議院運営委員会 第27号
- 発言数
- 34 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1951/03/17
会議録
○小澤委員長 それでは、これより本日の会議を開くことにいたします。 この際新議長から発言の申出があります。これを許します。
○林議長 一応ごあいさつを申し上げます。 今回、はからずも議長の重職に御推挙を受けましたが、議事運営につきましてはまつたくふなれなので、従つて先例によつてお諮りの上、当委員会の御意向に基きまして事に当つて行きたいと考えております。議院運営委員会の皆様の絶大なる御援助を切にお願い申し上げたいと考えます。 なお、昨日の幣原前議長の衆議院葬が滯りなく、しかもきわめて盛大に行われましたことは、ひとえに議員諸君の御厚意のたまものでありまして、葬儀委員長といたしまして厚く御礼を申し上げるわけであります。ちようど昨日が幣原先生の初七日に当りましたので、私は副議長、事務総長とともに議員及び事務局員一同を代表して御燒香をして参つたわけであります。御遺族からは、議院の皆様によろしく御礼を申し上げてもらいたいということであります。なお本日喪主の道太郎君がわざわざ御礼に来られましたことを御報告申し上げまして、ごあいさつを終りたいと思います。(拍手)
○小澤委員長 それではまず第一に、公職選挙法の一部改正法律案が参議院で修正されて回付されて参りました。これについて事務総長から御説明を願いたいと思います。
○大池事務総長 私から簡單に御報告申し上げますが、先般こちらを通つて参りました公職選挙法の一部改正法律案が、参議院の方で修正をして回付されて参りました。これについて各党で御態度をきめていただきまして、選挙法のことでありますから、なるべく早く上程のとりはからいをお願いいたしたいと思います。 改正の点は二点ございまして、十分御承知のことと思いますが、従来から技術者と同じように、技能者も在職中は公職の候補者となることができなかつたのでありますが、その技能者だけは在職中立候補してもよろしいということが一点であります。それからいま一点は、夜間街頭演説、連呼の行為を禁止することの規定が入つたのでありまして、だれも午後の十時から翌日の午前六時までの間は、選挙運動のために街頭で演説をしたり、または特定の候補者の氏名もしくは政党その他の政治団体の名称を連呼してはならない、こういう規定を入れたのであります。この二点が修正でありまして、それ以外の点はこれに伴う条文の整理等で、順繰りに繰下つたような点でございまして、かわつた点はそれだけであります。
○小澤委員長 これに対して御意見等がありましたらお願いいたします。
○石田(博)委員 自由党といたしましては、参議院の修正案を承認することに態度を決定いたしております。なお公職選挙法は、二十日から実施しなければなりません関係がありますので、本日の本会議に緊急上程をお願いいたしたいと考えます。
○椎熊委員 わが党は、この参議院の修正案はしごくごもつともだと同感しておるのですが、のんだ方がよいと思いますので、なるべく早く上程してもらいたいと思います。
○松井(政)委員 私の方も異議ありません。
○梨木作次郎君 私の方は党と相談したいと思います。
○小澤委員長 それでは、皆さん大体御同意のようでありますから、これをのむことにして、本日緊急上程いたします。 —————————————
○小澤委員長 次に、前回御協議を願いました公正取引委員会委員任命につきまして、本院の同意を求める件を議題に供します。
○大池事務総長 これはこの前申し上げて、各党で御態度を決定の上、次の運営委員会できめようということになつておりましたが、北澤新次郎君と湯地謹爾郎君を公正取引委員会の委員に任命したい、これは衆議院の同意を必要といたしますので、御態度がきまつておりますれば本日中にもお願いしたい、こういうことであります。
○椎熊委員 わが党はまだきまつておりませんから、きようでない方がよいと思います。
○松井(政)委員 私の方は賛成です。
○梨木作次郎君 私の方は反対です。
○小澤委員長 それでは民主党からの申出もありますから、本日は一応決定を留保いたしまして、次会に決定することにいたします。
