議院運営委員会 第30号
- 発言数
- 71 件
- 登壇者
- 14 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1951/03/23
会議録
○委員長(山田佐一君) それでは只今から会議を開きます。 常任委員の辞任及び補欠の件を議題に供します。
○参事(芥川治君) 自由党から人事委員の草葉隆圓君が辞任せられまして、その補欠として川村松助君を、厚生委員の川村松助君が辞任せられまして、その補欠として草葉隆圓君を。それから緑風会から決算委員の井上なつゑ君と加賀操君が辞任せられまして、その補欠として加藤正人君と高田寛君を。人事委員の川上嘉市君が辞任せられまして、その補欠に伊藤保平君を、経済安定委員の伊藤保平君が辞任せられまして、その補欠として川上嘉市君を。国民民主党から予算委員の一松定吉君が辞任せられまして、その補欠として木内キヤウ君を、決算委員の木内キヤウ君が辞任せられまして一松定吉君をその補欠に、それぞれ指名せられたいとのお申出がございます。以上であります。
○委員長(山田佐一君) 只今の報告通り決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものと認めてさよう決しました。 —————————————
○中村正雄君 休憩前にちよつとお伺いしたいのですが、文部委員会の教育公務員特例法の一部を改正する法律案が午後上るらしいので、参議院先議の関係で衆議院に早く邊つてもらいたいというお話がありますので、明日定例ではありませんが、ほかの法案もあると思いますので、本会議を開くことに御決定を願いたいと思います
○委員長(山田佐一君) 明日本会議を開きまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) それでは御異議ないものと認めます。さよう決しました。 暫時休憩をいたしまして、午後常任委員長懇談会終了後開くということで御了承を願います。 午前十時二分休憩 —————・————— 午後三時四分開会
○委員長(山田佐一君) 只今から会議を開きます。 先ず常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
○参事(芥川治君) 予算委員の下條恭兵君、菊田七平君、木内キヤウ君、鈴木強平君が辞任せられまして、その補欠として和田博雄君、谷口弥三郎君、竹中七郎君、駒井藤平君をそれぞれ指名せられたいとの申出であります。
○委員長(山田佐一君) 只今の報告通り決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。 —————————————
○委員長(山田佐一君) 次に、庶務関係小委員長の報告をお願いいたします。
○中村正雄君 去る三月十五日の庶務関係小委員会の経過につきまして簡單に御報告申上げます。 先ず昭和二十六年度の委員会関係経費の配分について申上げます。 第一に委員会食糧費及び委員長交際費については、お手許に配付いたしました資料にありますように、従来のやり方を改めまして、常任委員会については予算額の半分を各委員会に均等に配分し、残りの半分を各委員会の委員数に応じて按分することとし、特別委員会及び両院法規委員会については常任委員会に準じて補正予算又は予備経費から支出し、なかんずく特別委員会の分は月割計算によることといたしました。 第二に、委員の旅費でありますが、これも従来のやり方を改め、常任委員会については予算額のうち、その二割に相当する金額を突発的な場合に備えて保留し、残りの金額を委員会の委員延数三百七十人に等分し、その一人当りの金額一万二千三百五十円、これは議員旅費一日千七百円として約七日分に相当しますが……に各委員会の委員数を乗じて計算し、予算、決算、議院運営、図書館運営及び懲罰の各委員会の分は、これらの委員会の性質上、一応保留分に繰入れ、必要ある場合はその都度議院運営委員会に諮つて支出を決定することとし、又特別委員会についても以上の五つの委員会と同様の措置をとることにいたしました。第三に、委員会職員の随行旅費でありますが、これも従来のやり方を改め、予算額のうちその二割に相当する金額を不慮の場合に備えて保留し、残りの金額を各委員会の委員数に応じて按分し、予算、決算の両委員会の分は委員旅費の場合と同様委員会の性質上保留分に繰入れることにいたしました。