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8回国会参議院1950/07/30

電力問題に関する特別委員会 第1号

発言数
23
登壇者
5
会派数
4
開催日
1950/07/30

会議録

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力問題に関する特別委員会を開催いたします。本日の案件は、過日来まだ未解決になつておりまする理事の選任の問題と、それから閉会に入りましてからの議員派遣の問題、第三が專門調査員に関する問題、第四が明日の委員会の案件の問題、この四点を御決定頂きたいと思うのであります。先ず第一に閉会中の議員派遣の問題を御審議頂きたいと思うのでありますが、この問題につきましては、前回の御打合を申上げました結果によりまして、各委員の方々に非公式の御連絡を取つて一応の案を作つたわけであります。その原則は、出身地の方は成るべく御遠慮を願うということ。それから調査班は一班は五名を限度といたします。それから第三点は、全国を北海道東北地区、関東信越地区、北陸中部関西地区、中国四国地区、九州地区の五班にいたしたいと思います。派遣の時期は八月二十日から九月の十日頃までの間におきまして約十日間の予定を以て実行いたしたい。この四点に亘つて立案をいたしたわけであります。従いまして本日は只今大体の試案を御発表いたしたいと思いするので、これについて本委員会として決定をいたしまして、議院運営委員会の方へ連絡をとつて然るべきものかどうかを御決定を頂きたい、こう思うのであります。  それでは林專門員の方から御発表を頂きたいと思います。

林誠一常任委員会專門員

○專門員(林誠一君) それでは只今委員長からお話のありました各班の申込を個別に整理をいたしました結果を申上げますと、北海道東北班、これは社会党の栗山君、民主党の小川君、労農党の水橋君、第二班の関東信越地区、これは自由党の石坂君、社会党三輪君、緑風会の加賀君、第三班、北陸中部関西、これは自由党の高橋君それから社会党の森下君、それから緑風会の結城君、第四班の中国四国班、自由党の古池君、社会党の山田君、第一クラブの佐々木君、それから第五班の九州でありますが、自由党の橋本君、第一クラブの東君、共産党の須藤君かように相成つております。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 只今の案は、御本人には前以て大体御了解が得てございます。御意見を伺いたいと思います。

佐々木良作第一クラブ

○佐々木良作君 でき得ればちよつと速記を止めて貰つて言いたいのですがね。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 只今の通りにいたしてよろしうございますか。懇談会にいたしたいと思います。それでは速記をちよつと停止して下さい。    〔速記中止〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 速記を始めて下さい。只今お打合せを頂きましたことによりまして、先程私が説明をいたしましたように、議員、派遣の問題は大体次のような工合に本委員会において決定をいたしたいと思います。一班を三名といたしまして、全国を五班の地区に分けまして、十五名の委員の方々に御調査を願うことにいたしたいと思います。そうしてその氏名は第一班、北海道東北地区は栗山、小川、水橋の三君。第二班関東信越地区は石坂、三輪、加賀の三君。第三班、北陸中部関西地区は高橋、森下、結城の三君。第四班、中国四国地区は古池、山田、佐々木の三君。第五班、九州は橋本、東、須藤の三君。かようにいたしまして、更に今度の現地調査はその派遣の時期等のこともありまして、欠くることも予想されますので、各班に予備員の方々を選定いたしまして、所定の員数が取揃うようにいたしたい、こういう工合に考えます。それから派遣の時期は八月の下旬から九月の中旬までの間約十日間に亘つて行いたい、こういうことにいたしたいと思います。  それからその議員派遣の事前の準備をいたしまするためにもございますので、閉会直後の八月一日、二日の両日に亘りまして委員会乃至打合会を開催いたしたい、こういう工合に考えております。  それから小川委員から特に御発言がございましたが、今回の調査は、外の委員会の調査も勿論重要でございましようけれども、只今の予測では来国会には懸案の電気事業再編成の問題が法律案として提出を予定せられておるわけでございます。従いまして只今の精勢から申しますると非常に重要な法案でありまして、私共それを專管いたしまする委員会といたしましては責任が重大でありますので、具さに各方面の現地を視察して置く必要があろうかと存ずるのであります。従つてその点は特に議院運営委員会におきましても議員派遣の問題については経費その他の問題がら愼重に審議をせられることと思いまするが、委員長に御一任頂きまして、本委員会の意のあるところを議院運営委員会にお伝えをいたしまして、原案の通り実行のできるように取計らいたいとこう考えております。  以上のお話を申上げました点に従いまして、本委員会で議員派遣の問題の御決定を頂きたいと思いますが、只今申上げました点で決定してよろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石坂豊一自由党

