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8回国会参議院1950/07/31

電力問題に関する特別委員会 第2号

発言数
69
登壇者
12
会派数
4
開催日
1950/07/31

会議録

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力問題に関する特別委員会を開会いたします。  昨日お打合せ申上げましたように、本日は見返資金に関する電気事業の融資問題について政府側の実情を御説明願うと同時に、本委員会の意見の交換をいたしたい、こう考えておるわけであります。  先ず最初に、対日援助見返資金の電気事業融資に関する今までの経過を簡單に政府側から順序を追つて御説明を頂きたいと思いますが、後程大蔵省関係の政府委員も御出席を願う予定でありますけれども、最初に通商産業省の方から御説明を頂くことにいたしたいと思います。御説明を頂きまする要点は、今まで電気事業に出されました対日援助見返資金の融資額、更に工事地点といつたような実態を御説明願いまして、第二に、二十五年度の見返資金の融資が只今停頓状態にあるようでありますから、これにつきまして、その停頓の状態になつておりまする事情を御説明を頂きたいと思うのであります。それから第三に、この見返資金が停頓いたしておりますることによつて、順調に進んでおりました電源開発工事に如何なる支障が起きておるか、その点の実情を御説明を頂き、最後に、以上の簡單な御説明を伺いましてあとで本参議院におきましては、融資促進の決議をいたしまして、政府に善処方を要求いたしたのでありますが、これに対して政府側が如何なる努力をせられたのか、そういう点については別個にお尋ねいたしたいと考えておるわけであります。最初に申上げた三点について御説明を願います。

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) 御説明を申上げます。  昨二十四年度におきましては水力二十六ケ地点、三十五万七千キロワツト、火力におきまして七ケ地点、二十三万キロワツトの建設工事に対しまして、約百億円の対日援助見返資金の融資を仰いだのでございます。これは大体昨年の十一月頃から工事に着手いたしまして、いずれも順調に進捗しておるのでありまして、一部の発電所はすでに完成したものもございます。大体現在までの進捗状況は大難把に申しまして、大体三割程度進んでおります。勿論完成いたしましたものもございまするけれども、只今工事中のものが大体三〇%程度進んでおります。更に申せば予定の進歩よりは幾らかずつ進んでおるというような状況が現在であります。本年度におきましては、この水カ二十六ケ地点、火力七ケ地点の継続工事といたしまして、約百五十億の資金を要求しておるのでありましてこの外に新規に今年度着工いたしたいと考えておるものが約二十万キロワツトあるのであります。これは先程申上げました百五十億の資金の外に、御承知のように見返資金の中で六十三億という金が船舶と電力、どちらかに引当てるべく留保してあるものが六十三億という金があるのであります。その中から一部を割いて頂きまして、新たに新規の工事といたしまして、二十万キロワツトの開発をいたしたい。従いまして継続の工事につきましては、内交渉におきまして、一応数字的には認められている数字でございますが、本年着手いたしまする二十万キロワツトに対しましては、我々といたしましては、約三十一億という金を更に百五十億にプラスいたして頂きたいということになつでおるわけであります。併しながらとの三十一億という金は船舶と電力の間ではつきりいたしておりません。槌いましてこれらは今後の我々の努力、政府の努力、関係方面との交渉にかかつておるわけであります。従いまして、今まで申上げましたところを要約いたしますと、継続工事の分といたしまして百五十億、更に新規開発といたしまして三十億の資金を本年度我々としては一部内部的には承認せられたもの、一部は解除せられる可能性があるけれども、まだ確定しておらないというふうに予定いたしておるのであります。  次に、若しこの工事が中止と申しますか、継続工事のために要する資金が解除承認せられないという場合においては、如何なる影響が来るかということでございまするが、現在のままで、即ち昨年解除せられました百億の金は御承知のように年度半ばにして解除せられたわけでありますから、三月までには使い切つておりません。従いましてズレておりまして、今日只今まで見返資金の工事が継続資金が解除せられないにも拘わらす続いておるのは、昨年の分の百億が逐次ズレて来ておるというような状況であります。ところがこの見返資金が百五十億の継続費が若しここで解除せられないということになりますると、日発、配電の手許資金も枯渇するわけでありまして、大体大雑把に申上げまして、地区によつて異りますけれども、今年の十二月までの日発の支拂の計画を見て参りますと、少い地域で十億、多い地域で約十五億というものを支拂つて行くことによつて予定通り工事が進むというようなことになつております。現在は御承知のように、昨年出ました九十七億、約百億の金がズレておりまするが、現在のままに推移いたしますと、大体八月末におきましては、すでに見返資金のみでこれを支拂うとすると金が足らないのであります。併しながら本年は比較的豊水でありまして、会社の経営状況もよろしいのであります。殊に石炭準備金として数億の金を積立ててあるというようなことからいたしまして、これらの金を一時流用いたしまして、この工事に向けるということにいたしますれば、八月はどうやら支拂い得る。但し九月になりますると、一部は支拂うことができると思いまするけれども、九月末には、その要求せられる工事費の全部に対しましては、支拂いが不可能になるであろう、かように考えるわけであります。それからこの工事が一時止まつた場合に如何なる影響が来るかということでございますけれども、これも無論推定でございますので、詳細に亘りましては、或いは正鵠を失するかも知れませんけれども、大体の見当といたしましては、若し一時継続工事が中止になりまする際に、例えば現場工事の土建の会社の人夫というものは、いつ始まるか一応見通しが現在付かないということであれば、これを郷里に帰さなければならんというようなことからいたしますと、その際に失業保険の金を拂わなければならん、帰郷旅費も拂わなければならないというようなことでありまして、現在土建の人と、それからメーカーの、メ—カーと申しますのは、電気機械の註文を受けておる会社を併せますと、大体二万三千の人がここに従事しておるということになります。これらの人々が失業か、半失業になるということから、手当、その他を差上げる。勿論メーカーの方は必ずしもそうではないのでありますが、この失業或いは半失業する人が何しろ二万三千、現場の建設工事に従事しておる者に対して、失業保険乃至は帰郷旅費その他手当を支給するために、十四億という金はどうしても要るのであります。従いまして、一時中止することによつて、これは何らプラスにならない金が十四億というものが要るということになります。その外に失業問題も出ています。勿論二万三千という人は現実に工事に着手し、機械を作つておる人でありまして、これらの家族その他を入れますると、その倍になるというようなことでありまして、工事自体が遅延乃至それから関接に参りますところの失業問題というようなことが起りますので、これは誠に等閑視できない由々しい問題であるというふうに我々存ずるのであります。以上開発の状況、資金の資金繰りの関係及び工事の中止による影響といつたようなものを、簡單でございますが、御説明申上げた次第であります。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 通商産業大臣から融資に関する停頓の実情を御説明頂きます前に、只今電力局長から御説明を頂いたことについて御質問がございましたならば、お聞きを頂きたい思います。

