議院運営委員会 第38号
- 発言数
- 37 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1951/05/07
会議録
○理事(鈴木直人君) これより議院運営委員会を開きます。 第一に常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
○参事(河野義克君) 自由党から大蔵委員の秋山俊一郎君、水産委員の山本米治君、決算委員の高橋進太郎君がそれぞれ辞任せられて、大蔵委員に山本米治君を、水産委員に秋山俊一郎君を、決算委員には小杉繁安君を指名せられたいという申出が出ております。又社会党から議院運営委員の齋武雄君が辞任せられて補欠に曾祢益君を指名せられたいという申出が出ております。又共産党から議院運営委員の細川嘉六君が辞任せられて岩間正男君を補欠として指名せられたいという申出が出ております。
○理事(鈴木直人君) 御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(鈴木直人君) ではさよう決定いたします。 —————————————
○理事(鈴木直人君) 次に理事の補欠欠互選に関する件及び議院運営小委員の補欠選任に関する件及び庶務関係小委員の補欠選任に関する件、以上三件を議題に供します。
○参事(宮坂完孝君) 理事の補欠といたしまして愛知揆一君、議運小委員の補欠として佐々木良作君、岩間正男君、庶務関係小委員として愛知揆一君、佐々木良作君、岩間正男君がそれぞれ推薦されております。
○理事(鈴木直人君) 御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(鈴木直人君) さよう決定いたしました。 —————————————
○理事(鈴木直人君) 次に緊急質問に関する件を議題に供します。
○事務総長(近藤英明君) 緊急質問が三件お申出があつております。第一は共産党の兼岩傳一君から、問題は皇居前広場使用禁止について総理大臣を要求され、時間は二十分を要求されております。 次に同じく共産党の細川嘉六君から、日米軍事協定と戦争犯罪人の追放解除についてという題で総理大臣に対して同じく二十分間の要求でございます。 次に第三といたしまして、同じく共産党の岩間正男君から桜木町駅国電発火事件についてという題で、総理大臣と運輸大臣に対し十五分間の緊急質問を要求されております。 なお御参考までに申上げますが、先刻小委員会で報告いたしました通り、この桜木町の国電発火事件につきましては、今日内閣側からは、運輸大臣からその報告をいたしたいという発言要求を受けておりますことを申添えておきます。 以上三件の緊急質問が共産党から出ております。本件について御協議を願います。
○木村守江君 只今の緊急質問ですが、第一番の皇居前の広場の使用禁止、これは去るメーデーのあの問題かと思うのですが、この問題はもうすでに解決しておる問題で、別に緊急質問という必要はないと思うのですがね。第二番目の軍事協定というのはわからないのですが、これもどうもこういうものを捉えて今緊急質問をすることは妥当でないと思います。緊急性がないと思うのですね。それから桜木町問題、これは先ほど小委員会で山崎運輸大臣がこの点について弁明するとの申出があるので、この弁明の後に緊急質問するのだつたら理窟がつくか知れないが、申出があるんだから弁明を聞いてからするんですね。
○水橋藤作君 第二の細川君の緊急質問は、その内容はわからんけれども反対するというのはおかしいのですが、内容を検討して見て緊急質問の要があるかないかという結果、これは必要なしとすれば話はわかりますが、その内容が必要があるかないかわからんが反対するというようなことはおかしいと思うのです。
○木村守江君 只今水橋さんの御説御尤もなんですが、私は言葉が足らなかつた。軍事協定の問題はこれは内容がわからんと言つたのは悪いかも知れませんが、この問題は将来性の、非常に重要な連繋のある問題であつて、こういう問題を取上げて今緊急質問ということはどうも妥当を欠くんじやないかという意味で申上げたのです。
○岩間正男君 木村君の論法でやれば緊急質問をする必要はないということになるが、いずれもこの三件は、我々としては検討しまして、いずれも緊急な問題を持つておると思うのです。皇居前広場の問題ですが、これはやはり先日の総評のいろいろ最終的に何かありまして、問題はまだ現実に繋つておる問題です。そして皇居前広場の使用というものはもう少し考究の余地があつたんです。これに対してやはり十分論議されて、これについて明らかにするということは必要だと思う。今度の問題につきましても、これが一方的に禁止された形から十分に納得が行かないために問題が起つて来ている。それから第二のこの軍事協定の問題ですが、それから先般の追放解除の問題、これは非常に今後の講和態勢と連関してこれは明らかにしなくてはならない問題で、今やはり国会の再開される劈頭にこういう問題について明らかにするということは重要だと思う。それから国電事件の問題でありますが、これはその後もやはり單に桜木町だけでなくて、まだそれに類したのが二、三件起つておるようでありますが、我々はもつと徹底的にやりたいんで、これは今日説明があるそうでありますから、その説明の結果、これは再検討していいわけですが……。
