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10回国会衆議院1951/05/31

議院運営委員会 第54号

発言数
69
登壇者
12
会派数
4
開催日
1951/05/31

会議録

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 ただいまより本日の会議を開くことにいたします。  第一に御協議願いたいことは、弁護士法の一部を改正する法律案が参議院より回付されて来ておりますので、その内容をとりあえず事務総長から御報告願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 弁護士法の一部改正をこちらで可決いたしまして参議院にまわしたところ、修正を受けて返つて来たのであります。その修正箇所は、弁護士がその職務を執行するために特に必要を認めた場合には、弁護士会を通じてだけ、公務所または公私の団体に照会することができるという条文を入れて来てあるわけであります。これはこの前第五国会で、弁護士が必要な事実の調査や証拠を収集する場合、正当な理由がない場合には、相手方に対してこういう権能を持つというような修正案をこしらえて向うから参つたときに、こちらでは不同意をいたしておつたのであります。今度はそれでなしに、弁護士会を通じてだけ公務所あるいは公または私の団体に照会ができる、こういう規定を入れて来たのであります。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 これはどうですか。この修正案に対して同意しますか。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 自由党は、参議院回付案に賛意を表することにいたします。

園田直国民民主党

○園田委員 民主党も賛成いたします。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 私の方も賛成いたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 土井君いかがですか。

土井直作日本社会党

○土井委員 賛成いたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本法案は、いずれも参議院修正に同意することに御異議がありませんから、同意することに決定いたしました。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に、電波監理委員会委員任命につき同意を求めるの件を議題に供します。内容については事務総長の御説明を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 これは、ただいま電波監理委員会の委員をやつております上村伸一君が、五月三十一日、すなわち本日で任期が満了いたしますために、再任をいたしたい、こういう政府のお申出でありまして、本院の同意を求めて参つておる次第であります。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 これは、例によつて本日は決定を留保して、明日御決定を願いたいと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 別に御異議もないようですから、本問題は決定を留保いたしまして、次会に御協議願うことにいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に、日本放送協会経営委員会委員の任命につき同意を求めるの件を議題に供します。

土井直作日本社会党

○土井委員 これも次会にしましよう。

大池眞事務総長

○大池事務総長 御説明だけしておきます。これは放送協会の経営委員会の方の委員でありますが、ただいまなつております大原総一郎君、宇野親美君、このお二人が、五月三十一日で任期が満了になりますので、御再任願いたい。それから本野亨さんという方がおられたのでありますが、死亡をされまして、その補充をしなければならぬという問題が起りましたために、それに西彦太郎君をもつて第三地区の委員の補充をいたしたい、こういう申出であります。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 これは私どもいいと思うのですが、例によつて明日きめていただくようにお願いします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本件も本日は決定を留保いたしまして、さらに明日協議をすることにいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に、鉄道建設審議会委員の指名及び任命の件について同意を求めるの件を議題に供します。事務総長の御説明を求めます。

大池眞事務総長

○大池事務総長 これも前二件と同様に、本日は保留されると思いますが、政府の方で任命いたしたいといつて申出がありましたのは、お手元にありますように、業界の代表者といたしまして八名の推薦をして来ておるわけであります。平山孝君。永野重雄君、杉道助君、湯河元威君、小林中君、太田垣士郎君。それと学識経験者として島田孝一君、山崎匡輔君、全部でこの八名の承認を求めて来ておるのであります。この鉄道建設審議会の委員には、衆議院議員が六名と、参議院議員四名をその院議で指名をいたすことに法律で相なつております。従いまして本院といたしましては、この六名をおきめ願つて、政府側の方々と御一緒に承認していただいた方がけつこうだと考えております。そこで本院の六名を従来の比率で割当てますと、自由党が四人、民主党が一人、社会党が一人、四、一、一、という比率になります。各党で御推薦の上お申出を願いまして、ただいま政府からのお申入れと両方合せて、至急に任命方をお願いしたいと思つております。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 本日は、ただいま事務総長の御説明の通り比率だけをおきめ願つて、人選はあとに願いたいと思います。これは前例通り、自由党が四、民主党が一、社会党が一ということに決定いたします。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 ただいまの鉄道建設審議会の委員は、わが党においては幹事長の増田甲子七、廣川弘禪、吉武恵一、佐藤栄作、この四君を推薦しておきます。

土井直作日本社会党

○土井委員 大臣の兼職はできないでしよう。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 各省の次官がみんな入つておるようですから、できないこともないと思いますが、そこらは研究して……。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 私は、御参考までにそういう方を候補者にしておるということを申し上げたので、決定は明日お願いいたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 本日は決定をしませんで、ただいま倉石君から参考案が出ましたが、明日その決定をすることにして、本日は比率だけ決定して、あとは留保いたします。

大池眞事務総長

○大池事務総長 これは急を要しますので、各党でもできるだけ早く御人選願いたいと思います。

土井直作日本社会党

○土井委員 承知いたしました。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に人事承認の件を議題に供します。内容については事務総長から御報告を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 ただいま人事承認についてお手元に差上げてありますが、法制局で今度増員になつた分は、適任者があれば漸次御承認を得た上で任命をいたしたいということになつております。そこで、厚生省から推薦を受けております小林利男君ですが、お手元にありますように、大学を出まして厚生省の事務官をやり、総理庁の事務官になり、また最近では厚生省の大臣官房の国立公園部というところに勤めておる方を、厚生省から法制局の方に推薦されたわけであります。入江法制局長も小林君とは懇意だそうでありまして、きわめて適任者であるから採用いたしたいという申出であります。

