議院運営委員会 第20号
- 発言数
- 51 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1951/02/26
会議録
○小澤委員長 それではこれから本日の委員会を開くことにいたします。 一番最初に、首都建設委員会委員任命につきまして、両議院の同意を求むる件を議題に供します。事務総長から内容について御説明を願います。
○大池事務総長 ただいまお手元に差上げてありますように、首都建設委員会委員の学識経験者として、四名を内閣で任命したいというので、両院の同意を求めて参つております。これは御承知の通り、首都建設法で九人をもつて委員会ができます。委員の第一は建設大臣、それから東京都知事、この二人はきまつているわけですが、それ以外に衆議院議員の中から衆議院で一人指名をしなければなりません。また参議院議員の中から参議院が一人指名をいたします。それから東京都会議員の中から一人都会が指名をいたします。それで五人できまして、それに学識経験者四名が加わつて九人になるわけですが、その学識経験者の選考ができたとみえまして、同意を求めて来られております。従いまして、同意をするかしないかという点について、各党で御研究を願つて、適当の時期に同意の議決をお願いしたいのですが、衆議院みずからやるべきものを除いて、政府の分だけを先に同意するということもおかしいと思いますので、衆議院議員の中からの人選をお願いをいたしまして、それができたときに、一緒にお願いしたらどうかと思つております。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 そうすると、もちろん一名ですから、自由党からいただくことになると思います。
○土井委員 いや、必ずしも自由党ということではないでしよう。
○小澤委員長 それを御相談願うわけですが、大体自由党でいただくことにして、次会までに人選をして持つて来ることにいたしたいと思いますが、いかがでしよう。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 ではこの問題は、衆議院議員の中から選定する一名は、自由党へ割当ててもらうという点だけを決定いたしまして、その他の点はすべて次会に一緒に決定をしたいと思います。
○石田(一)委員 ちよつと、これはもちろん仮定のもとに立つのですが、もしこの次に総選挙がありとしますと、そのときに政党の議員数が変化するわけです。そういう場合に今多数であるからというので自由党から選ばれたのですが、選挙の結果数に変動が起きた場合に、これが変更されるものであるかどうかということをお聞きしたいのです。
○大池事務総長 それは規則は全然ございません。
○福永(健)委員 任期はどうなつていますか。
○大池事務総長 任期は別になかつたのではないかと思います。
○福永(健)委員 選挙で落ちれば、もちろんそれきりですね。
○小澤委員長 政党の分野がかわつた場合のことです。
○土井委員 そうすると終身ですか。
○大池事務総長 今調べます。
○小澤委員長 それではその問題は、この次最終的に決定するまでに調べることにいたしましよう。
○石田(一)委員 今自由党が多数だからというので、その中から選ぶということに決定するならば、次の選挙の結果分野がかわつたときには、かわらなければならぬことになりますね。
○土井委員 そういう点は具体的に申合せをしておかないといけない。
○石田(一)委員 この首都建設委員の衆議院側から選ばれる委員は、衆議院議員であるという資格のみでよいのか、それとも東京都の選出ということが必要なのか……。
○大池事務総長 それはございません。
○石田(一)委員 しかし、できる限り東京都に関係した者の方がよいのではないかというふうに思いますね。
○福永(健)委員 それは常識的に考えることにしたらよいと思います。
○小澤委員長 それでは、この問題はそういうことに決定します。 —————————————
○小澤委員長 次に、決議案の取扱い方の件を御協議申し上げます。 第一番に、吉田外務大臣不信任決議案、これが共産党から出ておりますが、この取扱い方を御協議願います。
○竹村委員 これは土曜日に一応やつたのですが、御承知のように、こういう問題は非常に重要な問題でありますので、先例にもよりまして、ぜひ本日冒頭にお取上げくださることをお願いいたします。
○岡延右エ門君 この問題は、この間国民民主党の椎熊さんからも、今予算等で非常に重大な時期だから、それが済んでからにしたらどらかというお話がございましたが、われわれとしてもそういう方針で行きたいと思つております。
○小澤委員長 まあ、きようとあしたは予算関係の議案が審議されるから、それが済んでから、あらためて取扱い方を相談する……。
○土井委員 これは予算が遅れて、きよう、あるいはあす決定するというわけですが、それから後ということは、本来の面から行くと道が違うのです。不信任案が出たら当然先にやらなければならぬ。なぜならば、不信任案が通過するかもしれぬ。通過したら、吉田内閣がなくなつて、予算案だつて組みかえということが当然行われる。だから予算案の問題を前提として、この問題をあとまわしにするということは、論理的にはぼくは間違つておると思います。従つて、そういうことを別にして、今提出されておる不信任案をどう取扱うかという事柄について、別個の角度でお互いが検討するということならば、ぼくはさしつかえないと思うのです。
○小澤委員長 結果としては自由党と同じだが、理由が違うということですね。
○竹村委員 ただいま土井君からもいろいろお説がありましたが、わが党としましては、重ねて申し上げませんが、これが予算案よりも重要でないというようなことはないはずなんです。元来大臣の不信任案が出ているのに、これをほおかむりして予算案を審議する、あるいはほかの議案を審議するということ自体がおかしい。従つてわれわれとしては、絶対これを撤回する意思はございません。
○小澤委員長 撤回しろという意味じやないのです。どう扱うかという問題です。
○石田(一)委員 これは土曜日のおそく共産党から提出された問題でして、昨日は日曜で、もちろん予算委員会はあつて、委員は出ましたけれども、ほとんど幹部も出ていない。われわれ野党としても、この問題に対してどう態度を決定するかということは、まだ全然党にはかつてないわけです。これから党にはかつて、共産党からこういうものが出ておるが、これに同調するか、どうするかという態度を決定するために、次会まで保留していただきたいと思います。
