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第12回国会衆議院1951/11/26

運輸委員会 第13号

発言数
30 件
登壇者
7 名
会派数
1
開催日
1951/11/26

会議録

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 これより会議を開きます。  委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。  これより請願の審査に入りますが、審査方法については、前会通りこれを行いますから御了承願います。  日程第一ないし第四三、第九一、第九三及び第九四は、鉄道敷設関係でありますので一括議題とし、政府より意見を求めます。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 鉄道の新線建設については、御承知の通り終戰後全面的に中止されておりまして、ごく一部の例外を除いては、工事の着手を延期しておつたのでございますが、本年度は御承知の通り津軽線、赤穂線、窪川線の三線の建設工事に着手いたしまして、いずれも本年中に営業開始の予定になつた次第でございます。ただいまのところ建設線は、敷設法の予定線中から、建設に要する経費を一旦計上いたしました線路と、しからざる予定線に上つておりまする線路と、予定線にはございませんが、最近の経済事情の変化により、緊急着手を必要と認められるもの、並びに戰時中営業いたしておりました線路を営業を停止いたしました、いわゆる撤去線等の範疇があると思います。ただいま議題となりました請願は、そのいずれかに該当するものと考えるわけでございまするし、またもう一つは、現在の予定線あるいは建設線中、電力工事その他で路線の変更を必要とするものの請願、並びにアイオン台風によりまして破壊されまして、その後治山治水の完成まで、災害復旧の建設を待つていまだ着手していない山田線の復旧という関係に相なると思うのであります。  新線につきましては、本年は三線にとどまりましたが、来年度からは本格的に建設をいたし、刻下の経済の需要にこたえ、かたがた地方開発その他の使命を達成すべく、目下研究中でございます。ことに鉄道敷設法を改正いたしましてお願いいたしました新線建設審議会も、すでに開催を見て、これによりまして新線建設の必要性あるいはその資金、工事の着手順序等、いろいろ御検討中でございますので、御請願の趣旨を十分参酌いたしまして、新線建設審議会で御審議をお願いいたしたいつもりでございます。  路線の復旧その他営業線の撤去いたしましたものの復元等につきましても、正確には新線にはならないかもしれませんが、同じく新線建設審議会で御審議を願うつもりにいたして、並行して考えて参るつもりでございます。また一方予算的にはできるだけの資金を獲得すべく、ただいま折衝中でございます。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 次に日程第四四ないし第四八は、停車場関係でありますので、一括議題とし、政府より意見を求めます。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 停車場の新設、昇格あるいは移転に関する御請願でございますが、これにつきましては、それぞれ駅勢事情等も研究いたしまして、できるだけ御趣旨に沿うようにいたさせたいと思つておりますが、予算関係あるいは工事資金の関係等から逐次清手いたしますので、急速には御要望に応ぜられないものもあることを御了承願いたいと思います。ただガソリン・カー停留場の設置並びに簡易停車場設置については、実情を研究いたしまして考慮いたしたいと思います。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 次に日程第五九ないし六六は、電化関係でありますので、一括議題とし、政府より意見を求めます。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 鉄道の電化につきましては、すでにしばしば当委員会において御説明申し上げました通り、運輸省といたしましても、石炭資源の節約、国内動力の有効化の点から、できるだけ電化を促進するように努力しております。資金につきましても、できるだけ予算獲得をはかるべく、目下努力中であります。それによりまして輸送力のきわめて大なる、いわゆる燃料経済上最も緊要なる線から逐次実施いたして参りたいと存じております。これには電源の問題あるいは都市近郊の輸送力緩和のため電化の問題等も、あわせて考えて参らなければならぬと存じておる次第であります。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 次に日程第六七ないし第七六は運転関係でありますので、一括議題とし、政府より意見を求めます。