議院運営委員会 第32号
- 発言数
- 32 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1951/03/27
会議録
○委員長(山田佐一君) それでは只今から開会いたします。 先ず常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
○参事(河野義克君) 自由党から決算委員の小杉繁安君が辞任せられ、高橋進太郎君を推薦して来られました。社会党から予算委員の原虎一君が辞任せられ、補欠に松浦清一君を指名して立られました。又同じく社会党から予算委員の和田博雄君が辞任せられ、下條恭兵君を指名して来られました。以上お諮りを願います。
○委員長(山田佐一君) 只今の報告通り決しまして、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました —————————————
○委員長(山田佐一君) 次に決議案の委員会審査省略に関する件を議題に供します。
○事務総長(近藤英明君) 公報で御承知の通り、電気事業再編成実施に関する決議案、これは西田隆男君ほか七名から発議になつております。なお本件につきましては、発議者から委員会審査省略の要求が出ております。委員会審査省略の点をお諮り願いたいと思います。
○委員長(山田佐一君) 審査省略いたしまして、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) 御異議ないと認めます。さよう決しました。 —————————————
○委員長(山田佐一君) 次に昨日の常任委員長懇談会の模様を議長からお話を願います。
○議長(佐藤尚武君) 詳しいことは事務総長から御報告をしたほうがよく、落ちがないだろうと思いますので、事務総長から一つ。
○事務総長(近藤英明君) 昨日常任委員長懇談会を、これは議院運営委員会の御懇談の御趣意に従いまして、常任委員長懇談会をお開き願いまして、その際内閣官房長官から法案の状況についての説明を伺い、更に各委員長からこれに対する質疑があり、更に各委員長から法案の審議の見込、見通し等についてのお話を議長は御聴取になつたわけでございます。その詳しいことは、その際議運のかたも同時に懇談に御参列になつておることになつておりましたので、すでにお聞きになつておるかたもおありかと思いますから詳しいことは申上げませんが、大体一番法案の多い大蔵委員会、これはまだ十六件あるが、三十日までには大体できると思つておる。ただ外為とか関税定率法というようなものは多少手数がかかるであろうというお話でございます。併し大体は皆やれると思つておる。こういうお話でございます。 それから問題になります点だけを申上げますと、経済安定委員長はいろいろ自分のほうは重要な法案がたくさんあるし、尤も数から申しますと五本くらいであるけれども、いずれも経済安定委員は予算委員を相兼ねておられる関係が多いとか、それから予算が開かれておる間は自分のほうは進行いたしかねておるので、今のままだとこの五本の中には残るものがあると思うので、これは所管省と打合せてどれを急ぐかをはつきりしてもらえばその順序に片附けて行くので、現在どれが残るかということははつきりできない。それからいま一つは、それでは三月中に若しできない場合には四月の何日までにできるかということをおつしやつて頂いても現在の状況では何日までにできるということは明確には申上げられない。併しこれは懇談終了後に別個にここに来られた佐々木委員長からのお話では、議運で何日までに片附けてくれ、こういうふうにきまればこれに合せるように了解する。必ず自分のほうで何日までくれれば片附けるということはこれから先のことなので明確なことは申上げかねる。こういう御返事が、重ねて御注意がございました。その他の各委員会の状況は大体月末までということ、委員長がたは三十一日ということをおつしやつていたのでございますが、大体のところは片附き得る見込だ。併し衆議院に現在あるものについては、こちらへ来れば片附ける見込があるが、現在衆議院にあるものだから責任を以てこうだということは言えない。 それから予算委員長の代理者から御説明がありまして、二十七日採決をして、二十八日は予定通り本会議に御報告申上げる予定でございます。若し私の報告に過ちがございましたら、当時懇談に御出席いたしました議長及び中村委員から更に御訂正頂ければ仕合せだと存じます。
○鈴木恭一君 予算は二十八日予算通りというのは、やはり十時から正式にやることですか。
○中村正雄君 時間までは言われなかつたのですが、明日一ぱいで審議権がなくなりますから、明日一ぱいに片附ける。恐らく昨日の代理者のお話では今日中に委員会にかけ、明日は本会議……これが又小委員会で何日ということはきめたいと思いますが、今の事務総長から報告されました通り私どももお聞きしたのですが、大体明日に予算が通つてから直ちに休会に入るということは不可能だと思います。これは各委員長の話を聞いてみますと、大体三十日にあがるという大部分の御意見であり、又あがらない問題は四月に入つても不可能だという結論を聞いております。従つて三十日ときめても或いは差支えないかも知れませんが、併し日にちの関係等がありますので三十一日までやるということを御決定置き願つて、四月一日から自然休会に入るということにおきめ願つて、各委員長に通達せられたらどうかと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) そうしますと、三十一日までやつて、四月一日から自然休会に入るということで、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) では御異議ないものと認めます。
