議院運営委員会 第32号
- 発言数
- 38 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1951/03/27
会議録
○小澤委員長 それでは、これから本日の会議を開くことにいたします。 まず、国家行政組織法の一部改正法律案について、参議院から回付案があるということで、非公式に話がありましたので、この回付案の取扱いについて御協議を願います。その内容については事務総長から御説明申し上げます。
○大池事務総長 こちらから国家行政組織法の一部改正法律案を可決して、政府案を送つておつたのでありますが、これに対して参議院の方から修正案が参る予定になつております。ただいま本会議にかかつておるのではないかと思います。その回付案の内容は、今お手元に配付をさせておりますが、こちらから送りましたのは政府案そのままで可決せられまして、各行政官庁に部を置くことができる規定が現在あります。それが本年度一ぱいで終りますので、部を設けることができるという規定を、一年間延期するという法律が向うへまわつておるわけであります。それに対して参議院の方の修正は、各行政機関で審議会、協議会というようなものについて閉会中緊急な必要がありました場合には、これを置くことができる、そのかわりに、それは行政法に従いまして、そういうものを置く場合には法律が必要になりますから、次の国会に法律案を出す、その法律案がもし国会を通らない場合には、政府はこれを廃止しろということで、閉会中次の国会までのつなぎのために、審議会及び行政協議会を各行政機関に置くことを臨時的に認める、そういう修正をして、まわつて来ることになつております。一応回付案の内容を御説明申し上げます。
○石田(博)委員 これは私どもの方は、きようでいいけれども、他の党の方はのむかのまぬか、それをきめていただくとして、ただこの案文中、向うが修正した終りから二行目に、「その法律案による法律」という言葉が入つておる。これはおかしいと思うのです。「その法律案が不成立になつた場合には」でたくさんで、この方が正しいと思うのです。
○大池事務総長 これは正誤にでもしていただいたらどうかと思うのです。向うではさらさらと書いてしまつたのではないかと思うのです。法律が不成立ということはないと思うのです。
○小澤委員長 「による法律」がいらないのですね。
○石田(博)委員 そこで、「による法律」というだけを正誤で直して来てもらうように、事務局でおとりはからいを願つておいてこの案に対する態度はあしたでも決定しようじやないですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではただいまの問題は、お話のように法文それ自体の表現が適切でないということでありますから、この根本的な案に賛成するとか反対するとか、のむとかけるとかいうことはあしたにして、一応事務当局からこの問題を参議院に交渉してもらつて、参議院で正誤してもらうように御盡力を願います。 —————————————
○小澤委員長 それから昨日協議をいたしました外国為替管理委員会委員任命につき同意を求めるの件を議題に供します。各党で御相談なさつたと思いますが、なお内容を事務総長からもう一度御説明願いたいと思います。
○大池事務総長 これは現在委員をやつております奥村竹之助君、杉原雄吉君が、ちようど三月三十一日に任期満了になりますので、さらにそのまま再任をいたしたい、こういう政府の申出であります。
○土井委員 わか党ではまだ相談しておりませんから、場内であとで御返事申し上げます。
○椎熊委員 私の方もあとで……。
○梨木委員 私の方は反対です。
○小澤委員長 それでは本問題は、一応本日の本会議に上程することにいたしまして、それに対する賛否は、場内において社会党、民主党から御返事をいただくことにいたします。 —————————————
○小澤委員長 それから次に、川上貫一君の議長職権による懲罰事犯が昨日委員会を結了いたしましたので、それをいつ本会議に諮るかという問題を御協議願いたいと思います。内容についてはおわかりだと思います。
○石田(博)委員 自由党といたしましては、事議員の一身に関する問題でありますので、なるべく愼重にやりたいと思いますが、二十九日に、ちようど外務大臣不信任決議案も出ますし、解散決議案も出ますから、そのときに同時上程をせられることを希望いたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○梨木委員 これは委員会におきまして、私の方から本人が一身上の弁明をしたいからという申出をしたのでありますが、これが許可されなかつたのであります。御承知のように、これは委員会で除名に決定したわけでありまして、議員としての資格を剥奪されます。そういう重要な処分でありますから、本会議において一身上の弁明を、ぜひ許してもらいたいと思います。
○小澤委員長 この問題の詳細は別として、大体何日の本会議で扱うかという問題が今自由党から出ておるので、一応二十九日ということで御了承を願つておいて、今の共産党からのお話等は、二十九日の本会議の前になおいろいろ御相談することにいたしましよう。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは川上貫一君の懲罰事犯の問題の取扱いは、二十九日の本会議に上程することに決定いたします。 —————————————
○小澤委員長 それから訴追委員会事務局の人事承認の件を議題に供します。内容については事務総長から御報告を申し上げます。
