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12回国会衆議院1951/10/10

議院運営委員会 第1号

発言数
157
登壇者
20
会派数
6
開催日
1951/10/10

会議録

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 たいへんお待たせいたしました。これより議院運営委員会を開きます。  まず第一に、会期の件を議題に供します。議長から常任委員長会議の模様をお話願いたいと思います。

林讓治自由党議長

○林議長 けさほど常任委員長会議を開きましたところ、会期は四十日間ということに決定をしましたので、御報告申し上げます。

土井直作日本社会党

○土井委員 大体この間の本委員会におきまして、会期は四十日でよろしいだろうとわれわれも考えて賛成をしておつたのですが、その後何か一、二の新聞の報道によりますと、これは含みのあるようなことが書いてあつたのです。一体ほんとうの数字はどうなんですか。形式上の議論でなくそういう含みがあるならば、含み通りの会期にしてもらいたいと思うのです。そうでなくて、この間言つたように、手形通りの四十日ならば、われわれとして異議はありません。われわれは一つの形式の問題で、この問題を処理したくないという考え方です。新聞によれば、共産党の方の出した六十日説で行くと、通常国会にすべり込んで、ちようど二百十日という数字になるので、縁起をかついで云々というようなことも書いてあつたくらいなんです。四十日とい今のがいいのかどうか知らぬけれども、今度の臨時国会は相当波瀾を予想されておる。そのほかにも含みのあることをいわれておる。従つて四十日ということに含みがあるならば、その含みははずそうではありませんか。五十日なら五十日でやろうじやありませんか。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 われわれの方が四十日で提案いたしたのは、土井さんのいわれるような含みとかいうことは全然考えておりません。石田君から提案いたしましたときには、十三日、十四日を休んで、十五日から本格的の審議に入つていただいて、皆様方の御協力を得れば四十日で十分通せるという考えのもとに、四十日を提案いたしたわけでありますから、どうぞ四十日で終了できますよう、御協力をお願い申し上げます。

土井直作日本社会党

○土井委員 別して異議はありませんがね。

竹山祐太郎国民民主党

○竹山委員 この間私が発言いたしましたのは、率直に申せば、四十日では野党がどうかという御発言もあつたから私言つたのですが、野党がどうかということでなしに、政府の法案提出の状況等を想像しても、率直にいつてこれは無理がある。しかしその点、政府、與党が一致しておやりになることについては、事後の情勢についてわれわれは考えるほかないというのです。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 私の方で申し上げましたのは、今度の臨時国会は、條約を審議する国会でありまして非常に重要でありますから、十分時間をとつてもらいたいと思うので、六十日と御決定願いたいというのであります。

石野久男労働者農民党

○石野久男君 今度の国会につきましては、できる限る小会派等にも発言の機会を與えていただきたいと思いますし、條約の内容等については、相当審議を重ねなければならぬものがあると存じますので、できる限り長期の会期にしていただきたいということであります。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 四十日に反対なんですか。

石野久男労働者農民党

○石野久男君 六十日に願いたいと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは共産党、小会派の方は六十日というのですが、ほかの会派は大体四十日でよろしいということでありますから、採決を省略いたしまして四十日と決定いたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それから先般御審議を願つた特別委員会の名称の問題について御協議願います。各党でいい名前がありましたらお述べ願いたいと思います。

土井直作日本社会党

○土井委員 私は、この間言いましたような名称でけつこうだと思います。

竹山祐太郎国民民主党

○竹山委員 私の方でも異議ありません。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そういたしますと、平和條約及び日米安全保障條約特別委員会でございますね。「に関する」ということを入れますと、それに関する調査事項なども含みますので、普通の提出案の形式をとりまして、平和條約及「び日米安全保障條約特別委員会ということになりますね。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 ただいま事務総長のお話の通り、特別委員会の名称を決定して御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。  それから、その特別委員会の委員の各党への割当は、先般申し上げました通りですが、その氏名を至急におきめ願いたいと思います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 きよう中に委員の御申出をいただきまして、その上でなるべく委員長の選挙等もきよう中にお願いしたいと思います。きよう委員の御申出をいただくことが無理でありますれば、明日の開会式のあとにでも出していただいた方がいいと思います。

