地方行政委員会 閉会後第10号
- 発言数
- 145 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1950/10/26
会議録
○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。 先ず最初に御報答申上げます。昨日当委員会におきまして御決議を願いました、政府に対する地方財政緊急対策についての要望の件は、昨日午後四時半総理大臣官邸に岡崎官房長官を訪ねまして要望書を手交いたしました。尚三十分に亘りまして要望書について詳しく説明をいたしまして、総理大臣によくその趣旨を官房長官から説明をし、且つ大蔵大臣、自治庁長官にも官房長官からその文書を手交わして貰うように、尚右決議の趣旨の実現方について特段の考慮を煩わしまして、何分の答えを当委員会にして貰いたいという要望をして置きました。以上御報告申上げます。
○西郷吉之助君 只今委員長から御報告がありましたように、昨日当委員会におきましては要望書を政府に提出したのですが、主としてこういう問題につきましては、先週四日間に亘り、午前午後に十分補正予算とも関連してお話を伺つたんですが、本日は官房長官も見えて政府のこれに対する所信を述べられるそうですが、先週四日間やりましたが、大蔵大臣の出席が全然なく甚だ遺憾であつたのですが、この要望書に対する態度については大蔵大臣としても本委員会に積極的に出て意見を述べられるのが至当だと思います。こういうふうな点はどうなつておるのか、西川政務次官もおられますが、大蔵省はこれからどういうような態度で臨まれるのか、この点をお伺いいたします。
○説明員(西川甚五郎君) これを読んでおる間どなたか……。
○西郷吉之助君 只今西川政務次官に伺いましたら、まだ我々が昨日手交した要望書は御覽になつていないそうですから、こういう杜撰なことであつては御意見を聞く必要もないのですが、さつき申上げましたように、大蔵大臣としてこれに対する意見を適当な機会に積極的にこつちへ出て来られて述べて頂きたい。只今御覽になつてのありきたりの答弁は必要としません。
○委員長(岡本愛祐君) 西郷君に申上げます。大蔵大臣今日当委員会に出席を求めたのであります。強く出席を再三求めましたが、今日はドツジ氏と又会うことになつておつてどうしても出られないということで政務次官が見えたのであります。
○西郷吉之助君 そういうことであれば尚更誰が出て来るにしても、大蔵省としてもそういう点に対してどうするかということぐらい知つていて出て来られないと、甚だ不用意に何を聞くのか分らんというふうなことであつては大変遺憾と思うのですが、今委員長が言われた通りそういうことが大蔵省に通じてあるのか、大蔵省の方は知らないのか。どうもそういうことでここにぽんと出て来られては甚だ私は不用意だと思うのですが、その点は委員長からもここに政務次官がおられますから、大臣に代つてこれの態度を聞くというのでなく、どういうふうにそれを取扱うかという点を單に伺つたのですが、これを見ていないということは御存じないわけなんですが、そういう不用意では甚だ私は遺憾だと思うのです。政務次官に大臣に代つて意見を述べろというのでなく、大蔵省としてこれに対する態度をどういうふうになさるか、それを伺つたのであつて、全然こういうことがあつたということの事実を知らなければそれは問題にならん。そういう点は今日に大蔵大臣差支えて来られないのですから、必ずしも今日ということは無理を言わないのですが、適当な機会に十分研究して、補正予算に関連があるのですから、ただここであり来たりの答弁は必要としないのですから、そういう点は委員長から重ねて大蔵当局に、そういう不用意な態度であつては甚だ困るのです。その点を更に御注意願いたいと思います。
○委員長(岡本愛祐君) 只今西郷委員から御意見もありましたように、その要望事項について大蔵大臣に出席を求めてその意見を聞く予定であつたのでありますが、大蔵大臣は出席されず、その代りに政務次官がお出でになつたのでありますから、その要望事項なんかについてはすでに一応大蔵最高幹部の方で御研究の上御出席のことと存じておりましたが、そのことがなくて誠に残念です。尚大蔵大臣は最近の機会に出席のできる日を打合せまして出席を求めることにいたしたいと思います。それで御了承願いたいと思います。尚野村地方財政委員会委員長並びに岡野国務大臣がお出でになつておりますから御質問願います。
○西郷吉之助君 岡野国務大臣がお見えになつておりまするから、これも今ここで直ぐ態度を聞くという意味でなく、こういう要望書をこの委員会において全会一致で強く要望いたし、この内容は決議案となつておりませんが、決議案と同等の強い意味を以て我々はこれを出したのでありまするが、大臣は財政委員会ばかりでなくて各委員会も参加せられますが、そういう際に自治庁長官としてどういうふうに取計らつて行かれるか、このことを伺いたい。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。昨日御決議になりましなところの当委員会の要望書でございます。内容をよく検討いたしまして、私達が今まで地方財政委員会の立場におきまして考えておりますことに全く合致しておる感じがいたします。閣議におきましてもこの線に沿いましてできるだけ努力をいたしたい、こう存じておる次第でございます。
○西郷吉之助君 次に、財政委員長がお見えになつておりますから、こういう点についてどういうふうにお考えになつておるかその点を伺つて置きたい。
○説明員(野村秀雄君) 当委員会において、要望事項を決議に相成つたことは、昨日承りました。私共地方財政に関係している者としては、非常に力強く、又有難くこの要望事項を拝承したわけでございます。私共といたしましては、全くこの線に沿うて、又この趣意を十二分に実現し得るように最善の努力を盡して行きたいと思つております。尚この事項につきましては、岡野国務大臣を通じて閣議にこれを反映して頂いて、その実現に努めて頂きたいことを外の大臣にもお願いいたしたいと思うのであります。財政委員会としては、この要望事項について非常に力強く感じているわけであります。
