議院運営委員会 第2号
- 発言数
- 48 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1950/12/11
会議録
○小澤委員長 それでは本日の運営委員会を開くことにいたします。まず本日の本会議の取扱いについて皆さんの御協議をお願いいたします。事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 ただいま全部法案が上つて参つております。一般職の給與の分、特別職の給與の分、人事委員会のは全部上つております。厚生委員会の健康保険、大蔵委員会の外国為替特別会計の資本の増加、これが上つております。それから、地方行政の地方公共団体の分、これも上つておりまして、それ以外に行政書士法案、これは前国会に本院を、地方行政委員の提案として通つていたのでありますが、これも提出を受けております。それだけが全部の議案でありますので、今の緊急上程をお願いします分を、ただいまお手元にあります日程の前にやる、あるいは日程から順押しに行く方がいいかということでございます。
○小澤委員長 重要法案で済んでから、これをやるということでいいのじやないですか。
○大池事務総長 ほんとうならば、人事委員会の一般職と特別職の給與関係を上げまして日程に入つて行く、こういうことで、最初緊急上程、それから日程第一、次に健康保險、外国為替、それから地方公共団体と行政書士法——もつとも地方公共団体のは、社会党並びに民主党から修正案が委員会では出されたようですが本会議でもやはり趣旨弁明を……。
○田中(織)委員 私ども本会議でやります。
○大池事務総長 この前は門司亮さんがやられたのですが……。
○川本委員 委員会で門司さんは了承しまして、本会議では趣旨弁明をしない、こういうことになつております。民主党もそういうことになつているはずです。
○園田委員 私の方の委員の言うところでは、趣旨弁明はやることになつております。
○川本委員 委員会では、本会議でやらぬということになつているのですが……。
○園田委員 そんなことはない。やるということになつている。
○石田(博)委員 それでは党に帰られてからの結果で、場内交渉でやろうじやないですか。
○大池事務総長 それでは最初に、一般職並びに特別職の給與関係については委員長報告に次いで採決をする。これはこの間全部済んでおりますから、趣旨弁明を省略して起立採決でよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 それから、その次に健康保険、これは青柳さんの報告でこれも採決、それから外為の採決、地方公共団体は前尾委員長の報告の後、趣旨弁明をやるかやらぬかきめていただいて、そうして各修正案の順序に採決をいたしまして、原案採決、最後に行政書士法案、これ委員会一致の案のようでございます。それだけで一応議事は全部でございます。 そこでまだ残つておりまして二十一日までの間に本会議で御決定願わなければならない問題といたしましては、例の全国選挙管理委員会の委員及び予備委員の問題がございます。これは簡單でございますから、もしきようおきめが願えますれば……。
○梨木委員 選挙管理委員は、小会派は一名ということになつております。それは緑風会とわれわれの方とで交渉しておりますから、ちよつと待つてもらいたい。
○大池事務総長 きよう中にはきまりませんか。
○梨木委員 聞いてみますが、まだ交渉中です。
○小澤委員長 この本会議をやつておる間にできませんが。
○大池事務総長 それがわずかの間にきまるようだつたら、ちよつと休憩していただいて……。
○石田(博)委員 それはきようきめてもらいたいですね。そういうことのために一日開くというのはつまらない。
○梨木委員 小会派は衆参両方で一名ということになつているので、きのうも交渉しているのです。
○松井(政)委員 そのために、年内どうしても本会議を開かなければ、任期があきになりますか。
○大池事務総長 どうしても二十一日で任期があきになりますから、手続だけは事前にやつておくように法律もできております。
○田中(織)委員 参議院から回付されてくる案件があれば……。
○石田(博)委員 それは仮定だろう。
○田中(織)委員 いやこれはどうせ開くようになる。
○大池事務総長 それから開会式の問題でございます。これは政府の施政方針演説とにらみ合せの関係から、暮れのうちはやめて、正月適当な時期ということに一応の御決定を見たわけですが、正式に日もきめてありませんので、参議院側に申し入もしてありません。そこで暮れのうちはいかぬのならいかぬ、正月なら正月といたしまして、ねらいは二十日なら二十日といたしましても、一応正月に延ばす、施政方針演説直前まで延ばすということで、参議院に交渉してよろしゆございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 それではそういうことにいたします。
○田中(織)委員 延ばすことはいいのですが、実は私の方も党の大会の方の関係もありますので、いずれあらためて……。
○大池事務総長 日取り等は別といたしまして、一応正月なら正月ということにしておいていただきたいと思います。
○田中(織)委員 この際申し上げることはどうかと思うのですが、実は開会式を非常に意義ある儀式たらしめる意味で——これは次の臨時国会のときになつて問題になるかと思いますが、毎国会開会式をやるということが通例であれば、きようあたり開会式をやるということになると、一箇月足らずの間に二回開会式をやるということになる。だから国会の開会式は通常国会のときだけで、後はやめたらどうかという意見も私の方の党にあるわけです。