土井直作日本社会党

○土井委員 異議ありません。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 小林利男君を承認するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 御異議がありませんから、さように決定いたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に、全国選挙管理委員会委員補欠指名の件でありますが、これは社会党から推薦されることになつておりまして、社会党からは荘原達君、柏正男君の御推薦があります。この内容について事務総長から御説明顧います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 御説明申し上げます。全国選挙管理委員会の前の委員長をやつておりました海野さんが、今回御退職になりました。従いまして、社会党から御推薦を受けておりました海野さんのかわりに、海野さんの予備委員をやつておられました荘原達君を委員に昇格せしめたい。この方を正式の委員にして、予備委員の方の後任は、柏正男君を推薦いたしたいというお申出があります。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 けつこうです。

大池眞事務総長

○大池事務総長 これはきよう上程してもいいですね。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 けつこうです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本問題は、原案通り決定するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 御異議ありませんから、さように決定いたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 本日の会議の順序等について御協議願います。事務総長からその考え方を承ることにいたします。

大池眞事務総長

○大池事務総長 ただいま御決定を願いました全国選挙管理委員会委員の後任の指名と、弁護士法一部改正の回付案とを先に上程願いたいと思います。一番最初に弁護士法一部改正の回付案に対する承認の件を議題として、これを御承認願い、ただいまおきめ願つた全国選挙管理委員会の委員の御指名をお願いする。それから日程に入つて、日程第一は、地方行政委員会の前尾繁三郎委員長の報告、これには立花敏男君から反対討論の通告がされております。立花君だけであります。次の日程第二と第三は通産委員会のものでありまして、小金委員長の御報告、これの反対討論として風早八十二君の通告があります。日程第四は、農林委員会の千賀委員長の御報告、反対討論はございません。共産党が反対でございますから、起立採決ということにお願いしたい。

土井直作日本社会党

○土井委員 これは全部起立採決ですね。

大池眞事務総長

○大池事務総長 全部起立採決です。  それから緊急上程といたしまして、今上程を予定しておりますものは、すでに上つております電気通信委員会の電話設備費負担臨時措置法案を御上程願いたい。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 それから二十八日の本会議の日程でありました例の競輪法廃止に関する法律案、これはぜひきよう上程していただきたい。そういうおとりはからいを願いたいと思います。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 それに関連してですが、あれは討論をやるのですか。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 討論は、この前何か公式か非公式かちよつと忘れましたが、他党の議員から討論をやるならかまわないだろうというような話があつたように聞いております。そこで、労農党の石野君が討論をしたいということで、すでに通告してあるはずです。

林百郎日本共産党

○林百郎君 形式上、提案した者でなく、よその党ですから、これは許してもらいたい。

田渕光一自由党

○田渕委員 そういうことには疑義があるですよ。

林百郎日本共産党

○林百郎君 提案者が賛成討論をすることはおかしいが、他党ならば……。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 自分が提案して、自分が賛成討論するのはおかしい。

林百郎日本共産党

○林百郎君 労農党がやるというのだから……。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 同じようなことじやないですか。

林百郎日本共産党

○林百郎君 この案に対しては、国民の関心も深まつておるから……。

岩本信行自由党副議長

○岩本副議長 関心はどうかしらぬが、きようやつたらどうか。

林百郎日本共産党

○林百郎君 私の方はやらぬが、労農党がぜひやらしてくれというから……。

石田博英自由党

○石田(博)委員 それは困ります。討論をするというなら、また別に考えなければならぬから……。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 あしたまた研究したらどうですか。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは林君どうですか。あした研究することにして……。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 決議案はどうなつておりますか。

柳澤義男自由党

○柳澤委員 それもあとに……。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、ただいま事務総長のお話のように本会議を進行することにいたします。     —————————————

大池眞事務総長

○大池事務総長 もう一つ御報告申し上げたいことがあります。それはこの前も御報告を申し上げましたが、六月二十二日に、皇太后陛下の斂葬の儀というのが豊島岡で行われます。これに参列される希望のある議員は行かれることになつております。行かれる方には参列証を差上げて、それを持つておる方だけが斂葬の場所に入れることに相なつております。そこで、各党で御希望の方の申出をお願いしたい。これは公報にも出しておりますし、議運を通じてもお願いをしてあつたのですけれども、今に何とも御返事が参つておりません。宮内庁の方では、実は昨日中にということになつておりましたが、きよう中に延ばしていただきました次第です。実はこちらの方の場所を先に設けて、そのほかを他の方面へ配らなければならぬというわけで、どのくらい申出があるか、実は困つておつたような次第であります。そこで各党で、六月二十二日に、代表して参列される方々の御予定をつけていただいて、御希望の枚数をお申出いただきたいと思います。はつきりしたものでなくとも、大体どのくらいという枚数を請求していただかないと、その残りを他の方面に宮内庁としては配付しなければならぬということでありますから、どのくらいの枚数をとつておいたらいいか、場所の関係上至急に御返事いただきたいということであります。各党で見当がつきますでしようか。

福永健司自由党

○福永(健)委員 それは何時までに御返事するのですか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 きよう中にはいただきたいのです。

福永健司自由党

○福永(健)委員 それでは、本会議終了後ごろまでにまとめましよう。

大池眞事務総長

○大池事務総長 自分の方は何枚くらいだということのお申出があれば、とりまとめまして向うに御通知いたします。この斂葬の儀というのは、われわれで言うならばお葬式の当日になるわけです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではただいまの件は、各党でお申出を願うことにいたします。本会議は二時十五分ぐらいにしますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本会議は二時十五分から始めます。  本日はこれにて散会いたします。     午後一時四十五分散会

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