なお議院運営、図書館運営、懲罰の各委員会及び特別委員会は、職員がおりませんので配分せず、若し必要ある場合は保留分又は事務局職員旅費から支出することにいたしました。なお諸調査旅費でありますが、これは委員会職員が單独で出張する場合等の旅費でありますが、これは予算額のうちその二割に相当する金額を保留分とし、残りの金額を職員が配置されていない議院運営、図書館運営、懲罰の三委員会を除く十九の常任委員会に対して、均等に十五万一千二百円ずつ配分することにいたしました。 第四に、研究会用食糧費でありますが、これは今回初めて計上されたもので、常任委員会が国政研究会等を行う場合に必要な経費であります。これは議院運営、図書館運営、懲罰各委員会の分を除き、他の十九の常任委員会に均等に一万三千五百円を配分することにいたしました。 以上が委員会関係経費の配分に関する件でありますが、本件については三月二十三日の常任委員長懇談会にお諮りして、その御了承を得ております。 次に、国会議員の歳費旅費及び手当等に関する法律の一部改正に関する件でありますが、これは通信費を現行月額千円から三千円に増額しようとするものであります。又国会閉会中、委員会が審査を行う場合の審査雑費に関する件でありますが、これは従来国会閉会中委員会が審査を行う場合の手当に関する法律によつて月額七百五十円の手当が支給されておりましたが、この度この法律を廃止して新たに国会閉会中、委員会が審査を行う場合の審査雑費に関する法律を制定し、審査雑費として月額千五百円を支給しようとするものであります。 以上の二件につきましては、すでに予算には計上されておりますので、その法的措置を決定したわけでありますが、その後いずれも衆議院において発議されました。 次に、参議院事務局職員定員規程の一部改正に関する件でありますが、これは速記能力拡充のため主事たる速記者十五人を増員し、又国会開会中院内の警備能力を拡充するため臨時に主事たる衛視三十人を増員しようとするものでありますが、いずれも原案通り異議がないと決定いたしました。 次に、新年度において増築する議員宿舎の敷地に関する件でありますが、先日庶務関係小委員が実地に検分いたしました結果、現参議院議長公邸下の敷地と麻布の宮村町所在の敷地を候補地として一応決定し、詳細について事務局をして所有主と折衝せしめた上、確定することにいたしました。 次に、録音機に関する件でありますが、これは速記の能力を補充するため、新たにテープ式の録音機を購入しようとするものでありまして、本件については予算上可能な範囲で購入することに異議がないと決定いたしました。 次に、院内にそば屋設置の件でありますが、これは以前からの議員の御要望に応え、このたび実現を計ることとし、事務局において早急に具体化することにいたしました。 次に、議員に面会する外来者の院内通行に関する件でありますが、これは議員に面会するために通行証を持つて院内に入つている外来者は、その数が余り多くない限り、議員が同伴する場合はそのまま院内の参観を認めることにいたしました。 最後に、国会議員の退職金に関する件について申上げます。本件については昨年来関係方面乃至衆議院側と協議を重ねて参つたのでありまして、なかんずく議員としての在職期間の計算に当つて、旧帝国議会の議員としての在職期間を含めて通算するか否かという点と、支給の対象をどうするかという点について両院の間で意見が分れておつたのでありますが、本庶務関係小委員会といたしましては、第一案としては、年金の計算については、理論的に旧憲法時代の在職期間を含めて通産することは不合理であるから国会議員としての在職期間に限定すべきであるが、この場合帝国議会の議員であつた者に対しては一定の基準によつて別に一時金支給の措置を考慮することにする。若し衆議院側において、飽くまで或る時点以後の帝国議会の議員としての在職期間を通算することを主張されるならば、第二案として、こちらも貴族院議員のうち世襲議員を除く他の議員の在職期間を通算するが、この場合適用の対象については国会議員に限らず、曾つて帝国議会の議員であつて国会議員になつていない者に対しても適用する、このように決定いたしました。本件については本委員会において御承認があれば、衆議院の庶務関係小委員長と折衝の上速かに成案を得たいと考えております。 以上を以て庶務関係小委員会の経過報告を終りますが、本委員会においても同様承認決定せられんことを望みます。