秋山俊一郎自由党

○秋山俊一郎君 只今お話を伺いましたが、見返資金の停止の場合につきまして、この見返資金が停止になりますことによつて、社会的に又経済的に非常なる大きなロスと申しますか、問題が起つて来ると思うのでありますが、こういう実情につきましては、政府当局から関係方面の方に十分説明して貰つているのであろうかどうかということをお尋ね申上げたいのですが、それから次に……。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) ちよつと秋山委員にお願いいたしますが、そういうことを今日は中心に今後やつて行きたいと思います。只今の御発言のようなことをですね。今のところは過去の電力局で進められております行政的な諸般の報告について御質問をお願いしたわけであります。ですから将来の対策について、融資が停止しておること、いろいろ困難性の実態につきましては、これをやつて参りたいと思いますので、ちよつとその点含んで御発言を願いたいと思います。

秋山俊一郎自由党

○秋山俊一郎君 今のお話によりまして、関係方面が果して十分にこれを知つておつて、そういうふうな状態になつておるかどうかということが問題だと思います。そうすると、尚御説明がありましたら、伺つてから後に御質問申上げます。

水橋藤作労働者農民党

○水橋藤作君 只今の御説明の中で、二十万キロワツトが新規ということでありましたが、その場所がどこであるかということと、これから新規に百五十億の継続増設をしたいということにつきましても、場所ですね、それから無論水力に限られていると思うのですが、そういう面についてちよつと御説明願いたい。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) それでは私から申上げます。今年度新たに着手いたしましようというのは、二十万キロは、第一には水力発電所でございますが、岐阜県の丸山発電所、十万五千でございます。北海道の然別第二発電所で六千二百キロ、福井県の五條方発電所一万五千キロワツト、それから水力で岐阜県の旭発電所二万八百キロ、それから広島県の加計発電所、これは機械を一台増設いたしますが、一万キロ、青森県の立石発電所、これも機械を増設いたしまして、三千五百キロ、福島県の新郷発電所、これも機械を一台増して一万五千二百キロ・それは水力でございます。火力の方で申上げますと北海道の砂川発電所、これも今やつておりますが、第二期といたしまして、二万七千、それだけであります。これまでは日発でございますが、外に配電会社の小さいのがございます。これは青森県で、東北配電の滝淵発電所四千百二十キロ、新潟県の梅津発電所、これも東北配電でございます、三百キロ、佐渡の島、それから島根県、中国配電の油井二百キロ、島根県の隠岐島でございます。長崎県対島の、九州配電でございますが、佐須川発電所三百七十キロ、これが配電会社の水力であります。配電会社の火力といたしまして、長崎県五島の福江発電所、これは九州、四百キロ、次も九州配電の長崎県五島の有川、二百キロ、それから鹿兒島県の奈留島発電所八十キロ、長崎県の対島の巖原発電所二百キロ、それから鹿児島県の曽瓦島第一、八十キロ、同じく曽瓦島第二の八十キロ、これが配電会社の火力発電所であります。その外に送電線とか、配電線がありますが、あとで資料を差上げます。    〔委員長退席、理事結城安次君委員長席に着く〕

