議院運営委員会 第19号
- 発言数
- 34 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1951/02/24
会議録
○小澤委員長 これから本日の運営委員会を開くことにいたします。 きようお集まり願つた大体の趣旨は、本日予算関係の所得税法の一部を改正する法律案外七件が委員会を上つております。その扱いをいつどうするかということと、もう一つは予算案が明後日、月曜一ぱいに上るというような理事会の申合があるそうでありまして、これに対する本会議の日取り、あるいは発言等についての御協議を願いたいと思います。
○大池事務総長 所得税法その他税法関係の法案については、ただいま討論の申込みといたしまして、社会党からは松尾トシ子さん、民主党からは宮腰さん、共産党からは竹村さん、この三人が討論をしたいという御要求があります。これは所得税法、法人税法、それから租税特別措置法、これは社会党、共産党とも反対でありまして、それ以外の通行税から骨牌税までの五法案に対しては、共産党だけが反対になつております。
○小澤委員長 そこでどうでしようか、税法と予算と一緒ということも困難だと思いますから、まず税法だけを月曜日に特に本会議を開いて審議することにいたしまして、予算案が上つて来ましてから、また火曜日に本会議を開いて、予算案を審議してもらうということで、いかがでございましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは日取りはとりあえず税法関係は月曜日午後一時から、予算関係は火曜日午後一時からということでよろしゆうございますか。
○椎熊委員 予算ですが、今委員会でいろいろ順序をきめて、與、野党間かたい約束をもつて運営しております。ところが、たまたまきようあたり農林大臣は病気と称して出席しない。そのために農林関係の質問者が数名残つていて、今もんでおります。政府の責任でそういうことになりますと、この予算が火曜日に上るとはつきり言うこともできないので、一通りそうきめておいてもらうことはいいが……。
○小澤委員長 それでは月曜日に上つた場合は、火曜日にやるということにいたしておきます。
○石野久男君 税法の問題については、所得税法の改正、法人税法の改正及び租税特別措置法については、労農党はやはり反対いたします。
○小澤委員長 討論は……。
○石野久男君 討論はいたしません。
○大池事務総長 そうすると、明後日の大体の討論時間等、ほぼ見当がつきましようか。
○梨木作次郎君 私の方は二十分ほしいと思います。
○椎熊委員 私の方は宮腰さんですが、少し長いかもしれません。三、四十分くらい。
○上林委員 社会党は、松尾さんの討論時間は三十分程度いただきたいと思います。
○大池事務総長 いずれ自由党の方も賛成討論をなさるでしようが、この程度なら二時間半くらいで終ると思います。小会派がもし一本でまとまつて来られれば……。小会派で賛成、反対両方ございましようか。
○石野久男君 そうです。
○大池事務総長 それではしかたがございませんね。
○中村(寅)委員 私どもの方は保留しておきます。
○大池事務総長 予算の方はいずれまた月曜なら月曜、各党の御様子によつてお願いしたいと思いますが、この前、第七回の二十五年度予算のときには、委員長報告は別といたしまして、三時間半ぐらいで済みました。大体四十分、三十分、二十五分くらいでございました。
○椎熊委員 私の方の予算の討論は中曽根君です。
○大池事務総長 これはいずれ各派また出ましようから、大体三時間半くらいのものを割当てていただいて、大体事務的にこの前の例から推して予想しましたのは、予算は委員長報告が三、四十分で終りますので、自由党が一番数が多いから一時間程度、民主党は五十分程度、社会党は四十分程度、共産党は三十分程度、小会派が十分ないし二十分程度、これならば三時間四、五十分で、この前と同じ程度で行くのじやないかと思つております。いずれ具体的には討論者がきまりましてからお願いいたしたいと思います。 —————————————
○小澤委員長 なお共産党の方から、吉田外務大臣不信任の決議が出ておりますが、その内容について事務総長から御説明願います。
○大池事務総長 二十三日、昨日提出を受けまして、本日オーケーが参つておりますが、吉田外務大臣の不信任決議案が河田賢治君外二十五名から出ております。決議の文面は、衆議院は外務大臣吉田茂君を信任せず。右決議する。これだけの簡單なものでございます。理由として付記されておりますのは、外務大臣は秘密外交主義をとつているというのが第一点、第二点は、講和問題の処理に関し国民大多数の意思を無視している。第三点は、隣国中国に対する貿易を禁止し、日本の政治、経済、産業の自由独立を放棄している、こういう三つの理由をあげまして不信任をする、こういう意味の決議案が出ております。
○竹村委員 私の方は、今事務総長から報告があつたように不信任案を出しているわけでございますが、これはいろいろ前例もあることでございますから、月曜日の冒頭に上程されんことを特にお願いいたしておきます。
○福永(健)委員 実は私どもこれは初めて伺つたのですが、お出しになることもけつこうですが、これをどう扱うかということは月曜日に御相談願いたいと思います。
○田中(織)委員 不信任案が出ていることは私ども今伺つたようなわけです。われわれといたしましては、この不信任案に対する態度についても協議しなければなりませんので、今福永君から出ましたように、この取扱いについては月曜日の議運でやるということにいたしたいと思います。
○椎熊委員 現在予算案、税法案という大問題を控えているときに、まつたく政治的色彩の濃厚な、こういうものをやるというのはどうかと思う。それは予算が済んでからにしてもらいたいと思います。
○田中(織)委員 その点は、これは月曜日にでも取扱いを協議した上でなければわからぬと思いますが、今椎熊君の言われるような意味合いでは、私は予算とか税制とかいうような重要な案件が出ているときこそ、政治的な問題が一番重要になると思います。ことに予算に関連してそういう問題もあるので、われわれは、愼重に考えなければならぬということになると思います。月曜日の結論を椎熊君が出されているような形ですが、そういう点を申し上げれば私どもも意見がありますから、それは月曜日に申し上げることにいたします。
○小澤委員長 それでは本問題は月曜日の運営委員会であらためて協議することにいたします。本日は決定を留保いたします。 —————————————
○大池事務総長 御報告ついででございますが、社会党の川島金次君から輸入確保に関する決議案というものが出ております。この決議案の取扱い等もいずれ御決定さるべきことであると思いますので、このことだけ御報告申し上げておきます。
○田中(織)委員 実はこれは予算委員会で各党ともに取上げている問題でございます。予算と関連して、ことに予算の審議中にも、たとえばドル資金が余つている、だから輸入を確保しなければならぬというようなことを議論している間に、国際価格の騰貴で、ドル資金も手持ちが少くなつているというような事情が昨今出て来ているような点がありますので、これは予算と関連して、政府に何か処置を緊急に願わなければならぬという意味合いで、私どもの方は実は一応手続を進めたわけでございます。できればこの問題は各派の御賛成を願つて、全会一致で国会の要望として、日本経済自立のために輸入を確保したい気持でございますので、この点については月曜日に討議願うこともぜひやつていただきたいと思いますけれども、提案がございますれば、各党御賛成を願いたいと思います。
○椎熊委員 われわれの方も同意見です。野党連合でも話が出たくらいですから、これは拔けがけ的に出さないで、一旦きようはひつ込めて、われわれの方と相談してください。共同提案にしよう。自由党でも反対じやないだろう。
○小澤委員長 それでは、きようはこれは話題に出さないということにしておいてください。
○田中(織)委員 それではそういうことにいたします。できるだけ早く出すように各党の御協力を願いたいと思います。
○小澤委員長 それではこれで散会いたします。 午後三時十五分散会