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9回国会衆議院1950/12/05

議院運営委員会 第10号

発言数
129
登壇者
18
会派数
6
開催日
1950/12/05

会議録

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本日の運営委員会を開きます。  最初に議案付託の諮問事項につきまして御協議を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 法案の付託委員会のことで、御了解を得かたがた、ちよつとお願いしたいことがあります。  それは土地調整委員会設置法案というのが出て参りました。これは新たに土地調整委員会を設置することでありますから、行政機構の一つとして、所管の委員会は当然内閣委員会に行くべきものであります。ところがこの土地調整委員会の法案は、御承知の通り内容が鉱業法案と採石法案に関連のある法案でありまして、鉱害地の指定をしたり、あるいは鉱業法及び採石法に基き処分をいたしました際に、不服の裁定を行う委員会であるのであります。そこでこの土地調整委員会を、いかなる構成にしてどういうようにしたらよろしいかということでありますが、この法案につきましては、鉱業法と採石法並びに鉱業法の施行法案との関連ででき上つている法案でありますので、今までこの三つの法案を一括審議をしておりました通商産業委員会の方が、内容的に実際に当つているから、その方に便宜的にまわしてもらつた方が、審議の都会上非常に円滑に行くのではなかろうかという品が出まして、別に内閣委員会のものをとつてやるという意味ではなく、その方が審査にきわめて便宜であろうということでありますから、特例といたしまして、通産委員長と内閣委員長の方とのお話合いも済みまして、内閣委員会の方は、もし必要とあれば連合審査をしてもよろしいから、今までその方の関係の法案を全部取扱つておつた通産委員会の方がよかろうという話合いができております。従つて議院運営委員会で御了承がおりますれば通産委員会の方に持つて行く。もし御了解ができなければ、原則として内閣委員会に持つて行つて今までの一切の鉱業法の関係等をあらためて聞きただすということでございますが、でき得れば通産委員会の方に持つて行つた方が便利ではなかろうか、こういうことで、お諮りを申し上げる次第でございます。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 御異議がなければ、通産委員会で本議案を審査するよう、答申することにいたします。

大池眞事務総長

○大池事務総長 次は参議院から予備審査にまわつて来た旅館業法の一部を改正する法律案、山下義信君外十四名の発議になる法案であります。これは御承知の通り新聞等でもいろいろ問題がありましたが、旅館業をどこにするかという問題で起つた問題だと聞いております。この内容は、今まで公衆衛生の上から、府県知事がいろいろ命令等を発せられるというふうになつておりましたが、これを、「公衆衛生」の下に「及び公衆道徳」を加え、また「公衆衛生上」を「公衆衛生上又は公衆道徳上」に改める。それから、この公衆衛生または公衆道徳の保持のために必要な條件を都道府県知事が附することができましたり、あるいは当該営業者に対して、公衆衛生または公衆道徳保持のために必要な命令をすることができるという改正法律案でありますので、公衆衛生という面から見れば、これは厚生委員会で従来取扱つている事柄でありますから、問題はございませんが、新たに加えられました公衆道徳というものをどの委員会の取扱いに持つて行つたらいいだろうか、ちよつと所管がございませんので、いずれがいいか、これはもしきようおきめ願えないとすれば、まだ予備審査のことでございますから、各党御研究の上で御決定願いたいと思います。公衆道徳という上からいえば、文部委員会ということも考えられるのでありますが、旅館業でありますから、文部委員会でもおかしいということもございまして、事務的にどこに持つて行つていいか見当がつかないわけでございます。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 厚生委員会でいいのじやないですか。

石田博英自由党

○石田(博)委員 この問題だけは、ちよつと保留しておいたらどうでしようか。道徳を取締るといつて、だれが取締るのか問題でしよう。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 厚生にまわしたらどうですか。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 これは池上事件のことなんだから……。

山口喜久一郎自由党

○山口(喜)委員 環境を考慮しろということなんだね。

石田博英自由党

○石田(博)委員 あれは風俗営業だろう。まあ、きようは延期しておいたらどうですか。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 むずかしく考える必要もないので、厚生委員会でもいいのじやないかと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではいろいろ議論もありますし、きようは初めての問題ですから、決定を留保しておきます。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 この際、副議長から発言を求められておりますから、これを許します。

