議院運営委員会 第23号
- 発言数
- 37 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1951/03/07
会議録
○委員長(山田佐一君) それでは只今から会議を開きます。常任委員の辞任及び補欠の件を議題に供します。
○参事(芥川治君) 社会党から農林委員の三輪貞治君が辞任せられまして、その補欠として永井純一郎君を、経済安定委員の永井純一郎君が辞任せられまして、その補欠として三輪貞治君を指名せられたいとの申出がありました。
○委員長(山田佐一君) 只今の報告通り決しまして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。 —————————————
○委員長(山田佐一君) 次にお諮りいたします。首都建設委員会委員任命につき、同意を求めるの件、首都建設委員会委員指名に関する件、これは両者一括して御審議をお願いいたします。
○事務総長(近藤英明君) 御参考までに申上げます。衆議院は昨日首都建設委員会委員任命の件は同意を与えらたそうでございます。尤も一部分は……衆議院のその同意を与えられた状況を聞きますと、委員のうち一部のかたは全会一致で、一部に対しては反対があつたままで御承認になつたというのが衆議院の実情だそうでございます。これを御参考までに申上げて置きます。
○小川久義君 指名のほうはどの党……。
○事務総長(近藤英明君) 指名のほうは自由党が指名されております。
○兼岩傳一君 まあ自由党がやられることですから何ですけれだも、併し首都の人口構成から言えば、ああいう委員に現われているようなかたでなくて、大部分が小さな商工業者とか、労働者とか、勤労者がいるのですが、そういう人の立場を代表する人が自由党系の中にもあるはずだと思う。強いて社会党その他共産党の立場の人と言いませんけれども、ああいう顔触れの人で都市の建設についての委員としては適当でないと僕は考えるのです。従つてそういう点は自由党として大いに反省なさつて然るべきものではないかと考えます。
○鈴木恭一君 それはいいですが、何は御承知なすつたんですか。
○兼岩傳一君 今度出されておる、頂きましたお名前を見ますと、例えば自由党で御指名になつても、もう少し考える余地があるのではないかという意見を申上げたのです。それについて何か教えを受ける点があるなら御教示を願います。
○鈴木恭一君 それは政府が出して、自由党は別に出しておらないのです。
○兼岩傳一君 自由党によつて組織された政府ですね。(笑声、「進行々々」と呼ぶ者あり)
○中川幸平君 これは一括でありますけれども、切離して、承認を与える分は承認を与える分というふうに、指名の分は指名の分ということで一つ御審議願いたい。一括上程ではあるけれども、切離してやつたらどうですか。
○上原正吉君 社会党のかたも御進行を希望のようですから、十分論議も内たで盡されておるでしようから、委員の提案を承認することに……。(「反対」と呼ぶ者あり)
○三浦辰雄君 私どものほうはいろいろ相談してみたんですがね。あれは結局別のようであつて、別でもない。それでこの間一括して出して頂いたほうが妥当である。そこで兼岩さんのほうからも出ましたが、ああいう東京都の都民の構成の関係等をも考え、又自治体の独立性ということも考えた場合、あの四名のかたについてもいろいろと見方があります。或る者は、中には党の人もあるし、そうでなくともまさにそれに近い人であるということができる。それであの四人についてもいろいろ御意見があるのだが、さてもう一人の場合、三人であつて、そのときにはあれをあのままでいかんとするならば、せめて参議院におかれてはそうでない、そうでなくともいろいろな誤解を持たれるので、大東京都のためにも思わしくないから、むしろ他のところから適切な人を出したほうがいいんじやないか、こういう意見を持つておるのです。
○中川幸平君 承認を与える分については一つ承認を与えることにしまして、指名の分については只今の御意見もあるし、もう一応考えるというふうにしたらどうかと思いますが、お諮り願います。
○委員長(山田佐一君) 切離して、承認を与える件だけは御承認願つて、あとの指名の件はもう一応今日はそのまま保留してという動議が出たわけですが、如何ですか。
○三浦辰雄君 私のほうの関係から言えばそうは行かない。そういうふうにしたくはない。
○委員長(山田佐一君) やはり一括してもう少し……。