○委員長(山田佐一君) それでは只今の小委員長報告の通り、旅費及び交際費の割当の件をぱ切り離しまして、そのあとの分は小委員長報告の通り決定して御異議ありませんか。
○小川久義君 あとの議員の年金制度を作るという、その内容を、ここで聞くのは変ですから休憩にいたしまして……。
○委員長(山田佐一君) それでは速記をとどめてお話しましようか。
○中村正雄君 いやちよつと……議員の年金については何もまとまつた話はないわけです。今まで第五国会中からいろいろ協議をいたしておりまして、内容に入るまでに議員としての期間をどうするかという問題が両院とも決定的に分れておつたのであります。それだけ一応きめまして、それが妥結した上で内容については衆議院側及び関係方面と交渉をしようということになつたわけであります。
○小川久義君 わかりました。
○兼岩傳一君 旅費の問題とか退職金の問題は僕のほうは衆議院のほうと交渉しておりませんから、その点だけ御了承願います。
○高橋道男君 今の庶務小委員長の報告の退職金の問題ですね、これは衆議院のほうと交渉の上で決定する前に各会派に諮る必要があるかと思いますが、そのことはお含み置き願えましようね。
○中村正雄君 その通りです。
○委員長(山田佐一君) 議員の退職金の何は会派へ持ち帰つてから、ここでもう一遍決議いたしますか。ここで本当にきまるのは衆議院と交渉しなければならんでしようからね。
○兼岩傳一君 私のほうは念のためこ……。
○小川久義君 小委員長に一任したら……
○愛知揆一君 今の問題は一応小委員長から中間的に只今までの報告があつたので、殊に退職金の問題については、第一案、第二案と御報告があつたほどまだ幅のある交渉経過中の問題でありますから、そういうことが了承するということにいたしたいと思います。
○小川久義君 この調査費その他の問題に関する審議はあとに廻しまして、官房長官はお忙しいのでしようから、それから先に……。
○委員長(山田佐一君) 今大体やりかけですから、歳出その他を別にいたしまして、小委員長報告の通り了承いたしまして、折衝は小委員長に一任するということで御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) それではさように決定いたしました。 —————————————
○委員長(山田佐一君) それでは官房長官のほうから……
○政府委員(岡崎勝男君) 法案の状況について、差当り国会に提出する法案はできる限り二月中に提出したいという予定で以て努力しておつたのですが、御承知の通り司令部側に早く出しておりましても、なかなかOKの来なかつたものがありまして、大変遅れてしまつて申訳ないと思つております。只今極く概略を申上げますと、すでに国会に提出いたしました法案は百二十五件あります。そのうちで両院を通過いたして法律となつたものが五十一件あります。それから現在両院で審議中のものが従いまして六十九件になりますが、そのうち衆議院で審議中のものが五十件、参議院が十九件となつておりまして、今日にも提出し得る見込みのものが更に五件あります。そこで更にこれを詳細に申上げますと、二月中に提出したもの以外、つまり三月になつてから提出いたしましたものは合計で六十件であります。ところが全部の法案百二十五件の中で三月中に成立を政府としては必要と考えておりますものは合計して四十三件あります。そのうちですでに成立しましたものは十六件でありますから、残りは二十七件ということになります。二十七件の法律を政府としては三月中に成立せしめたいという希望を持つております。そこでこの二十七件のうち三月の十日までに提出いたしましたものが十六件、それから十五日までに提出しましたものが六件、それから十五日以後に提出しましたものが五件であります。半分以上は三月の十日までに提出したのでありまして、そのうちでもちよつと遅れて、例えば三月の二日とか一日とか五日とか、五日頃までに提出されたものは手続の遅れた関係もありまして、私のほうも残念ではありましたが、そのくらい遅れるとは思つていましたが、いろいろの厄介な関係で三月十五日或いは十六日、一番終りは十九日に提出したようなものもある。つまり十五日以後に提出したものが六件あるのでありまして、これなどは非常に遅くなつて恐縮に存じますが事情御了察願いまして、できるだけ御協力を願いたい、こう考えております。従つて只今申上げたもの、更に言いますと三月中に提出したものが六十件ありまするが、三月後になつてからそのうちの十二件が成立いたしました。それから二十七件は今申したように是非三月中に通したいと思う法律でありまして、その他遅れても止むを得ないものは二十一件あります。
