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10回国会衆議院1951/06/04

議院運営委員会 第57号

発言数
34
登壇者
7
会派数
4
開催日
1951/06/04

会議録

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではこれより本日の会議を開きます。  最初に、参議院回付案の取扱いの件を議題に供します。まず第一に、警察法の一部を改正する法律案、この修正点を事務総長から御説明願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 これは皆様御承知の通りだと思いますが、市と人口五千以上の市街的な町村は、地区警察をこしらえることになつておりまして、それは政令で告示することになつておるわけです。それについて、そういうものからはずれた町村でも、特にそういう市町村と隣接しておつて密接な関係があることになりますと、住民投票で組合警察をつくることができるという、この前民主党が御説明になりましたような案を入れて参つたのが、中心点の修正でございます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 これに対して御意見を伺います。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 参議院の修正は、わが党の衆議院における主張でありますから、われわれは参議院の修正に同意したいと思います。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 私の方は場内で態度を申し上げます。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 私の方は反対です。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 自由党は、参議院の回付案に同意いたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、社会党は意見を留保せられておりますが、大半がのむことに決するようでありますから、本院は参議院回付案をのむことに決定いたします。  次に、司法書士法の一部を改正する法律案の参議院回付案を議題に供します。事務総長から御説明願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 参議院で修正されましたおもな点は二点でございまして、司法書士の報酬は、司法書士会が決定することに法案がなつておるのであります。その司法書士会が決定いたしました報酬額について、経済的の事由等で変更しなければならない、変更する方が適当だと、もし認めるような場合が起つたときには、法務総裁が、その変更方を一箇月の期間以内に、案を示して届け出ることを命ずることができるというのを、十五条の三に入れたのが一点であります。もう一つは、司法書士でない者が、正当の業務に付随いたしまして、司法書士の業務を行うことができることに従来なつておりましたのを、衆議院では改正案でそれを削除いたしまして、司法書士でなければ、正当業務だとして付随的にこれを行うことができないことにいたしました。それを現行法通りに復活をして、でき得ることに十九条で直して来たのであります。その二点がおもな点でありまして、あとは報酬に関する規定違反の場合の刑罰規定だとか、あるいは罰則の適用について、施行前に行つた者についてどうするというような、経過規定を二つばかり入れております。おもな点は、法務総裁が、決定いたしました報酬の変更等の命令ができるという点と、従来通り正当業務に付随して、司法書士以外の者も司法書士の業務ができるということにした二点であります。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 本案につきましては、私の方でもなお若干検討を要する点がございますので、本日は決定を留保願います。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 私の方も留保願います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 民主党もよろしゆうございますね。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 よろしゆうございます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 共産党もよろしゆうございますね。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 いいです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、司法書士法の一部を改正する法律案の参議院回付案は、本日は決定を留保いたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に閉会中審査申入れの件でありまするが、この問題は昨日皆さん方の御同意を得まして、一応事務局案というものをこしらえたのであります。この事務局案はきのうとは大分かわりまして、閉会中審査にふさわしいものだけが載つたようであります。しかもこのきめ方については各委員会とお打合せをしたので、おそらく各委員会においても、この案であれば賛成されるはずであります。しかしながらまだ明日一日ございますので、本日はこれをお持ち帰り願つて、明日最後的な決定をするようにおとりはからいをお願いしたいと思います。なお事務総長から御説明を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 お手元に配つてございますものの中で、一、二字句の修正がございますから申し上げておきたいと思います。なお事務局案をつくりました方針も、一応御説明申し上げたいと思います。  昨日も申し上げた通り、継続審査のことであるから議案が中心であるべきであつて国政調査の面で、各委員会が全面的にいろいろな事項をさし加えるということは、審査の本質にはずれるのではなかろうかという点が考えられたのでございます。いやしくも今期国会で審議をいたしておりまして、さらに継続して出そうという問題でありますので、これをつくりました方針としては、現にその委員会で審議未了になつておる議案で、継続審査をしたいという申出のものは当然これを認める、今期国会中に各委員会ですでに国政調査等委員会の承認を得ておつたものは、その所管事項で当然のことであれば、委員会に一つ一つお諮りをせぬで、議長限りでこれを承認して行く、すでにその委員会で審査中のもの、あるいは国政調査の承認を得ておる分で、なお完了しないものについて継続してやりたいという部面がありますれば、これを最小限度において認めよう、こういう方針でつくつたのであります。そこで内閣委員会のものがここに三つ載つておりますが、この以外に、戦傷病者等対策審議会設置法案というのが今かかつております。もしこれが明日までに審議未了の場合は、これを追加してほしいということであります。それで一応それを追加しておいていただきまして、明日不要になればお消し願いたいと思います。  次に人事委員会、地方行政委員会、法務、外務、大蔵、文部は問題ございません。厚生委員会の三番目に、医薬制度に関する件というのがありますが、これは医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案が入つております。これはただいま懸案になつております医薬分業制度の法案が本院できまれば、これは除かれることになりますから、その点は御了承願います。  次の農林、水産、通産は問題ございません。運輸委員会の分で国鉄の経営に関する件、これは「陸運特に国鉄の経営に関する件」ということでありますから、上に「陸運特に」という字をお入れ願いたい。郵政は問題ございません。電気通信委員会の電波管理並びに放送に関する件は、「有線放送」というので、「有線」が落ちておりますからお入れ願いたいと思います。労働、建設は問題ございません。経済安定委員会の最後に一つ差加えていただきたいのがあります。それは事業者団体法等経済法令に関する件というのを加えていただきまして、全部で四つでございます。あと当議院運営委員会は、議長よりの諮問事項という一本にしておきましたが、この中には例の退職金の法律案起草の件も入つております。これも一応こういうものをつくつてもらいたいということで、議長諮問の中に含まれますから、さよう御了承願います。

田渕光一自由党

○田渕委員 行政監察が落ちておるのじやありませんか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 あれは閉会中といえども審査できる決議ができておりますから、よろしいわけです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本問題は一応各党へお持ち帰り願いまして、明日決定できるようにお願いいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 なお緊急質問が社会党から出ております。これはきよう私も見たばかりでございますし、各党ともそうであろうと思いますから……。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 どういうものですか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 内閣改造に関する緊急質問というのが淺沼さんから出ております。それから臨時国会召集に関する緊急質問が三宅君から出ております。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 臨時国会の方は聞いておきたいが、内閣改造の方はするかしないかわからぬの、だから……。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 なお緊急質問のほかに、決議案が二件出ておりますが、これはいずれ明日御相談することにお願いいたします。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 明日でけつこうですが、明日は一日ですから、決議案二つと緊急質問の件は、明日早く御相談願うようにお願いをいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本会議の議事の順序について、例によつて事務総長のお考えを承ります。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そういたしますと、本日の本会議でおきめ願いたいと思いますのは、先ほど当委員会で御決定になりました警察法一部改正の回付案、これを議題として承認、不承認をきめていただきますと、法案の運命がきまるわけであります。  次に本日の議事日程にあります大蔵委員会で審議されました請願が二百三十六件ございます。これを採択していただけば、それで一応全部でございます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 別に御異議ありませんから、ただいまの事務総長のお考えのように本会議を進行することにいたしまして、なお明日は最終日でございますから、本会議を開くことにいたします。

大池眞事務総長

○大池事務総長 明日は定刻でよろしゆうございますね。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 運営委員会は早くやつていただきたい。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本会議は三時二十分でいいですか。     〔「けつこうです」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本会議は三時二十分に開き、ただいま決定のように議事を進めることに決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時五十二分散会

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