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 デイーゼル自動車の運転、あるいは急行列車の運転、あるいは優等客車運転の御希望でございますが、これらにつきまして予算の許す限り車両の手当をいたしまして、車両のでき次第逐次緊要度の高い線から実施して参りたい、あるいは緊要度の高い列車から増発して参りたい、かような考えでおる次第であります。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 日程第七七ないし第八六は運賃関係でありますので、一括議題とし、政府より意見を求めます。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 御請願はことごとく貨物運賃に関するものでありますが、これにつきましては過般運賃法の改正にあたりまして、いろいろ御審議を願い、御要望もあつたのでございます。一面国鉄財政收入の問題もからみまして、できるだけ御要望に沿うことにいたしまして、一部従来の割引範囲を広げるように御了承を受けた次第であります。なおこれらはもちろん暫定的のものでありますので、等級改正等につきましては、引続き準備に着手いたしまして、ご要望にこたえたい。なお航送貨物に対するキロ数計算につきましては、これは発足の沿革その他にかんがみ、しばらく現状のままで済ましていただきたい、かように考えておる次第であります。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 日程第八七ないし第九〇は踏切り関係でありますので、一括議題とし、政府より意見を求めます。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 踏切り、あるいは高架桟橋、あるいは跨線橋等の工事関係の御請願のようでございます。これらにつきましてはできるだけ実情を調査し、予算の許す限り御要望にこたえたいと思いますが、その他にもいろいろ緊要な工事がございますので、これらとにらみ合せて実施いたしたいと考えております。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 次に日程第一〇二ないし第一〇五は国営自動車関係でありますので、一括議題とし、政府より意見を求めます。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 国営自動車の運輸開始の問題につきましては、できるだけ御要望に沿うように努力いたしたいと思いますが、なお民営自動車との関係もありますし、これらの点もあわせて、紛争の起らないように、円滑に実施いたすべく、十分研究いたしたいと思つております。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 次に日程第九二、第九五ないし第一〇一を一括議題とし、政府より意見を求めます。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 九二は新小岩、金町間の貨物專用線に乗客輸送をという御請願のようでございます。この点につきましては、前々からも御請願があるようでございますが、何分にも貨物輸送の輻湊しておる今日、一応にわかに旅客輸送をいたすというわけにも参りかねると思いますが、なおよく実情を研究いたしまして、その点御趣旨に沿うようにいたしたいと思います。  それから九五は飯田線払下げ反対の御請願でございます。ただいまのところ国有鉄道を民間に払い下げることにつきまして、当局といたしましてはまだ具体案はございません。  次に九六は仙台鉄道局厚生寮を旧所有者に払下げの御請願でございますが、これは旅館を買收いたしまして、戰時中に寮として使つておつたものを、旧所有者に払い下げてくれということでございます。方針といたしましては、できるだけそういう方針をとつておるのでありますが、御請願の対象となつておる部分につきましては、なお現在でも非常に高度に利用しておるようでございますので、とくと実情を研究させていただきたいと思つております。  九七は国鉄松任工場に機関車職場新設の御請願でございます。これは実はすでに一応計画がございましたのが、予算関係で延び延びとなつておりますが、予算の目途がつき次第実施いたしたいと思つております。  次に九八は新得、瓜幕間鉄道買上げの御請願でございます。私鉄買收という問題は、ただいまのところ国鉄として考えておらないのでございますが、しかしながら民間の経営困難な鉄道については、何らかの措置が必要であることはごもつとものようでございまして、必ずしも買收ということでなくして、何らかの手段を運輸省におきまして考究すべきものと考えておる次第でございます。  九九から一〇一までは八王子に鉄道管理局設置の御請願でございますが、鉄道管理局設置の点につきましては、当委員会でしばしば御審議になつておるようでございまして、特に政府より御説明申し上げる必要もないかと思うのであります。国鉄の機構全体につきましては、改正後の実情にかんがみ、検討を加えなければならないことは申すまでもないことと存じております。