○西郷吉之助君 財政委員長のお答えはそれで分りますが、岡野国務大臣にもう一遍伺いたい。この決議の内容は、補正予算に極めて重要な関連を持つておるわけでありまするが、どうも聞くところによりますると、現在ドツジ氏が見えておりまするが、大蔵大臣が地方には非常な余裕がある、冗費がある、減税すべきであるというふうなことを言われた関係から関係方面においても、地方公共団体に対する考え方を相当冗費があるというふうな点が強く反映しているらしい。そういうことであつては甚だ遺憾でありまするが、岡野国務大臣としては補正予算の緊急なる段階にある今日、更に積極的に関係方面にこういう点を実際に説明されて、大蔵省側が言うがごとき非常なる、五百億の余裕があるというようなことはないのでありまするから、一段の今後努力をなさる必要があると思う。その点はどうなんですか。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。お説のような情勢になつておりますけれども、私といたしましても、そういうことを打破して、最も公正且つ正確に地方財政を見て頂き、同時にその地方財政の状況に応じて適当な措置をして頂く、こいうことに努力しつつあります。そうして又その努力の効果も段々現われて来てはおるような私の感じを持つております。この努力をますます続けまして、御要望に副うようにいたしたいと存じます。
○岩木哲夫君 野村委員長にお尋ねいたしますが、財政委員会としては今度の補正予算に平衡交付金の増額を要求することが適切であると考えておるのか、又それであるならば幾らを要求したらよいというお考えであるか、その金額を承わりたい。
○説明員(野村秀雄君) 平衡交付金の増額はどうしても必要であることを信じております。数字を挙げて要求したわけであります。そうして今日幾らを必要とするかという数字でありますが、公務員の給與べースの引上げと年末の一ケ月支給、更に国がなす仕事によつて地方がなさねばならん一種の義務的な費用とこの三つを必要とするわけであります。この総額は一ケ月支給によつて約九十数億、給與ベースを引上げることによつて四十数億、又義務的の仕事を必要とするものが三十三億でありましたか、大体この数字であつたと記憶しております。
○岩木哲夫君 そうすると、その合計は百六十億余りになると思いますが、国がなすべきことによつて地方が義務的に要請される費用というものには、今回のジェーン、キジア台風の災害復旧、地方財政の税の減免等によつて生ずるギヤツプの補填等は含まれておるのか含まれておらんのか、含まれておるならばその内容の明細を承りたい。
○説明員(野村秀雄君) それは含まれておりません。
○岩木哲夫君 これは別個に政府が今度のジエーン、キジア台風の災害に際して国としてとつた財政的措置の総額は、その性質の内容等総括的に承わりたいのでありますが、これはあとから官房長官に承わることにしまして地方財政委員会におきましては、当面する災害に伴う減免の措置が地方議会においてそれぞれ決定されて行われている條例以外に、災害によつて自然減收の生ずる例えば入場税及び遊興飲食税、又は住民税にいたしましても、固定資産税におきましても、その他の地方税においても災害によつて自然納税意欲の経済的自然低下に伴う減收の総計は可なりの数字になつて、地方財政というものに特に多くそれらが原因してクローズアツプされておる。これに対して地方自治体においては地財に対してこれらの補填方、或いは対策方について要望されておることであろうと思う。これらに対して地財としては何ら手を打つておらない、最も特別平衡交付金百五億というものをどういうふうに配分するかという問題もあるかも知れませんが、これすら未だ未決定だと言つておる。災害から今日二年も閲しておるが、全く難苦に迫られ、非常に地方住民は困惑を来たしておる。年末手当、金融上或いは生活上非常な困難を展開されておる。こういつた事情に対して恬然としておるかのごとき態度を示されることは甚だ遺憾であります。特にジェーン、キジア台風の大災害に対しては政府自体でも手数百億の災害があるし、又政府としても数名の方が現地に行かれてこれらの協議会を開かれて実情を聞かれたという事情に対して如何に政府はこれを多く取上げておるか、政府自体でもこのように取上げておる。ところが、地方財政委員会においてはこれらの会議に出席して呉れと我々懇願したにも拘わらずその責任者は出席せず、一方に係員を派遣して調査したに過ぎないのであつて、極めて地方財政の中枢を掌握しておる地方財政委員会の冷淡さというものは驚くべきものがあると私は思う。かような状態に対して地財が今この補正予算、給與べース或いは年末手当、その他国が行うべきことに対して地方が当然義務づけられる経費はもとよりであるけれども、これらに対して何ら手を打つておられない。或いは特別平衡交付金に対しても何ら決まりかけてもおらない。或いはこれらの災害に対して特別の、又超特別の平衡交付金の増額の要求もしない。こういうことでは甚だ地方財政は暗澹たるものがあると私は思う。これらに対してもう少し責任のある内容を承らんというと、どうも私は工合が惡いと思います。
○国務大臣(岡野清豪君) 只今岩木さんのお説でございますが、地方財政委員会が冷淡だというお話はひとつ私に免じて御容赦願いたいと思います。これは私から地方財政委員会によく申上げまして、そして地方財政委員会では非常に丹念に又非常な努力を以て御趣旨に副うように努力されております。詳しいことは事務局長から御説明して頂くことと思いますけれども、財政委員会としては冷淡でもなくして、むしろ私を鞭撻してそして非常な熱心な検討を加えておられるということだけ私から一応釈明しておきたいと存じます。
○説明員(萩田保君) 台風関係の財源につきましては国の予算に伴いまする分、これは勿論のことでありますが、その外に国の予算を偉いません地方独自の災害対策に対しましては大体百億の金を予定いたしまして、これを災害のことでございまするから、起債を以ちまして、措置したいと、地方債の発行の増加を今政府に要望しておるような次第でございます。