石原幹市郎自由党

○石原幹市郎君 百二十万キロは新規にダムを作らないで主に修理されるのですか。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) そうじやございません。大体新規でございます。新らしく建設しますが、現在そういう発電所がありまして、水路は将来拡充するために大きくしてありまして、発電機が今まであるが、一台とか、二台とかの残りのを設置して行く増設、純増でございます。

水橋藤作労働者農民党

○水橋藤作君 恐れ入りますが、それの資料を、どことどこをやるか、資料を頂きたいと思います。

石原幹市郎自由党

○石原幹市郎君 この新規とか、継続の中に、送電線なんか入つておりませんか、例えば東北の十五万ボルトの配電線とか……。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) 大体送電線と配電線とマツチしたものを含んでおります。

石原幹市郎自由党

○石原幹市郎君 どういうものが入つておりましたか、前に御要求もありましたか……。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) 細かいのは明日差上げることになつております。

石原幹市郎自由党

○石原幹市郎君 この前頂いた五ケ年計画、あれには二十五年度分のいろいろ新規分が含まれております。あれと今言つてるのとでは減つておると思うのですが、例えば私の身近かな例で言えば只見川の柳律……。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) それは先程局長から申しました資金の枠の中には入り切れながつたのであります。私共の五ケ年計画を修正いたしましてやる中には入つておるのですが、資金の関係上はみ出している分もございます。

尾山三郎緑風会

○尾山三郎君 私共今後審議する上に参考にしたいと思います。従来の、これまでの既設発電所、それから現在やつておられるところ、将来、まだ未開発にして、これをやらんとするような箇所、そういうのを何か県別、又はキロ数等を参考にして、何かガリ版でも刷つて頂けるのでしようか。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) これは資料は用意してありますから、明日お配りいたします。

尾山三郎緑風会

○尾山三郎君 そうですが。どうぞお願いします。それからもう一つ。ちよつとお尋ねしますが、官山県の有峰発電所の計画はどういうふうになつておりますか。ちよつとお尋ねしたいのです。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) 有峰の発電所は五ケ年計画の方で、二十五年に着手する中に入つておりますが、順位は下の方に入つております。

尾山三郎緑風会

○尾山三郎君 そうですか。大分隔つておるようですが……。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) 私の方でA、B、Cと分けておりますが、そのCの中に入つております。

尾山三郎緑風会

○尾山三郎君 ついでにもう一つ。富山県の大牧発電所の問題はどうなりましたか、ちよつと……、概略でいいです。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) これは目下裁判が係争中でございますから、私共の方はその判決を待ちまして決めたいと思います。

三輪貞治日本社会党

○三輪貞治君 さつき局長の御説明に、船舶と電力のいずれかに引当てるための六十三億の予備的なものですね。このうち電力の方で要求するものが三十一億で半分にも満たないわけですが、この場合船舶の方の要求等と睨み合せて、どれだけ現在の折衝過程において可能性がありますか。    〔理事結城安次君退席、委員長着席〕

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) その点につきましては、我々の電力の方面からの要求といたしましては、すでに安本に要求をいたしておりまするが、安本で日本政府としての意見を関係方面に出すまでに至つておらない。と申しますことは、電力に幾ら、船舶に幾らということをまだ検討中でございます。我々としてはその中に三十一億というものを要求しておる。こういうふうな次第でございます。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 只今安定本部の産業局長の増岡政府委員と、財政金融局長の内田政府委員とがお見えになつておりますから、関連して御質問頂けば結構でございます。

結城安次緑風会

○結城安次君 ちよつとお伺いしますが、昨年度に着手の三十何万キロの電源と、今度の七十万キロを全部完成するには、予算としてどれくらい御入用になりますか。それから本年度においてそれを遂行するにどれくらい御入用になるか。それが過去において使い切つたものであるかということをちよつとお伺いしたい。