岩本信行自由党副議長

○岩本副議長 ほかのことではございませんが、きのう本会議と並行して運営委員会が開かれたのであります。そうして議長席におると、松山、芦屋の、あの国際文化都市の建設法案が上つて来ました。これは共産党の反対がありましたが、共産党の反対の角度とは別に、ああいう法案は愼重にしなければならぬということで、その前の運営委員会にも取上げられておつた。その点から私どもも、いよいよもつてあの問題は、絶対に必要性のある場合はいいが、やたらにふやすということでなく、愼重を期さなければならぬというように考えておつたときた、あれが出て来て運営委員会できまつたのだということで、上程したわけですが、しなしながら運営委員会できまつても、私はあれを延ばそうかと議長席で考えたくらいです。これは今後もいろいろありましようが、そういう協定をしておくにもかかわらず、どんどん委員会が進行しているということは困ることである。これは各党とも御研究を願いたいと思いますが、まだあと出ておりますか。

西澤哲四郎衆議院参事(事務次長)

○西澤参事 もうございません。

岩本信行自由党副議長

○岩本副議長 なければ、これを契機として、今後愼重にやつていただきたいと思います。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは本日の議事について事務総長から……。

大池眞事務総長

○大池事務総長 ただいま上つておりますのを御参考までに御報告申し上げます。大蔵委員会の所得税法臨時特例法案、砂糖消費税法の一部を改正する法律案、揮発油税法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案、この四法案がすでに上つております。これ以外に人事委員会の方から、国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案、及び特別職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、この二件が上つております。現在それだけ上つておるのでありまして、なお通産委員会の特別鉱害復旧臨時措置法の一部を改正する法律案、これがきよう上るのではないか。それからいま一つは、これは修正等の御意見がいろいろあるようですが、地方行政委員会にかかつております地方公務員法案、これはまだ上つておりませんが、それだけの予定でございます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 まだ上つておらないのは別問題として、現実に上つている問題を緊急上程するということにいたしたいと思いますが、この件について御意見がありますか。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 上つておるものは緊急上程することにして、とにかくきよう上るものは上げるという建前だけきめておけば……。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 地公法はまだ委員会で審議中でしよう。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 あれは四時ごろになるだろう。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それはまたあとの問題にしていただきたいと思います。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 そうなれば、また運営委員会を開いてやるわけですね。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 とにかく上つているものだということで……。

石田博英自由党

○石田(博)委員 次のものはそれが上つて来たとき運営委員会を開く、その場合は本会議は一旦休憩しておくということでどうですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではいろいろな問題が各党から出ておりますが、一旦日程だけきまりをつけてから、また運営委員会を開いて、それからあとの問題をやるということでいかがでしよう。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 それではそうしましよう。     —————————————

赤松勇日本社会党

○赤松委員 わが党の方から小坂君の……。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 その点は今事務総長から申し上げます。

大池眞事務総長

○大池事務総長 決議案や緊急質問は前から残つておつたものが数件ございますが、それ以外に先決すべき緊急性の問題といたしまして、懲罰動議が、この前に預かりになつておる三宅さんのもの以外に、田渕光一君、林百郎君、鈴木茂三郎君、柄澤登志子君、石田一松君、それだけ出ております。それから岡野国務大臣の不信任の決議案、これが一件、それから小坂予算委員長の解任の決議案、これが二件。これは社会党の方と民主党の方からおのおの出ております。それだけ今出ておりますので一応御報告を申し上げます。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 懲罰事犯は何か取引のように、あつちに出し、こつちに出して相殺したりする悪い習慣があるから、そういうことをやめて愼重を期すると意味においても、今回出たものは全部委員会に付託しよう。そうして委員会で処理させる。

石田博英自由党

○石田(博)委員 それでいいでしよう。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 椎熊君の言うのはもつともだと思う。確かに出た以上、はつきりしなければならぬが、私がひとつお聞きしたいのは、どなたがこの懲罰をお出しになつたか知らないが、今聞くと、わが党の鈴木茂三郎氏の名前が出ておるので、私は簡單に懲罰委員会にまわしたらいいだろうということに賛成するわけには参らない。一体どういうことが懲罰事犯に該当するのか、理由を明らかにしてもらいたいと思う。

石田博英自由党

○石田(博)委員 この問題をもつと深く討議するということになれば、今は適当でないから、あとの委員会でやつたらどうですか。

石田一松国民民主党

○石田(一)委員 今石田一松という名前があつたが、これは博英の間違いじやないかと思うのです。(笑声)どういう理由で懲罰が出されたか、本人が知つておかなくちやならぬ。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員 いろいろと議論もありましようが、今この問題に入りますと……。

竹村奈良一日本共産党

○竹村委員 実は私の方から提案しております懲罰の田渕君の問題ですが、あれは昨夜も皆さんの衆人環視の中で行われた、最も歴然たるものだと思いますので、これだけは至急にお願いしたいと思います。