○岩木哲夫君 その起債は当然償還せにやならんのでありますが、條例によつて減免の措置を講じた財政的欠陷もやはり起債で賄おうというわけですか。これは当然補助金が出るべき筋合であつて、平衡交付金の性格はここの辺に嚴存しておると思いますが、その辺は如何ですか。
○説明員(萩田保君) 税の減免につきましては勿論起債ではございません。特別補給金を以ちまして、特別平衡交付金を以ちまして措置したいと思います。特別平衡交付金は御承知のように補助金とは違つておりますので、一つの事項を掴えまして、一つ一つ金を出すというのではございません。全体の財政を見まして、一般の平衡交付金を以てすれば財源に不足を来たすというものに対しまして交付をするのでございまして、従いまして先ず一般の配分額を決定するのが第一でございまするが、これを目下地方から資料を取つて集めております。で、これが決まりましてから、次にそれで不足いたしまする災害に対処するために特別交付金を分けるのであります。従いましてその際におつしやいましたような災害に対する税の減免額というようなものを当然考慮に入れるべきものだと考えております。
○岩木哲夫君 特別平衡交付金を一般のものに先ず優先的にやつて、そうして尚余りあつたら減免等にも充当するというように解釈されておるのですが、この問答は先の委員会においても度々繰返しな問題でありますが、この災害に伴う地方議会の條例に基く減免によつて生ずる欠陷金額については、当然平衡交付金の優先的な考慮があつて然るべきだと私は思う。又地財としては今度の地方議会の條例において災害に伴う減免総額は結果において幾らであるか。調査ができておるならばその金額を承りたい。 それから今申上げて起る一般の平衡交付金の欠陷補充の建前より、災害に伴うこうしたものは優先があるのが我々は常道で、あると思うのでありますが、その見解について一つ伺いたい。
○説明員(萩田保君) まだ地方で正確な減免が全部決まつておらんようでございますけれども、先程申しましたように、特別平衡交付金を受ける場合の資料として最後的の数字を集めたいと思つております。 災害に対するものを優先にというお言葉でございますが、又言葉の使い方になると思いますが、法律にも書いてございますように、特別平衡交付金は災害等のことを先ず考えることになつておりますから、当然そういう意味においては優先するのでありますけれども、先程申しましたように補助金ではありませんから、一つ一つの事項を掴えてそれに出すという問題ではございませんので、飽くまで総合予算を考えてこういうことを優先的にやつて、そうして配分されて行くものと考えております。
○岩木哲夫君 私はこうした災害とかいつたような問題については、現在の一〇%の特別平衡交付金以外に、災害に伴うこうした補正予算の行政上の特別平衡交付金の要求をなすべきだという考えを持つておるのだが、地財としてはそういう考えによらずして、現在の一〇%の中からこれを賄おうというような建前についてはちよつと我々は甚だ遺憾の感じを持つのでありますが、地財としては補正予算にそういう要求はしない建前であるのか、したいのだが見込みがないからやらないのか、或いはどういう考えでそういう考えを起さないのかということを承りたいと思います。
○説明員(萩田保君) 勿論大きな災害でございましたら、平衡交付金の額でもそれに対処するために相当増加するのに越したことはございませんが、併し例年の災害を見ましても、必ずしも今年の災害が去年に比べて総額において非常に多かつたとは考えられませんので、一応当初の千五十億にはそういうものまで含んでおると我々は解釈いたしまして、それを以ちまして対処して行くというつもりで要求しておらんのでございます。
○岩木哲夫君 どうも甚だ手温い態度は遺憾の極でございますが、この問題はまあ押し問答になりますからちよつとあと廻しにして……。
○委員長(岡本愛祐君) ちよつと申上げます。岡野国務大臣はこれから他の委員会へ行かれるので、岡野国務大臣に質問を先に願いたいという申出がございました。
○岩木哲夫君 それでは岡野国務大臣に、方向は転換せずにそのまま引続きお尋ねしたいのは、今野村委員長からの合計百六十億幾らについては、内閣に補正予算についてこれだけ要求勧告をいたしたということと解釈したのであります。閣僚であらせられる岡野大臣、而も自治行政に対して重大なる関心を持つておられる岡野国務大臣に対して、地財から内閣に勧告された補正予算の総額に対してどういうふうなお考えを持つているか。條文によれば、内閣はこれを減額する場合は地財の承認を得なければならんということになつておるが、その点一つ承りたいと思います。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。只今まだ内閣に対してそういうような要求をされて、そうして私が中に入りまして、できるだけそれを地財の御要求に副うように努力しつつある段階でございまして、その段階がもう少し先が見えませんというと、その線に沿うというところまでは考えておりません。私は全面的に地財の申されたことがいいだろうという考えで努力しておる次第でございます。
○岩木哲夫君 非公式でありますが、政府は補正予算の内容について発表されておるし、説明もされておる内容には地財のこうした勧告というものは表われておらない。これはどういうわけなんでありますか。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。あれはその当時あういうふうな決定になりまして、概算額を補正してちやんと決めておりますけれども、その後いろいろなことが起きましてそして結局地方財政委員会の方でそういうような意見書をお出しになつておるということになつたものですから、まだ一番初めの補正予算の閣議決定と地方財政委員会の要求されたものとは一致しておりません。一致しておりませんから、この補正予算についてこれを地財の要求にも副うように努力をしたいということで今閣僚も研究しておりますし、私も研究しておる次第であります。
