在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号
- 発言数
- 23 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1951/08/17
会議録
○仮委員長(細川嘉六君) 只今から委員長互選の委員会を開会いたします。
○杉山昌作君 只今お話の委員長の互撰につきましては、成規の手続きを省略して前の国会のときの委員会でお打合せができております通りに、前の千田委員長を今度も委員長に推薦いたしたいと思います。さように御決定願いたいと思います。更にもう一つ附加えまして千田委員長と、仮にさように御決定になりますると目下渡米中でありますので、何かと不便がありましようから、その代理に紅露委員をお願いするというふうな動議を提出いたします。
○仮委員長(細川嘉六君) その動議に御異議ありませんか。
○石川榮一君 只今の動議に私は一応賛成いたすものでありますが、千田委員長は三カ月間の予定を以て旋行をなさつておるのであります。次の臨時国会が仮にその三カ月以内におきまして開会せられた場合には、引続き委員長として迎えることになるのでありますが、今までの慣例が一国会ごとに委員長を更迭するという慣例があるようであります。併し前国会において千田委員長の留任を一応御決定になりましておるようでありますからこれは結構なのでありますが、私どもの考え方はでき得れば千田委員長が今米国で水産委員としての活躍をなすつておりましようし、又引続いてこの委員長をお受け頂く以上は引揚促進に関する御活動も願えると思う。講和が一応調印を終りましたあとにおいては、この委員長の更迭の問題につきましては、そのときに更に御協議を願いまして、そうして今までの慣例に従いまして委員長の更迭が調印後に行われるということも私は望ましいのではないか、こういうように考えております。従いまして千田委員長の在職は、講和調印を中心としまして講和の調印が済んだ後において、一応会議を開いて、そうして更に委員長の更迭について御協議を願つたらどうか、かように考えます。そうでありませんと、この国会と前国会、更に次の臨時国会、三国会を通して一委員長がやることになりますが、今までは大体一国会ごとに更迭した前例がある。暫らく講和をめぐつての千田委員長の活躍に期待するために引続いてお願いするとしましても、講和が成立ちました上におきましては、おのずから又委員長は次の臨時国会の前において更迭せられたほうがいいのではないか、こう考えるわけであります。
○杉山昌作君 只今のお話ですが、大体一国会ごとに代るというふうな前例があるようであります。今度代るべきのを再び千田先生にお願いするということ、これはそうしますと、仮に十月頃国会になるとすれば、そのとき或いは又改めて代るということになると思います。従つて調印後会議を開いてといつても、調印後秋の臨時国会があるなれば、やはりそのままということに私は考えて只今の動議を出したわけでございます。十月或いは九月の末項臨時国会があるだろうと見られておりますが、あればそのときには当然新らしい委員会ができ、新らしい委員長を選任をする、そういうようなことになると考えております。
○石川榮一君 了承しました。
○仮委員長(細川嘉六君) 只今の動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○仮委員長(細川嘉六君) では今回の本特別委員会の委員長は千田委員と決定いたしました。なお委員長の不在中は紅露委員に代理して頂くことに決定いたしました。 更に本委員会の理事を選挙しなければなりませんが、それは紅露代理委員長に私が席を讓つた上で決定して頂きたいと思います。 〔仮委員長細川嘉六君退席、委員長代理紅露みつ君着席〕
○委員長代理(紅露みつ君) 只今の御決定に基きまして千田委員長の不在中私が代理をさせて頂くことになりましたが、何分にも当委員会としての調査の段階は非常に今重大であると存じます。御承知のように当委員会の主張であり、又留守家族のかたがたの非常な要望でありましたポツダム宣言第九條に関する件が今回の講和條約の中に織込まれたということは、非常なこれは喜びでございまするけれども、ただ講和條約の中に入れられたということだけではその効果は挙がらないと思います。で、それには今後当委員会としての非常な推進力も要望されて参りますことは当然でございまするし、その他この引揚げの問題に関しましては、住宅その他予算の面におきましても、只今補正予算又二十七年度の当初予算も編成中でございまして、非常にその活躍が期待されるときでございまするので、私の微力到底これに堪えないのではなかろうかと心配いたしまするけれども、幸い長い間でもございませんので、皆様の御協力を頂きまして是非その任務を全ういたしたいと存じますので、どうぞ一つよろしくお願いを申します。 只今仮委員長からのお話がございました委員会の理事の件でございまするが、どういうふうにその選任をいたしたらよろしうございましようか。