山口喜久一郎自由党

○山口(喜)委員 特別ということはない。みな一緒だ。     —————————————

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 ただいまおきめ願いました議案だけ済みましたら、すぐ議院運営委員会を開いてただいまの問題を審議することにいたします。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 大蔵委員会から出ておるものは、討論があるでしよう。

大池眞事務総長

○大池事務総長 これは、大蔵委員会の方と人事委員会の方は討論があると思いますから、討論者は至急お申出を願います。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 私の方は申し出てあるはずです。税法の方は川島金次君、年末手当は成田知巳君です。

園田直国民民主党

○園田委員 私の方は、税法は宮腰喜助君。

大池眞事務総長

○大池事務総長 人事の方は……。

園田直国民民主党

○園田委員 これは保留しておきます。

竹村奈良一日本共産党

○竹村委員 私の方も反対討論を申し出ておりますから……。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 それでは時間は。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 これは公聽会まで開いた大きな問題ですから、討論の時間は相当ほしい。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 原則的には十分間、あまりむだでないことであれば、一分や二分はまあいいということでどうでしよう。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは討論時間は大体十分以内ということにして、もし特に一分、二分よけいになつた場合でも、各党では法律の性質にかんがみて、あまり強く言わないという程度で御了承を願います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 特別職の給與の件は上程されるのですか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そうです。一緒に……。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 これに対する討論は保留しておきたいと思います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 成田さんがあわせておやりになるのではありませんか。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 そうすると、これは一括上程ですか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そうです。

松井政吉日本社会党

○松井(政)委員 それではけつこうです。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 その問題と関連しますから、ちよつと申し上げておきますが、私の出しております国鉄裁定に関する緊急質問、これは撤回をいたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 そうすると開会時間はどういたしましようか。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 三時ということでどうですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは開会時間は三時ということにいたします。運営委員会は本会議との関係できめることにいたします。本会議が済んだら一旦休憩して、議院運営委員会を開くことにいたします。   それでは暫時休憩いたします。     午後二時三十一分休憩      ————◇—————     午後五時十六分開議

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは休憩前に引続いて運営委員会を開きます。  今地方公務員法が上つて参りましたが、まずこの取扱いを皆さんに御相談申し上げます。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 地方公務員法の取扱い方につきましては、もちろん異存はございませんが、その前に先ほどの運営委員会におきまして、本会休憩後運営委員会を聞いて、ここで先議事項になつております懲罰問題及び不信任の問題を取扱うということになつておりますので、この問題をまず最初に議題にして、その取扱いについて話合いを進めていただきたいと思います。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 きのうの委員会並びに本会議の状況等は、各党非常に興奮の状態のような点もありまして、間々こういう場合には感情的に流れることもあり、従つて不祥なできごとも、そういう際には起りやすいことです。しかし一旦きまつてしまえば、みなお互い冷静に返るものでもあるし、同僚議員、議席を持つている者を懲罰に付するなどということは一身上の重大なことで、個人的にはみな怨恨などはさらにないことですから、冷静に返れば、茶話程度のことで笑える問題であると思う。今赤松君から、せつかくきようやれということでございますが、私はこういう短期の国会に同僚を裁判するようなことはやつている場合ではない。こういう見解から、各党それぞれの観点からきのう出ました一切の懲罰動議は全部撤回してしまう。そうして一切水に洗うてしまうということを私は提案いたします。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 私案は椎熊君の意見には賛成なのです。元来懲罰問題に関しまして、きわめて簡單に、すぐ懲罰にかける、議員がそう簡單に懲罰に付せられるということになれば——これは懲罰に値するような事犯も当然起るのでありまして、この点は別でございますが、どうも取扱い方が非常に軽く、議員をすぐ犯罪人にするような傾向が顕著である。従つてこの点に関しましては、私は椎熊君と意見が一致するわけでございます。ただここで私が申し上げたいことは、すでに懲罰動議というものが出されております。しかもその懲罰動議の中に、懲罰に値しない全然事実無根であるにもかかわらず、その人の名前が出ているというようなことは、日本社会党といたしましても、はなはだ遺憾千万である。従いましてこういう点につきまして、ひとつ明確に懲罰動議を出されました理由をただして、私ども納得が行きますならば、これは懲罰委員会に付託されても、別にさしつかえないことでございます。もしまたこの事実がはつきりいたしまして、そうして懲罰事犯として取扱う必要がない、その理由が消滅いたしますならば、私はその問題解決後に案件の取扱い方につきまして、できる限り協力したい、こう思つております。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 懲罰動議を提議した理由をここで聞くというようなことは悪例です。それはその人の名誉をさらに傷つけることになる。裁判をここでやるようなものです。運営委員会はそういう性質のものではない。提案の説明等は、動議が取上げられて本会議に上程されたときにのみ聞くべきもので、運営委員会におきましてその理由を聞くなどということはいかぬ。赤松君の言われる通り、社会党でも事事無根の人に懲罰動議が出されておるということは迷惑でしようが、わが党におきましても、石田一松君のごときは、あのデモに対して、そういう行動はいけないと注意に行つたので、むしろこの委員会から表彰せらるべき性質のものでありますが、それがかえつて懲罰動議に付せられるということは、これはきのう以来の国会内の感情的な興奮のあまり出て来たことであろうと思う。冷静に返れば、すでにこういうものは、水に流して、笑つていいことであろうと思いますから、提案理由その他の説明を聞くべきものでもない。そういうことを言わないで、きのう出た懲罰動議は一切各党とも撤回することを提議します。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 実は今の椎熊君の御意見には相当異論はありますが、そういうことをお互い野党同士議論してもしかたがありません。それでいかがでございましようか、この懲罰問題が何らかの形で解決するとすれば、その次に出て参りますのはわが党から出しております不信任の、つまり小坂君解任に関する決議案の問題でございます。この決議案の取扱い方をどうするかということを議題にしていただきたいと思います。