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 日程第九六について、ただいま紹介議員が見えましたので、説明を求めます。三浦寅之助君。

三浦寅之助自由党

○三浦寅之助君 本請願の趣旨は、明治年代から五十年にわたつて温泉族館大正館を経営しておつたのでありますが、昭和十九年三月運輸省仙台鉄道局の要望で、戰時中職員健民修練所設立のために、無理にこれが買收されたのであります。私実はきようあまり急いだために証明書を持つて来るのを忘れたのでありますが、これは仙台鉄道局に無理に買收されたということを明らかに証明しておる事案であります。その当時の戰争の犠牲として、無理に買い上げられるということもやむを得なかつたかもしれませんが、その後所有者はその経営を放棄して、非常な苦しい立場に立つておるのであります。終戰の今日、すでに買收した目的も終つておると思いますから、これは持主に払下げすることが当然だと思うのであります。しかも強制的に無理にとにかくにも経営を奪つた、こういうような問題につきまして、所有者が仙台の鉄道局の方にいろいろお願いを申しておつたのでありますが、思うように回答も得られないというような実情にあるのでありますから、ぜひこれは元の所有者に、適当な価格によつて払下げすることが当然だと思うのであります。これについて当局の御回答をいただきたい。  それからついでに、こういうような戰争中に無理に買い上げたものが、現在の治まつておる時代において、どういうような取扱いをされておるのか、一般的な取扱いもこの際御答弁を願いたいと思います。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 実は戰争中、相当の旅館を鉄道において買收したという例が各所にございます。その一つの理由といたしましては、戰争中に鉄道業務が輻湊して参りまして、従事員を他の地方から持つて来て、そこにつぎ込まなければならない。ところが住居関係がないというようなことと、法律上強制せられておりまする職員の訓練関係等のために、宿泊所を必要としたというようなことがございました。一方それに対しまして旅館業者の方が、物資の統制その他の関係で営業がやりにくくなつたというようなことで、ちようど意見が合致いたしまして、いろいろ買收されたこともあるようであります。また戰争がはげしくなりますと、いつ空襲されるかもわからないというようなときに、そう言つては何でございますが、捨値同様でお売りになつたのもなきにしもあらずだと思うのでございます。かような寮が相当ふえましたのは、終戰後におきましても、実情といたしましては非常に必要であつた。と申しますのは、御承知のように人員の配置が都市付近、工場付近等で非常にきゆうくつな反面、それ以外の土地では非常に楽になつておるということで、宿泊所の関係その他からその必要があつたのであります。最近はだんだん食糧事情あるいは住宅事情もよくなつて参りましたし、また宿屋のようなものを利用するよりは、新しくその目的に合致しました合宿所等も建設されて参つております。従つてその必要がなくなつて来たところも多いようであります。全般的に申しますと、そのような寮は大部分払下げをいたして参つておると考えております。現在もまたそういう原則で、利用しなくても済むきわめて利用度の少いものは、大体払い下げるという方向で進んでおるようであります。これは経営合理化の一環でもございますし、また旧所有者としても非常に御熱望の方も多いようでございますので、そういう措置をだんだん講じておるようでございます。今日残つておりますのは、鉄道の寮といたしましても、きわめて利用度の高いところが残つておるようであります。ただいまお話のございました当該寮につきましては、私どもも実は詳しい数字を持つておりませんので、はつきりお答えできないのは残念でございますが、国鉄の方といたしましては、よく利用しておるとのことでございます。従いましてそういう見地から、地元におきまするお話合いがつかないでおるのではないかと思われるのでありますが、御請願の趣旨もございますし、具体的な例でございますので、なお一層よく調査をいたしまして、もし利用度がきわめて少いようなところでございますれば、旧所有者に払下げをするのが最も妥当な方法だと考えております。非常に利用度が高いようでございますれば、これにかわるべき施設なり、他の方法があるかないかということ等を検討した上で、御返答させていただきたい、かように存ずる次第でございます。

三浦寅之助自由党

○三浦寅之助君 今の答弁によると、答弁の趣旨はよくわかりましたが、戰災を受けては困るとか、空襲のために経営上困るので、積極的に売り渡したようなことが非常に多いというお話がありました。これは当局で御調査願いたいのでありますが、私の紹介した請願の旅館は、決して経営者が進んでやつたものでもなければ、頼んだものでもない。むしろ半強制的に買收したものであります。その半強制的に買放したという国鉄の関係者からの証明書も、実は私のところにあるのでありまして、請願書の中に写しをつけておりますから、よく御調査願いたいのであります。こういうようにまつたく所有者の意思に反して、経営しているものを取上げたというような事案に対しましては、当局は十分考慮すべきだと思うのであります。なるほど利用価値が多いからということは、国鉄当局の理由ではあるかもしれませんけれども、それだからといつて、無理に取上げておいて、自分だけの都合によつて、所有者の意思を全然無視するというようなやり方も、あまり穏やかなものではなかろうと思うのであります。ことに今承りますと、原則的には所有者に払下げをしているという立場をとつておられるとすれば、いわんや強制的に取上げたようなものにつきましては、当局者においてはそれにかわるべき適当な施設は当然なすべきだと思いますし、またなすことができ得るのでありますから、適当な施設は国鉄当局においてやらなければならぬ。また払下げを受けるにあたりましても、無償ではないのでありまして、適当な価格によつて払下げをすると思うのでありますから、そういう趣旨におきまして、これは具体的な問題でありますので、早急に調査されて、ぜひこの問題を解決されるように、一段の御配慮を願いたいと思うのでありまするが、もう一度この点に対する御答弁を願いたいと思います。