○木村守江君 只今岩間君のお話だと、どうも木村君の論法だと何も議論がなくなるということでありますが、共産党の論法だと何でも議論になる。そういうことでは話が何ですが、私は先ほど申上げましたような理由によつて緊急質問の余地がない。どうも緊急性がないということでこれに反対いたします。
○岩間正男君 共産党的論法だとか何とかいうような妙な言葉ですが、それはおかしいと思うので、これだけの問題は單に共産党とか何とかの問題ではないのですよ。そういう点から我々は言つておるのでありましてね、仮にまあそういう問題を出して来て、立場が違うからそれに対して自分たちは必要がない……、或る程度ここで論議して見てでないとおかしいと思うのですがね。
○水橋藤作君 今の岩間さんの言われるように、国鉄の問題については弁明如何によつては質問しなくてもいいかもわからんと、これは話はわかると思う。併しこの細川君と兼岩君のこの宮城前のメーデーの問題は、これは国民の何と言いますか、労働者と申しますか、全官公を挙げて相当大きな関心を持つて、圧倒的に、止むを得ず泣いて我慢した大きな問題だろうと思うのです。それでこれに国会が無関心でいるということはあり得ないと思うのです。そういう意味においてこれは一応ですね、緊急質問があるというんですから、これをやる必要がないといつて抑えつけるのは、結局メーデーを中止したことと同じような結果になるんで、まあ質問くらいは、当然国会でですね、やることまでがとめられるという行き方は僕は感心しないと思うのですね。それで例えば今の国鉄の問題は、弁明されるというのに無理に質問するという行き方は又考えなければならないが、この二つに対しての緊急質問は賛成いたします。
○小川久義君 今日は再開劈頭でもありますし、時間的に見ても相当今日混雑のように思うので、この問題は明日あたりもう一遍審議するということで、今日のところは保留にして頂きたいと思います。 〔「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(鈴木直人君) 今日は結論を出さないで保留にするという小川君の意見があり、賛成のかたが相当あるようですが、そのようにして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(鈴木直人君) それでは本日は保留ということに決定いたしました。 委員会は一応これを以て休憩いたします。 午前十時十二分休憩 —————・————— 午前十時三十七分開会
○理事(鈴木直人君) 委員会を再開いたします。会期の問題について御審議を願います。
○中村正雄君 一応衆議院の各会派の先般の申合せは大体二十日間会期を延長しようという申合せであつたわけでありまするので衆議院の議運が正式に開かれないと、向う側の会期の申入れはないわけでありますが、一応参議院としましては会期は二十日間延長するときめておきまして、そうして衆議院からそれと同じ申入れがありましたらそのままで決定し、若しも違つた申入れがあつたら改めてもう一度議運を開くことにしたら如何ですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○理事(鈴木直人君) 只今中村君の発言のように決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(鈴木直人君) さよう決定いたしました。
○事務総長(近藤英明君) 只今常任委員長の懇談会の際に、内閣委員長から本日本会議を開いて欲しい、遅くとも明後日開いて欲しい、こういう申出がありましたことは皆様お聞き取りの通りであります。ところで明日は定例日ではございませんが、明日お開きになりますか、それとも明後日の定例日にお開きになりますか、それを一応御協議おき願いたいと思います。(「明後日」「定例日でいいじやないか」と呼ぶ者あり。)
○事務総長(近藤英明君) ちよつと御参考までに事務的なことを申上げますと、河井さんの御心配になつた点はこういう点だと思います。明日は衆議院の定例日、こちらは明後日が定例日、そこで明後日こちらが本会議を開いた場合に、衆議院が明後日定例日じやない日に本会議を開いてさえ下されば問題はないが、定例日じやないからというので、衆議院が明後日開かないと困るという、そういう御懸念でなかつたかと、実はこういうことでございます。ほかには別に懸念の点は……、九日に切れるものが、九日に両院が本会議をやれば問題はない、ただ衆議院が九日に定例日でなくても九日にお開き下さるということであれば問題はない、かように考えるのであります。