竹村奈良一日本共産党

○竹村委員 今懲罰動議の問題についていろいろ問題になつておりますが椎熊氏が言われるように、軽々しく同僚議員を懲罰にすべき問題ではない。このことについては私ども賛成であります。しかし一応これを出すに至つた径路から考えますと、そう簡單に、即座に解決すべき問題ではない。そこでわが党といたしましては、本日は議事がつかえているので、できるならば明日この問題を取扱つてもらいたい、こういう希望を述べておきます。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 私どもも今いろいろお話を承つたのでありますが、椎熊君の御動議に賛成でありまして、昨日起つた事項に対する懲罰動議は一切これを撤回するということに賛意を表します。

竹村奈良一日本共産党

○竹村委員 撤回するということには私どもは今返答しかねる。私どもは撤回する意思は現在党としてはないわけです。従つてなるべく同僚議員を傷つけないということには賛成だけれども、提出した以上、簡單にひつ込めるわけには行かない。私どもとしては撤回するということには同意をいたしかねる。明日この問題は取上げてもらいたい。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 共産党の御主張にも私は十分考慮すべき点があると思われます。そこでこれを撤回された場合、特に委員長、それからきようは副議長も見えられておりますから、昨夜林君を中心として起つた問題は、運営委員会開催中われわれの眼前において展開されたる一つの事件である。これらは運営委員会としては不名誉この上もないできごとであるし、今後については断じてかくのごとき秩序を乱すようなことがあつてはならないということにおいて委員長並びに副議長から御発言を願つて、嚴にこういう事件の起らないように戒告と申しましようか、御注意でもあつて——これはわれわれが注意を受けるのみではなく、委員長、議長等においても多少の私は責任があると思う。あれだけの事件が眼前に展開されておつて、委員長、議長は何らの発言、手当をされなかつたというのは、これはかなり瑕疵があると思いますが、それを取立てて言い出すと切りがないと思いますから、特にこの際、野党が賛成せられて撤回せられることに落ちつけば、その際において委員長並びに議長から何らかの御発言があつてしかるべきであると思います。

石田一松国民民主党

○石田(一)委員 私は、この懲罰動議を各党が撤回するという、わが党の対策委員長である椎熊氏の意見には何ら異議をさしはさむものではありません。しかし昨日この委員会においてなされた一つの完全な暴力行為、それをわれわれ眼前に見ておつた。その問題で、ある党がこれに対しての懲罰動議を出した。そうすると今度運営委員会にこれが議題となつたときに、これと相殺すべく、懲罰動議を出した方のだれかの議員に何かないか、とにかく何でもいいから出そうというような形で出された。私どもは少くともその被著者の一人であります。こういうやり方をして、懲罰に値する事犯があつたにもかかわらず、それを相殺するための具として、相手方の議員に対して無根の事実を、あるかのごとく懲罰動議を提出することは名誉毀損であります。こういう形において懲罰事犯が今後取扱われるとするならば、何をもつて議会の秩序を維持することができるか。私はこの点については昨晩この委員会が散会を宣せられる直前、議長並びに委員長に注意を喚起したところでありますけれども、ぜひ今後そうした取引的な問題は、お互いにこれを注意すべきであると思います。  それからもう一つは、私は撤回に賛成するのでありますが、もしこの際こういう大きな問題が撤回されるとするならば、先般議題となりましたところの社会党の三宅正一氏に対するところの懲罰動議も一括含めて、これが撤回されるというなら一応話はわかるが、ただそれだけ残るならば、今度は三宅正一君の懲罰動議に対するものは、相殺する何ものもこつちは持ち得ない。それでは最後までこれでつかまる。そういう取引はおやめになつて、これを撤回するならば、きれいさつぱり三宅正一君の懲罰動議もひつくるめて、この際撤回するのが当然であろうという意見を私は持つております。