土井直作日本社会党

○土井委員 私の方では出しております。

竹山祐太郎国民民主党

○竹山委員 きよう指名をするわけでしようか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 指名は議場でやらなくとも、公報でもできますから……。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 なお、これは先般大体御了承を得た問題でありますが、正式にここでお諮りをいたします。従来議院運営委員会には、小委員会と庶務小委員会との二つが設けられておりましたが、この二つは、本国会におきましても従前の通りの人数で、そのまま継続するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。  なお委員のさしつかえ等がございましたら、便宜委員長に一任ということに願いまして、各党の御希望に沿うようにいたしたいと思います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そういたしますと、今の特別委員会の委員の五十名の割当を、この前の運営委員会に出て来られなかつた会派がございますので、もう一ぺん御報告申し上げます。自由党が三十一名、民主党が八名、社会党が五名、共産党が三名、農協が一名、労農一名、社民が一名、こういうことになつております。本日中に委員の氏名のお申出を願いたいと思います。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 その前にちよつと……。私の方の河田君と砂間君が追放になりましたが、その所属の委員会は、内閣と厚生になつておつたと思うのです。これを、私の方の委員が二名あるところから繰入れて、補充するような点を御了解願いたいのですが……。

大池眞事務総長

○大池事務総長 委員の差繰りでございますれば、委員長の承認を得て、一方をやめて、一方に入ることは従来通りの先例でできますから、それは委員部と御相談願います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 本会議の順序について、事務総長から御報告を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 本会議の順序を申し上げておきます。まず議席の指定を最初やりまして、御着席通り決定する。第二に、会期の件を四十日と決定願う。その次は特別委員会の設置で、ただいま申し上げました平和條約及び日米安全保障條約特別委員会設置に関する件、これを御決定願いたいと思います。公職選挙法の改正に関する調査特別委員会、これはきまつておりますので、これもきよう、していただいて散会願う。こういうことであります。

田渕光一自由党

○田渕委員 この前にきまつておる特別委員会の五十名の委員は、公報によつて発表することになつておりますか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そうです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではあとまだ問題が残つておりますが、暫時休憩しましよう。本会議の開会時間は何時からにいたしますか。     〔「十一時半」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではさようにいたしまして、暫時休憩いたします。     午前十一時二十二分休憩     —————————————     午後一時四十五分開議

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 休憩前に引続まして本委員会岸開くことにいたします。  最初に、先般庶務小委員会に付託されました民間放送に対する設備設置の件について、庶務小委員会の経過を御報告願います。

今村忠助自由党

○今村(忠)委員 庶務小委員会の審議の結果を御報告申し上げます。先日議院運営委員会で問題になつておりました民間放送業界の放送に関する件でありますが、これはマイクを一本にして、各社が利用するということを條件にいたしまして、許可することに決定いたしました。御報告申し上げます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 ただいまの庶務小委員長の報告通り決定するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それから式辞の件について、一応先般御決定を見たのでありますが、参議院の方の希望等がありますので、事務総長からその内容を説明願つて御審議願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 式辞につきましては、先日こちらの委員会で、議長に字句整理を御一任願いましたので、一枚目のしまいの「わたくしどもはこの際、独立の日にそなえて諸般の施策をすすめ、国内態勢を整備して世界各国の」としまして、「世界各国」と御意見通りに直しました。「世界各国の信頼と期待に応えることが必要であります。」となつております。それからおしまいの方の「隣国」のところですが、「一日も早くこの動乱が終結し、世界人類の上に」という御意見でありましたが、前に「世界各国」とありますので、その「世界人類」を「全人類」というぐあいに直しました。  それから三枚目の三行目「国民諸君は」というのを、「国民もまた」、というぐあいに直して参議院と交渉いたしましたところ、参議院の方では、ぜひ修正してもらいたいという箇所のお申出がありましたので、それを御報告申し上げまして御協議願いたいと思います。それは「国民もまた、日本国のおかれている立場」というところで「いる」と「立場」の間に、「きわめて困難な」という字を入れてもらいたい。それが第一点でございます。その次には「わが民族に課せられた」の次に「憲法の」という三字を入れてもらいたいという申出がありました。この「きわめて」というのは語呂の関係で入れても入れなくてもそう強くは言わないが、「困難な」ということは入れてもらいたいという御意見であります。その次の、「わが民族に課せられた」の次に「憲法の」を入れるようにということでありますが、そうすると「崇高な使命をよく認識し」、ということと、ちよつと文章の符合がおかしいと思いますが……。

