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10回国会衆議院1951/03/26

議院運営委員会 第31号

発言数
33
登壇者
7
会派数
4
開催日
1951/03/26

会議録

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 これより本日の会議を開くことにいたします。  先般御協議願いました国家公安委員任命につき本院の同意を求めるの件、これは小汀君の問題でございますが、この問題について御意見を伺います。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 私の方は、きようの本会議にかけることに賛成いたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本問題は、本日の会議に上程することにいたしますが、どこか反対の党は、ございませんか。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 私の方は反対いたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは起立採決ということになります。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に外国為替管理委員会委員の任命につき両議院の同意を求める件を議題に供します。事務総長から御説明を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 ただいまお手元に差上げでございます奥村さん、杉原さん、これは現在院の承認を得てなつておりますが、三月三十一日までで任期が満了いたします。従つて引続き再任をいたしたい、こういうのが政府の要求でございます。そこでこれについて同意を与えるかどうか、院議によるわけでございますが、再任のことであるから特に党議にかけないでよいということになれば今日お願いいたしますが、もし党でもう一ぺん研究いたしたいということならば、先例によりまして次会に御決定願うということになります。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 これについては、多少われわれの方で異論もありますし、党に帰つて相談したいと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本日はその決定を留保いたしまして、次会に御協議願うことにいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 次に決議案取扱いの件でございます。決議案はいろいろありまして、共産党からの吉田外務大臣不信任決議案、それから平和擁護に関する決議案、それから社会党から出ました衆議院解散に関する決議案、これだけでございます。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 平和擁護というのはいつ出たのですか。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 四、五日前に出してあります。

大池眞事務総長

○大池事務総長 一応、念のために読んでみます。    平和擁護に関する決議   日本は、ポツダム宣言の受諾により、武裝解除と徹底的民主化を通じて、平和国家の建設を義務づけられている。   特に、日本は原爆の惨かを最初にうけ、戰争の悲惨と罪悪を身にしみて体験している。従つて国民は新戰争を心から恐怖し、憎悪し、その危險におびえている。   よつて、政府は国民の要望にこたえ、平和を守るため、次の措置をとられたい。   一 平和を守るための一切の国民運動を奬励助長すること。   二 犯罪的戰争を宣伝し、ちよう発し、並びにこれに協力する一切の行為を禁止する措置を講ずること。  右決議する。  こういうのであります。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 この平和擁護決議案は、わが党から出したものでありますが、内容にも盛られてありますように、当面日本の人民のみならず、すべての世界の人たちが、戰争の問題について非常な関心と危惧を持つているのであります。この戰争を防止し、平和を擁護するということは、きわめて緊急重大な問題だと思いますので、戰争を宣伝したり、あるいは戰争を挑発するような行為を禁止するということが、戰争を防止し、平和を守る大きな一つのかぎになつております。そういう趣旨でこの決議案を出したのでありますから、ぜひこれは本会議に上程されんことを希望いたします。

石田博英自由党

○石田(博)委員 今梨木君から御発言があつたのでありますが、これは決議案に対する慣例がありますので、委員会の審査を省略すべきものでないと思います。従つて外務委員会あたりででも愼重御審議願いたいと思います。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 私の方も、実はこの問題の内容については、まだ取上げて研究しておりませんので、これを委員会にまわすか、本会議に上程するかということは、次の機会まで待つてもらいたいと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本日は、この取扱いはあとにまわすことにいたします。あとの二つの問題について……。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 私の方から、衆議院解散に関する政府の助言要求に関する決議案という形式で出しておりますが、きようはいろいろな案件もたくさんありますので、できますれば明日の本会議に上程さしていただくようにおとりはからい願いたいと思います。