内田常雄経済安定本部財政金融局長

○説明員(内田常雄君) 内田政府委員でございます。私のここに持つております資料で申上げますと、電力の金は御想像のように昨年度、例えば見返資金から九十九億円ばかり、この金を出しましても、昨年度で済むわけではありません。むしろ二年目、三年目くらいは、それより余計の金が要ると、こういう形であります。先程から数字が出たと思いますが、昨年出しました金が約九十七億円だつたと思いますが、九十七億円の事業を本年度において継続するために百四十億乃至百四十五億の金が要るわけなんです。来年度におきましても、同じように百五十億程度の金が要る見込であります。再来年度からは減る一方になりまして、結局二十八年度ぐらいになりますと、二、三十億円ぐらいに減つて参ります。従つて若し本年度におきまして、昨年の継続事業に要する金の百四十億余りの金に加えて、別に三十億ぐらいの新規需要が出たとしますと、百三十億は来年度以後につきまして、今年度以上の金が要る。昨年度からの継続分を合せますと、細かい数字で多少狂いはありますけれども、来年度におきましては、恐らく百七、八十億の金は要ることになるだろうと思います。さようなわけでありまして、この見返資金は、先のことは分りませんけれども、一応の想定では本年度とか、来年度とかいうのが山で、アメリカの対日援助の元が仮わに減つて来る、或いは打切られるといたしますと、爾後はこの見返資金の運用による回收金とか、利潤收入だけになりますから、電力のような三年ぐらい引続いて大きな金の要るものをこの際一挙にやると、来年なり、再来年なりになつて、果してそれが担い切るかどうかという問題が出て来ると思います。

結城安次緑風会

○結城安次君 只今の御説明を伺いますと、昨年度三十万キロ着手したものが、すでに九十九億かかつておる。それを本年度継続すれば更に百五十億要る。これは今年完成しなければ来年までかかる。来年は又これに関してひとしく金が要る。その次はぐつと減るということでございますが、そうすると、三十万キロに対して来年度まで四十億要るのですか、一体どういうことを基礎として予算が出ておるのですか、これはちよつとその係の方に伺います。ちよつと計算して十三万円からになりますが。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) 大体水力としては七、八十万円程になります。今のは送電線も配電線も全部含めて見返資金になつております。総合的の開発をキロワツト・アワーでおつしやると、それでいいわけです。

結城安次緑風会

○結城安次君 只今の御説明で大体は了解しましたが、送電線、配電線まで入れても十四・五万円になるというのは……これはまあ申しますまい、言つてもしようがありません。あとで具体的に伺いましようが、どうもかかり過ぎるように思いますね。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) それでは一応只今のところで打切りまして、通産大臣のお話を承わりたいと思います。通産大臣に御説明を願うものについて、條件を付けまして甚だ失礼ですけれども、問題を明らかにするために、私から御説明を願う内容のポイントをお願いして置きたいと思います。第一点は、見返資金の電力事業への融資が停頓しておることは、もう私共よく承知いたしておるのでありまして、これを打開する方途として、参議院におきましては決議を以て政府に促進方の要求をいたしたのでありますが、あの四月二十四日でありますか、決議をされてから後、今日まで、政府がその促進につきまして如何なる努力をされたか、その点を御説明を頂きたい。それから第二点は、過日の本会議の席上、決議の行なわれました直後に、通産大臣は、融資が停頓しておりますることは、再編成の問題と密接な関係があるやに御答弁がございましたが、融資と再編成とがどうして関連性があるのか、この点をお伺いしたい。それから第三点は、再編成かこういう工合に難航を極めておりますることは、一に法律案の提出の只今責任を持つておられますところの政府並びに與党の方の態度が未決定であるということが有力な私は原因をなしておると思うのでありますが、そうして而もそういうことが融資に直接響いておるということになりまするならば、融資停頓の責任は政府にあると私は考えるのでありますが、これに対しての御解明を頂きたい。それから第四点は、巷間伝えられるところによりますと、又過日も参議院の決議をいたしました翌日でありましたか、或る新聞に、融資が解決したやに報道がなされましたときに、工事金の使途については厳重な監督を要するというような條件が付されるであろうというようなことが述べられておりましたが、融資の金の使途について相当な話題が出ておるようでありますが、こういう点について政府はどのように考え、又どのように処置をせられようとしておるのか、この点を第四点として伺いたい。以上の点をお話を頂く中に含めて頂きまして、そうして総合的な御説明を頂きたい。そうお願い申上げて置きます。

横尾龍自由党通商産業大臣

○国務大臣(横尾龍君) 見返資金の問題に関しましては、非常に憂慮すべき点があることは皆さん御存じの通りでございます。先ず決議案を参議院で可決せられまして、私としては非常に有力なる後援を得たものと考えるのであります。その後電力局長をして向うの人々と種々折衝をしておるのであります。何を申しましても、過般お話いたして御承知願つた方もあるかと思いますが、初めからの私の関係いたしましたことの経過を附加えさせて頂きまして、これを御判断願いたいと思うのであります。ちよつと速記を止めて頂きたいと思います。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 速記を止めて……。    〔速記中止〕    〔委員長退席、理事結城安次君委員長席に着く〕