○中村正雄君 それと恐らくあとの委員会で又議題にしてきめてもいいわけですが、一応自然休会に入るごとにきまつたわけですが、四月一ぱい休むわけですが、御承知のように四月三十日に府県知事の選挙があり、一日はメーデー、三日は憲法記念日、五日は祭日、六日は日曜というわけで、従つて今度の再開日をきめて置いたらどうかと思います。五月八日まで会期があるわけですから、再開日を五月七日の月曜にしたらどうかと思います。
○愛知揆一君 日をいつにするかということは、明日きめたらどうですか。
○中村正雄君 再開の日は今私発言しましたように、恐らく落ちつくだろうと思いますので、各会派に御相談願つて正式には明日きめるということにしたらどうですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) それから国家公安委員会委員任命につき同意を求めるの件、外国為替管理委員会委員任命につき同意を求めるの件、この二件は官房長官の御都合が惡いそうですから、明日又御協議願うことにいたします。 —————————————
○小川久義君 お願いしたいことがあるのですが、先日通してもらいました積雪寒冷單作地帯の法案に基く本院選出の委員三人ですが、これを各会派で御選定願つて、速かに選挙願いたいと思います。これは御承知の通り県会議長の代表、知事の代表、それから市町村長の代表というものが入るごとになつておりまして、それが全部揃うのは六月に入らなければならん。そこでその空白期間が相当長引きますので、予算の伴わない法律である関係上、早く政府との折衝を急ぐ要があると思いますので、衆議院の五人とこつちの三人と早くおきめ願つて、審査会の準備会のようなものを作つて、直ちに交渉したいというのが衆議院側の意向であり、我々も希望することでありますので、できましたら今日中に一つ各党でおきめ願つて、明日の本会議に選挙を願えたらと思うのですが……。(「異議なし」と呼ぶ者あり)この割当に対しましては、先般首都建設委員のときにいろいろ御審議があつたはずでありまして、すでに自由党は首都建設委員をきめられたので、その次に議員数の多い会派から順次一人ずつお出しを願いたいと存じます。
○中村正雄君 割当は一応事務局のほうで研究してもらつて、明日議題にしてきめたら如何ですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○木村守江君 これは今日の議題にありませんが、昨日各派の秘書の代表が参りまして口頭の陳情があつて、秘書の医療費ですね、現在本院事務局に相当高価な医療費がかかるので、その軽減方法を考えてやるべきではないかと考えるのですが、この点何とか取上げてやるよう御考慮願いたいとのことであります。
○中川幸平君 一つ庶務小委員会で研究してもらいたいと思います。
○木村守江君 一つ研究して下さい。
○中村正雄君 もう一つは実は自然休会の始まる日がきまつたわけですが、これは一応各会派で御検討置きを願いたい。きめるのであれば今の議運できめたいと思いますが、御承知の通り四月の地方選挙で、参議院の議員で辞任して、立候補されるかたで確定されたかたもある。従つて議員の辞任は本会議の権限になつております。併し閉会中はこれを議長の権限に任されておるようになつておりますが、大体社会党と民主党からの議員がきまつておるわけですが、補欠選挙等の関係から恐らく辞任が出るのは告示の前の日ぐらいではないかと思います。そうなりますと四月一日乃至二日ぐらいに辞任が出た場合は、当然自然休会に入つておりますから、本会議を開くことができない。従つて辞任はどうするかという問題が起きて来ると思いますので、一応議員の身分に関するものであつて、これは強行法規であつて、従つて辞任はできないという解釈も成り立つわけでありますけれども、閉会中は議長ができるということの規定から考えまして、一応特定された人につきまして、一定の期間及び目的を制限いたしまして、四月中については議長に一任するという本会議の決定をして置いて、そうして辞任の許可を議長に一任するという方向をとつて置いたほうがいいのじやないかと思いますので、一応議運でおきめ願えば本会議でそれに合せて決議をしたい。こう思いますので、一つこの点御賛成願いたいと思います。
○議長(佐藤尚武君) 今中村委員の御発言でありますが、成るほど休会中は議長は辞任の問題を取扱うことができることになつておりますが、併しその休会というのはどうでしようか、自然休会の場合も含んでおるかどうかということ、ちよつと私には疑問があるので、その点を併せて一つ明瞭にして頂きたいと思います。
