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10回国会衆議院1951/05/25

議院運営委員会 第50号

発言数
56
登壇者
9
会派数
4
開催日
1951/05/25

会議録

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、これから本日の会議を開くことにいたします。  一番最初に、中央更生保護委員会委員任命につき同意を求めるの件でありますが、それは昨日一応事務総長から御報告を願いまして、きようまでにお考えを願うことになつて、いたものです。いかがでありましようか。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 ぼくの方は異議なし。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 ぼくの方もけつこうです。

今野武雄日本共産党

○今野委員 こちらは反対です。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、共産党だけは反対のようでありますが、その他は賛成でありますから、これを認めることに決定いたします。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 それに関連いたしまして、昨日こちらで承認したらどうかというお話のありました参議院議員の深川榮左エ門さんを工業技術協議会委員に充てるの件でありますが、参議院で議決が済みましたので、これも一緒に本日の本会議にお願いいたしたいと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 これは、本委員会では認めてもらつているのですが、ただ参議院との関係上、待つておつたものであります。従つて、これも一緒に本会議でお願いすることにいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それから次に、食糧の政府買入数量の指示に関する法律案の参議院回付案について、その取扱い方を御協議願いたいと思います。

石田博英自由党

○石田(博)委員 私の方は反対です。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 修正を認めないというのですね。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 私の方は、両院協議会の開催を主張いたします。投げておけば廃案になつてしまう。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 けらなくては廃案にならない。回付案に対して同意せずということになれば、廃案になる。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 わが党も、民主党の提案に賛成です。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、採決ということになると、自由党の方ではけることになるようでありますが、御了承を願つて、一応けるということに決定いたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 その次は建築士法の一部を改正する法律案、これもまた参議院の回付案でありますが、内容をちよつと御説明願います。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 ただいまの建築士法の一部を改正する法律案は、今度建築士法をいろいろ改正いたしましたにつきまして、土地家屋調査士というものにつきましても、建築士と同様の取扱いをしたいというので、この新たな改正案に、土地家屋調査士法の一部を改正する案をくつつけて来たわけでございます。そうして土地家屋調査士法と建築士法と、同様の建前にしたいというのがねらいのようであります。なおそのほかに小さい文字の修正がありますが、これは大したことではありません。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 私の方は、参議院回付案に同意をいたします。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 わが党も異議なし。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 私の方も同意をいたします。

今野武雄日本共産党

○今野委員 私の方は、あとで場内で申し上げることにいたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、これは参議院からの修正通り同意することにいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それからその次には、きのう石田君から中間的に御報告がありましたが、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の両院協議会の経過についてあらためて御報告を願つて、その取扱いについて御協議を願いたいと思います。

石田博英自由党

○石田(博)委員 おかげさまをもちまして、昨日御報告を申し上げました通り、本日満場一致、両院協議会の成案が成立いたしました。本日ただちに本会議に御上程願いまして、御賛同願いたいと思います。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 これは、現在の市会議員は認めるが、今後は認めないというのですね。

石田博英自由党

○石田(博)委員 それではちよつと御報告申し上げます。法律では、町村会議員を除き、他は一切議員との兼職は認めない。つまり本院の議決案通りとする。但し、現在その職にある者は、都道府県会議員は兼職は認めないが、それ以外の地方議員は、現在の任期中だけ特例として認める。そういうことです。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 そうすると、市町村会議員ということになりますが、別に人口その他の附帶条件はございませんね。

石田博英自由党

○石田(博)委員 それはございません。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、ただいまの両院協議会案を承認いたしましてただちに本日の本会議で適当な処置をやつてもらうことに決定いたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それから、決議案が大分出ているのですが……。

石田博英自由党

○石田(博)委員 あしたにしましよう。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 そのうちで、電気通信委員会で、共産党を除く各党の賛成を得て共同提案して、委員会を通過した決議案がある。それはテレビジヨン放送実施促進に関する決議案ですが、これはあしたひとつやつていただきたいと思います。

石田博英自由党

○石田(博)委員 それ以外の決議案については、内容も私どもにわかつておりませんから、ひとつ内容を書いた文書をわれわれに御配付願いまして、党に相談した上で、従来の取扱いのように、提案者におかれては各党共同提案の努力をしていただいて、それができないものは委員会において審査を願うということにしていただきたいと思います。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 わが党が出してある電気料金値上げ反対の決議案は、各党賛成しておくべきだと思うのです。