○中村正雄君 私は官房長官がお話になつたのは大体見ればわかる問題ですが、お聞きしたいと思いますのは、この前の法案の提出準備のときの御説明によりますと、三月中に是非とも成立を要望する案件が百件と報告になつたわけなんです。従つてそれを基礎にいたしまして我々も運営のプログラムを組んだわけなんですが、今その全部が出ておらない。従つてお尋ねしたいのですが、あと末日までに僅かの期間しかないのですが、三月中に是非とも成立しなければいけないというので、今なお末提出のものであつて、今後提出して三月末日までに通過を願いたいという案件があるかないか、あればその名前をおつしやつて頂きたい。それを聞きたいのです。
○政府委員(岡崎勝男君) それは只今のところでは一番大きな案件と我々が考えておりますのは例の開発銀行に関する法案であります。それからもう一つは、これはこちら側としては準備ができておりますから、或いは多分至急に提出できると思いますが、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案、それから若しできますればという希望のものは会社統制法案、塩専売法の一部を改正する法律案等がありますが、これはどうしてもというのではない。たださきに申しました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案、これは四月一日から実施いたしたいと思つております。これは何とか願いたい。
○中村正雄君 現在出ている法案以外に今月中に出して審議を願いたいと政府でお考えになつておるのは大体開発銀行法案と、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案、この二つと考えていいわけなんですか。
○政府委員(岡崎勝男君) そうでございます。
○中村正雄君 いつ頃出る見込みですか。
○政府委員(岡崎勝男君) 日取りははつきり言えないかも知れませんが、実は開発銀行のほうは今頃は出す予定のつもりでおつたのですが、ちよつと向うとの関係でまだ話が付かないので、希望としては今週一ぱいと思つておりますが、ちよつと相手のあることですからはつきりしたことは言えません。片一方のほうは、これは法案自体は簡單なものですが、毎年わかつているものですから、来週初めになるのじやないかと思います。
○委員長(山田佐一君) ほかに御質疑はありませんか。
○小川久義君 出したいのは二十七件ですね。この前に提出予定の法案を並べて書いてもらつたんですが、又もらえませんか。
○政府委員(岡崎勝男君) これは早速お廻しいたします。
○中村正雄君 官房長官は忙しいからこのくらいにして……。
○政府委員(岡崎勝男君) 重ねて申しますが、三月上旬にでも出したものなら又あれですが、中旬以後に出したものもありまして、政府としては非常に恐縮しております。よろしくどうぞお願いいたします。
○中村正雄君 後の議題に入る前に、前の議題のことですが、今一応官房長官から話を聞きましたのですが、大体この前の運営委員会で会期の運営については、予算が参議院を上つた日を目途として大体四月一ぱい休もうという大体の申合せができておつたのであります。従つて大体あとの見通しもありますので、大体新らしい法案が出ても、もうやれないというようなことになつておりますから、明日中に常任委員長の懇談会をおやりになり、各委員会の審議状況をお聞きになつて、早急に今後の運営の見通しを付けたいと思います。一応希望を議長にお願い申上げまして、常任委員長懇談会を早く開いてもらうようにお願いしたいと思います。
○委員長(山田佐一君) 副議長にお願いいたします。
○副議長(三木治朗君) 承知いたしました。
○委員長(山田佐一君) 副議長が御了承下さつたそうであります。 —————————————
○委員長(山田佐一君) それでは次に、昭和二十六年度委員会経費割当表について御協議をお願いいたします。
○小川久義君 常任委員長懇談会においてすでにいろいろの異論があつた実情に鑑みまして、一応村に持帰つて相談いたしたいと思います。
○兼岩傳一君 どういう点がむずかしくなつたのですか。これはよさそうに思われたのですが、どういう点ですか。参考のために……。