○岩木哲夫君 これは法律による内閣への勧告書となつて現われておる筈だと思いまするが、今大臣の言われるのは要求書ということであります。どちらなんでありますか。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。来年度の予算につきましては、地方財政法によりまして勧告が決まりますけれども、本年度の予算の補正につきましては意見書を提出するということに法制上なつております。そして内閣に出ておるのは意見書でありまして、勧告ではございません。
○岩木哲夫君 そうすると意見書だというと、お説のような工合に翌年度の予算に対するものは勧告書だが、こういつた政府が政策の大きな方針として公務員のベースを改訂するとか、或いは年末賞與の支給をするとか、或いは当然天災を蒙むつたというものに対しては大きな政治的な行動であつて、これは翌年度の予算に勧告すべき性格と何ら変らない。而も予算というものを補正する以上は、予算というものに関連する以上は勧告と同様なものの性格と私は思うのでありますが、法律上は申請書か要求書か知りませんが、取扱上では勧告書として取扱はないのでありますか、この問題に関して承わりたのであります。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。勧告書にしろ、意見書にしろ、地方財政委員会のお出しになつたことは、政府といたしましてはそれを尊重して考慮することが当然だと思います。
○岩木哲夫君 その場合には勧告と同様の工合に、若しこれを減額する場合は地方財政委員会の承認を求めなければならんという解釈を持ちますか。
○国務大臣(岡野清豪君) お説の通り、もう一度これを変えるときには、地方財政委員会の御承認を得ることになります。
○鈴木直人君 これに関連して大臣にお聞きいたしますが、只今の大臣の説明をずつと伺つておりますと、大体において大蔵当局と或いは地方財政委員会との間において一定の妥協点と申しますか、話合いがやや付いて、両方共了解の下にそういうものが出ておるのじやないかというように想像しますが、その点は如何ですか。
○国務大臣(岡野清豪君) ちよつとその御質問の趣旨をも一度……。
○鈴木直人君 この前私達が説明を聞きました場合は、三百八十九億の新らしい財政需要が必要であるという説明であつた。それに対するところの財源措置としましては、既定予算の経費に四十億程度、それから地方債の総額が二百十五億ですか、それから平衡交付金の総額が百三十四億というような方法によつて財源措置をして貰いたいということを地方財政委員会から大蔵当局に話合いがしてあるというようなふうに聞いておつたのでありますが、只今野村委員長から聞きますと、この内容とは非常に違つておる、違つた内容になつておる。いわゆる給與ベースの改訂によつて四十三億ですか、それから年末手当の関係が九十何億、それから教職員待遇改善に関する経費が幾ら、それから更に新らしく法令の制定改正等によつての需要等が三十三億ですか、大体において合計百六十億程度のものについて大蔵省当局に交渉し、又いわゆる意見書として提出しておる内容であるというようなふうに今説明されたように私は考えておる。そうしますと先般説明されたところの三百八十九億の需要に対するところの一部に過ぎない。而も法令の改廃によるところの増加というものについては先般は九十二億、十五億、九千万等々の合計百二十七億の要求であつたのに、今のお話によると三十三億ということになつておる。そういうような数学的に異同を生じておるのを見ますと、或いは大蔵省と財政委員会の間において、その後この前の委員会の後においていろいろ折衝の結果、将来そこへ落着く点が出るのではないかという見通しがついて来たのかしらという感じを持つていますから、今の意見書というものは一本的な意見書ではなくして、大体大蔵省の了解の下にそういう意見書が出されたという内容のものであるかということをお聞きしたい。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。財政委員長の只今御説明になりました数字は大量観察で御説明になつたのでございまして、地方財政委員会から出ました数字は、これは四十三億が一月—三月のベース・アツプ、それからこの前九十二億というような計算になつておつたのでございますが、いろいろ調べて見ますというと、九十億幾らになるわけであります。それからあれはまだ出ておりませんけれども、俸給表の改正を人事委員会の方で勧告するというようなことがございますので、それが地方としまして四億九千百万円、約五億程、それが入ります。
○鈴木直人君 それは教職員ですね。
○国務大臣(岡野清豪君) 教職員のです。ですから四十三億、九十億、四億九千、それが給與べースに対する増額のことになります。それから法令によりまして地方がどうしても負担しなければならないというものが三十三億ございますから、そういうものを合せますから、その中から節約額として三十九億九千万円、約四十億、それを引きますと、大体百四十億になりはしないかと思います。これはそろばんを今そこでやつて見て頂きたいのですが、そういうことで平衡交付金は百三十億。それから地債としまして二百十五億。でございますから大体数字が合うように存じますが、御計算如何でございましようか。
○鈴木直人君 そうしますと、この前の表によりますと、平衡交付金及び公債を両方合せて三百九十億ですね。今の大臣の説明によりますと災害関係の緊急臨時的に必要とするもの、或いは今度の政府が国の補正予算を提出して、その結果自然に地方負担というものがそれに見込まれる関係から出て来るものという部分については説明がなかつたのであります。
○国務大臣(岡野清豪君) それは二百十五億の起債の中に含まつております。
○鈴木直人君 そうしますと、この前の説明されたものと、今地方財政委員長が説明されたものとは内容的には同じものだということでありますか。
○国務大臣(岡野清豪君) さようでございます。