結城安次緑風会

○理事(結城安次君) 速記を始めて……。

秋山俊一郎自由党

○秋山俊一郎君 先程お尋ねがいろいろあつたのでありますが、見返資金につきましては、御交渉を頂いてあることと存じますけれども、この見返資金が停頓し、停止するために起つて来るところの結果なり、状況につき、よく関係方面の方に説明をして頂いておりますか、どうか、こういう状態になるということが向うに分つておるのかどうかということをお尋ねいたしたいのであります。それから、この再編成と、只今のお話によりますと、見返資金が絡み合つておるようなお話でございますが、この再編成の問題が非常にやかましく取上げられまして、論議されておる根本は、結局において電力が非常に足りないことから発生しておる問題でありまして、その電源を開発する問題がここに停頓をするということは、これは非常な矛盾があるかに考えられるのであります。こういう点につきましても、関係方面の方は了解をしておるかどうか、了解をするようにお話をして頂いておるかどうかお尋ねしたい。それからもう一点は、この見返資金がかように停頓いたしますと、先程御説明のございました通り、八月一杯はまあどうやら行けるが、その後においては事業が停止される状態になり、従つて十四億からの金がその停頓によつて生ずる失業者に対する措置に要するということでございますが、若しかかる状態が起つた場合に、政府はそのままにして、この十四億を担当の配電会社でありますとか、そういうものに背負わして、そのままに時期を待つお考えでありますか、或いは何らかのそれに対する処置を政府はお考えになつておられますか、伺いたいと思います。

横尾龍自由党通商産業大臣

○国務大臣(横尾龍君) ちよつと速記を止めて下さい。

結城安次緑風会

○理事(結城安次君) 速記を止めて…。    〔速記中止〕    〔理事結城安次君退席、委員長着席〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 速記を始めて……。

石原幹市郎自由党

○石原幹市郎君 参考にちよつと聞いて置きたいのですが、新規に二十万キロワツトをやる場所のお話が先程あつたのでありまするが、これは五カ年計画その他でいろいろ立つておるやつの中から、こういうものを選定されたのでありますが、その選定の方法或いは標準と言いますか、そういうことについて若しお話できたら一つお願いしたい。経済的にこういうところは非常にいいから、これを先ず先きにやろうとか、そういう意味であります。

豐島嘉造資源庁電力局開発部長

○説明員(豐島嘉造君) いろいろなむずかしい方法を式を立つて実はやつたのでありますが、大体におきまして、現在の電気の制限を成るたけ日本全国を通じて均一にすると申しますか、結局具体的に申しますと、九州とか、北海道とかいうような非常な制限のきついところは重点的にやる。それから成るたけ早く効果を上げるということで短期間に完成するというような点に一つ重点を置く、それから現在の送電線との関連もございまして、送電線を含めて成るたけ安い建設費でできるというようなものを考えております。それからこれはまあ工事期間にも関係いたしますが、工事の難易というような点も一つのこととして考えております。その次に水力発電所は補償問題が非常にむずかしいのがありますので、そういうものについては成るたけ補償問題の厄介でないところ、すでに解決済のところ、そういうところを先にやる、大体そういうような標準を立てまして選定いたしました。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 私丁度席を外しておりまして、大臣への御質問がどうなつたかまだ分らないのでありますが、私から一つ電力局長に質問いたしたいと思います。若し重複しておればそうおつしつやつて下さい。それからもう一度大臣に来て頂くように只今私お願いいたしましたので、どうか足らないところは再質問をお願いいたしたいと思います。先程の大臣のお話ですと、再編成が具体的の日程に上らない融資というものはむずかしかろう、こういうお話があつたわけであります。そういたしますと、只今の状況では、大臣の言われることをそのまま信用するとすれば、電源開発の工事は少くとも中断をしなければならんことになるわけだと思います。そういたしました場合に、過日お伺いいたしましたように、五十数億の損害が出るわけでありますが、これについて跡始末の問題がございますので、その点を明確にいたして置きたいと思うのであります。第一点は、今度の電源開発の工事は、日本発送電会社法、或いは電力管理法によりまして、政府の工事命令によつて行われておるものであるかどうか、この点をはつきりいたして置きたいと思います。それから第二点としましては、政府の工事命令であつた場合に、只今の融資が停頓してそのために工事上金銭的な損害が出ましたことに対して、その補償は一体誰がするのか、そこのところを明確にして置いて頂きたい。この二点を伺いたい。