石井昭正運輸事務官(国有鉄道部長)

○石井(昭)政府委員 私は族館業者が買い取つてもらいたいという積極的な意思表示をしたというのは、全国的に通観いたしますとあるということで、この事案がそうであると申し上げたのではございませんので、その点御了承願います。ただお話によりますると、この事案は強制的に買上げられたということでありまするが、この点は実情をよく調査いたさなければわからないのでございます。しかしながら当時は戰争中でございますから、法規的な根拠なくして、やや強制に類似したような事柄は確かにいくらかあつたようでございまするが、少くとも法的に強制するという根拠は、鉄道当局には戰争中になかつたようでございます。従いまして建前の上は、一応合意ということになつておるのではないかと思うのであります。しかしこれは形式的なことで、実際は強制だとおつしやられれば、あるいはそういう事情もあるかと思いまするので、沿革的な調査をよくさせていただきたいと思うのであります。なおそういうことが事実でございますれば、これはまことに旧所有者に対してお気の毒でございますので、他の一般的な払下げよりは、積極的に好意的に処理しなければならないということはお言葉の通りだと思います。そういう点につきましてはとくと実情調査の御猶予を與えていただきたいと存じます。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 日程第一〇九、堺港を対韓貿易基地指定に関する請願を議題といたします。政府より意見を求めます。吉行説明員。

吉行市太郎運輸事務官(海運局外航課長)

○吉行説明員 対韓定期航路につきましては、本年の九月十八日付の総司令部覚書により、十月一月から許可されたわけでございますが、この航路につきましてはいずれの運航業者も参加が自由でございます。また韓国における港は釜山一港でございまして、航海回数は週に一航海ということになつておるわけでございますが、就航する船舶はその都度総司令部の運輸官の許可を得なければならないという條件付になつておる次第でございます。そのように運航業者は毎回一定されておりませず、さらにまた日本内地における寄航地につきましては、完全に運航業者の自由意思にまかせてある問題でございまして、特に政府において特定の港を定期航路の基地として指定するということはないわけでございます。さよう御了承を願いたいと存じます。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 次に日程第一三三ないし第一四五は海上保安庁関係でありますので一括議題とし、政府より意見を求めます。吉田説明員。

吉田日出男運輸事務官(海上保安庁総務部長)