○大池事務総長 これは国会法の関係になりますから、国会法の問題のときおやりになることだろうと思います。 それから委員派遣でありますが、昨日お話になりました法務委員会からの実地調査、並びに昨日御報告をいたしませんでしたが、経済安定委員会から、朝鮮動乱に伴い、総済緊急政策確立のため物資の需給調整並びに移輸送状況その他の実地調査、つまり朝鮮の動乱に伴う物資の移動、需給調整、そういうものの実地調査をしたいということで、一班、二班、三班で、一班に四人ずつ、十二人が東北、北海道、北陸、南部、近畿、中国、四国、九州というような方面に行きたいというのであります。
○石田(博)委員 法務委員会の方は非常に大きな突発事項が起つておつて、重大な影響もあるし、人選その他についての意見を調整することは別として、これを承認することには賛成しますが、しかし経済安定委員会の派遣の目的、人数その他については賛成いたしかねます。
○園田委員 民主党も同じです。
○松井(政)委員 今の石田君の意見には賛成ですが、そのほかの委員会で、やはり休会の形になつた場合、委員を派遣しようという相談をしている委員会があろうと思います。そうすれば、議院運営委員会はそう始終開かれないということになりますと、爾後の処理をたとえば議長さんに一任するか、あるいはどういう形かでおまかせするような形にしなければならぬのじやないか。
○田中(織)委員 突発的なことはやむを得ないが、原則としてはやらぬことにしようじやないか。
○石田(博)委員 法務委員会の場合は大事件なのですが、原則としてはやらない建前です。これは超党派的に意見が一致したものがあるのだから、それを議長において十分お含みの上、適当なおとりはからいを願う、それでいいのじやないですか。
○松井(政)委員 そういうふうにきめてもらわないと、実はきよう電通委員会の方でも自由党の方々の提案で、委員派遣の懇談をしているわけです。そういうものの処理をきめておいてもらわないと、各常任委員会が困るのじやないかと思います。
○石田(博)委員 これは当委員会の委員各位は同じ考え方だと思いますけれども、大体議員が会期中に派遣されるということが、われわれの職務の本分との関連において不適当であることはもとよりであるが、たとえば休会中といえども、これは第一官費を使う、国費を相当使うことである。しかも相手方に與える迷惑というか何というか、実におびただしいものがあると思う。実際上その目的を達成するためには、私どもはむしろ必要な資料を収集してやるべきであつて、こういうことは原則としては愼むべきものであるということは、各委員一致された意見だろうと思うのです。こういうわれわれの意向というものを十分御了承であろうと思われるので、委員会開会不能の場合においては、議長におとりはからいを一任するということを、あらかじめ本日ここにきめておこうじやないですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○梨木委員 法務委員会からの委員派遣の問題であります。これはきのうの報告によりますと、自由党から三名、民主党が一名、社会党が一名、こういう割振りになつておつたのでありますが、これは事柄が神戸騒擾事件を中心にした調査であります。そうしてこれは委員会や本会議でもその点に触れておりますが、その騒擾事件の背景には共産党があるとかないとかいうことが問題になつているわけであります。従いまして事実の真相を調査するためには、どうしても共産党の委員が入つていることが、やはり最も真相に近い調査ができると思うのであります。その点は、私が法務委員会にもおりますので、理事会でも共産党からも一人入るということの了解ができておつて、それを前提として委員派遣ということが協定せられたように私は了解しておるのであります。ところがきのう出て来たところを見ますと、そうなつておらないのであります。これは人選が非常にまずいと思うのであります。
○小澤委員長 それはきのうもみんなから議論があつたように、何人をどういう方法で出張せしめるかということは、委員会自身が決定するので、この委員会はただ承認するだけの問題です。内容については、運営委員会でやるべき問題ではないと思うのです。そこでもう一度法務委員会であなた方の意見を言つて、委員会の決定として持つて来つてもらわないと、ここで法務委員会が共産党を入れるべきだとか、入れないとかということを議論するのはおかしいのです。
○梨木委員 それは各党派の委員の割振りというものは、従来もここで問題になつております。たまたま私法務委員会におりましたから、参考までに申し上げるのですが、それは理事会の協定と違つておりますから、もし委員会の方が来ておられれば、私はその説明を求めたいのです。
○石田(博)委員 これはきのうもそういう御意見が出たのだから、議長において人選等の問題については、そういう意見が出たということを委員長に伝えてもらつて、そうして委員長において善処されることを希望する。われわれの方で出て来たものを、これはいやだとか、これはいいとかということは言えないのだから、梨木君からそういう意見が出たということを委員長に伝えてもらつて、委員長において善処する。
○小澤委員長 そうしてもしかわつた場合には、そのかわつた人を運営委員会が承認するということでいいですね。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○小澤委員長 それでは次回の運営委員会はどういたしましようか。
○田中(織)委員 それは私どもの方から要求することもあるだろうし、委員長の方から招集されるということもあるだろうと思う。
○石田(博)委員 別に次のことはきめなくてもいいでしよう。
○小澤委員長 それではきようの本会議の時間は、一時二十分でどうですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは本日はこれにて散会いたします。本会の開会時間は一時二十分ということにいたします。 午後一時四分散会