竹村奈良一日本共産党

○竹村委員 それでは私はこの問題について実はまだ党議にかけておりませんが——大体懲罰などというものは軽軽しくやるべきものではない、その通りであります。従つてその意味において、たとえば先ほど言われました社会党の三宅議員に対する懲罰動議も出されているが、こういうものもひつくるめて全部撤回をして、今後こういうささいなことで——少数党の者といえども、懲罰動議が多数党から出た場合、同じような取扱いをされるということを希望して、そういうふうにとりはからうならば、私の方は党議にはかけておりませんが、撤回をいたします。従つて全部をひつくるめて撤回してもらいたい。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 私は三宅君のそれを含めてやつて行かれるということになりますならば、椎熊君の御提議に対しまして、残念ながら賛成するものであります。

倉石忠雄自由党

○倉石委員 きのうのことはというのだ。前のやつまでということになると、それこそ取引じやないか。

石田博英自由党

○石田(博)委員 私どもといたしましては、なるべくならば事態を円満に運営して行くことが望ましいのであります。きのうのような事態というのは、これはおのおの立場をかえ、ところをかえておるので起つた事態でありまして、私どももあなた方の御事情はよくわかるし、あなた方もまたがつて片山、芦田両内閣において政府與党としての立場にあられた方々であるから、われわれの立場もよくおわかりのことであろうと思うのであります。そこで昨日の事態にからんで、あるいは昨日以前に問題になつたものは、これはお互い全部一緒にということなら、これは話合いができるのではないか。これからまた新しく紛糾の起る問題は一切とりやめる。

菅家喜六自由党

○菅家委員 関連性を持つものはみな一緒でいいわけだ。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 しかし委員長の解任などということは、取引の具に供せられるようなことではない。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 お互いに党の立場もありましよう。また椎熊君の言われることもわかりますが、あのわれわれの眼前に起つたことも、共産党の方からいえば原告であろうが、われわれの方からいえば被告であり、原告であるという立場もありますから、そういうことで論議をして行けば切りのないことでありますので、こういう一切の紛糾の問題は、明日あらためてこの委員会で討議するということにしていただきたい。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 不信任の問題はどうですか。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 不信任は不信任として、これは今別に議論になつていないのだから、きようは今上つたところの地方公務員法だけを上げて、そうしてすべての問題をあしたやる。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 予算委員長解任の問題は先議権がある。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 それならば懲罰の方が先だ。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 そういうことなら懲罰をやろう。しかしあなた方も懲罰だけにしたらどうですか。不信任の問題は紛糾から起きた問題ではない。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 明日に持ち越すことはいかぬ。先議事項なら先議事項でやつたらいいじやないですか。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 ただいま議題になつております懲罰動議につきましては、われわれ、多数党の態度は——まことに言葉が過ぎるかもしれませんが、軽率だと思うのであります。取引で、話合いでひつ込めるような懲罰動議というものは出すべきものではない。しかしながら一旦出た懲罰動議を、各党それぞれが反省なさつて、どうも懲罰に付するほどの問題ではなかつたという気持から取下げるということに話合いがつくなら、われわれも賛成いたしますが、今後はそういう取引的な動議というようなものは出さないように、十分私は現在出している党に警告を発してこの提案に賛成をいたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 大体石田一松君と同じ趣旨ですね。