○吉田説明員 日程第一三四の兵庫県諸寄漁港に燈台設置の請願、日程第一三五の北世道の砂崎岬に燈台設置の請願、日程第一四〇の金田岬に航路標識設置の請願、日程第一四一の北海道砂崎岬に無線航路標識設置の請願、この四件につきましてはその必要性を認めまして、二十七年度より実施すべく目下予算要求中でございます。予算が通りますればさつそく実施いたしたいと考えております。  次に一三三号の島根県白島崎に燈台設置の請願、一三六号の戸崎に燈台設置の請願、一三七号の立目崎に燈台設置の請願、二二八号の大碇及び尾崎鼻に燈台設置の請願、一四二号の香川県小磯に航路標識設置の請願、この五件につきましては、その必要性は認められるのでございますが、他に多数の要望箇所もございまして、重要度の比重から、また一面現下の経済情勢を勘案いたしまして実現は困難でありますが、これらの地域は航行船舶にとつてきわめて必要でありますので、極力貴意に沿うよう努力いたしたいと考えております。  次に日程一三九号、福岡県津屋崎に燈台設置の請願、これにつきましては十分現地を調査いたしました上、必要と考えますならばさつそく予算化に努めたいと考えております。  次に日程一四三号、日本海の浮流機雷対策確立に関する請願、本件につきましては、朝鮮における機雷の状況は不明でございますが、来る冬にもまた浮流機雷が現われるの、はないかと懸念されますので、この九月本庁に機雷対策委員会を設け、また各地の管区本部に機雷対策室を設けまして、浮流機雷対策に万全を期しつつあるわけであります。浮流機雷の対策については、いろいろな角度からいろいろな方法が考えられるのでございますが、まず第一といたしまして日本海における海流、潮流の調査を、十一月一ぱいをもつて終る予定にいたしております。次に十二月一日を期して十一隻の掃海船を日本海に派遣することにいたしております。なお秋田から浜田にわたつて二十四隻の巡視船を、十二月上旬を期して配船することになります。これらの船艇をもつて浮流機雷の啓開並びに航行船舶の常用航路を主として啓開することにいたしております。船舶航行路の明示を請願されておりますが、浮流機雷の特質上はなはだ困難でございまして、常用航路を主として啓開するという方針で進みたいと存じております。  次に一四四号、舞鶴港に特別救難司令所設置の請願、本件につきましては下部組織においてかようなことを考えておることと思いますが、まだ具体化されておらないのでありまして、海上保安庁におきましては沿岸警備並びに海難救助ということが最も重大な使命でありまして、今後さようなことになるならば善処いたしたいと考えております。  次に一四五号、船舶職員法の一部改正に関する請願、本件につきましては船舶職員法が去る十月十五日に施行されたばかりでございまして、今後本法の施行の実績を勘案いたしまして、善処いたしたいと考えております。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 次に日程第一四八号ないし第一五〇号は気象台関係でありますので一括議題とし、政府より意見を求めます。北村説明員。

北村純一運輸事務官(中央気象台総務部長)

○北村説明員 ただいま宿願になつております気象台関係について、一つ一つ御答弁申し上げたいと思います。  最初は鹿兒島測候所の地方気象台昇格に関する件でございますが、この請願の御趣旨についてはごもつともに存じております。私どもといたしましても何とかしてこの実現をはかりまして、災害の防止に貢献いたしたいと思つておりますが、財政上並びに人事の面において制肘を受けておりますために、いまだに実現の運びに至つておりません。今後皆さんの御協力を得て、引続き実現に努力して行きたいと思つております。  次に長崎海洋気象台に大型観測船を配置せられたいという御請願でございますが、この御趣旨につきましても同感に存じております。日本近海の海難防止あるいは水産業の振興のためにも、海洋気象台にそれぞれ本目的に合致したような大型の観測船を配置しまして、気象事業の振興と、民生協力に万全を期したいと存じております。何分にも予算と人員に非常な制肘を受けておりますので、現在ではなお実現の運びに至つておりませんが、今後この点につきましても皆様の御協力を得まして、本請願の御趣旨に沿うように努力して行きたいと存じております。  それから会津若松市に測候所を設置せられたいという請願につきましては、その趣旨を十分了承しております。中央気象台といたしましては、現在猪苗代湖にあります猪苗代測候所を若松市に移転しまして、会津地方の御要望に沿うように、二十七年度の予算にも要求しておるのでございますが、何分にも財政上実現が困難な状態にありますので、皆さんの御協力を得まして、早急に実現するようにして参りたいと存じております。     —————————————

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 次に日程第一四六及び第一四七、航空関係でありますので一括議題とし、政府より意見を求めます。航空庁次長粟澤説明員。

栗澤一男運輸事務官(航空庁次長)

○栗澤説明員 本件は長崎県の大村にございまする旧海軍航空隊の施設を利用いたしまして、飛行場を設置してもらいたいという請願でございます。ただいま民間航空路は福岡まで参つております。航空庁といたしましても、早急に長崎の方へは航空路を延長いたしたいというふうに考えております。なおこの請願にございまする大村には、御承知の通り海軍の航空隊の施設が相当残存しております。これを利用することは非常に時宜に適したものと存ずるのでありまして、航空庁としましても大村の航空施設を利用しまして、できれば来年度、二十七年度にこの飛行場の設置をいたしたいと、ただいま二十七年度予算に要求をいたしております。予算が認められましたならば、この飛行場を早急に設置いたしたいと考えております。

大澤嘉平治自由党

○大澤委員長代理 この際暫時休憩いたします。     午後二時八分休憩      ————◇—————     〔休憩後は開会に至らなかつた〕

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