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) 日発の只今施行いたしております見返資金工事は、政府の工事命令に基くものでございます。それからこれが中止の止むなきに至つた場合に損失が出るが、その補償を考えておるかというような御質問のようでありますが、只今政府といたしましては、これに対する補償ということは考えておりません。ただ若し中止の止むなきに至るということであれば、全体の工事費が嵩むというふうに考えておりますが、只今のところ補償ということは考えておりません。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 重ねて質問いたしますが、補償を考えてお出でにならない。そうして全体の工事費が膨らむということでありまして、大体お考えは分るわけでありますが、併し一時中止しました工事がいつ再開されるものか見通しが付かないということになります。そういたしますと、現実に工事を中断することによりまして、相当の工事計画にないところの支拂いをしなければならんわけであります。そういう資金的な措置というものはですね。請負業者その他に何らかの方法で出されるのでありますか。或いは工事命令で着工したものでありますが、一時中止命令というようなものをやはり政府の方から出されて、そうしてそういうような関係業者の損失に対する支拂いというものは政府の責任でない、政府は責任はとる必要がない、こういうような措置をおとりなるのか、その辺を明確にして置いて頂きたい。

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) 只今のところ中止命令を出すというようなことも考えておりませんけれども、場合によつては或いはそういうことにならんとも限らんと思います。ただ一時工事を中断いたしますことによりまして、費用が嵩む点は、見返資金の全体の量は同じでありましても、工事の量が減るというようなことで、或いは見積りの変更、或いは計画の変更ということになつて来るかとも思いますが、そういうように今考えております。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) そうすると、ちよつと明確にして置きたいのでありますが、一時中止が行われました場合には、政府が命令を以てやられるかどうかということが第一点、それから第二点は、政府が命令を以てやられた場合には、そういう請負の再検討をされるという今お話がございましたが、そういうことをやります場合には、それぞれの業者というか、請負業者と申しますか、或いはメーカーと申しますか、そういうようなところへは損失をかけないように一応補償をする、こういうような含みがあるのですか、この点も伺いたい。

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) 業者と日発との間におきましては、これは契約がございますから、中断によつて契約の内容にもよりまするけれども、日発が支拂うべきものは、これは請負工事者に補償して行かなければならん、かように考えております。

結城安次緑風会

○結城安次君 今のに関連して伺いますが、この政府から工事命令を出す資金関係は日発で作れというのですか、或いは政府が何十、何億出すからやれというのですか、ちよつとその点お伺いして置きたい。

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) 御承知のように、ひとしく見返資金の工事をいたしておりましても、日発と配電会社とは違いまして、日発法の関係で、日発が工事をいたしますときには工事命令によつておるわけであります。配電会社はさようでないのであります。実態は同じなんでありますが、この見返資金は各日発及び配電会社が、大蔵省と申しますか、政府を代表する大蔵省から借りてやつておるというようなわけであります。ただ現在の法制の関係上、日発につきましては工事命令を出しておる、こういうような関係であります。従いまして電力局の方は、工事についての命令は出しておりますけれども、金の面では直接に見ておらない。これはまあ間接……、側面から援助しておるというような関係になつておるわけであります。ただ工事につきましては、請負業者の方々から契約をいたしておりまするが、併しこの中止による請負業者に対する損失というものは、これは別に見てやらなければいかん、かように我々は考えております。

結城安次緑風会

○結城安次君 ちよつと、見てやらなくちやならんというのは、政府が見る意味ですか。日発が……これは配電と日発とありますから、今例を自発にとります。日発が自分の勘定で見るというのですか、政府が見るということですか。

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) 日発が詰負業者との関係においてやる。政府がやるということは只今のところ考えておりません。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) それじやちよつと関連してお伺いしますが、工事が中断の止むなきに至つた場合には、政府は工事の中断命令を出されるかどうか、その点が明確にならぬと今の論議がはつきりしないと思いますが、そのことについて……。

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) 只今のところの状態において出す意思はないのでありますが、これは事態の推移によりますので、只今出すとも出せないともはつきり申上げかねる次第であります。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) それから、これは仮定のことでお尋ねいたしますが、中断命令が出たときは、日発なり、配電の業者というものは、そういう損失補償の責任はないものと私は認めるのでありますが、この点は如何でございますか。それから中断命令が出なかつたときには、そういう補償は当然業者が、日発なり、配電業者が支拂わなきやならん、請負業者なり、或いはメーカーなりに支拂わなきやなりませんが、それらの補償はやはり融資の形において、見返資金の融資ができなければ、その他の国内金融によつて、その資金的措置を政府がとらなければならないと、私考えるのでありますが、その辺は如何でございましようか。