○鈴木直人君 そうしますと、只今この数字は同じものであるということになつたとしまして、この前の主計局長の答弁においては五百億程度の地方財源に裕りがある。一千億歳出が増であるというようにシヤウプ勧告案が勧告したけれども、実は五百億程度でよかつたのだ。従つて一千億というものはやり過ぎなんだから、五百億程度の余裕が今地方財政にある筈だから、それで賄うことができるであろうというような考えに対しては、大蔵省としましてもそれは一部の役人の考え方かも知れん、大蔵省としてはまだそういうはつきりしたところの見解はとつていない。そこで地財政委員会との間において、連日協議をしておる。で、段々とお互いに内容的には理解して来つつあるのだという説明がありました。その後相当の時日がかかりまして、而も先程の大臣の答弁には、ややまあ確信があるような御答弁もありましたので、現在の段階においては政府内部においてどの程度まで歩み寄りと申しますか、がついておりますかという点についてお聞きして見たいと思います。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。主計局長の御説明はどうであつたか私よく存じませんけれども、大蔵省事務当局の一部に只今のお説のような勘定をしておられる方もあつたように伺いました。そういうことがございましたので、地方財政委員会の事務当局と大蔵省の当該事務当局との間に数字のつき合せをやつておりまして、段々とその数字が近付いて来まして、大体数字が両方とも一致するような方向に来ております。まだ全く一致してはおりませんけれども、そういう方向になつておりますので、地方財政委員会の出しました三百九十億というものは恐らく多分妥当な数字として一般に認められる数字になるだろうと、こう私は考えております。
○鈴木直人君 只今の数字が一致点を来したということは、新らしいところの財政需要に対する数字であるわけですが、この点は恐らく大蔵省も認めるだろうと、これは間違いない、明らかなことであります。併しながらその財源ですが、これを賄うところの財源についての数字ですね。一方おいては五百億程度の先ず裕りがある。平衡交付金が五百億程度やり過ぎたような形になつておるから裕りがあるのだから、従つて新らしく平衡交付金を今百三十億程度要求されておるそうでありますけれども、或いは二百十五億程度起債も要求しているそうですが、それで以て賄うのかどうかという点についての見解はどうなつておりますか。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。千五十億の平衡交付金を二十五年度に出すということは、十分その当時検討され、同時に大蔵省もこれを承認して、そして国会に出しまして決定して、これは中外に公正妥当なる平衡交付金であるということは認められておるものでございますから只今あれが五百億でよかつたというような意見は、これは一部の議論でありまして、私共はそうは考えません。当然当時千五十億要つたものであり、予算に組むべきものであつたと、こう考えております。 それから只今問題になつておりますことは、本年度の歳出の額です。それは大体一致したような感じを持つております。ただ歳入の面において、大蔵省で見る点と地方財政委員会で見る点とがまだ少し食い違いがあるように存じます。併しこれは只今詳細な数字をとりまして検討しつつある段階でございますから、そういう点を御了承願いたいと思います。
○鈴木直人君 お急がしいところですが、それでは歳出の面において大蔵省と一致した点に近付きつつあるということですが、先程岩木君から質問された点についてもう一度私申上げておきたいのですが、只今お手許に上げてある「和歌山、大阪、兵庫三府県下の災害視察報告」というものがございますが、これは我々委員が視察した結果によるわけです。これの五ページでございますが、それには災害による地方税の減收というのがありますが、ここを私達は調査して来ておるのです。ここの委員会において何回質問をしましても、地方財政当局は災害によるところの地方税の減免によつて、どの程度の減收になるか、まだはつきり分らないということをいつも言うておられる。今も荻田君はそういう答弁でありましたが、これで我々が十分実は腰を落着けまして、もういろいろなことを考えないで、こういう点なり、この報告書の点について数字的なことを主として検討して来たのでありますが、これの五ページ六ページに掲げてあります通り、これは税だけですから、外の方は視察しておりませんから分りませんが、これによりますと、約二十六億程度のいわゆる三県下において條例に基く減免ですね、全壊のものについては幾ら、半壊のものについては幾らとか或いはいろいろな診断がついたとかいう減免條例がありまして、そうしてその條例に基いて自然この程度のものは減税になるのだという見積りでありますが、これにつきましては六ページのところに書いてある通り、「概ね適正なものと認められ、俗にいう便乘主義とか人気とり政策とかの非難に値する不都合は見当らないようである。」というように私共考えたわけでございますが、こういう相当多額の減税になるのであります。これにつきましては特別平衡交付金において穴埋めをするというお話でありましたが、そうしますと、この例えば大蔵省と一致しつつあるという段階にあるところのこの支出の中には入つておらない。約百三十億の平衡交付金の内容に入つておらない、これは二百十五億の起債にも入つておらないことであるということになると、こういうものに対するところのいわゆる補填策というものは講ぜられないことになるのでありますが、これはどういう方法によつて補填せんとするものでありますか、これをお聞きして置きたいのであります。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。只今拝見しますと、大分減免の額が多いようでありますが、これは併し和歌山、大阪、兵庫あたりに限りませず、まだ外の九州地方もありますし、宮城県、茨城県とかいう方面もあるだろうと思いまして、それを地方財政委員会では極力督促して、どういうふうになつて起るかという数字を出させることになつておりますが、実はこれは皆さん方のお調べはその通りでありましようけれども、地方財政委員会としましてははつきりした的確な数字の報告がまだ参つておりません。参りました上でいろいろ考えたいと思つております。そういう情勢になつております。