○石坂豊一君 ちよつとこの際議員派遣のことですが、実は私などは成るべく御遠慮申上げたいと思つておるのでありますけれども、この特別委員会を設けて審議するという第一の主眼は、この機会に特別委員会がなければ実地調査などの時期を逸して、そうして又来年の今頃でないとできないことになるから、その適当の時期を掴むため、この委員会を特に設けたというのに一つの主眼点がある。それから議員派遣において特別委員会であるからして、常任委員会と違うから軽重の差を付けて特別委員会だけをオミツトするということのないように、幸いここに議運の方々もおられますから、特に本委員会の要求に対しては全面的にこれを採択するように努力せられることをこの際委員長を通じて要求しておきます。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 了承いたしました。それでは只今私がお諮り申上げたことは原則において御賛成を頂いたことと認めまして決定をいたします。  それから只今石坂委員の御発言もございましたので、議院運営委員になつておられる方は勿論御努力を頂きたいと思いますし、又各会派におきましてそれぞれ一つ御努力を頂きたいことをお願い申上げておきます。  次に第二点でございますが、本委員会の專門員の点について御相談を申上げたいと思ます。御承知のようにまだ本委員会は設置後專門員を決定いたしていないのであります。これにつきましてどういう工合に取計らいますか。御意見を伺いたいと思うのであります。

佐々木良作第一クラブ

○佐々木良作君 取敢えず前の第七国会にあつたように、通産と経済安定の林專門員と渡邊專門員にお願いして、それからその間に私何か聞いたような気がするのですが、若し水力関係で建設のやつが必要だというのならば建設專門員の方のどなたかにお願いしてもいいのじやないか、従つて私の申上げたいことは、差当つて今の林君と渡邊君にお願いして若し必要があるならば建設專門員の方をお願いするということにしたら如何でしようか。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 只今御意見もございましたようですが、佐々木委員の御発言に従いまして、前国会の例にも倣うわけでありますが、林、渡邊両專門員に御兼任を願うことにいたして宜しうございますか。    〔「異議なし」と呼び者あり〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) それではさよう決定いたしました。そうして同時にこの問題は関係委員会、いわゆる議院運営委員会の方にも承認を得るように手配をいたしておきたいと思います。又再編成問題の進展によりましては、或いは調査の過程におきましては建設その他外の委員会の関係も生じて参ると思いますので、その点につきましては、佐々木委員の御発言のようにその都度決定して参りたい、こういう具合に考えます。  次に第三の議案でありますが、過日の委員会で保留になつておりまする、理事選任の問題を御決定頂きたいと思うのであります。一応過日の論議をいたしました要点だけを私からもう一度申上げます。過日の委員会ではいろいろと案が出たのでありますが、大体案が二つに分れまして、一つの案は各会派から出されておりまする委員の数に一応比例をいたしまして、そうしますと自由党が一・八人、社会党が一・四人、緑風会が一・二人、民主党が〇・八人、第一クラブが〇・四、労農党が〇・二、共産党が〇・二、こういうわけであります。比例してこういう恰好によつて理事を選ぶ方針を探りまして、また各委員会の理事の選任の方法は五名に一名というのが大体今までの慣習になつておりますから、これを踏襲いたしまして、三十名の委員会でございますから、六名を只今の比率に適当に分けたらどうかという意見でありました。この場合には勿論自由党が二名、社会党が一名、緑風会が一名、民主党が一名まではよろしいのでありますが、あと第一クラブ、労農党、共産党が一名に満たない数になりますので、ここで普通のごとく参りますとこの三会派に一名、大名で限定いたしますと一名ということになるわけでありますが、その時に御発言がございまして、前国会においては特別委員会の場合に各会派に洩れなく理事を渡すということを原則にやつて参つたので、理事の数は前国会に従いまして七名にしたわけであります。七名にして各会派に割つたのでありますが、そういうような方法を探つたらどうかという話がありまして、一応理事は七名にいたそうということに決定したわけであります。ただ割振りは自由党が二名になります関係上、どうしても一名各会派に割当てをするということは足りないことになるわけであります。そこで問題といたしましては、全部に亘つて一名を出すようにいたしますためには、自由党の二名を一名割いて頂くかどうかというようなことになりますので、第一クラブ、労農党、共産党と、自由党の間で一応お打合せ頂きたいというようなところまで只今話が進んでおるのであります。その後の事情を御報告願いましてこの問題を決定いたしたいと思うのでありますが、大体以上申上げました点から先へお話を進めて頂きたいと思います。それからいろいろ話が微妙になりますので、一応懇談会にいたしまして、結論を得てから委員会を再開いたしたいと存じますがよろしゆうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) それでは速記を止めて下さい。    〔速記中止〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 速記を始めて下さい。理事の選任につきましては、今御懇談願いました通りに、自由党二名、社会党、緑風会、民主党、第一倶楽部、労農党各員名、計七名といたしたいと存じます。そうして理事の選任に洩れました共産党に対しましては、理事会を開きまするときは、御希望に応じまして、オブザーバーとして、自由に御発言差支ない、ということにこの委員会で御了解を得たことにいたしたいと思うのであります。さように決定いたしてよろしうございますか。    〔「異議なし」という者あり〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) さように決定をいたします。  それでは第四の案件といたしまして、明日の委員会の開催の問題、並びに案件について御相談を申上げたいと思います。いよいよ今国会は、明日を以て終るわけでありますが、電力問題に関する本委員会は設置の時期が遅れましたので、会期中にさほど調査もでき得なかつたわけでありますが、去る七月二十四日の本会議に、只今電気事業が非常に困難を極めておりますが、電源開発に関しまして、見返資金の融資が或る事情の下に遅れておりまするので、これの促進方の決議を本会議においていたしたわけでありますが、その後今日まで全く政府当局がどのような努力をせられたのか、その努力の内容も分つておりませんし、従いまして今日まで融資が決定をしたという報告も聞いていないのであります。そこで明日は是非共この見返資金に関係いたしまする参議院の決議に対して、政府がどのような努力を、又どのような見通しになつておるのかと一応説明を伺いまして、本委員会として取るべき処置がありましたならば、是非共そういたしたい。これについて調査をいたしたいと考えるのであります。又第二点といたしましては、電気事業の再編成問題に関連いたしましていろいろと事態の動きがあるやに思いますが、本委員会といたしましては、この問題についても会期中一回の調査もいたしておらないのだから、閉会に先立ちまして一応政府当局、その他の関係筋から事情を聴取いたしまして、そうして委員会としての任務を途行いたしまするための準備、その他をいたしたいと考えるのであります。右二件を採り上げまして明日委員会を開催いたしたいと思いますが、これについて御意見を伺いたいと思います。