○中村正雄君 承認の件のほうですが、実は今日も一昨日もいろいろ党派で話をして見たわけなんですが、どうも出されておる人が納得の行かない人事だというので相当反対があるわけです。これは今の政府が推薦なされから、自由党系が出るのはこれは止むを得ないと思いますけれども、それにしましても中の一人は市会議員や区会議員なんかを出しておる。それは都なら都で推薦できるわけなんです。なぜこういう人を政府から推薦なさつたかということが納得行かない。従つてその間の事情をもう少し政府から十分説明してもらわなければ困る。こういう意見なんです。ですから、この次の委員会に官房長官でも来てもらつてそういう点を詳細に説明して頂きたいと思うのです。(「保留」と呼ぶ者あり)
○中川幸平君 この人選について、この前の委員会と同じように、それは政府の任命したいきさつについては、いろいろ関係もあるから、野党の諸君のほうではいろいろ批判も、言う点もあろうけれども、官房長官を呼んで聞いて見たところで結局あのときと同じようなことになりはせんかと思うので、多少不服の点があつてもそれはそれで政府のやはり見方もあるのだから、一つ同意を与えることにして頂いて、参議院の推薦ということについては、一つもう一応考えるという程度に一つ御承認願えないですか。
○中村正雄君 その点でいろいろ話をしたのですが、国会法なり、或いはその他の各単行法で国会の承認を求めるという人事が相当あるわけです。それはそのときどきの政府は責任を以て推薦されるわけですから、どうしても或る程度の政党色を帯びるのはこれは各党の諸君も了解しておるわけです。従つて或る程度内容にはタツチせずに、形式的に承認したいという方向をとりたいと思つておりますが、今度出されておるのは非常に非常識なんで、その点は納得できない。こういうわけです。一般的なものは、自由党の役員でも大した議論はないわけですけれども、今度のは余りにも、極端に言えば次の地方選挙を控えてその策謀じやないかという議論さえ出ておるほどあいまいな内容が多いわけです。もう一度政府の考え方をはつきり聞きたい。こういう議論なんです。(「進行」「次回の議運でいいじやないか」「一応休憩にして頂いてあれしましようか」と呼ぶ者あり)
○委員長(山田佐一君) それではこの結論は明後日の議運に……じや議運は明日開きますかどうか。どうしましようか。本会議と並行しますか。(「明日開いてもいいなあ」と呼ぶ者あり)
○鈴木恭一君 ちよつと休憩にしてもらわなければ……。
○小川久義君 それは相当急いでおるらしいので、早く結論を出したほうがいいのじやないか。
○委員長(山田佐一君) じや、明日午前十時から議運を開いて御審議を願うことにいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○委員長(山田佐一君) それから列国議会同盟に関する件を議題に供します。
○鈴木恭一君 この前の事務局からのお話を伺いまして、我が党は参加いたします。
○中村正雄君 社会党も昨日党の機関にかけまして参加することは賛成と、回答文については議長一任ということで賛成です。
○三浦辰雄君 私のほうも賛成です。
○委員長(山田佐一君) 兼岩君どうです。
○兼岩傳一君 今聞き合せていますから、あとで委員長が、いいですか、報告いたしますから、それでもうこれはおいて頂いて、私のほうは報告いたしますから……。
○委員長(山田佐一君) じや、一応賛成ということにして、又御異議があつたら……。
○兼岩傳一君 それは留保にして頂きたい。その参加するかしないかは、すぐ今衆議院のほうに連絡をとつておりますから、僕は間に合うかと思つておりましたが、間に合いませんが、わかり次第委員長の手許に報告申上げます。
○事務総長(近藤英明君) こういうふうに了解したら如何ですか。現在の共産党の御態度はきまつてない。ついては、若し共産党のほうも各派と同じ態度をおとりになつた場合には、全議員を以て団を構成して参加を希望する、こういう扱いにしますし、仮に共産党のほうが何かの都合でお入りになれないというようなことがあります場合には、共産党を除く他の議員全体を以て構成してということにしてよろしうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(山田佐一君) それでは只今事務総長の報告の通り決定いたします。 本日御協議願うことはこれで済みました。 本日はこれを以て散会いたします。 午前十時十六分散会 出席者は左の通り 委員長 山田 佐一君 理事 愛知 揆一君 鈴木 恭一君 中村 正雄君 大隈 信幸君 委員 上原 正吉君 加藤 武徳君 中川 幸平君 江田 三郎君 大野 幸一君 小笠原二三男君 赤木 正雄君 片柳 眞吉君 小宮山常吉君 小川 久義君 三浦 辰雄君 兼岩 傳一君 ————————————— 議長 佐藤 尚武君 副議長 三木 治朗君 ————————————— 事務局側 事 務 総 長 近藤 英明君 参 事 (事務次長) 芥川 治君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君