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10回国会衆議院1951/05/04

議院運営委員会 第38号

発言数
36
登壇者
8
会派数
3
開催日
1951/05/04

会議録

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 これより議院運営委員会を開くことにいたします。  本日特にお集まり願いましたのは、会期が来る八日で終了いたしますので、その延長について、再開前にお話合いした方が万事に好都合であろうと考えましてお集まりを願つたのであります。それは明日、明後日がちようど休日にあたりますので、その前に大体の御意向を承つて善処した方がよろしいであろうという考え方から、きよう開いたようなわけでございます。そこでまず第一に、本会議を七日に開くか、八日に開くかという問題が一つあります。なお会期を延長するということになりますれば、御承知の通り、規定上各常任委員長にも諮問するということになつておりますので、いずれにいたしましても、本日ただちに結論に入ることは困難だと思いますが、皆さんの御意向等を承つて大体思想の統一をしておいて、それに従つて行きたいという考え方でございます。さような意味で本日会議を開いたような次第でございます。従つて、まず会期を延長するか、しないかということが第一の問題になると思いますが、この問題の結論を出す参考といたしまして政府に今後の法案の提出見込み等を御説明願つて、それから皆さんの御意見を承りたいと思います。

岡崎勝男自由党内閣官房長官

○岡崎政府委員 法案につきましては、今そこに書いたものを差上げてございますが、すでに国会に提出済みで、まだ審議が終らないものが二十六件あります。これは当然御審議を願う性質の法案であります。それから今後提出しようと考えまして、閣議の決定を経たものが三十二件あります。それからまだ閣議には出ておらぬけれども、次官会議は通つておるものが九件、それからそのほかに、今考慮中でありますが、ぜひ出したいというのが十七件、これを合計いたしますと、すでに提出済みのを入れて、今のところ八十四件ということになつております。そこで、この第一に書いてありますのは、今申し上げたすでに提出されたものであります。第二は、閣議決定済みのもの、第三が、次官会議に付議されたもの、第四が、これから考えて出そうというもの、こうなつております。その中の閣議を通つたものでも、本国会には出さないで、次にまわそうと思うものは墨でぶつちがいが書いてあります。赤いマルが書いてあるのが、今度提出したいと考えている法案であります。それから次官会議に付議された法案の中で、赤いマルがついて上にちよつと墨でしるしがついているのがあります。これは印刷したときはまだ次官会議だつたのですが、その後閣議に出して通過したものであります。ですから、これは急いで書きましたので前のものを使いましたが、閣議決定の法案と御了承を願いたいと思います。ごらんになります通り、各省からずいぶんたくさん出ておりまして、このバツテンがついておるのは、今度の国会に出すことを延期する、この次まで延ばそうではないかということに決定したものであります。それがこんなにたくさんありますが、それでも今申し上げたように八十四件ありますので、政府としてはさらに各省とも相談して、もう少し不急なものは減らしたいと考えております。どの程度それがうまく行くか、今のところちよつと申し上げられないのですが、この八十四件をかなり下まわるようにいたしたいと考えております。なおどのくらい会期を延長されるかということは別問題といたしまして、たとえば二十日過ぎとか、二十日までとかいうように、かりに国会の方で決定されれば、われわれの方は十三日までとか、十五日までに国会に出る運びに至らない法案は、各省でいかに希望しても出さない、かようにいたしたいと思つて、国会で会期がきめられた場合、それに応じてある日を切つてそれ以後は法案を出さない、このようにいたしたいと思つております。それにしても特殊のものが出ることがないとも限りませんが、原則としてはそういうふうにいたしたいと思つております。その他は御質問によりましてお答えいたします。  さらに今考えております中で、特に今後出すもので大きな法案としては、警察法の一部改正法律案というのがあります。これは三の次官会議付議というところの一番初めに書いてあります。これは一応出すということになつておりますが、まだ最後的の決定はしておりません。これが出れば重要法案であります。その次のページに森林法案というのがあります。これは非常に長い法案でありまして、要するに森林の濫伐を防いだり、なるべく手近な方を切らないで、奥の方を切る。それに対して資金の融通をしたりする法案ですが、これは各党とも希望しておられるので、出せばそう時間がかからないで通るのではないかというように農林省では言つておるのであります。その他は特に非常に大きな法案というのはないのでありまして、ごらんの通り事務的なものが非常にたくさんあります。もつとも小さくともかなり重要だとお考えになるものもむろんありましようが、大体はそういうことでございます。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 会期延長の日時等を考える上に必要でありますから、ちよつとお開きしておきたいと思います。バツテンをつけた方をできるだけ延期させたいという御意向のようでゴざいますが、新聞等では、臨時国会を開くというように伝えられております。そこで臨時国会と、現在のここに出ておりますバツテンのついた法律案との関係はどのようにお考えになつておられますか。

岡崎勝男自由党内閣官房長官

○岡崎政府委員 臨時国会の方は、必要があれば開くという態度でございます。またいつ開くとか、あるいはどういう必要で開くとかいうところまではつきり具体的な考えはないのであります。新しい突発的な事項ができれば、それに応じて補正予算等の必要があるかもしれない。これは毎年そういう例がありますから、ないとはむろん言えませんが、いつ開くかということは、まだ今のところ何も具体的な話になつておりません。新聞には伝えられておりますが、政府としては何も決定いたしておりません。今のバツテンがついておる法案にいたしましても、その中にはぜひ出したいというのもむろんありますが、あるいは出さずに、もう少しよく考えてというのもあるかもしれません。このバツテンは、次の国会に全部出すというわけのものでもないのであります。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 もう一つお伺いします。そうすると、すでに今までに通過した法律で補正予算を必要とするものが若干あると思います。臨時国会が、かりに近く開かれればよろしいのでありますが、そうでない場合の、これらの取扱いはどういう形になりますか。