福永健司自由党

○福永(健)委員 「憲法の」はおかしいね。

菅家喜六自由党

○菅家委員 民族に憲法の使命を課せられたということは、おかしいですね。

大池眞事務総長

○大池事務総長 私の方でもその点はおかしいと思いますので、向うの事務局を通じて申し上げたのです。こちらは民族に課せられた使命が崇高であるというその「崇高な」という言葉は、ただ修辞に入れただけであつて、民族に課せられた使命という考え方です。憲法の使命ということになると、憲法の目的とか、理想とか、理念とかということになると思うのです。そこで憲法という言葉を入れるとおかしいと思つて御再考をお願いいたしましたが、これは衆参両院の代表として、衆議院議長が述べられるのであるから、参議院の方では、そう直すように満場一致できめたということでありますので、ぜひ入れていただきたいという強い要望を先ほども委員長が申し込んで来ております。「憲法の」というのは日本国憲法のことで、よその憲法ではないのですから「憲法の」を入れるなら、「わが民族に課せられた日本国憲法の」というように、「日本国」を入れなければ意味をなさぬだろうと申しましたら、それはもちろん入れてもいいといわれるのですが……。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 それはおかしい。

大池眞事務総長

○大池事務総長 構想をかえなければなりませんので……。

菅家喜六自由党

○菅家委員 「きわめて困難な」ということはいいだろうけれども……。

大池眞事務総長

○大池事務総長 文章の体裁から申しまして、ここに「日本国憲法の」を入れれば、憲法の崇高な使命ということになつておかしい。「わが民族に課せられた日本国憲法による」とでもやれば、ごまかしの文章になると思いますが……。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 これは原案がいいね。

菅家喜六自由党

○菅家委員 原案がいいですね。

大池眞事務総長

○大池事務総長 ただ向うが強くいわれるものですから……。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 崇高なる使命の中には、憲法ももちろん含まれるのだから……。

岩本信行自由党副議長

○岩本副議長 これは社会党の方の主張らしいですね。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 これは、憲法を尊重したらという意味で、入れたいということでしよう。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 民族に課せられた使命の中には憲法も入つておるのだから、「憲法の」をまた入れると、あとの文句がおかしくなつてしまう。1 0大池事務総長 「憲法の」を入れてみて、私の方でいろいろ考えてみたのですが、「国民もまた、日本国憲法の精神を体して」ということを頭に入れて、「わが国のおかれている困難な立場と、重大な使命をよく認識し、」こういうふうにでもすれば文章にはなると思います。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 今までの式辞には、どこかに憲法尊重の意味が入つていたのですが、そういう角度から考えて、原案に基いて、憲法を尊重する精神を持たそうという考え方からうそれをどこかに入れようということで、ここに書いたのだと思うのです。考え方としてはそうだと思うのです。要するに式辞としては、憲法の精神を体し、憲法の精神に基いて、というようなことがずつと使われているのです。そういう考え方が中心になつているので、それならば、原案の中に「憲法の」ということを入れるとすれば、「わが民族に課せられた崇高な」というところがいいのじやないかということになつたと思うのです。私には全然連絡も来ておりませんが、そういう意味で、憲法の尊重と、憲法の精神を生かしたいということですから、「民族に課せられた」というところでなくても、ほかに入れてもいいと思いますが……。