○大池事務総長 ただいま裁判官訴追委員会の職員として調査課長兼総務課長をやつております森虎男参事が、二十六年度の司法官の司法修習生に合格いたしまして、司法研修所に入所いたすことになりましたために、ぜひ退職をお願いしたいという申出がございました。従いまして、参事以上の職員については、当委員会で任命するとき及びやめるときに御承認を得ておりますので、その承認方を委員長の三浦寅之助君から申出があつたわけであります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○土井委員 異議ありませんが、身分の点はさしつかえないのですか。
○大池事務総長 衆議院の職員をやめてしまつてからです。この試験を受けることはだれでも受けられます。修習生の方の試験ですから、学校の方へ入らなければならないのです。
○小澤委員長 それでは本問題は承認することに決定をいたします。 —————————————
○梨木委員 私の方から出ております日本共産党非合法化に関する緊急質問、これをきようぜひやらしてもらいたいと思いますので、そういうおとりはからいを願いたいと思います。
○大池事務総長 緊急質問については、前にここでお話になりましたあと出たものを、この前申し上げておいたわけでありますが、今澄勇君の企業組合課税に関する緊急質問、それから麦の統制撤廃と価格政策に関する緊急質問、日本共産党非合法化に関する緊急質問、そのほか追放解除に関する緊急質問というように四、五件出て参りました。
○石田(博)委員 会期はゆつくりありますが、われわれの予定している審議の時日が切迫しておりますし、地方選挙も切迫しておりますので、なるべく早く法律案を参議院に送付する責任がわれわれにあると思いますから、今明日はできるだけ法律案を参議院に送付することに努力していただきまして、その以後においてこれを御相談いたしたいと思います。
○梨木委員 そうすると、きようが二十七日ですから、二十九日あたりに……。
○石田(博)委員 そのときに御相談申し上げましよう。
○梨木委員 では、そういうことにお願いいたします。
○小澤委員長 それでは本問題は二十九日に御相談申し上げることにして、本日は決定を留保いたします。 —————————————
○小澤委員長 それでは、あとは本日の本会議の順序でありますが、本日は日程以外に緊急上程の議案等もありますので、それを一括して事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 それでは、ただいま御決定になりました奥村、杉原両君を外国為替管理委員会委員に任命することの同意を求めるの件を一番最初に議長発議でお願いすることにして、それまでに各党の態度をおきめ願つて、採決をお願いいたしたいと思います。それから日程に入るわけでありますが、日程第一と二は外務委員長の守島伍郎君の報告でありまして、反対討論が砂間一良君。それから日程第三は運輸委員会理事小川平二君が報告をされまして、これには反対討論として社会党の川島金次君。それから日程第四ないし第七の四案は、法務委員長安部俊吾君の報告で、日程第四、五、六は共産党が反対でありますから起立採決、七は全会一致でありますから、議長から異議を問う。日程は第八は千賀農林委員長の御報告で、全会一致であります。これで昨日まで上つておりました法案は済みますが、本日もうすでに上つたものがありまして、ただいまお手元に差上げてあると思いますが、委員会終了予定議案のうち、内閣委員会の二つの案はすでに終了いたしております。これは理事の青木正君が御報告になりまして、反対が共産党で、討論の通告はございません。その次の地方行政委員会の分はまだ上りませんが、おそらく上るであろうと思いますのが地方税法の一部改正で、これは反対討論として共産党の立花敏男君から申出があります。それから大蔵委員会の分で、たばこ專売法の一部改正法律案はまだ上つておりませんが、物品税法の一部改正と、国税徴收法の一部改正が上つております。たばこ專売法の一部改正と、復興金融金庫に対する政府出資等に関する法律の一部改正も上る予定になつておりますから、すべて上つたものを一括上程願いたいと思います。これは夏堀委員長の御報告で、共産党が反対しておるようですから起立採決、こういうことになります。
○石田(博)委員 ちよつと社会党の方に伺うのだけれども、さつき会議を開く前にお話した通り、日程第三の日本国有鉄道法の一部を改正する法律案は、條文の間違いを直すだけなんです。それを直すだけなのに、反対討論などはおかしいと思うのです。兼職の問題については、あとで別にあなた方の方で議員提出をされるというのなら話はわかるのですけれども、これは現在すでに議論されてきまつたものであり、しかも社会党修正案できまつた法律案です。その中に先ほど倉石君が読んだような字句の間違いがあるから、それを直すだけで、それについて反対も何もないわけだと思うのです。
○土井委員 それについて、あとの問題があつたから反対したのです。
○石田(博)委員 あとのはあとで出るのだから、そのときに反対されればよい。
○土井委員 これは川島君が反対討論をするように申出ているものだから、当人がどういう角度で言つているか聞いてみなければわからぬ。聞いてみて、場内で返事をします。
○小澤委員長 それでは、その点は場内で御連絡を願います。 そうすると、本会議は何時にいたしましようか。 〔「一時半」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは一時半に開くことにいたします。 これで散会いたします。 午後一時三分散会