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10回国会参議院1951/06/01

公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号

発言数
28
登壇者
6
会派数
4
開催日
1951/06/01

会議録

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) それではこれから公職選挙法改正特別委員会を開会いたします。本日は特に議題に上すほどのこともございませんが、先日来各派に申上げておりました、いわゆる改正要綱をお出し願つたそれを取まとめたのが、今皆様がたに上げた公職選挙法改正試案、それができたのでございます。何かこれについて御発言があれば承わつて……。

金子洋文日本社会党

○金子洋文君 社会党の試案は、これは目下検討中でございまして、確定的なものでないということを一応皆さんに御承認して頂きたい。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) わかりました。

池田宇右衞門自由党

○池田宇右衞門君 只今金子さんからも申されました通り、自由党のここに掲げた選挙法に対するところの諸問題は、これも只今検討中でございまして、成案を得たというわけでありません。一応目標を立てたという程度でありますから、御了承を得たいと思います。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) 西郷さんにお諮りしますが、緑風会は如何でございましようか、若し何なら今でなくてもよろしうございますから、一つお出しを願つたら大変結構だと思います。どうぞお願いいたします。実はこれはこの間社会党の吉川さんから、現地調査の士において何かテキストがないというとやりにくいから、急ぎ要りまとめろと、こういうことでございますので、まだ十分ではございませんが、この通りまとめた次第であります。今金子さん並びに池田さんから、確定案ではないということでございまするので、まあそれで結構だと思いますが、これをお持帰り下さいまして、これを何と言いますか、いわゆるテキストとして、各派又それぞれ御研究も願いたいと思いますし、地方出張の際もそれでお調べ願えれば大変結構だと、こう思うのであります。ではこの問題について別に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) それではさようにいたします。   —————————————

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) 次に調査議員派遣のことでございますが、今皆さんがたのお手許に差上げましたが、第一班東北、北海道、第二班中部方面、第三班九州、四国、こういうふうにして成るべく各派からそれぞれお一人ずつ加わつて出て頂こうというので、先ほどもちよつと申上げまして通り、それぞれのお名前で大体御了解を得てある。ところが議運の小委員会の取りきめだということを今朝聞きましたのですが、成るべく休会中の地方出張は各委員とも三班、一班が二名というぐらいでやらならければ、なかなか経費が嵩むことだから、そういうことにしようじやないか、こういう内相談があつたということを私承わりました。併し私といたしましては、これはいわゆる特別委員会でございまして、事いやしくも選挙に関係することでございますから、成るべくこの通り各派が行つて、いささかも不公平のないように、それぞれ現地を調査して来るということが頗る適当な処置ではなかろうかと、実はかように思うのでございます。幸いに皆様がたが御賛成下されば、さような趣旨においてこれは特別扱いを、而も毎会期あることではない。次の臨時国会までには恐らくこの委員会は一先ず任務を解消する結果になるだろうと思いますので、折角この通り皆さんと相談して作つたのでございますから、できればこの通りに是非特別扱いをして欲しいということの申入れをいたしたい、かように思うのでございますが、如何でございましようか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 つ

千葉信労働者農民党

○千葉信君 賛成。ただ條件として、議運に出席しての最後の交渉については委員長に一任するということにして賛成いたします。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) かしこまりました。それじや今の千葉さんの御意見通りにきめてよろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) ではさようにすることに決定いたします。  それからもう一つはどうせこれはこの間も皆さんに大体それぞれ内相談をいたしておりましたのですが、成るべくならば六月の半ば頃から出かけて、月末くらいまでにこの調査を終つて置こう、つきましては、七月の適当な時期を選んでその報告のための委員会を開いたらどうか、実はかような相談をいたしておりました。殊にこの委員の中には地方行政が非常に多いのでございます。地方行政としても委員長その他の希望で、これ又やはり現地調査をするということになつております。帰ればこれも又委員会を開いて、それぞれの報告をしようという大体の下相談をしておるわけでございますから、向うのほうともよく日にちを睨み合せまして、成るべくならば七月の中旬前後に二日か、三日、適当に委員会を開くことにして置いたらどうか、実はかように私としては考えておるのでございますが、皆さんの御意見如何でございましようか。速記をとめて……。    〔速記中止〕

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) 速記を始めて……。

池田宇右衞門自由党

○池田宇右衞門君 千葉さんからもお話がありましたが、委員長が中頃と言つても、視察をして場所によつてはいろいろとございますが、各地に通達し、それぞれの公職選挙法に携わるかたがたや、それから又その地方の状況も聞きとるという必要から、六月の二十日から今月末ぐらいに観察を皆さんの御協議の上お願いして、七月の十五日頃までに各位この報告を持ち寄り下さいまして、第一回の報告会を開き、更にそれに基きまして一つの案を立て、十分に審議検討に入るような方法で、この際一応委員会としての構想をお立てなさるのが至当ではなかろうかと、こう思いますので、私からかように申上げる次第であります。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) 如何でございましようか、今池田君からいろいろ御意見がございましたが。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) それでは今の池田さんの御発言の通り、大体六月の下旬頃までに調査を終り、七月の中旬以降適当な機会を選んで報告委員会を開く、こういうことにお取りきめ願います。有難うございました。  何か他に御相談することでもございませんでしようか。ちよつと速記をとめて……。    〔速記中止〕