大池眞事務総長

○大池事務総長 それを入れますれば、従来は一番しまいのところに入れるわけです。「ここに国会は、日本国憲法の精神を体し、最善の努力をささげてその責務を遂行し」、というようにしたら、いかがでしようか。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 そういうことにして、打合せてみたらいかがですか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 前の、「日本国のおかれている困難な立場」は、いいでしよう。それで日本国憲法の問題は、一番しまいのところに入れたらどうかということで、相談してみますか。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 そういうことで相談してみたらいかがですか。

今村忠助自由党

○今村(忠)委員 そこは議長一任にしたらいかがですか。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、なおこちらで他の問題について御協議を願つている間に、一応参議院と相談してもらうことにいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは十五日以後に総理大臣に対する質疑が行われることになつておりますが、どういう日数の割振りでやりますか。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 その前にちよつと聞きたいのですが、池田大蔵大臣の財政に関する演説はいつごろになるのか、その質問はどういうぐあいに扱われるのか、ちよつと伺いたい。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 私から御返事することがいいかどうかわかりませんが、自由党の方としては、補正予算が出てから適当の時期に財政演説をやつて、それに対する質問は別にやろうという構想です。補正予算がいつごろ出るかといいますと、大体二十日前後ではないかというのが今の見通しです。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 最初は條約関係の質疑だけですね。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 そうです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 自由党の方で御意見がありますか。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 私の方でも、質疑をいたしたいと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 時間はどのくらい……。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 この前の例をちよつと言つてください。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 自由党は、時間はとつても、やらないということであつたが……。

大池眞事務総長

○大池事務総長 この前の十一国会のときの例を申し上げますと、民主党が五十分、社会党が三十五分、共産党が二十分、労農、社民、公正倶楽部を通じて一人出ていただいて二十分、これに今の自由党が入るということになります。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 自由党が入つても、各党の時間には影響ないわけですね。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 二日間でどうですか。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 社会党は何人ですか。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 一人です。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 それじや二日でできるね。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 私の方も一人です。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 自由党も一人、民主党も一人、社会党も一人ですね。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 時間の問題ですが、十一、国会におきましては二十分ということになつておつたのですが、今度の二つの條約については、非常に重要な議案でありますので、もう少し時間をよけいいただけませんか。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 あなたの方も一人ですね。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 一人です。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 そうするとまず人数の点ですが、自由党が一人、民主党が一人、社会党が一人、共産党が一人、あと小会派全部で一人ということにして、それに時間をわけてやつてもらいたいと思います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 二時間をわけますと、自由党が一時間以上とつてしまつて、あと民主党は十八分くらいになつてしまうのです。三時間をわけても二十七分、三十分くらい。五時間にしてようやく四十五分、こういうことです。この前は自由党が入らずに時間を割当てたのですが、自由党のをとらずにわけてみますと、今のように五十分、三十五分、二十分、二十分ということになります。これに自由党が入るわけです。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 それだけは野党に許してもらつて、自由党は別にやればいいと思う。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 それでは二日にならない。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 二日になりますよ。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 第一日は君の方で打切つて、あと四人だから……。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それならできますね。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 君の方は一時間で、一人でいいのだろう。

石田一松国民民主党

○石田(一)委員 五十分あれば、それ以上はやりませんよ。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 それより、三十分ずつで、ずつとやつてしまつたらどうかね。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 それはいけないよ。結果において三時間を越えなければいいだろう。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 結果において、三時間を越えざる範囲内でやることにしましよう。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 三時間を越えないのだから、二日を越えるわけにいかないよ。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 そうすると自由党が一時間とつて、民主党が五十分、社会党が三十五分、共産党が二十分ですね、