石田博英自由党

○石田(博)委員 御趣旨はわかりましたから……。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、松井君の方もそういうふうに御了承をお願いしまして、決議案の取扱いについては、本日は決定を留保いたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に、本日の本会議の順序ですが、例によりまして事務局の方からやり方を御説明願います。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 両院協議会の成案の報告、それの議決を最初にお願いいたします。それから二番目に、食糧の政府買入数量の指示に関する法律案をやりまして、その次に建築士法をお願いいたします。それからその次に、先ほど申し上げました参議院議員の深川さんの任命の問題、それから中央更生保護委員会の委員の任命の問題をお願いしまして、それから日程に入つていただきたいと思います。  日程の一、二は一括いたしまして、決算委員会の理事三宅則義君の報告になつております。これは承認するということになりまして共産党が御反対のようであります。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 討論はないですね。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 討論はございません。その次の三、四、五は一括いたしまして、厚生委員会の理事青柳一郎君の報告で、反対討論として共産党の今野武雄さん、それから賛成討論として社会党の岡良一さんから通告が出ております。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 いずれも討論時間は十分以内と御了承を願います。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 それから、六以下十七までは相関連する議案でありますので、一括いたしまして内閣委員会理事の江花靜さんが報告になりまして、これもやはり共産党が反対のようでございます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 討論はないですね。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 討論はございません。  それから緊急上程をひとつ願いたいというのがございます。それは通商産業委員会にかかつておりまするニツケル製錬事業助成臨時措置法案、これをお願いいたしたいということであります。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 これは上つたですか。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 午後からやりまして、できたらお願いしたいということであります。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではこの問題は、時間に間に合いますれば場内了解でやることにいたします。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 それからここに書いてございませんが、法務委員会の起草にかかります司法書士法の一部を改正する法律案、それから日刊新聞紙の発行を目的とする株式会社及び有限会社の株式及び持分の譲渡の制限等に関する法律案、この二件も間に合えばお願いいたしたいということであります。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本日の本会議は、ただいま事務次長が言われた通りで御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 では、さよう決定いたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 なお、事務総長から一言申し上げたいことがあるそうであります。

大池眞事務総長

○大池事務総長 私からちよつと皆さんのお耳に入れて、御報告を申し上げたいと思つていることがあります。きよう一時に、ウイリアム国会課長が両院の議長に面会を求めて参られましたので、用件を承つたのであります。それは、先般来国会の議員団を米国が招請をいたしまして私ども最初に参りましたあとに、最近農業議員団が参つておるのでありますが、今回さらに二十一名の議員と、専門員を代表した者三名、合計二十四名を招請して、米国の視察をしてもらいたい、こういう申出があつたのであります。その二十四名の議員団は、大体三班にわけて行つてもらいたい、その視察項目は、一つは議会の運営についての問題、それから内閣の機構並びに運用等に関すること、それから地方行政に関すること、この三班にわけて向うで視察をしてもらいたい、こういうことでございます。そうして第一班の議会関係の視察団は、とりあえず六月の二十五日ころを目途として出発のできるように人選を願いたい、それから第二班の内閣の機構関係の視察団は七月の中旬、地方行政の方の第三班は、八月の中旬に日本を立ち得るように願いたい。こういう三つのことの申出がありまして、その二十四名の人選並びに両院に対する人のわけ方については、先例もあることであるから、両院議長に一任をするということでわかれたのであります。そこで両院議長は、その二十一名並びに三名の専門員の割当につきまして協議をいたしたのでありますが、先例もあることでありますから、大体衆議院が六、参議院が四—六対四で前二回とも行つております。従いまして二十四名を六対四にわけますと、参議院が十名、衆議院側が十四名ということに相なりましたので、衆議院は十四名を推薦する、参議院は十名を推薦する、こういうことに決定を見たのであります。そこで衆議院側は、十二名の議員と二名の専門員を推薦しよう、参議院側は、九名の議員と一名の専門員を推薦しよう、こういうことに相なりました次第であります。そうしてウイリアム氏の言うのには、三班にわけた目的は今申し上げたようなことであるから、でき得べくんば議院運営委員会並びに内閣委員会及び地方行政委員会、きわめて適任者があればその中からお願いをしたいが、必ずしもその三委員会に限つたわけではない、党の首脳部の方で、議院運営もしくはこれらの各部門にわたつて指導的な立場の者がおられるならば、そういう者を入れてもらつても何らさしつかえはない、こういうお話でありますから、その点も申し伝えておく次第であります。なお、特に六月の二十五日を目途として出られます人については、人がきまりましても、クリアをしたりいろいろする関係から、なるべくアメリカに滞在の経験のない者の方がクリアの手続が早いから、それらにお願いする、あとの方は大分時間があるから、アメリカに滞在の経験のある人でも間に合うだろうが、間に合わないことも考慮してそういうことを一言注意申し上げておきたい、こういうことでありまして、しかもその人選はきわめて急を要して、早く持つて来てもらいたい、でき得べくんば月曜日にでもというような話があつたのであります。従いまして、この十二名の各党に対する割当をまず決定を願いまして、各党から御推薦の形も必要でありますので、本会議散会後、各党の代表の方あるいは議院運営の方でひとつその割振りの方を御協議願いたいと思うのであります。その比率はまだこしらえておりませんが、私の方でこしらえておきます。

福永健司自由党

○福永(健)委員 これは第一班、第二班、第三班とも十二名ずつですか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 いや全部で十二名です。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 本会議散会後打合せをしましよう。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではそういうことにいたしまして、きようの本会議は少し遅れましたが、何時にいたしますか。     〔「三時十五分」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは三時十五分に開会いたします。  本委員会はこれで散会いたします。     午後二時四十七分散会

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