○鈴木直人君 参りました上でいろいろ考えるということは結構でございます。ただ私の質問したのは、この大蔵省と今大体一致点に到達しておるだろうというような御説明にありましたその内容の中からこれが支出できるのか、或いはこれを加えたところの特別平衡交付金というものが新しくこの百三十億の中から何らかの方法で増額され、そういうもので以て穴埋めができるようになるのか、そのやり方ですね。それを聞きたい。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。只今までに地方財政委員会から出ております平衡交付金の増額の金額の中には無論含まれておりません。でございますから、こういうようなことは的確な数学が出ました上で又もう一度考えなければならんと、こう考えます。
○鈴木直人君 そのもう一度考えるという具体的なやり方ですね。それをお聞きしたいのです。もう一度要求するのですか。
○説明員(萩田保君) 大体これは現在でございます百五億の中で支出できると考えております。例えばここに……
○鈴木直人君 もういいよ。 それからできるのですね、それでそれができるということは非常に結構でございますが、私達の憂えるのは、そうしますといわゆる他の府県なりその他の関係において、それ以上のこの特別需要によるところの平衡交付金の配分なるものが削減されるのじやないかということを非常に憂えるわけなのであります。従いまして私達としましては、やはり新らしいところの財政需要の中にこれを入れて、そうしてこれは新らしくやはり政府の補正予算の中に組入れるようにすべきである。当然この三百八十九億にプラスになるものであると考えるのでありますが、今の局長の意見は一応分りましたが、そういうことになりますと、他の府県に配るというわけになつて、而も新らしい財政需要があるのだからこの方面に加えるべきものではないか、この点についての見解をお聞きしたいと思います。
○説明員(萩田保君) 先程申上げましたように、本年度の災害全体として見ますれば、例年の程度でございますが、一応千五十億程度の当初の平衡交付金の中に当然こういうようなものを見込んでおると考えております。ちよつと一言附加えて申上げますが、この表の中で大阪で十九億の減免になつておりますが、その大部分が大阪になつておりまするが、ところが大阪に対しましては一般交付金の交付の算定に当りますと、基準財政需要よりも財政收入の方が上廻つておる、従つてプラスになつておる、そういうことがございますのでそういうことも考慮いたしますると、必ずしもこの十九億全部をこれを特別交付金で補填するという必要はないように思います。そこが先程申上げましたように財政全体を総合して考えるということでございまして、一々取り上げてはななか申上げ難いということをこういう意味で申上げたのであります。
○岩木哲夫君 大阪の問題が出ましたから、責任上私が言つておかなければなりませんが、荻田事務局長がかようなことを申されるということは甚だ遺憾でございまして、それらにつきましては、大阪は例えば非常に満潮時に風が強いと浸水する、ああいう低濕地域という一つの特殊地域である、そうして国の貿易事業を大阪市が経営しておるというものに対しましては国家からの補助金は僅かであつて、大部分大阪が負担しておる、大阪港の築営についても或いはそれらの維持についても負担しておる、或いは非常な経済都市であるために貿易産業振興上に対するいろいろの経費が国の補填を受けるに数倍してたくさんな自治体の責任があるというような特殊地域の場所であります。もとよりどこにもそれぞれの特殊地域があると思いまするが、取分け大阪におきましてはそういう特殊地域であるのでありまするから、今減免の額が十九億であるので、政府の財政收入と財政支出で超過がそれで幾らあるから差引き零だと言わんばかりのお言葉ということは以ての外でありまして、こういう特殊地域を特定に算定するところに特別平衡交付金の用途があるのだし、又平衡交付金の算定におきましても今日までに幾多の論議の中心もこういうことにあるのでありまするから、こういうことでこれを改めるところに政治の進歩があり、そういう進歩をせずして旧態依然の法規に捉われる考え方でこれを処理するということは由々しき問題であるから、この際一言私は官吏各位に蒙を啓いて頂くように忠言しておきますから、さよう御承知を願います。
○鈴木直人君 その点については具体的に私達調査して来たのでありますが、この報告書のこれは二十一ページに書いてあるのでありますが大阪市の場合においては二十五年度の予算においては災害による市税の減收が十三億、條例による減收が七億、その他の自然減收が六億、これは相当やられてしまつたために自然に減收しておるわけであります。それから災害応急費十七億、給與ベース引上げ、これは又別途考慮されると思うのでありますが十二億、平衡交付金の空白見込十二億、他に六十億の赤字、つまり財源不足になつておる、若し災害がなかつた場合においてはこれは或る程度まで裕りがあつた、これは確かに裕りがある、災害のために実は非常に赤字になりつつあるのであつて、従つて特別交付金の配付に当つては以上の特殊地域に対して特別の考慮を要求するものであるという大阪市当局の強い説明でありましたから、これは一応そういう報告をいたしておつたわけであります。尚平衡交付金の配布額について今局長からも話されましたが、これは二十二ページの終りから二十三ページの中に大阪府の場合と、それから二十四ページにかけまして、大阪市の場合、それから二十五ページに大阪市独自の特殊財政需要というものが、今その一部について岩本君が言われましたが、こういうものがありまして、二十六ページの終りに又その結論がありますけれども、こういうようなことも一応読んで頂きまして、そうして我々が調査して来ましたものを尊重して頂きたいということを要望いたしておきます。
○委員長(岡本愛祐君) 岡野国務大臣に質問ありませんか。