○愛知揆一君 この問題は安は先般来予測されておつたことなので、私どもも研究しておつたのですが、余りはつきりした法律的な解釈が出ないらしいのですが、それで今中村君が言われたのは、私から更にその推測をすると、例えば三月一ぱい本会議のあるときに、地方選挙で或いは立候補のために辞任されるかたがあるかも知れない。そういう場合に限つてだけこの自然休会中においては議長にその辞任を一任するというような事前の了解を本会議でとつて置こう。そういうことによつて法律的ギヤツプを埋めよう、こういうふうな案のように私伺つたのですが、それができれば一番スムースでいいのですね。若しそうでないとすれば、どうしても四月二日に本会議を開かなければならない。併し開いても出て来る人がないということで、非常に変なことになつてしまうので、今中村君の言われたようなことができるように法律的に事務局のほうで組立てて頂きたい。
○中村正雄君 今議長のおつしやいました点ですが、閉会中には議長権限になつておるのであつて、休会中はこれは本会議の権限である。併し閉会中が議長の権限ということは、会議の開けないということを想定して議長に一任しておる。自然休会は本会議の会議能力を持つておりますけれども、実際上できないという関係で、四月という期間を限り、地方選挙という目的に限り、そうしてできれば予測し得られる人の名前も挙げて、そうして議長に一任するという本会議の決議であれば、私は法の精神に反するものではないし、辞任できるのではないか、そういう法律の解釈のほうに持つて行つて頂きたいということを申上げておるのです。
○事務総長(近藤英明君) 只今の問題は国会法の百七条の中から出て来る問題なんですが、百七条をこのままただ読みますと、同時に百七条を作つたときは今日のようなことは想像しておらなかつたわけでありまして、百七条は議員の辞職はハウスにおいてこれを許可するのだ、閉会中は議員が辞表を出されたたびにわざわざ国会を招集して、そうして一切の手続をしてハウスを構成して議決するには及ばない。その場合においては議長において許可することができる、そういう途が百七条の後段において、但書において定められておるというわけです。ところが現在の実際上の必要から、今中村さんのおつしやいましたのは、この国会法の予想していなかつたような、丁度選挙というような問題と、実際上召集しても会期由である、而もいつでも、法的に申せば何どきでも議長は召集ができるし、何どきでも議員は集まらなければならない態勢に実際には置かれておりながら、今辞表が出ましたからお集まり下さいということを言われても集まることは不可能なような状態に置かれている。この場合は百七条だけで申しますと、そのときには召集すればいいのじやないかという簡單な結論が出ますが、ここで集まつて会議をやればいいじやないか、それができないというときにはどうするかということになれば、只今中村さんのおつしやつた三条件、この第一の条件は期間を限つて四月から五月の何日か知りませんが、この期間中という期間が先ず一応しぼられる。第二は目的が、その場合は一身上の都合とか或いは病気とかいろいろな勝手な都合が出たときにこれを許すというのじやございませんし、今度の地方選挙に立候補しようという目的のために、百七条によつて理由が何であるかを知りたいということ、それをハウスが承知の上でなければ許可しない。この問題だけについては懲罰事犯問題になることさえあるということから、辞表の内容は議院に示されなければならんという建前でございます。ですから選挙のためということが第二段においてはつきりしている。第三番は大体今のところそれに関係のおありのかたは先ず数名に限られるのじやないか。実際そのかたたちのお名前は私ども風のたよりか何か知りませんが、そういうものからしますれば、すでにほぼ明確にお名前も挙げ得るようなふうに伺つておりますので、その場合に若し未確定のかたがおありになれば、これこれ等のかたがというふうにして頂いて、AB等のかたが何日から何日までの間において、何々の理由のために辞職せんとする場合に、議長が許可することは依存がないという御決定をすれば、この百七条の趣旨に反するとは言えないのじやないかという気持がいたしておりますということだけ申上げます。
○中村正雄君 今事務総長から御説明ありまして、大体の御賛成を得るのであれば、最終日の三十一日の本会議で決定願いたい。
○委員長(山田佐一君) それでは只今中村君の言われた通り決しまして、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものと認めます。 本日はこれを以て散会いたします。 午前十時十七分散会 出席者は左の通り。 委員長 山田 佐一君 理事 愛知 揆一君 鈴木 恭一君 中村 正雄君 鈴木 直人君 大隈 信幸君 委員 加藤 武徳君 木村 守江君 中川 幸平君 江田 三郎君 小笠原二三男君 赤木 正雄君 小宮山常吉君 高橋 道男君 小川 久義君 三浦 辰雄君 兼岩 傳一君 ————————————— 議長 佐藤 尚武君 副議長 三木 治朗君 ————————————— 事務局側 事 務 総 長 近藤 英明君 参 事 (事務次長) 芥川 治君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (議事部長) 河野 義克君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 法制局側 法 制 局 長 奧野 健一君