石田博英自由党

○石田(博)委員 私どもは別に取引しておるわけではありません。それは椎熊君からのお話がありました通り、私ども先ほど申し上げましたので繰返したくないのですが、昨日の予算委員会の審議の最終的段階の経過、これはもう内容については申し上げません。あるいはそれに従つて起りました、ここに起つた事態、それは私どももそういうときにあたつての野党各派の諸君の立場もよくわかる。それから共産党を除いては、現在の野党の方々も一度は與党の立場にあられた方々であり、われわれの立場もおわかりのことと思う。その両方の立場から考えてそれぞれみずから反省して自分の方は絶対に反省する余地がないとはおつしやれないと思う。われわれもそう思う。そこでお互いが反省をするという意味におきまして、昨日以前の事態というものはこれを全部水に流して、そのあやまちというか、反省した結果を土台といたしまして、今後公正な運営をはかる。その意味のお話合いであるならば、私どもも何ら異議をさしはさむ気持がないということを申し上げたのであります。取引ではありません。お互いの反省の土台の上に立つて新しい公正な道をふみ出そうというのであつて、決して取引ではない。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 取引らしく見えるというのです。

石田博英自由党

○石田(博)委員 それはあなたの主観をもつて全体の考えのように言われるのは僭越だと思う。われわれはそういう考えをもつて申し上げておるわけです。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 懲罰動議は、椎熊君御提議のごとく、大体被害者でありました共産党の人も了解しているのであります。そうしてこれを撤回しようということになつているのだから、ひとまず撤回して、あとのことを議題にして議事を進めたらどうですか。そうすれば地方公務員法を早く進めることになるわけだから……。

石田博英自由党

○石田(博)委員 懲罰ということに限定されると、私どもの申し上げた趣旨と違つて来る。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 懲罰のほかに何か出ているのですか。

石田博英自由党

○石田(博)委員 小坂君の解任と岡野さんの不信任です。私どもは公務員法の取扱いをこれから御協議願うわけですが、それについてどうこうということは、あらかじめここで申し上げません。皆様方の御協力を得て筋を立てて、盡すべきものを盡して討論せられ、採決をし、円満に行くことを私ども題するのでありまして、われわれが今からどういう態度で臨むかということの考えは、いささかも持つておりません。私どもとしては、昨日までの事態は、それぞれの立場においてエキサイトし過ぎた傾きも、お互いに反省すればあるのじやないかということを反省して、次の問題も控えていることでありますから、これからの運営はお互いの反省の土台の上に立つてやるという意味において、昨日までの一切の紛糾の結果生じた事態については、この際きれいに水に流していただくという形で、これからきれいさつぱりしたところで、新しい問題を御相談申し上げたい。こういうことであります。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 これは野党各派でいろいろ申し合せたこともありますから、ちよと十分間ばかり休憩していただきたいと思います。

石田博英自由党

○石田(博)委員 けつこうです。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは十分間ばかり休憩いたします。     午後五時四十分休憩      ————◇—————     午後五時四十七分開議

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 休憩前に引続き会議を開きます。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 懲罰動議の問題に関しまして、私は本院の権威保持のために、お互いが自重したいという誠意から、各党ともこれを撤回してもらいたいということを主張いたしました。それに対して與党側、多数党では、その他にも野党側から岡野国務大臣、あるいは小坂委員等に対する不信任的なものが二件ほど出ている。これをも撤回するならば懲罰動議の撤回も同意する、こういうお話がありまして、野党各派でただいま相談いたしましたところ、懲罰事犯と岡野、小坂両氏に対する不信任案の問題とは性質をまつたく異にしておるものであつて、さような問題を取引的にひつくるめて相殺するというやり方は悪例であつて、決してそういうことをすべきものではない。国会の明朗性を傷つける。そういう意味から、それは反対しようということになつて、遺憾ながら私せつかく懲罰動議を撤回しようと考えましたが、野党側では意見がそこまで到達いたしませんので、これは撤回いたさないことにいたします。従つて小坂君のも岡野国務大臣に対する不信任案も、私どもはこれを先議として審議してもらいたい。結果は私ども少数ですから敗れるかもしれませんが、この趣旨を弁明して討論している間に、天下がこの結論を発見してくれることをかたく信じて疑いません。よつて本問題は撤回いたしません。そういうことになります。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 ただいまの椎熊君の御意見は、これは野党全体の意見でございまして、委員長におかれては、ただちに本件に対する取扱い方について議事進行を願いたいと思います。

石田博英自由党

○石田(博)委員 事態まことにやむを得ないことと相なつたのであります。私どもの申し上げた意味はよくおわかりをいただいたものと私どもも考え、期待もいたしておりましたが、こういう結果で、やはり一方的に私どもの立場のみが悪いという判断、つまり一方的正義の強制であるかのごとき御議論であるので、こういう事態に相なりましたならば、私どももやむを得ない。ただわれわれとしては、今日この重要なる議案も控えておりますので、その取扱いその他につきましては、必ずしも私どもぜひ強行しなければならぬものとは、今の段階では考えませんが、この本日の議案——われわれは議案審議が先決でございますから、議案審議の件を御討議願いたいということを私ども希望いたしますが、それがどうしてもいかぬということなら別の話です。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 野党の御意見は大体わかつたけれども、このままあしたに持つて行つて、あした早くやるということでどうですか。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 それは筋が通らぬ。

