内閣委員会 第19号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1951/05/29
会議録
○青木(正)委員長代理 これより会議を開きます。 本日は委員長所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。 本日は、まず閉会中審査の件を議題といたします。閉会中もなお、利根川開発法案、北上川開発法案、治安機構に関する件、行政事務再分配に関する件、及び行政監査制度に関する件について審査並びに調査を継続いたしたいと存じますが、その旨議長に申し出るに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青木(正)委員長代理 御異議なければさよう決定いたします。 なおこの際お諮りいたします。北上川開発法案は予備付託でありますから、多少の変動があるかもしれませんので、そのときは委員長において適宜にとりはからいたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青木(正)委員長代理 御異議なければさようとりはからいます。 また閉会中における調査のための委員派遣の件につきましては、閉会中の審査が付託されました場合に、委員長においてしかるべくとりはからいたいと存じます。なお派遣地、委員、期間等に関しましては、委員長並びに理事に御一任願いたいと存じまするが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青木(正)委員長代理 御異議なければ、さよう決定いたします。 —————————————
○青木(正)委員長代理 次に請願日程の審査に入ります。紹介議員の見えられないものは文書表の朗読をもつて審議を行います。 日程第三、公職追放解除特別訴願委員会設置に関する請願、文書表第六八六号を議題といたします。紹介議員が見えておられませんから、文書表の朗読を願います。 〔書記朗読〕 公職追放解除特別訴願委員会設置に関する請願 請願者大分県大分市南新町二 千五百八十四番地の一 木下郁 紹介議員 福田 昌子君 本請願の要旨は、請願人木下郁は、大正十五年以来、弁護士を業としていた者で、昭和十七年四月の総選挙にいわゆる推薦議員となつたというただ一つの覚書該当事由で公職から追放され、特免申請をしたが許されなかつた。請願人は三十年前から一貫した合理主義の政治思想を抱き、その行動も極左、極右を排して自由主義的であつたことは明らかであり、このような処置を受けたことは訴願委員会の構成自体の欠点と委員の無能と審査の疎漏によるものであるから、新たに特別訴願委員会を設けて審査し、解除予定者が氏名と理由を公告し、国民に一定期間内に反対意見と証拠を提出する機会を與えられたいというのである。 —————————————
○青木(正)委員長代理 日程第一、水産省設置に関する請願は、日程第四、第五と同一趣旨でありますので、一括して議題といたします。これも紹介議員がおられませんので、文書表の朗読を願います。 〔書記朗読〕 水産省設置に関する請願 請願者 青森県旋網漁業協同組 合長 秋山皐二郎外五 名 紹介議員 小高 熹郎君本請願の要旨は、水産業は農産、林産と異なつて、採捕はもちろん、資源の維持培養に根本的相違があり、生産場面は広ぼうきわまりなき海洋であり、陸に発展の余地のないわが国において、あり余る労力を動員するに適切な産業である。従つて、農林省の一部門として取扱うことは不可能で独立の一省を設置し、強力な指導を必要とするから、すみやかに水産省を設置して、わが国水産業の飛躍的発展を期せられたいというのである。
○青木(正)委員長代理 ただいまの請願について政府の意見を求めます。
○戸嶋説明員 ただいまの請願の趣旨そのものにつきましては、政府といたしましても異論のないところでありますが、ただ一般の行政機構との関連において、いろいろ他の見地から考慮せらるべき点がございますので、その点については、現在参議院の方から御提案になつております水産省設置法が参議院の内閣委員会で審議中でありますから、その審議のいかんによつて、政府の方もそれに対するいろいろ具体的な態度をきめたいと思つている次第であります。 ————————————— 青木(正)委員長代理 次に日程第二、運輸省設置法の一部改正に関する請願、文書表第四五二号を議題といたします。紹介議員が見えておられませんから、文書表の朗読をお願いいたします。 〔書記朗読〕 運輸省設置法の一部改正に関する請願 請願者 東京都港区芝高輪南町 三十番地全日本交通運 輸労働組合協議会議長 加藤閲男外七名 紹介議員 淺沼稻次郎君本請願の要旨は、運輸省設置法によつて運輸審議会が設けられ、その委員は、広い経験と高い識見を有する者の中から選ばれることになつているが、産業の開発や消費経済に最も大きな関係を持つものは、わが国人口の七割を占める勤労階級であり、この委員の中に労働者の代表を一名加えることは運輸審議会をより民主的に運営するために望ましいことである。ついては、運輸省設置法第九 条を労働者団体のうちからも任命で きるように改正されたいというので ある。
○青木(正)委員長代理 本請願について、政府側の意見を求めます。
○荒木政府委員 現行法によりますと、運輸審議会の委員は、広い経験と高い識見を有する者の中から選ぶ、こういうことになつておるわけで、これは使用者側であるとか労働者側であるとかいうような観点から選ぶのではございませんので、もつぱら運輸その他の事業が合理的に公平に行われますように、広い経験と高い識見を有する者の中から任命する、こういうわけでありまして、資本家といわず、労働者出身といわず、その適任者があれば、この要件にかなつた人があれば選ぶわけでありまして、労働者代表を加えるということをしいて否定する必要はないのではないか。選考いたしますときには、広く各界を見渡しまして採用する、こういう方針になつておりますし、条文の趣旨がそういうふうになつておることを申し上げたいと思います。
○青木(正)委員長代理 これにて請願の審査は全部終了いたしました。 この際お諮りいたします。以上の各請願に対する委員会の態度につきましては、日程第三は採択の上内閣に送付すべきものと決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青木(正)委員長代理 御異議なければさように決定いたします。 なお委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者なり〕
○青木(正)委員長代理 御異議なければさように決定いたします。 —————————————
○青木(正)委員長代理 なお行政機構に関する小委員会は、閉会中も継続して行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青木(正)委員長代理 御異議なければさように決定いたします。 また委員の異動に伴います小委員の選任につきましては、所要の選任を従来の通り行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青木(正)委員長代理 御異議がなけれさように決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時二十二分散会