○中村正雄君 一応会期が明日切れるわけでございますけれども、今日会期の延長が決定すれば明後日の定例日でいいじやないか。従つて若しも内閣委員会の状況によつて、衆議院のほうで明後日開いてもらわなければいけないような事態が生ずる慮れがあれば、衆議院に連絡してもらつて、明後日開くようにしてもらつたらいい。
○理事(鈴木直人君) それでは明日は本会議を開かないで、明後日の定例日に本会議を開くということに一応申合しておくことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村正雄君 それから衆議院のほうから正式に言つて来ないと会期の点は本会議にかけられないわけでありますが、大体十一時半に議運を開くということになつておりますので、一応先ほどの小委員会のときにも申合せがあつたわけでありますが、本会議は一時まで開会を延期して、零時四十五分ぐらいまでに小委員会を開いて頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○理事(鈴木直人君) それでは本会議は今日午後一時ですか、午後一時に開くということにいたします。
○中川幸平君 いずれにしても会期の延長が今日できれば、明日開かんでいいでしよう。
○理事(鈴木直人君) 会期が延長ということに本日本会議できまれば明日は開かないで、明後日本会議を開く、それから次に、今中村君から発言ありましたように、本日の本会議は午後一時から開く、こういうように決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○事務総長(近藤英明君) 只今の表につきまして議事部長からちよつと申上げたいことがあるそうでありますからお聞き取り願いたいと思います。
○理事(鈴木直人君) それでは午後一時から本日の本会議を開くと決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(鈴木直人君) さよう決定します。 —————————————
○参事(河野義克君) これは常任委員長の懇談会の席で申上げたほうがよかつたと思いますが、先ほどお配りいたしました、議案の件数を書き、又件名を書きました表は、政府からは別個のが出ておりますけれども、いろいろ関係のないこともございますし、それから各委員会別に成るべくやつてもらいたいという従来の話もありましたので、私どものほうで各委員会別に整理をいたしたわけであります。これは従来政府提出済のものにつきましては、本審査なり予備審査をやつている委員会に皆割当ててあるものでありますが、そのほかのものにつきましては、未提出でございますから、本提出になりませんければ、議長としても委員会に付託することはできないわけでありまして、その実際の提案を見まして、この委員会の分け方と若干違うものができるかも知れませんが、現在のところでは、案件の名前、それから従来その案件がどこの委員会にかかつておつたかということから判断すれば、これはこの委員会にかかるであろうという、そういう観測の下に作られたものであることを御了承願いたいと思います。
○理事(鈴木直人君) ちよつとはつきりいたしておきたいと思いますが、本日議院運営委員会は、先ほど決定した通り、会期延長二十日間ということに衆議院の議院運営委員会で決定してこちらに通知がありました場合においては議運は開かない。若しそれと異なるような会期が衆議院において決定して通知が来た場合には議運を開くこういうようなことに、(「異議なし」と呼ぶ者あり)はつきりいたしたいと思います。御了承を願います。 これを以て休憩いたします。 午前十時四十三分休憩 〔休憩後開会に至らず〕 出席者は左の通り。 理事 愛知 揆一君 鈴木 恭一君 中村 正雄君 鈴木 直人君 大隈 信幸君 委員 上原 正吉君 加藤 武徳君 木村 守江君 中川 幸平君 大野 幸一君 曾祢 益君 赤木 正雄君 片柳 眞吉君 小宮山常吉君 杉山 昌作君 高橋 道男君 小川 久義君 佐々木良作君 水橋 藤作君 岩間 正男君 委員外議員 三浦 辰雄君 ————————————— 議長 佐藤 尚武君 副議長 三木 治朗君 ————————————— 事務局側 事 務 総 長 近藤 英明君 参 事 (事務次長) 芥川 治君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (議事部長) 河野 義克君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 法制局側 法 制 局 長 奧野 健一君 参 事 (第二部長) 岸田 實君