○椎熊委員 ちよつとこの際お願いしたいのですが、衆議院議員の中から出る裁判官彈劾裁判所の裁判員は、各党に比率によつて割当てられておつたのです。わが党はさきの総選挙直後、まだ犬養さん等も一緒におりました時分に一名割振られて、それが田中伊三次君になつておりましたが、そのまま犬養派となつて脱党せられて、遂に自由党に吸收合併せられてしまつた。従つてあれを持ち逃げされたようなかつこうになつておるが、これはあの裁判所の性質にかんがみて不公平である。自由党は一人多くとり、こつちは持つておるべきものがなくなつたというような事実がある。そこで事務的に手続ができれば、党で御心配の上、田中さんにお返しを願いたい、こういうことであります。
○石田(博)委員 この比率は今どうなつておりましようか。
○大池事務総長 当時は四、一、一でありまして、今もかわりはありません。従つてただいまは自由党の方が五人おつて、民主党がいないという形になつております。
○石田(博)委員 それではこの次にでも、できるだけすみやかに御返事するようにいたしたいと思います。
○小澤委員長 それではただいまの椎熊君の発言の点は、自由党でその趣旨を体しまして協議した上で、この次に御返事をするということに決定いたします。 —————————————
○小澤委員長 それでは次に、本日の本会議の議事順序について御協議を願います。事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 それでは本日の会議の順序でございますが、日程は第一ないし第十三まであります。それにただいま御決定になりました公職選挙法の一部改正法律案は、参議院の回付案でありまして、のむかのまないかを決定するだけでありますから、満場一致ならば起立採決の必要もないと思いますが、共産党の意見がまだ留保されておりますから、それによつて一番最初に議長発議でお願いいたしたいと思つております。その次に、日程第一と第二は一括上程いたしまして、内閣委員会理事の江花靜さんが委員長報告をされます。これは共産党が反対でありますから、起立採決。日程第三は労働委員会のものでありまして、理事の島田さんが御報告になりまして、共産党の今野武雄君の反対討論の後、起立採決。日程第四、第五は文部委員会のものでありまして、理事の岡延右エ門君が御報告になります。第四の方は全会一致でありますから問題はございません。第五は共産党が反対でありますから起立採決。日程第六から第八は通産委員会のものでありまして、委員長の小金君の報告で、共産党がいずれも反対しておりますので起立採決。それから日程第九、第十は農林委員長の千賀康治君の報告でこれは全会一致でありますが、第十の方は大森玉木君から賛成討論の通告があります。
○松井(政)委員 十の問題については、私の方から上林與市郎君が賛成討論をいたしたい。
○石田(博)委員 これは全会一致ですから、賛成討論はやめましようよ。
○椎熊委員 これが全体を代表して一人ならよいけれども、もしそうでないなら、私の方は棄権します。
○大池事務総長 それでは大森さんのを御撤回になりましたから、全会一致で、討論なしということになります。日程第十一と第十二は厚生委員長の松永佛骨君が御報告になります。これも二案とも全会一致であります。最後の日程第十三は法務委員会のものでありまして、理事の北川定務君が御報告になりまして、全会一致でございます。これで一応日程は済むのでありますが、文部委員会から、昭和二十六年度に入学する兒童に対する教科用図書の給与に関する法律案が本日上りまして、これを緊急上程願いたいということであります。従いまして日程第十三のあとに、今の法案の緊急上程を御承認願いたいと思います。これはやはり岡さんが御報告になりますか。
○岡(延)委員 私がやります。
○石田(博)委員 文部委員会のは一括できませんか。別にやりますか。
○大池事務総長 あとに差込む方がよくはないかと思います。
○小澤委員長 それでは、このうち討論のあるものは、例によつて十分以内ということに御了承を願います。
○梨木作次郎君 私どもの方から出ております外務大臣の不信任案はどうです。
○小澤委員長 これは適当な機会に一緒に議論する機会があると思います。きようやつても同じことになりますから、きようだけはひとつ……。 それでは、あとありませんね。開会、時間は何時にしますか。 〔「一時半」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは開会時間は大体一時半ということにして、本委員会はこれで散会いたします。 午後零時五十七分散会