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10回国会衆議院1951/03/20

内閣委員会経済安定委員会連合審査会 第1号

発言数
19
登壇者
3
会派数
2
開催日
1951/03/20

会議録

木村公平自由党

○木村委員長 これより内閣委員会、経済安定委員会連合審査会を開会いたします。先例によりまして、内閣委員長でありまする私が委員長の職務を行います。  本日の議題は経済調査庁法の一部を改正する法律案であります。まず政府より提案理由の説明を聴取いたしました上、続いて質疑を行います。

奧村重正経済調査庁次長

○奧村政府委員 経済調査庁法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明いたします。  政府は、昨年五月の経済調査庁法の改正によりまして、経済調査庁をして、一年間を限り、特別調達庁の業務の調査及び経理の監査を行わせることといたしましたので、経済調査庁におきましては、可及的に期限内に所期の調査を完了するよう鋭意努力いたしますとともに、調査の結果につきましては、随時勧告その他所要の措置によりまして、調達業務運営の改善並びに国費の節減に寄与して参つたのであります。しかしながら何分にも調達業務はきわめて広汎でありまして、遺憾ながら現在までのところ調査に着手するに至らなかつた部門も相当残つております。また調査をいたしました部門につきましても、期間の関係上、抽出調査を余儀なくせられましたような事情もございますので、さらに調査を続行する必要を生じて参つたような次第でございます。これらの事情から、なお当分の間、引続き経済調査庁をして特別調達庁の業務の調査及び経理の監査を行わせる必要がございますので、本改正をいたしたいと存じておる次第でございます。

木村公平自由党

○木村委員長 以上をもつて政府の提案理由の説明を終了いたしました。これから質疑に入ります。質疑の通告がございます。森山欽司君。

森山欽司国民民主党

○森山委員 経済調査庁法が昨年改正されまして、その調査対象として新たに特別調達庁が対象となつたわけでございます。その当時のことを思いますと、特別調達庁に関する限り一年間を限るという、私どもから見るとまことにふかしぎな期限がついておつたのでございます。他の調査対象についてはこういう期限がついておらないのでございます。何ゆえ特別調達庁についてのみ一年間という期限がついておるのか、その点についてお伺いいたしたい。

奧村重正経済調査庁次長

○奧村政府委員 昨年四月の国会におきまして、衆議院の方で一年と限定するという修正意見がございました。それによりましてさように決定になつたのでございます。当時いろいろ御質問があり、私どもお答えいたしました。それらの経過を通じて推察いたしまするに、かようなことかと存じます。つまり特別調達庁のごとき特別な行政機関を他の行政機関である経済調査庁が調査をし、監査をするということは、現実的に見ていかがなものであろうか。そういう議論がございまして、そこで期限を限つて、その間にひとつできるだけのことをやらしてみたらということで、その修正案が御決定になつたと想像いたしております。

森山欽司国民民主党

○森山委員 調査の対象としては、特別調達庁に特殊の性格があることは一応容認いたしましても、何も私どもは期限を一年に限る必要はないと思う。少くとも経済調査庁が存立し、それに調査、査察等各般の任務を与えられております以上、私どもとしては、むしろ一年間を限るということ自体がまことにふかしぎな感じを持つのでございます。ただいま政府委員の報告によりますと調達業務が各般にわたつておるので、一年たちましていまだ調査に着手していなかつた部分もあるし、着手しておつた部分も、期間の関係上、抽出調査を余儀なくされた実情であつたというお話でございます。そこで現状では大体どの程度に御調査になつておられるか、ちよつとお伺いしたい。

木村公平自由党

○木村委員長 ちよつと森山君に御注意申し上げます。経済調査庁法を立法いたしましたのは、御承知の通り国会でありまして、一年の期限を付したのは国会できめたことであります。その事項を政府委員にお尋ねになることはいかがと思いますが、御質疑をお続けになりますか。

森山欽司国民民主党

○森山委員 もとより国会でおきめになつたことと思うのでありますが、私は昨年の経済調査庁法の改正のときの審議に参加しておりませんので、その当時の御関係の方にお伺いするという意味で、一応お伺いしているのであります。

木村公平自由党

○木村委員長 それを政府委員にお尋ねになりますか。

森山欽司国民民主党

○森山委員 政府委員と申しますか、そういつた程度のことは、一応質疑してよいと思いますので、参考としてお伺いしたいのであります。

木村公平自由党

○木村委員長 政府委員から、それに対して御答弁ありますか。

奧村重正経済調査庁次長

○奧村政府委員 私はそういうことは想像でありまして……。

木村公平自由党

○木村委員長 想像の答弁は困ります。想像であるならば、御答弁を差控えていただきたいと思います。——他に御質疑ありませんか。

森山欽司国民民主党

○森山委員 私はまだ質疑中なのでありまして、一年間と限定するに至つた経過について、これは国会できめたことであるから、政府委員に聞くのは適当でないという委員長の御意見については、一応了といたします。しかし私はその当時における事情について、本日御列席の委員並びに関係の方が非常に少いので、その当時おられた政府委員にお聞きしたわけであります。そこでどの程度に御調査になつておるかということだけでも、お伺いいたしたいと思いますが……。

木村公平自由党

○木村委員長 政府委員に御答弁ありますか。

奧村重正経済調査庁次長

○奧村政府委員 お答えいたします。昭和二十五年度の予算を基準にいたしまして、金目で見まして、その大体四七%に相当する部分が一応調査が終了しております。従いましてその残余がまだ残つておるということでございます。

森山欽司国民民主党

○森山委員 きようはいろいろな状況から、私これで質疑を打切りたいと思います。私は経済調査庁法の改正については、何ら異論がない。委員長から、当時国会の立場からせられたという御注意がありましたような意味において、この一年間と限つたというタイム・リミツトの足りなかつた結果によつて抽出調査でありますから、本法案については、本委員会としてはこれ以上の質疑の必要なしと感じております。

木村公平自由党

○木村委員長 他に御質疑はございませんか——多田勇君から質疑の通告がありますが、多田君は本日御欠席のようでありますから、質疑はこの程度をもつて打切りたいと思いますが、いかがですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

木村公平自由党

○木村委員長 御異議がないと認めまして、質疑はこれをもつて打切ります。  本日はこれをもつて散会いたします。     午後二時三十四分散会

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