてこの事務局の早急な清算を希望する立場に立つことになつた次第であります。これがため本年八月一日、政府は、取りあえずローマ協定を廃棄する手続をとりましたが、さらにこの議定書に加入して、事務局の清算後その任務及び機能の保健機関への引き継ぎを正式に承認することが手続上必要であります。 何とぞ慎重御審議の上、本件について速かに御承認を與えられますことを切に希望する次第であります。
○委員長(有馬英二君) 本件につきまして御質疑のおありのかたは御質疑を願います。御質疑がなければ討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。別に御発言もないようでありまするからして討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。それではこれより採決に入ります。本件を承認することに賛成のおかたの挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(有馬英二君) 全員可と認めます。よつて本件は承認すべきものと決定いたしました。 なお本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつて、あらかじめ多数意見者の承認を経なければならないことになつておりますが、これは委員長において本件の内容、本委員会にける質疑応答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。それから本院規則第七十二條によりまして委員長が議院に提出する報告書につき多数意見者の署名を附することになつておりますから、本件を可とせられたかたは順次御署名を願います。 多数意見者署名 徳川 頼貞 杉原 荒太 曾祢 益 團 伊能 野田 俊作
○委員長(有馬英二君) 御署名漏れはありませんか。……ないと認めます。 —————————————
○委員長(有馬英二君) 次に旅券法案を議題といたします。先ず政府から提案理由の説明を求めます。
○政府委員(島津久大君) 旅券法案の提案理由を御説明いたします。 すでに御承知の通り、本年九月八日にサンフランシスコにおいて、大多数の連合国と我が国との間に平和條約が調印されましたが、この平和條約の発効に先立ち最近連合国最高司令部は從來最高司令部が保持していた日本人の国外渡航に関する許可権を日本側に返還する意向のあることが明らかとなりました。 このことは我が国といたしましては、非常な朗報でありますので、占領下に適合するよう制定されました旅券に関する現行二政令を廃し、至急日本政府が自主的に渡航行政を行い得る新旅券法を制定する必要が生じた次第であります。 以上がこの法律案を提案いたします理由であります。何とぞ慎重御審議の上、御採択あらんことをお願いいたします。
○委員長(有馬英二君) 本法案につきまして御質疑のおありのかたは御質疑を願います。 これはまだ討論に入ることができませんそうでありますから、質疑がおありになりませんければこれで一先ず休憩いたしたいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) それでは、これで休憩いたします。 午前十一時五十八分休憩 —————・————— 午後三時一分開会
○委員長(有馬英二君) それでは休憩前に引続いて外務委員会を開会いたします。 国際連合食糧農業機関憲章を受諾することについて承認を求めるの件を議題といたします。 本件について御質疑のおありのかたは御質疑をお願いいたします。御質疑がありませんければ、直ちに討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。別に御発言はございませんか。御発言がなければ討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 異議ないものと認めます。それではこれから採決に入ります。本件を承認することに御賛成のかたの挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(有馬英二君) 全員一致可決と認めます。それでは本件は承認すべきものと決定いたしました。 なお本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつて、あらかじめ多数意見者の承認を経なければならないことになつておりますが、これは委員長において本件の内容、本委員会における質疑応答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。それから本院規則第七十二條によりまして、委員長が議院に提出する報告書につき多数意見者の署名を附することになつておりますから、本件を可とせられたかたは順次御署名を願います。 多数意見者署名 徳川 頼貞 團 伊能 曾祢 益 伊達源一郎 野田 俊作
○委員長(有馬英二君) 御署名漏れはございませんか。……御署名漏れはないと認めます。 —————————————
○委員長(有馬英二君) 次に旅券法案を議題といたします。休憩前に引続きまして本案について質疑を願います。御質疑がなければ、直ちに討論に入ることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。討論に入ります。御意見のおありの方はそれぞれ賛否を明かにしてお述べを願います。別に御発言がございませんから、討論終結と認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。それではこれより採決に入ります。本案に賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(有馬英二君) 全員一致可決と認めます。よつて本案は可決すべきものと決定いたしました。 なお本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつて、あらかじめ多数意見者の承認を経なければならないことになつておりますが、これは委員長において本案の内容、本委員会における質疑応答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(有馬英二君) 御異議ないものと認めます。それから本院規則第七十二條によりまして、委員長が議院に提出する報告書につき多数意見者の署名を附することになつておりますから、本案を可とせられたかたは順次御署名を願います。 多数意見者署名 徳川 頼貞 團 伊能 曾祢 益 伊達源一郎 野田 俊作
○委員長(有馬英二君) 御署名漏れはありませんか。……ないと認めます。 それではこれを以て委員会は散会いたします。 午後三時六分散会