石田博英自由党

○石田(博)委員 それでは私どもの方も相談しなければなりませんから、十分間休憩を願います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 暫時休憩いたします。     午後五時五十二分休憩      ————◇—————     午後六時十三分開議

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 休憩前に引続きまして議院運営委員会を開きます。

岩本信行自由党副議長

○岩本副議長 この際ちつと発言させていただきます。国会内に懲罰事犯が起りますことは、どの場合でもきわめて遺憾なことであります。これはひとりどの党とは申しません。国会内にこういうことが起りますことは非常に残念に存じます。よけいなことでありますけれども、私この間アメリカを見て参つたのであります。アメリカの議会には衛視長という厳然たる職名の者がおりますが、その兵隊、衛視というのは二人しかおりません。この三人で処理する。どうしてやるかというと、けんかがないから、それで足りる。ところが日本の国会は衆議院だけで百五十余人も衛視がおつて、それでも手が足りぬというようなことはきわめて遺憾なことであります。でありますから今後衛視が不必要になるまで——失業問題は起りますけれども、そういう意味でお努めを願いたいと存ずるのであります。特に昨夜のことは——先ほど委員長、議長の見解いかんというようなことまでどなたか発言されましたが、昨夜のことは厳然たる、事実でありました。但し、それが懲罰に該当するかどうか、こういうことは委員会でお調べを願わないと、傍聽者その他も中に入つたような形もありますから……。実はこういう問題がこういうように取上げられなければ、議長としては、御荷君をとりあえず委員会に付託して調査願おうという発言をするつもりだつたようなわけであります。しかしそれらをおしなべて、今後そういう事態を起させないように相努めることによつて、今日まで起りました一切、たとえば三宅君のことも二、三日前のことでございますけれども、それらも含めて今後お互いが善処する、妥協でなく、取引でない意味において、全部をこの際帳消しにするということに願いたいと存じます。そうして今夜の運営方法としては、地方公務員法の審議時間的にもきわめて必要でありますので、地方公務員法だけを取上げて御審議を願う。但し民主党、社会党等から提案になつております岡野君の問題、小坂君の問題、これは国会法の成規の手続によられておりますので、明日開会勢頭にその両方の問題を取上げて議事にする。こういうことでひとつ円満に話合いをまとめていただきたいのであります。これが私の希望であります。ひとつよろしくお願いいたします。

椎熊三郎国民民主党

○椎熊委員 ただいま副議長さんから懇切丁寧なるお話がありまして、われわれ国会に議席を持つ者としては、まことに痛み入つたことで、内心恐縮しております。かくのごとき状態が、日本の国会でいつまでもまるで慣例的に行われるということは、われわれ自身大いに反省しなければならぬところであろうと思います。従いまして非常に事態を重大視しつつ、国会の権威保持のために御心配を願いました副議長さんの御誠意には、われわれ非常に感銘するところがございます。従つてただいまの御発言には、わが国民民主党は副議長に敬意を表しつつお言葉に全幅の賛成をするものであります。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 日本社会党は椎熊さんの御意見と同様でございまして、副議長の提案に賛成いたします。ただ事態を明白にしておきたいことが二点あります。第一点は懲罰の問題でございますが、これは懲罰事犯として明確なる場合は、今後このような懲罰事犯が起らないような措置を講ずると同時に、このことは正しく取上げて、正しく解決していただきたいということが一点であります。それと関連してもう一つは、たとえば全然無根の事実でございまして、本人に覚えがない、そういうことを言つた覚えがないにもかかわらず懲罰の動議が出て参りましたということは、はなはだどうも遺憾でございまして、もしそういうことになりますならば、みずから意識しないために、身に覚えがないのに、いつのまにかいろいろ問題が出るということになりますので、今後そういうことがないようにお互いに自粛したいと思うのであります。  もう一点は運営のルールの問題でございます。不信任案というような問題が出まするならば——これは今晩は特に副議長の御提言がございますから、われわれといたしましては、実はこれは党議できめて参つたのでございますが、せつかくの御提案でございますから賛成するのでありまするけれども、今後はこのルールをしつかりきめていただき冒して、不信任案が提出されましたならば、この不信案を審議していただく。もつとも本日の地方公務員法は緊急法案でございましてそこにはおのずから事情の異なつた点もあるでございましようが、できる限り議会運営のルールをこわさないように運営をお願いしたい。以上二点を申し上げましてただいまの副議長の御提案に賛成いたします。