○竹村委員 せつかく石田君の仰せでありますが、土曜日には椎熊氏が出られて、党議を決定するために、その取扱い方については二十六日の月曜日まて延ばすという話があつたわけです。そこで私はお聞きいたしたいのでございますが、大体党議決定は何日ぐらいかかるものか、そういう点をはつきり具体的にお聞きしておきたいのです。そうしないと、きようは延ばしておくということで、ずるずるいつまで延ばして行くかわからない。
○倉石委員 しかし、何か問題があつたときに、党議決定まで待つてくれということは、今まで何べんも前例があることです。
○石田(一)委員 土曜日には、今竹君が言うように、椎熊君は党議の決定まで待つてくれと言つたのではないのです。党議決定ということは、きよう初めて私が言い出したのであつて、これはぜひそういうふうにとりはからつてもらわないと、今われわれがそれをどうするということを決定することは、非常に越権だと思いますので、ぜひそういうふうにお願いしたいと思います。
○梨木作次郎君 いろいろ事情を伺いましたが、きよう、あすいろいろ議案が輻湊しておるということのようであります。本質的に言えば、不信任案というものは、政治的にも、先例的にも先に取扱うべきものだと思いますが、それはともかくとして、皆さんの方でもそういう建前から、きようあすはできないということになつたとしても、それではいつごろかということを、やはり政治的に早急に決定しなければならぬと思いますから、そういう点についてはどういうぐあいにお考えになつておられるか、伺いたいと思います。
○小澤委員長 まあこれは、常識的な判断にまつよりほかないのですが、石田さんが党議を決定するまで待てということは、党議を決定するのに一週間も十日もかかるわけではないと思うし、また自由党の方で、きようあしたを別にしてといこうとは、これも一週間も十日もということではないと思います。そういう点は常識的に判断していただきたいと思います。つまり、あす、あさつて済んだ最近の機会にという意味じやないですか。
○梨木作次郎君 きようあすと済んで最近の機会というように承つてよろしうございますね。
○小澤委員長 大体そういう趣旨で、本日はこの決定を留保いたします。それでは次に、輸入確保に関する決議案の取扱い方について御相談を願います。
○土井委員 これも本日は留保しておいて、またあした打合せをするということにしていただきたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○小澤委員長 それでは、これも本日は決定を留保いたします。 —————————————
○小澤委員長 そうすると、本日の本会議の議事の順序等でありますが、例によつて事務総長から一応お考えをお伺いいたしたいと思います。
○大池事務総長 本日の議事日程は、御承知の通りの予算関係の税法案が八件と、あと大蔵委員会で上りましたものを二つ掲げてございます。そこで日程の第一、第二、第三とありますが、第三は、上る順序はおそかつたのですが、反対される方の方が社会党、共産党、それから労農党、この三派が共同して御反対の案件でございますので、採決の都合上、日程作成の上でこれを上に上げて参つた次第であります。それから四から八までは共産党のみが反対であります。従いまして、大蔵委員長が一ないし八の八件について委員会の報告をいたしまして、これに対して反対討論として、先日おきめを願いましたように、松尾トシ子君が第一位でございまして約三十分、それから賛成討論として自由党の小山長規君が約三十分くらい、それからその次が反対討論として竹村奈良一君が約二十分前後、それから賛成討論として民主党の宮腰喜助君が四十分くらいと聞いております。この四人で討論は終結いたしまして採決になりますが、反対の関係で、採決はどうしても一、二、三だけを一括して採決をいたしまして、四から八までを一括して採決をする。二度の採決に相なろうと思つております。共産党の方はぜひ記名投票にしてくれぬかという話でありますが、二度とも記名投票というのもおかしい、半分を記名投票で、あと起立採決というのも、同じものですからおかしいと思うのですが、どういうぐあいになさいますか……。
○倉石委員 起立採決でいいでしうよう。
○竹村委員 そのかわり不信任案を早よう出すのだつたら、負けておきましよう。
○大池事務総長 それでは、これは起立でお願いいたしまして、日程第九、第十は、大蔵委員会理事の奧村又十郎君が委員長報告をいたされまして、これは二案とも全会一致でございますから、議長から御異議を問うということでよろしいのではないかと思います。あと運輸委員会で水先法の一部を改正する法律案、それから北海道開発のためにする港湾工事に関する法律案、この二案が上つておりまして、これは各派御一致のようでして、時間があれば緊急上程を願いたいということであります。討論はございません。理事の坪内八郎さんが委員長報告をされます。
○椎熊委員 ちよつとその点について、簡單に全会一致になつておる理由を申し上げますと、今まで国費でやつていたものが、港湾法によつて、自治体でやらなければならぬことになつて、北海道のようにいろんな工事の多いところでは、自治体でまかない切れないから、港湾法の特例として、国庫補助でやつてもらうということで、全部賛成を得たのです。
○大池事務総長 本日の議事はそれだけでございます。
○小澤委員長 あしたは定例日でありますが、大体予算を上げる。しかし予算委員会が済まなければわかりませんけれども、一応本会議を開くことに御承認を願います。
○椎熊委員 なお、これは今審議中ですけれども、あす予算が出たときに、日本法における漁船拿捕に関する緊急質問をしたいということで、水産委員会で満場一致ですから、それをわが党の林君にやらしてもらいたいと思つております。これは政府も望んでおることですから……。
○小澤委員長 それでは本会議は一時半くらいでいかがでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは一時半から本会議を開くことにいたします。 本日はこれで散会いたします。 午後一時八分散会