大池眞事務総長

○大池事務総長 そうすると三時間になります。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 三時間と五分だね。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 民主党はそれでよろしゆうございますね。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 いいです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 社会党は。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 大体いいと思います。長くなつても四十分以内……。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 皆さんの方はそれでいいでしようが、私の方は、二十分では一通り質問の要を盡すことがちよつとできかねる点もあるので、申しかねますが、最低限度三十分ください。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 特別委員会も開かれるのだから、本会議でそんなに……。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 一人二十分では要を盡せないから、もう少し雅量を示してもらいたい。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 議論してもしようがない。これは前にきまつておることなんだから、今の梨木さんの言うことには反対です。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 四十八対三できまつたものについて、言うだけ得だということは困る……。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 得だというのでなくて、二十分では質問の要を盡せない。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 ほんとうは人数が減つているのだから、もつと少いんだよ。数が減つて、時間をふやせというのはおかしい。今自由党が入つて、三時間、二日という原則をきめたので、それをオーバーすることは原則に反するから、二十分にしてください。二十分でも非常な譲歩なんだ。これは私見だから、ほかの諸君が反対されればだめだけれども、二十分ということで、ほかの諸君も納得していただいておるのだから、この前の通りやろうじやないですか。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 それじや、もう五分くださいよ。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 それは委員会で堂々とやつてもらつて、本会議の質疑は二十分ということに願いたい。

石田一松国民民主党

○石田(一)委員 二十分ということにして、一分や二分は都合によつてオーバーしても、降壇とか何とかなしにしておけばいいじやないか。

寺崎覺農民協同党

○寺崎覺君 たいへん遅れて参りましたが、農民協同党の持時間はどのくらいですか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 それは先ほど申しましたが、農協、労農、社民、公正倶楽部、この四派を通じてだれか一人出ていただいて二十分ということです。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 二十分ということになると、賛否二つあるのですが、それを二つにしてやらしてもらいたい。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 それはもうきまつたことです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 討論じやないし、質問なんだから、それでどうですか。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 質問だから、二つにやらしてください。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 賛成の方はしなくてもいいでしよう。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 中村君のお話もあるが、小会派の意思を尊重しようというこの間の石田一松君のお話もあつて、今度の特別委員会は自由党から一名さいて、労農、社民、農協に委員に加わつてもらつた。だから本会議では、それを代表して一名にしてもらいたい。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 この前のように、棄権しなければならぬようなことになるのです。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 それをやると、割当とか何とかいう問題が出る。それはすでにきまつておることですから、がまんしてください。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 十分ずつにわけてくれませんか。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 これは時間の問題じやないのだから……。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 それでは結局やれなくなつてしまう。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 まとまらなければ、おやめ願うよりしかたがないと思う。きまつたことだから……。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 立場が両方あつて、質問の内容も違うのですから……。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 原則は破れませんね。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 中村君、そうしてください。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 委員長がいわれる通りですよ。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そうすると今回の質問時間は、自由党が一時間、民主党が五十分、社会党が三十五分、共産党が二十分、それから労農ほか三派を通じまして、一名で二十分ということですね。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではさように決定いたします。     —————————————