岡崎勝男自由党内閣官房長官

○岡崎政府委員 それはどういう種類のものでございましようか、ちよつと私気がつきませんが……。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 たとえば例の電波監理委員会の恩給の問題とか、有線放送業務についての法律案、こういうものは若干補正予算が必要になるのじやないかと思います。

岡崎勝男自由党内閣官房長官

○岡崎政府委員 それは私もよく研究してみなければわかりませんが、ただいまのところは、補正予算をすぐ組まなければならないとは考えておりません。

石田一松国民民主党

○石田(一)委員 私のお聞きしたいのは、もちろん特別な突発事件があれはどうかわかりませんが、八十四件を下まわるということだけは事実で、これを上まわるということはないと言えますか。

岡崎勝男自由党内閣官房長官

○岡崎政府委員 原則的にはそう思います。

岩本信行自由党副議長

○岩本副議長 警察法というのは絶対に出すのですか。

岡崎勝男自由党内閣官房長官

○岡崎政府委員 まだこれはきまつておりません。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 政府に対する質問、あるいは御意見等はほかにありませんか。——それでは政府に対する質問、御意見等はこれで打切りまして、次の問題について御協議を願います。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次にさしあたり会期をどのくらい延長するのが適当か、この問題について御意見を承ることにいたします。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 大体今法案の件数については見当がついたようでございますが、あまりちよびちよびやるのもどうかと思いますから、大体二十日くらいが適当じやないかと思いますが、そのへんでどうでしようか。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 法案によると思いますが、かりに警察法等が出て来ると、公聴会とか、あるいは関係委員会の合同審査等が当然行われるのじやないかと思うので、そうすると、かなり日にちを要することになるのじやないかと思います。だからそれらが出るものとして日にちをきめるかどうか、そういう点を考えなければならぬと思います。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 非常に遅れて出て来れば別ですが、二十日あればいいのじやないですか。

長谷川四郎国民民主党

○長谷川委員 必ずそれでちようど一ぱいに行くというのではないのだから、一応それでやつておいたらどうですか。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 そういう必要があれば、また別に御相談願うことにして、とりあえずそれで御決定願つたらどうかと思います。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 また延長するようになるのなら、二日、三日というのはおかしいから、法案の出るものを押えて大体見通しをつけてとつておく方がいいと考えます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 きようの問題は正式の決定ではなく、申合せということにして、大体このへんに目安を置くということでどうですか。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 それならそれでけつこうです。どうせ七日か八日にはこの委員会を開かなければなりませんから……。

石田一松国民民主党

○石田(一)委員 この最後の決定権は、運営委員会にあるのですか。もちろん衆議院の本会議でやるわけですが、事前の最後決定というのは、委員長会議が決定権を持つているのですか。

大池真事務総長

○大池事務総長 規則の面では、常任委員長の意見を徴して院議できめるということですから、まず常任委員長の意見を聞いて、常任委員長はかくかくの意見である、それで議院運営委員会ではどう考えるかということを議長が諮問して、ここで事実上の決定がなされるわけであります。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 大体二十日間くらいということで各党の御了解を得ておいて、目安がつきますれば常任委員長の方に諮問してその手続が済んだときに、最終決定するということでどうですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではさように決定いたしておきます。二十日と決定上したわけではなく、そのように決定しておきます。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本会議の日にちはどういたしましようか。七日と八日が本会期中にあるわけですが……。

大池真事務総長

○大池事務総長 これは八日一ぱいにはきめなければならぬわけでございます。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 それでは七日午前十時から常任委員長会議を開いて十一時から、この委員会を開くということでどうですか。本会議は午後少しおそくなつても……。

長谷川四郎国民民主党

○長谷川委員 本会議は八日の方がいいでしよう。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは七日午前十時に常任委員長会議を開き、十一時にこの委員会を開いて、正式に運営委員会として会期延長の問題を決定する。本会議は八日にする。こういうことで御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではそのように決定いたします。     —————————————

大池真事務総長

○大池事務総長 この機会に簡單なことでございますが、御了承願いたいと思うことが一つございます。お願い申し上げたいと思いますのは、法制局の課長をやつております堀内茂彦君、この人は当時法制局の創立しますとき、農林関係の仕事を主管させるために農林省から無理にさいてもらつたわけです。そのとき農林省ではなかなかさいてくれませんでしたが、大体二年間ぐらいやつてもらえば後任も覚えるから、二年くらいたつたらまた返してもいいというような話合いをいたしまして連れて来ておつたのであります。その堀内君がすで二年になりますので、農林省の方で、どうしても返してもらわないと人事のやり繰り上困るということで、大体農林省としてはその人のポストなども見当がついておるようでございます。そこで農林省の方から、ぜひこの際前の内々の話合い等ともにらみ合せて、返してもらいたいという話が進んで来ておるのであります。そういうわけで、この農林省から連れて参りました方を農林省の方に返すために、退職を願い出ておるのであります。この点は将来、法制局として客省からいろいろ渡りをつけてとつて来る都合もありますので、御了承を願いたいと思います。従つてその後任としては、今農林省の万からも推薦者がございます。法制局長としては、後任者のことでございますから十分選考して、履歴等を調査の上、いずれ本委員会において御承認願いたいということでございますので、第三部第二課長の堀内君の辞職方をお願い申し上げたいと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 ただいまの法制局の人事承認の件を議題に供します。  何か御意見がありますか。     〔「異一議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本問題は、原案通り承認するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 御異議がなければさよう決定いたします。  それでは本日はこれにて散会いたします。     午後三時十二分散会

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