武内征平資源庁電力局長

○説明員(武内征平君) 工事の中止命令をいたした場合に、これはもう少しよく法規関係を調べて御答弁いたしたいと考えますが、只今私の考えでは、補償に関する規定は残つていないと思うのであります。従いまして法的措置と予算的措置が要るのじやないかというふうに考えております。この点はよく調べて……只今私の頭にありますところは、さように考えております。それから日発乃至は配電会社が請負人との関係において損害補償をしなきやならんときに、その資金は政府において斡旋しなきやならんというような御質問のように承わつたのでありますが、勿論主となつて金融の心配をするのは会社でありますけれども、我々といたしましては、事情はよく分つておるのでありますから、極力会社を応援いたしまして、その目的を達するように努力するつもりであります。

水橋藤作労働者農民党

○水橋藤作君 只今のお話を聞きますと、先程大臣がおつしやるには、この法案が通らなければ見返資金は絶対出ないということを言つておられる。それから今局長はやはりこの見返資金がなければ工事が続行できない、できなければ、幾ら幾らの損失になるということを言つておられる。これは両者共はつきりしておる問題じやないかと思うのです。でこの臨時国会で仮りに再編成が成つたとしても、或いは九月、十月になるんじやないかと思うのです。そうすれば、工事が中断されるということは火を見るよりも明らかに分つておる。だからその前にこの大きな問題を事前に政府なり、或いは日発なりが相当検討されて、もうすでに案を持つておられてよい筈なんだと思います。局長がはつきり分らぬというならば、大臣にこの問題を再質問したいと思いますから、お願いいたします。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) ちよつと私からお諮りいたしますが、只今の水橋委員の御質問、御尤もだと思いますけれども、今日お尋ねいたしまして、大臣から御答弁願うのは私反対ではありませんけれども、要領を得なかつたときには、明日の委員会で、今電力局長もおつしやつたのでありますから、この点を明確にして頂くように御答弁を頂きたい、こう思います。で只今の点は見返資金の融資の促進をいつします上において非常に重要なポイントになる点であります。又土建業者にしましても、先程も申上げておりますように、メーカーにいたしましても、又この電源開発工事に直接関與しておる、或いは間接に関與しておる労務者の諸君にとりましても、地元の皆さん方にとつても非常に重要な問題でありますので、その点はこの機会に私といたしましても明確にいたして置きたいと考えますので、明日までに、今日はつきりと大臣からも御答弁を願えない、要領を得ないというならば、明日お願いいたしたいと思います。

石坂豊一自由党

○石坂豊一君 只今委員長のお話を承わり、私共も明日詳細に承わりたいと思いますが、先程局長からお話ありまして、先に本院の決議いたしました電力開発に関する非常に重大なる決議をいたしまして、それに対して電力局長の説明では、すでに百億使つて、出力において三十何億キロも出すというようなことをお話になつておりますが、私共どこにおいてそういう仕事が行われておるか一々それもお伺いしたいし、私共の知るところによりましては、どうも手を触れていないところが甚だ多い。現に私共電源地に近いところにおりますが、称名の工事のごときはもう鉄板も運んでおる、すべての仕事ができて、そのまま放置してあります。それから有峯の工事のごときは、これも仕事が六分ぐらいできたのに中止したのであります。そうしてそれの手当はしておらぬ。僅かについこの間成合というところの工事をやつたのでありまして、私共は百億だとか、そんな大それた資金をどういうところへ持つて行つて使つておるのか合点が行かない。そういうことを詳しく一つ明日承わることにいたしたいと思います。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 只今の石坂委員のお話もお願いいたします。大臣に私からちよつと一、二点、先程途中で本会議に入るために中坐をいたしましたので、若し御答弁が済んでおりましたならば、おつしやつて頂きたいのですが、先程私がこの席におりましたときには、御説明の中でいろいろ集中排除法の関係も述べられて、融資と再編成とは関係があるということを明言されたわけでありますが、私は融資と再編成とは直接の関係はないものと考えておるわけであります。それはなせかと申しますならば、電源開発を促進する運動というものは、再編成問題とは全然無関係に、終戰後のあの電力危機が国民の大きな輿論になりまして、電源を開発しなければ日本の産業安定、経済安定は期せられないという澎湃たる輿論の中から、関係方面の御了解を得て、そうして御理解を得て、電源の拡充という方向へ向つて来たわけであります。当時まだあの電源開発の問題が起きましたときには、再編成問題がどのような経路を迫るであろうというようなことは全然見通しがなかつたときであります。只今においてはすでにもう再編成は時間の問題で、法案として国会へ提出されるというような匂いがしておるのでありまして、当時よりも再編成に対する具体的な構想というものは明らかになつて来ておるわけであります。そういうときに一旦電源開発に着手して、再編成の問題が混同して参りますということは、私共としてちよつと了解いたしかねる点がありまして、飽くまでも電源開発は電力を豊富にいたしまして、日本の産業安定なり、国民生活の文化的な向上を図るという趣旨の下に行われておるものである、そうしてそういうことを行いつつ、将来の日本の電気事業のあるべき姿を再編成問題によつて解決しようというのである。それは飽くまでも交叉線ではなくて、平行線であるべきものであると考えておるわけであります。従つて通商産業大臣は、融資の問題と再編成の問題とが関係があるとおつしやいましたが、それはどういうような理由の下に関係があるのか、この点をもう一度お聞かせを願いたいと思います。