○相馬助治君 岡野国務大臣にお聞きする前に、荻田局長に一つお聞きしてそれから……。資料が集まらないためにこの條例による減免の分についで考えられないということになると、あなたのところで集まるように努力していて集まらないのですか、それとも下からの申請を待つておられるのですか。それをちよつと。
○説明員(萩田保君) 先程も申上げましたように、一般交付金の算定を終りましてから、それから特別平衡交付金の資料といたしまして、この減免のこともその他の事情も全部引つくるめまして資料を取るつもりであります。
○相馬助治君 従つて今のところでは早急に出せというようなことはまだ何とも言つていないわけですか。
○説明員(萩田保君) その通りであります。
○相馬助治君 岡野国務大臣にお尋ねします。今局長が説明しておる通り、全くこれは我々にして見ると遺憾千万でございます。で、この特別平衡交付金で條例による減免の分を賄えるということを言つておるが、私共が同僚鈴木、岩木並びに私の視察した結果によつて見まするというと、市においても県においても議員の方は何とかもうちよつと減免しろと言つておる。併し当事者は非常に努力をして、そういうふうに景気よく減免してあとで埋合せが付かないときには困るからというので相当議会で鬪つてこういう数字を出しておる、従つて私共は一見誇大に見えるこの二十六億というような数字も幾らか山がかかつておるにしたところが、奇想天外な数字であるとも思えないわけです。問題は荻田局長が総額から言うと昨年度と大変に変つていないということを言つておるが、地方税法が出て、その後におけるこの地方税の減免を各県それから市等が独自にやつた結果は、独自の立場からこれを埋合せなければならん責任をまあ持つておるわけです。それで心理的な今の置かれておる様子を見ますというと、当然国でこれは或る程度賄なつて呉れるであろうということを皆考えておる。従つて仮に特別交付金で賄えなかつた分については、どのくらいの割合で特別交付金で賭われておる……大まかにトータルを決めないで、この申請についてはどの程度には見てやる気持が政府にはあるか、これを一応お聞きしておきたいと思います。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。これは政府の立場といたしましては、地方財政委員会の方から的確なる数字が出ました上で検討することになると思います。でございますから、政府の立場としましては、地方財政委員会で数字が固まりません以上は、それに対して意見を申述べ得ないような状況でございます。
○相馬助治君 私もその点はよく分つておるのですが、大臣がここを退出するというのでお尋ねしておるのだが、併しこの問題はもうすでに地財がどういう数字を要求しようが、現に大蔵省とあなたとの大きな政治問題だと思うのです。でそういう立場からこれに見合うところの財源を確保することが大切だろうと思うので、従つてこの際数字には触れられないかも知れないけれども、一つ條例による地方税の減免を政府がどれだけみてやるかということについては今度が前例と相成るのですから、この際あなたの立場から考えを一応聞かしておいて頂きたい。具体的なことは地財委員長に聞きますから。
○国務大臣(岡野清豪君) お答え申上げます。地方財政のことは、地方財政委員会というものがありまして、御承知の通りに詳しいデータを取つて、そうして企画をされておるのでありますから、その企画が出ました上で政府は法の規定に従つて考えなければならんと、こう考えます。只今も事務局長から御答弁がありましたように、大体本年度の災害というものも例年の例とそう大した相違はない。そうすれば百五億という特別平衡交付金というものがあるのでございますから、それで賄い得るだろうというような地方財政委員会のお考えのようでございます。併しそれが若し仮に非常な減免が出て来て足りなくなつたという場合で、地方財政委員会の御決議によりまして、とてもそれではいけないということで又御意見でも出ますれば、それに対して我々は善処し、検討し、考慮しなければならん、こういうような考えを持つております。
○相馬助治君 大臣の御意見並びにそれに対する心構えについて一応敬意を表します。従つて今荻田局長の言つておるああいう手ぬるいというか、時間的にずれておる調査に対してはあなたは遺憾の意を表されますか。人のことだからそういうことは言えるものではないとおつしやるかも知れませんが、遺憾の意を表されますか。
○国務大臣(岡野清豪君) 決して遺憾の意を表しません。私は地方財政委員会が非常な努力をして、そうして数字を集めつつあるということは認めております。そうして今事務局長は非常な正直な人でございますから、一つでも足りないというとこれは完成しないというような考えを持たれる人ですから、我々みたいに大雑把な考えをしない人ですから、只今まで集つたところもあるし、催促してもまだ来ていないところもある。それでこれが数字が固まらないですからしつかりしたことが言えない。こういうことだと思います。私は地方財政委員会並びに事務局のやつておることに対しては満幅の敬意を表し、尊重しております。
○相馬助治君 分りました。
○鈴木直人君 もう一つお聞きしたいのですが、実は災害復旧についての起債関係なのですが、今度の新らしい要求によりますというと、百億というものが災害復旧の單独事業費になつておるわけですが、これをこの間の説明を聞きますと、この間高橋君からもお話がありましたが、一個所当り十五万円未満の災害工事はこれは市町村府県がやるということになつておる。従つてそれに対するところの補填策として財源を與える方法としてこれは起債を見込んでおる。こういうことでありまして、これはよく私も了承しておるのでありますが、私今申上げたのはそれじやないのです。例えばこの間大阪、兵庫県に行つて見たのでありますが、まあ岡野国務大臣は向うの方だから、むしろ私的に恐らく私的感情は大阪府はよく分つておられるから了解しておられると思うのです。例えばこれが海岸堤防だとしますと、あすこが非常に沈下してしまいまして、一メートルぐらい沈下してしまい、そこにこの間のような災害が来た。