議院運営委員会 第18号
- 発言数
- 20 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1951/02/22
会議録
○小澤委員長 お待たせしました。これから本日の会議を開きます。 第一に、決議案が提出されておりますので、これを議題に供します。内容については事務総長から御報告申し上げます。
○大池事務総長 お手元に差上げますが、内地と奄美大島との経済交通の円滑化に関する決議案というのが出ておりまして、内容は、「奄美大島を含む大島諸島は、一六一一年(慶長一六年)以来薩摩藩島津領に属し、一八七一年(明治四年)鹿兒島県令の直轄地となり、一八七九年(明治十二年)鹿兒島県大島郡となり、自来全く内地と同様に取り扱われてきた。従つて琉球列島にはもちろん属しておらず、その住民の生活をはじめ文化、産業、経済等は全く内地に依存するの深い関係を持つている。しかしてその領土権はあくまで日本にあることは疑いのないところである。しかるに一九四六年(昭和二一年)一月以来占領軍行政の便宜上北緯三十度線をもつて内地と行政所管を異にせられたため、現在鹿兒島県及び内地とは全く分離せられて、同島の住民とその出身者及び血縁関係者にして内地に在住する者との交通は著しく制限せられて、沖縄以上に不自由であるばかりでなく、一般の交通、物資の出入の手続については外国に対する以上の不便があり、経済、文化発展の上にも著しい障害を受けている。又このために生ずる住民並びに関係者の苦痛は甚大で同情に堪えないが、これと関連して他面密出入国又は密輸出入による犯罪等もひん発しているのは誠に遺憾である。政府は、この実情にかんがみ、速やかに関係方面に事情を訴え、講和の成立を待たず、内地と大島諸島との経済交通の円滑化を図るよう努力せられたい。右決議する。」というのであります。
○土井委員 これは各党でやつているのですか。
○大池事務総長 鹿兒島県選出の方はみな入つております。
○小澤委員長 そうすると、提案趣旨の説明はどなたがやられますか。
○岡(延)委員 床次徳二君がやります。
○小澤委員長 討論はありますか。
○岡(延)委員 上林山榮吉君が賛成討論をやります。
○小澤委員長 そうすると、賛成討論は自由党だけ一人ということにして、時間は大体十分以内ということにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 そうすると、これを一番最初におやりになりますか、それとも一番あとでおやりになりますか。
○小澤委員長 ちよつと速記をとめて御懇談を願います。 〔速記中止〕
○小澤委員長 それでは懇談をとじまして、この決議案は一番最初にいたします。 —————————————
○小澤委員長 続いて本日の本会議の順序について、事務総長から大体の考えを承りたいと思います。
○大池事務総長 本日の議事日程の、地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、繊維製品検査所の支所及び出張所の設置に関し承認を求めるの件は、通産委員長の小金義照君が報告をされまして、共産党だけが反対だそうでありますから、起立採決を願いたいと思います。
○小澤委員長 反対討論はないのですね。
○大池事務総長 ございません。それから日程第二の皇室経済法施行法の一部を改正する法律案と、日程第三の皇室財産に関する議決案、これは内閣委員会の理事、多分坂田英一君が報告されると思います。これも共産党は反対だそうでございますが、反対討論の通告はございませんから、委員長の報告のあと、起立採決でお願いいたしたいと思います。日程第四は水産業協同組合法の一部を改正する法律案でありまして、水産委員長冨永格五郎君の報告でありまして、これも共産党だけが反対でありますから、起立採決で願いたいと思います。日程第五の消防組織法の一部を改正する法律案、これは地方行政委員会で起案をしたものでありまして、川本末治君が趣旨弁明をされます。これも共産党は反対でありますから、起立採決を願いたいと思います。 それから緊急上程の予定のものとして、開拓者資金融通特別会計において貸付金の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案が、大蔵委員会から上つて来るのではないかと思いますが……。
○竹村委員 これは質疑は終了したけれども、討論がまだ終了しておりません。あるいは午後でもやるかもしれません。
○大池事務総長 そうすると、おそらく緊急上程には間に合わないだろうと思ます。
○小澤委員長 そうすると、本会議の開会時刻はいかがいたしましようか。 〔「二時」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは正二時に開会いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時四十一分散会