竹村奈良一日本共産党

○竹村委員 副議長さんのせつかくのごあつせんでございまして私どもの方は党議といたしましては、絶対これは取下ぐべきものではないというように決定されて参つたのでありますが、いろいろ諸般の情勢を考えまして——懲罰事犯というものは大体多数党から出されるのが常道であります。しかしそういう場合におきましても、現在愼重に取扱つてごあつせんになつたような形をとつてやられる。たとい少数党のものなりといえども、正しくこれを副議長さん等がそういう場合において、またあつせんの労をとるという形で——、少数党なりといえども、みだりに多数の力をもつて懲罰事犯を出さないということにしていただきまして、私どもの方はこれを取下げることにいたします。

中村寅太農民協同党

○中村(寅)委員 私は小会派を代表いたしましてただいまの副議長の申出に全幅の賛意を表するものであります。

石田博英自由党

○石田(博)委員 私ども自由党を代表いたしましてただいまの副議長のお申出に賛成の意を表します。なお、その他のことについては赤松君、椎熊君からお話がございました点は、私どもの方といたしましてももとより同感でありまして、さような点にお互いが協力をして議事の円満をはかりたいと考える次第でございます。  なおこれは私一個人のことでございますので、ついでに申し上げておきます。それは先般私の方の岡西君から提出せられました三宅君に対する懲罰動議に関しまして、私が本議長応接室において行いました発言は、みずから省みてはなはだしく行き過ぎの点があつたことを反省いたすのであります。それは本日御当人が列席せられておらないので、社会党の諸君からお伝え願いたいのでありますが、この点は私は本席において深くおわびを申し上げます。(拍手)

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは、ただいまの件はさように決定いたします。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 そこで今度は地方公務員法の本会議における順序、並びに討論時間等についておきめを願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 大体取扱いの一般的な原則といたしまして御参考までに申しますれば、地方公務員法の委員長の報告がまずございます。これは前尾さんからの報告があるわけでございます。次に修正案が二案出ております。これは民主党と社会党の修正案が出ております。従いまして、この修正案について多数党の民主党の方の趣旨弁明、次に社会党の方の趣旨弁明をお願いする、こういうことになつて、討論をお願いすることになつております。その間、質疑をしたいという申出がありまして、これが許されるとなれば、討論に入る前に質疑を行う、こういう順序になります。それから討論につきましては一括いたしまして討論に入りますから、すでに原案に対する反対の趣旨弁明がありましたので、それに反対の方の側、すなわち原案に賛成の方から討論に入ります。従いましで、もし自由党の方で原案に賛成という討論がありますればそれが第一、次に反対側の討論、つまり修正案に賛成の討論から入りまして、討論が終局いたしますれば、一番原案に遠い方から採決いたします。おそらく社会党の案が遠いと思つておりますので、まず社会党の案をとつて、次に民主党の修正案、最後に原案、こういう順序になろうと思いますので、時間並びに今の質疑等の問題について御協議を願いたいと思います。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではまず採決の問題ですが、これは起立でよろしゆうございますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

園田直国民民主党

○園田委員 質問は十分間くらいでどうですか。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 いいでしよう。私の方は大矢君です。

大池眞事務総長

○大池事務総長 趣旨弁明の時間は見当がついておりましようか。

園田直国民民主党

○園田委員 趣旨弁明は、私の方は討論も兼ねてやりますから、三十分ということにしていただきたい。

赤松勇日本社会党

○赤松委員 私の方は趣旨弁明も質問もいたしますので、討論はしない。

佐竹晴記社会革新党

○佐竹晴記君 社会党の方は、趣旨弁明を許されれば討論はいいというのでありますが、われわれ小会派を代表して一人やらしていただきたいと思います。

竹村奈良一日本共産党

○竹村委員 私の方は二十五分ほど反対討論をやらしていただきたいと思います。

佐々木秀世自由党

○佐々木(秀)委員 三十五分というのは長過ぎる。十五分でどうですか。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それでは趣旨弁明を民主党、社会党が三十分、討論を共産党も小会派も十五分ずつ、こういうことでいかがですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石田博英自由党

○石田(博)委員 私の方は討論は保留しておきます。

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 そうすると開会時間はどういたしましようか。六時四十五分に開会ということでいかがですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小澤佐重喜自由党

○小澤委員長 それではそういうことにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後六時二十八分散会

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