○杉山昌作君 理事につきましても、前国会のときと同じ顔触れに委員長において御指名なされんことの動議を提出いたします。
○委員長代理(紅露みつ君) それではお諮りいたしますが、只今杉山委員からの御提案でございますが、これまでの理事のかたをそのまま据置いてという御意見でございますが……。
○長島銀藏君 只今杉山委員の御提案のような方法をおとり願いまして、会期その他も短うございますし、委員長も只今決定されたような次第でございますが、その線に沿つてすべてを一つおやり願いたいと思います。賛成申上げます。
○委員長代理(紅露みつ君) 御異議がございませんければそういうふうに取りきめたいと存じます。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長代理(紅露みつ君) それでは従来の理事のかたにそのまま御苦労願いますことにいたしまして、自由党では大谷委員、民主党は私でございまするが、社会党は森崎委員、緑風会が高良委員、こういうことになつておりますので御承認頂きます。 —————————————
○委員長代理(紅露みつ君) 次にお諮り申上げたいのは継続審査の件でございまするが、設置と共に継続審査の件をお諮りいたすような……これは短い臨時国会でございまするので、僅か三日間、或いは延長があるかも知れませんが、とにかく三日という短い会期でございますので、当然これはこの三日間に調査が完了しないことは申上げるまでもございませんので、あと継続審査ということになると思いますが、これについて御異議ございませんでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長代理(紅露みつ君) それではこれは継続審査を要求しておきます。 それでは如何でございましようか、今日はいろいろほかの委員会の関係もありますので、委員会はこれで閉じまして、あとちよつとの時間御懇談申上げたいと存じますが、御異議ございませんか。
○細川嘉六君 引揚白書ですね、あれについての意見ですが、それを皆さんがおいでの上で私が述べる機会を得る、こういうことになつておつたのですが、これは本国会中にできればお取計らい願いたいのですが……。
○委員長代理(紅露みつ君) 細川委員が一昨日の委員会で御発言になりまして、外交白書、引揚の問題についていろいろ疑義があるからということでございまして、いずれ皆さんがお顔の揃つたところで御相談を申上げましようということでござごいましたのですが、何分今日はまだこれは成立したばかりでございまして、実は私も他の委員会から迎えが来ておりまするし、恐らく委員各位が一時からの委員会を控えておられると思うのです。それでこの問題は継続審査でございますから、各党ともいろいろ混雑しているようですから、ちよつとこれは延ばして頂きまして、この国会の閉会後に讓つて頂きたいと思うのです。それより前に委員長は懇談に移りまして、もつと緊急な、もつとというと大変失礼ですけれども、今差当つてどうしても御相談申上げなければならない問題もできておりますので、細川委員のお申出は、他の委員のかたがたも覚えていらつしやいましようし、私も覚えておりますが、少し延期をして頂きたいと思います。皆さん如何でございましようか。
○石川榮一君 只今の細川委員の御主張はこの前も伺つたのでありますが、今期も非常に切迫しておりますのと、もう一つは、今日は各種の委員会がありまして私も実はほかの委員会に呼ばれておるのでありますが、これは大変重大な発言のようにも考えられますが、これは委員長並びに理事が御協議の上でそうして細川委員とお話合い願いまして、適当なときにこの機会が與えられたら如何かと思いますが、如何でございましようか。
○委員長代理(紅露みつ君) 御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長代理(紅露みつ君) それでは細川委員どうぞそういうことに御承認を願います。
○細川嘉六君 この前申したようにこれはいつまでも延ばされては困るので、今月中に発表の機会を得たいとこの前も申した通りでありますから、その点をお含みの上お考えを願いたい。
○委員長代理(紅露みつ君) いずれ理事等と打合せをしまして決定したいと思います。 ではこれで委員会を一応閉じることにいたします。 午後二時二十八分散会 出席者は左の通り。 理事 紅露 みつ君 大谷 瑩潤君 森崎 隆君 委員 石川 榮一君 草葉 隆圓君 長島 銀藏君 内村 清次君 成瀬 幡治君 飯島連次郎君 杉山 昌作君 細川 嘉六君