大池眞事務総長

○大池事務総長 せんだつての特別委員を、あしたの公報に出したいと思いますから、至急お申出を願いたいと思います。

園田直国民民主党

○園田委員 私の方は出ておりますね。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 私の方も届けてあると思います。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 ちよつと……。今度の国会における議員の言論の問題でありますが、御了解というか、皆さんの御確認を得ておきたいと思うことがあります。今度は二つの條約を承認するかしないかという重要な国会であります。従来国会内の言論については、占領政策に違反するとか何とかいうことで、いろいろ問題になつたことであるわけであります。ところが條約を承認するかしないかということを論議することになりますれば、連合国側の政策を批判することは当然入つて来るわけであります。従つて連合国の政策を自由に批判し得ることを十分保障するように、お互いが確潔していただきたいということをお願いしたい。(「そんなことを了解できるか、それはだめだ」と呼ぶ者あり)今までの占領下における国会は、占領政策の問題で云々されましたが、今度は日本が承認するかしないか、批准するかしないかということですから、連合国の政策を批判することも当然含まれて来るわけです。それを誹謗だとか何とかいうことになりますと、国会自身が條約を審議すること自体ができないことになるので、この点は、国会内の言論の自由をお互いが尊重するという建前を最初に確認しておいていただきたいことをお願いするわけです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 その問題は、議事規則にもあることでありますし、正当な議事規則の解釈によつて進めるべき問題で、ここで議題にする必要はないわけです。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 懲罰は、「議院の品位を傷けるとき」とか何とかいうことでやつて来たわけです。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 それはそうですが、この前にも懲罰の問題が出ましたから……。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではこの前共産党の申出によつて留保になりました平和記念植樹の件について、御協議願います。他の会派は大体賛成だつたのですが、共産党はいかがですか。

梨木作次郎日本共産党

○梨木委員 私の方は平和という名前では、どうしても承認できとないのです。反対です。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは共産党を除いて全部賛成のようでありますから、過半数でこの植樹の件は決定することにいたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それから、きのう未決定でありました人事承認の件を議題に供します。

大池眞事務総長

○大池事務総長 昨日一応他にも関係があるからということで保留願つてありました法制局の参事を、この際五人採用したい。そのうちの三人は、お手元に履歴書を配付いたさせましたが、法制局におります主事を昇格させたいというので、これは大した問題はないと思います。あと二人は、和歌山県の地方課長の寺本勤君をこちらに転任してもらう。それから総理府技官の日下千章君を法制局の方へとりたいという問題でございます。この点について御留保の政党がありましたが、本日できましたらおきめ願いたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではただいまの人事承認の件は、原案通り決定して御異議ありませんか。     〔「異議な上」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではさように決定いたします。     —————————————

大池眞事務総長

○大池事務総長 それから五十人の今度の特別委員会ができました場合に、補正予算が出て参りましたときには、予算と両立して審議ができないという委員室の情勢になつておりますので、その点は事務局の方で適当に考えておけというこの前のお話でございました。五十人の委員会の部屋というものは、現在のところ他にございません。従いまして、もし今のままでやつて行くとすれば、予算の出るまでは、今度の平和條約及び日米安全保障條約特別委員会は、予算委員室で御審議を願う。予算が出たときには、これが終るまで予算の方を待つか、あるいは両立して交互に使うかということもありますが、これはいずれも非常に不便になるのではないかと思います。そこで、三階の今小会派の四海がおられます部屋ですが、これは途中を仕切りまして控室にしております。そこでこれの仕切りをこわしまして一つの委員室につくる。どうしても二つの委員会を両立してやることになりますれば、四つの小会派の方は他の小さい部屋にでも便宜移つていただきまして、あの間の仕切りをこわして大きくして使う。もしそうなれば、あす、あさつての土曜、日曜の日から、補正予算の出るまでの間に部屋をつくらねばならぬ情勢であります。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 交互に使うということは、とてもできない。

大池眞事務総長

○大池事務総長 それは審議が遅れますので、そう思いますが……。

福永健司自由党

○福永(健)委員 大きな部屋はとつておかなければならぬですね。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 今事務総長から言われるようにしましよう。小会派の方は他に移つていただいて……。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そういうことに御了承願えますれば、関係の党の方々には適当のところに移つていただきたいのですが……。

菅家喜六自由党

○菅家委員 それ以外に部屋をつくる方法はないでしよう。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではそういうことに御了承願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 関係する会派の方々とは、またお話合いを願うことにいたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 式辞の件について返事がありましたか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 まだございません。     〔「議長と委員長に一任」「賛成賛成」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは式辞の問題は、議長、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは御一任願うことにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時十七分散会

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