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) 速記を始めて……。なお皆様がたに、これは参考資料として上げてあるのですが、御承知の通り政府のほうでも選挙制度調査会というものができております。丁度この間その委員会が開かれるから、私にも出て来て委員会の状況を聞いたらどうか、こういうことで衆議院の委員長も行つておりましたが、私も行つてその審議の状況を聞いたのであります。そのとき相談された事項が、今お手許に差上げました十項目であります。中にも第七番として「参議院議員選挙に関する事項」というものもございますし、なお又十項に「参議院選挙区制に関する事項」、こういう問題もございます。従つて向うは向うの研究ではございますけれども、当院としては大分これは関係の深いことでございますから、私のほうでも、ぬかりなく向うと連絡をとりまして、向うは幸い丁寧に速記もとつておりましたから、できればその速記等もこつちへもらつて、そして何ほどか私どものほうの研究の資料にいたしたい、実はかように存じております。どうぞその点も御報告申上げて置きますから、お心にとめて置いて頂きたい、かように存じます。

池田宇右衞門自由党

○池田宇右衞門君 これに関連して一つ今の「参議院選挙区制に関する事項」ということは非常な重大事項であつて、参議院に関係あるものに対しては重大関心を持つて研究しなければならない事項であると思います。参議院の公職選挙法の委員長として出席したが、若し委員長の出席しない場合には、理事のうちでどなたかに都合して出席をして、こういう問題に対しましては、そこに決議権はなくても、発言権ば十分に認めまして、軽々しくこの問題に対しては討論研究をしないように、十分にその意を体して軽卒に取扱わないように、向うと協議を願いたいと思います。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) かしこまりました。実はこの間も向うの様子を聞いておりますと、こういう問題がありました。折角ここで選挙制度を研究をした、この結果を一体どう取扱うか、こういうような委員諸君からの発言もありました。それに対して牧野委員長は、我々は政府にこの答申をするのだ。だからその答申をした結果、政府がこれをどう取扱うかということは政府の仕事ではあるけれども、ただ單に私だけの考えを申せば、できれば衆参両院のほうにも連絡をとつて、幸いに両院諸君が御賛成であるならば、それらの意見を取入れて議員提出とでもして根本改正を扱つてもらつたらどうか、こういうことを考えておる。これだけの御答弁があつたのであります。さようなことで、これはどうせ向うさんの結果が出てからの問題ではございますが、併し今の池田さんからの御注意は大変結構な御注意ですから、私自身もぬかりなく折衝はします。なお又場合によつたら我々留守のときは、どなたか理事といたしませんでも、在京のこの関係の人は代つてでもその席に行つて聞いてもらうように、あらかじめ私から頼んで置きます

西郷吉之助緑風会

○西郷吉之助君 それは傍聴ですね。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) 行きましたら、国会議員席というものをちよつと置いて、横におつて傍聴しているのです。資料は全部もらつて、傍聴して、別に発言等はございません。何か私は発言があるのかなというようなことも思つて、これだけの資料は持つて行つたのです。併し何もそういうことはなくて、要するにこの間は根本問題ばかりでございましたので、我々はただ聞いた程度で帰つて参つた、こういう程度であります。  何か他にお取りきめを願つて置くことはございませんか。ちよつと速記を止めて……。   〔速記中止〕

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) 速記を始めて……。

西郷吉之助緑風会

○西郷吉之助君 御承知の通り、この前第一回を開いたときに、今お話にあつた選挙制度調査会の牧野委員長ですが、あのかたからいろいろお話を聞こうというあれであつた。ところが委員長は態度が適正でないために、各党の非常に憤激をかつて流会になつたのですが、今後この委員会の運営の上において、かかることを再び牧野委員長が繰返さないように、あらかじめ一つ委員長から注意を促しておいて頂きたい。ああいうような、この間みたいな国会を軽視するような不遜な態度があると、今後非常に運営上面白からざることが出て来ると思いますから、この点ははつきりと一つ委員長から牧野委員長に伝えて置いて頂きたい。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) かしこまりました。牧野さんに会つてよく申上げることにいたします。  他にそれでは御相談申上げることはございませんですか。

鈴木直人緑風会

○鈴木直人君 これは四人になつていますね、これは一体認められるのですか。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) それでは鈴木さんにお答えいたします。今あなたの御発言の点は、私ちよつと聞きましたから、それで皆さんと相談いたしまして、これはいわゆる特別委員で、恐らく今度の国会までのことで、それが済めばこの委員会は一先ず解消という形になつて、常任とは違うから、やはり特別扱いにしてほしいということを決議して頂きまして、改めて議運のほうはお願いに出よう、こういうことでございます。

鈴木直人緑風会

○鈴木直人君 それはまだ下打合せしていないのですね。ほかの委員会はどういうふうになつておるのですか。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) それだから幸いにあなたが議運のほうにいらつしやるから、できましたら当委員会の意見が採用されまするよう、どうか御配慮願いたいと思います。

鈴木直人緑風会

○鈴木直人君 仮に一人とか、二人になつた場合はどうするのですか。

堀末治自由党

○委員長(堀末治君) 適当にやります。(「委員長に一任」と呼ぶ者あり)それじや今日はこれで散会いたします。    午後三時三十二分散会  出席者は左の通り。    委員長     堀  末治君    理事           池田宇右衞門君           小笠原二三男君            西郷吉之助君           前之園喜一郎君    委員            石村 幸作君            上原 正吉君            川村 松助君            安井  謙君            金子 洋文君            小林 政夫君            鈴木 直人君            千葉  信君

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