横尾龍自由党通商産業大臣

○国務大臣(横尾龍君) 速記をちよつと止めて置いて頂きたいのですが。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 速記をちよつと止めて……。    〔速記中止〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 速記を始めて……。

三輪貞治日本社会党

○三輪貞治君 只今委員長からの御質問によりまして、大臣がお答えになりましたように、大臣みずから御折衝に当られ、尚足らざるときは大蔵大臣或いは総理の御出馬を願つて御折衝に当られましても、尚且つ困難な場合においては、水橋委員からもお話がありましたように、工事中止の命令をしなければならないような事態に必ずこれは逢着すると思うのであります。その場合に、日発或いは業者に與えるところの損失については、現在の法的な措置においては、これをば補填するというようなことはない、将来においては法的措置と予算的措置を必要とするであろうというような局長の御見解であつたのでありまするが、そういう場合に、大臣といたしましては、次の機会に立法措置と予算的措置をなさるところの御意思がありますかどうか、お伺いしたいと思います。

横尾龍自由党通商産業大臣

○国務大臣(横尾龍君) 只今のお答えにつきましては、よく調べまして明日又……。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 私からちよつと大臣にお願いして置きますが、私先程電力局長に、工事命令と、今度工事中断になりました場合の損失が出まするが、その損失を如何ように処理するかという問題の法的な手続きその他について、明日の委員会で更に明らかにして頂くことにお約束をしたわけであります。只今大臣は、関係筋とのいろいろな折衝について更に熱意をこめてやりたいという御意向を御発表願つたのでありますが、これも併せて、国会はもう閉会になるのでありまして、而も閉会中に工事を中止するか、しないかという重要な段階に来るわけであります。私共も電力委員として非常に心配をいたさなければなりませんので、明日と明後日の二日に亘つて電力委員会は開会をいたしますので、明日でも結構でございますし、明後日でも結構でございますが、このいずれかの日に政府の今後の折衝に対する御予定と申しますか、或いは見通しを是非とも私共にお洩らしを願いたいということを一つお願いを申上げて置きます。  ちよつと速記を止めて……。    〔速記中止〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 速記を始めて……。  その他御質問ございませんか……。それでは見返資金に関係いたしまする案件はこれで止めたいと存じます。  次に、明日、明後日の委員会のことについて御相談を申上げたいと存じます。只今委員長の手許で一応腹案を用意いたしましたのは、八月一日は午前十時に開会をいたしまして、電気関係の現行法規、電力管理法を初めといたしまする法規の概要説明、第二点といたしまして、電気事業の再編成の最初からの経過を御報告申上げたい。午後一時に日本発送電の小石川にありまする中央給電指令室を視察いたしたいと考えます。ここへ参りますと、全国の電力の需給の指令所でございますから、一見して全部の電力配分の状態が分るわけであります。明けまして八月二日には、やはり午前十時に開会をいたしまして、第一点は電力需給の趨勢と電源開発の計画の点について、もう少し突つ込んで政府の説明を伺いたい。  第二点は、電源開発工事の進捗状況、第三点が、電力料金制度と電力量の割当制との概況について御報告を願いたい。そして午後一時に関東配電の給電指令所へ参りまして、更に配電関係の業務の説明を伺う。それで電源会社でありまする日本発送電、配電会社でありまする関東配電の業務の全般を一通り覗いて参りたいと考えております。従いましてこの両二日に亘つて行いますることによりまして、本委員会といたしましては、一応電力関係に対する基礎調査を終えまして、そして現地調査の準備も兼ね行いたい。こう考えるわけであります。大体このような予定で行いたいと思いますが、差支えございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) それではこれを以ちまして、本日の委員会を閉じたいと思います。散会いたします。    午後四時三十三分散会  出席者は左の通り、    委員長     栗山 良夫君    理事            岡田 信次君           橋本萬右衞門君            三輪 貞治君            結城 安次君            水橋 藤作君    委員            秋山俊一郎君            石坂 豊一君            石原幹市郎君            古池 信三君            森下 政一君            山田 節男君            尾山 三郎君            加賀  操君            山川 良一君            東   隆君   国務大臣    通商産業大臣  横尾  龍君   説明員    資源庁電力局長 武内 征平君    資源庁電力局開    発部長     豐島 嘉造君    経済安定本部財    政金融局長   内田 常雄君

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