石田博英自由党

○石田(博)委員 ちよつとお伺いしますが、せつかくお出しになるのなら、これは大きな問題でございますから、一両日置いて、あらかじめ日をきめて——討論の準備もあることでありますから、二十九日あたりに堂々とおやり願うというわけに行きませんか。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 もちろん重要な案件でありまして、討論等の準備もありますから、明日ということも固執いたしませんが、いずれ当分連日のように本会議を開かなければならないような情勢にありますので、二十八日か九日ということで……。

石田博英自由党

○石田(博)委員 二十九日ときめておきましよう。その方がいいじやないですか。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではこの問題は、二十九日に上程することにいたします。  それから吉田外務大臣不信任決議案が共産党から出ておりますが、これについていかがいたしましようか。

梨木作次郎日本共産党

○梨木作次郎君 これはもうずいぶん長い間さらしものになつておつたのでありまして、私の方は緊急に上程してもらいたいと思うのでありますが、あとから出ました社会党の解散決議案が二十九日ということになりますのなら、あるいは同時でもかまいません。とにかくこれはぜひ上程するようなとりはからいにしていただきたいと思います。

石田博英自由党

○石田(博)委員 それは私どもの方としては一向さしつかえありませんが、ただ社会党さん、あるいは民主党さんの御意見を伺つた上で……。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 実は今度の解散要求の決議案も、実質的な意味から見れば、一つの内閣不信任的なものにも相なるわけでございますが、私の方としては、別途内閣不信任案の提出の時期を実は目下考えているわけでございますので、そのうちの一部分である外務大臣に対する不信任というような、分割的なものを出すことについては、前から反対の意思を表明して来ているのであります。しかしこの段階で、共産党の方でどうしてもやらなければならないという御主張であれば、党には相談してありませんが、私としてはおやりになつてもよいと思います。

園田直国民民主党

○園田委員 私の方も、二十九日の上程に反対はいたしません。

石田博英自由党

○石田(博)委員 自由党としても、二十九日に上程せられることに異議はありません。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではこの二つの決議案は、二十九日いずれも上程することに決定いたします。なお討論者その他は、後に御決定願うことにいたします。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 あとは本日の議事の問題でございます。この議事の問題につきましては、一応土曜日に決定してございますが、再確認する意味において、事務総長から御説明を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 本日の議事日程の順序でございますが、先ほどきめていただきました国家公安委員の任命といたしまして小汀利得さんの承認、この問題を一番最初議長発議で御決定願いまして、それから議事日程に入ります。日程第一は、恩給法の一部改正について飯塚定輔さんが趣旨弁明をおやりになります。これは全会一致でございます。次に、日程の第二から十まで、九案ございますが、これは大蔵委員会理事の小山長規さんが御説明になりまして、討論がございます。反対討論が、二から五までにつきまして田中織之進君、それから次に林百郎君、このお二人でございます。従つて二から五は反対が共産党と社会党と共通しておりますので、この討論の後に一括して起立採決、六から十までは、反対が共産党だけでございますから、これも起立採決。日程第十一、十二、これは文部委員会のものでありまして、理事の若林義孝君が御説明になりまして、採決は、日程十一は共産党の反対がありますので起立採決、十二は全会一致でございます。日程第十三、第十四、これは一括でありまして、電気通信委員会でこしらえました案でございますが、橋本登美三郎さんが御説明なさいます。これも共産党が反対でございますから起立採決。日程第十五、これは水産委員長の冨永格五郎君が報告されます。前会一致。次に日程第十六、これは厚生委員長松永佛骨君、共産党の反対で起立採決。日程第十七、第十八が運輸委員長の前田郁君、これも起立採決、反対は共産党。それだけでございます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 あと緊急上程のものは……。

大池眞事務総長

○大池事務総長 今のところございません。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、討論は先例によりましていずれも十分以内ということにいたしまして、本会議の開会時間は二時ということにいたします。  なお大分日にちも切迫して参りましたので、きよう中に上る議案がありますれば、明日本会議を開くということを御了承願います。  本日はこれで散会いたします。     午後一時三十二分散会

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