○中村正雄君 これはお手許にあります上の交際費及食糧費は問題ないのですが、下のいわゆる委員の旅費、これが大体重点的な問題になつたわけなんです。問題は、委員旅費、随行旅費、これだけが問題になつたわけです。これは実はあのときの話ではいろいろ協議いたしました結果、今までの旅費の使い方がやはり各委員会の分取り主義になつておつた、従つて初めの通りに最低額だけは一応割当をいたしまして年度計画を立ててもらう。こういう趣旨によつて割当てる、而も経済安定まではいいのですが、予算以下はこれは出張の必要は十分認められるが、彈力性があるわけで、必要があると認めたときに出すので、二割は保留分にしておりますが、この保留分は必要のあるときは今まで通り運営委員会の議を経て出張費を出すということで、予算以下の割当はしなかつたわけなんです。ところが先の常任委員長懇談会においては予算、決算両委員長から予算も決算も各常任委員会通りに割当たらどうか、これだけ除外するのは如何なる理由かという相当な議論が出まして、一応常任委員長懇談会に提案したのでありますが、これは決議機関ではありませんので、そういうお二人の意見を聞いて散会したわけです。そうして運営委員会できめよう、こいうわけなんです。従つて我々といたしましては、小委員会で全会一致できめましたこの案を運営委員会で御決議になるか、或いは又全然前年度通りといたしまして、割当をせずに前の通り必要があれば出すという方法をとるか、或いは予算、決算に対しましても何らかの割当をするか、私は三つの案が残つておると思います。
○兼岩傳一君 なぜあの割当しないのに対して反対が出たのですか。
○中村正雄君 それはほかの経済安定までの委員会の委員長は、私の感じではこれは結構なことであるというふうに私は感じましたが、予算と決算とは自分のところには割当がないからというので、私は強硬な反対があつたものと解釈いたしました。(笑声)この主張も決して根拠のない主張とは考えておりません。
○小川久義君 私の申上げたのは、一応こういう案を各会派の庶務関係の小委員のかたが決定してあれば、何もここで決することには問題ないと思いますが、一応案の説明くらいは各会派でさせて頂きたいという気持から申上げておることをお含み置き願います
○曾祢益君 小川さんのほうがそういう御意見ならばそれも止むを得ないことと思うのですが、ただ私はさつきの懇談会に出席しておりましたけれども、一応いろいろな御意見が出た、いろいろな異論が出たということは事実であつたと思います。最終的には大体原案を了承された、ただ予算と決算については何かやはり割当を強く考えてほしいという希望があつたということで、決して異論があつて全然話合が付かなかつたというような状態ではなかつたということを承知して置く必要があると思うのです。ただそれはそれとして、小川さんの御意見のように、各会派とされては小委員会に当られた委員と各会派との間に必ずしも十分にお打合せがなかつたようですから、一応各会派にお持帰りになつてもこれは止むを得ないと思いますが、それを余り崩してしまうという御意見ではないと思いますから……。
○小川久義君 そうです。
○愛知揆一君 私もそう思うのです。小委員会で折角練りに練つて一応の案を各党から出て作くられたのですから、成るべく一つ原案で各党で御了解願うようにして頂きたいということを希望して、一応持帰えることも止むを得ないと思いますが、併し結論は同じような結論が出ますように一つ御希望申上げて置きます。
○委員長(山田佐一君) 他に御意見ございますか。
○赤木正雄君 私は大体原案に賛成なんですが、併し緑風会全体にまだ諮つておりませんので、成るべくこれを了解するように努力します。
○委員長(山田佐一君) それでは本日は一応各会派に持帰つて御協議願つて、この次の議運で御協議願うというふうにいたしまして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) 御異議ないと認めまして、さよう決します。 —————————————
○委員長(山田佐一君) 次に、参議院法制局職員定員規程改正に関する件を議題に供します。法制局第一部長