佐々木良作第一クラブ

○佐々木良作君 料金のことは出るまでに聴くなり、触れて置く必要はありませんか。それは時間との睨み合せもありましようが。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) その問題は一日と二日のときにやりたいと存じます。

佐々木良作第一クラブ

○佐々木良作君 それならば結構です。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 明日午後二時から開会をいたしたいと思いますが、よろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) それから特に委員長からお願いを申上げて置きますが、明日は政府方面もなるべく責任のある答弁を頂くように用意をいたしたいと思いますので、どうかさような意味におきまして御発言の御用意をして頂きたいと思います。

小川久義国民民主党

○小川久義君 先程数を決めました理事は、委員長において指名して頂くという動議を提出いたします。

佐々木良作第一クラブ

○佐々木良作君 只今の動議に賛成いたします。

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) それでは動議に従いまして委員長から指名をいたさして頂きます。自由党岡田君、橋本君、社会党三輪君、緑風会結城君、民主党西田君、第一クラブ佐々木君、労農党水橋君、以上七名の方にお願いいたしたいと思います。御承認を願います。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

栗山良夫日本社会党

○委員長(栗山良夫君) 御異議ないと認めます。  それから先程ちよつと申し落しましたが、明日の委員会が終りましてから引続いて、北海道、中国、四国、九州この地区が連合せられまして、電気事業再編成の対策を立てるための協議会を結成しておられます。これは主として消費者代表だと思いますが、その方々が連合いたしまして本委員会に陳情いたしたいということでありますから、散会後お聞きいたしたいとこういう用意をいたしております。どうぞよろしくお願いをいたします。  それでは本日はこれにて閉会をいたします。    午後四時二十二分散会  出席者は左の通り    委員長     栗山 良夫君    理事            岡田 信次君            三輪 貞治君            結城 安次君            佐々木良作君            水橋 藤作君    委員            秋山俊一郎君            石坂 豊一君            石原幹市郎君            古池 信三君            中川 以良君            森下 政一君            山田 節男君            尾山 三郎君            加賀  操君            山川 良一君            稻垣平太郎君            小川 久義君            須藤 五郎君   事務局側    常任委員会專門    員       林  誠一君    常任委員会專門    員       渡邊 一郎君

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