○法制局参事(今枝常男君) それでは参議院法制局職員定員規程の改正について御説明申上げます。 これは昭和二十六年度の予算におきまして法制局の事務能力を強化いたしますために、職員の増員を予定されておりますので、これに書いてありますような規程の改正をして頂きたい。こういう趣旨のものでございまして、現在の定員規程におきましては、法制局は参事二十四名、主事二十名というふうに定つておりますが、二十六年度の予算におきまして、これに対し参事八名、主事六名の増員が予定されておりますので、これを合せまして参事三十二名、主事二十六名というふうに御改正願いたい。こういう趣旨のものでございます。御了承願います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) それでは御異議ないと認めてさよう決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) 御異議なしと認めまして、さよう決します。 —————————————
○委員長(山田佐一君) 次に、裁判官弾劾法の一部を改正する法律案に関する件を議題に供します。訴追額員会事務局長。
○裁判官訴追委員会参事(野間繁君) 只今議題となりました裁判官弾劾法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を説明いたします。 この改正案は従来三カ年間の運営の実績に照らしまして、どうしても改正しなければ運営上重大な支障があると思われますから、提案いたしたのでありまして、これを具体的に申上げますと、先ず第五條及び第十六條の改正理由は、裁判官訴追委員及びその職務を行う予備員並びに裁判官弾劾裁判所裁判員及びその職務を行う予備負が国会の閉会中その職務を行う場合に受けるべき手当の性質は、各自の居住地から裁判官訴追委員会、又は裁判官弾劾裁判所に出席して職務を遂行をした場合に実費弁償として支給せられるものでありまするから、これは旅費及び滞在費に相当するものでなければならないのであります。然るに従来は単に少額であつたばかりでなく、課税の対象となつていて、実費弁償の趣旨を著しく逸脱して職務遂行上重大な支障を来たしている次第であります。そこで今回実費弁償の趣旨に副うよう名称に改めようとするものであります。 次に第七條の改正理由は、裁判官訴追委員会における事件は年々増加の傾向にあり、現在の人員では事務局の運営に支障がありますので、主事一人を増加することにしたのであります。 以上簡単でありますが、本法案の提案理由の説明を終ります。何とぞ慎重御審議の上、所期の目的を達しますよう、よろしくお願いいたします。
○事務総長(近藤英明君) 只今御説明がありました件はまだ正式に提案になつておりませんので、今日はここで御相談願いますことにいたしましても、仮決定の程度におとめ置きを願いたいと存じます。
○兼岩傳一君 これはこの委員会にかかるのが順序なのですか。
○事務総長(近藤英明君) これは当委員会の所管事項になるわけであります。そこで出ますれば必ずこちらに付託になりますが、時期が迫つておりますいろいろな関係もありまして、取急いで本日御説明があつたわけでございます。衆議院のほうに正式に提案になるのも多分本日中だと思つておりまするが、そんな関係で衆議院のほうでも大体仮決定的なおやり方をすでになさつておりますので、こちらでも仮決定というようなことで御相談置き願つたほうがよかろうかという意味で申上げたのであります。
○小川久義君 小さい声で賛成します。
○委員長(山田佐一君) それでは本提出になるまで小さい声で賛成するということで御了承願つて置きます。ちよつと速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(山田佐一君) 速記を始めて。別に御発言もなければ本日はこれを以て散会いたします。あとは懇談会を一つお願いいたします。 午後三時四十四分散会 出席者は左の通り。 委員長 山田 佐一君 理事 愛知 揆一君 鈴木 恭一君 中村 正雄君 鈴木 直人君 大隈 信幸君 委員 上原 正吉君 加藤 武徳君 木村 守江君 中川 幸平君 江田 三郎君 曾祢 益君 赤木 正雄君 片柳 眞吉君 高橋 道男君 小川 久義君 三浦 辰雄君 水橋 藤作君 兼岩 傳一君 ————————————— 議長 佐藤 尚武君 副議長 三木 治朗君 ————————————— 政府委員 内閣官房長官 岡崎 勝男君 事務局側 事 務 総 長 近藤 英明君 参 事 (事務次長) 芥川 治君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 法制局側 参 事 (第一部長) 今枝 常男君 裁判官訴追委員会事務局側 参 事 (事務局長) 野間 繁君