そのうちに弱いところがちよつと決潰してそこから水が入つて、そうしてたくさんの被害が出て来て災害復旧が起つた。その原形復旧でありますから、従つてこの決潰されたところ、そういうところだけ復旧しておるわけであります。これは建設省が先般来まして査定官が査定した結果によると、兵庫県だけで二十二億六千万円程度のものになるわけで、これは全額国庫でやつて呉れるわけでしよう。勿論来年の分についてはどういうふうになるか分りませんが、とにかく法律によつて国によつて復旧されることになるのでありましようが、大阪或いは堺市、或いは兵庫、西宮全体の意向を聞きますと、兵庫県だけですが、二十二億かけてここの穴埋めしただけで、これは二十二億というものをただ棄ててしまうのと同じだというのです。これは災害復旧というもののこれは非常に何といいますか欠陷だと思う。そこでどうしでもこれを復旧するならば更に一メートルぐらい上げまして、そうして同時にやらないと二十二億かけて復旧したところで何にもならない。そこで技術者側においても肚を決めてどうしても復旧する場合ここまで上げるということを前提でやつてしまう。ですからここの一メートルというものはどうしてもこれは工事をやらなければ、ここだけやつたつて又災害が来るから完全なものにして復旧して行く。復興と復旧を同時にして行くというのがあの方面の肚のようです。その場合にこれに対するところの金、これは兵庫県においては十七億七千万円程度、これは三分の二、国から補助を貰う。三分の二、国の補助ですから三分の一は地方負担ということになるのですが、その三分の二の国がやるという点についてはどうされておるかということを大蔵省の方にお聞きしたいのと、それから残りの三分の一という分については地方負担でありますから、これはどうも起債の中に入つていないのですね。新らしい起債にはこれはどういうふうな措置をとられようとしておるのか。いわゆる復旧じやなくして復旧工事と復興工事と同時にしなければ意味をなさないと思うのであります。でありますから、そういう工事をする場合の財源的なものをどういうふうにされるのか、それを一応お聞きして見たい。
○国務大臣(岡野清豪君) 只今の問題は財政委員会でよく検討しておられることと思います。その財政委員会の検討の結果が出ました上で我々考えるとこういう段階になります。
○安井謙君 極く簡單でありますが、一言、昨日の東京新聞でございましたか、例の地方財源のやり繰りの問題につきまして、どうも地方団体の道楽息子が親の臍繰金を搾ろうといろいろあの手この手の冷かしで、冷かしだと思えばそれまでなのです。この問題は十数回この委員会でもいろいろやつておりますように非常に深刻な問題だと思います。臍繰だとか脛噛りのような程度の問題で片付く問題じやないと思います。幸いに今日は内閣の大番頭たる岡崎官房長官、それから大蔵政務次官が見えておられますから、今後とも御善処の程是非お願いいたしたいと思います。
○委員長(岡本愛祐君) 尚本日官房長官が出席されましたから、昨日皆さんを代表して私が官房長官に面会いたしまして要望書を手渡し、説明し、総理大臣始め官房長官からよく御説明を願うことにいたしたのであります。で、政府はどういうふうに処置されるお積りか、岡野国務大臣のおられるときに御答弁願いたいと思います。
○説明員(岡崎勝男君) 昨日の書類は御要求によりまして、総理大臣、大蔵大臣及び岡野国務大臣にも送つております。大蔵大臣、岡野国務大臣にはお話の趣旨を御説明する暇がありませんでしたが、総理大臣のところには今朝寄りまして説明して置きました。その具体的々措置は無論担当大臣である岡野国務大臣が地財と御相談の上考慮されるものと考えております。我々はその結果を待つて内閣として態度を決めて行きたい、こういう考えでおります。
○委員長(岡本愛祐君) 外に岡崎官房長官に御質問ございませんか。
○岩木哲夫君 長官にお尋ねしますが、御態度の程は分りましたが、問題は地財からも補正予算に対して百六十何億というものが要求されている。それから又昨日当委員会からも只今御指摘のような事項を内閣に要求いたしているというこの事態に対して、現在補正予算を組合わせ中にあると考えられるのでありますが、所管大臣がそれぞれ考えるであろうというだけの簡單なものではないのでありまして、問題は内閣全体の問題であることは、これは幸か不幸か相当の金額であります。従つて補正予算を現在組もうという骨子を新聞紙上等で要点を非公式に発表されているようでありますが、これらに対してすでに地財から要求されているものが含まれておらない。又今回当委員会からも要望をした事項等についても、尤も昨日のことであるから分らない話でありますが、いずれにいたしましても当委員会からもこういうふりに要求されている、地財からも要求されているということは、地方自治体の財政上の危機或いは窮迫、こうした状態に対して当然措置すべき事態は非常に大きな問題だろうと思うのでありまして、内閣におきましては、すでに地財から要求されている問題、併せてこれらの問題に対して、内閣の長官といたしまして、どういう構想で積極的に取りまとめ、これが成果を得るというところの熱意があるかどうか、一つこの辺を伺つて置きたいと思います。
○説明員(岡崎勝男君) 政府としましては、無論この中央の財政だけで事足れりと考えているのではありません。国全体の生活から見ますれば、中央、地方の状況を併せて適当なところに落付けるのが当然のやり方であります。そこで地方財政委員会のいろいろの研究或いは御意見等につきましては、閣議の都度岡野国務大臣から詳細な説明が今までもありました。それも無論政府としてはまじめに考慮に取入れているのであります。ただ只今の状況におきましては、一応作りました原案といいますか、草案といいますか、案につきましては大蔵大臣が関係方面とも協議中でありまして、これらの措置について閣議で、これはまあ全般の予算及び補正予算いずれもでありますが、これの検討が終るか或いは検討中でも、無論その必要な事項は更にその都度追加することと考えますが、昨日のお話はまだ突然のことでありまして、無論これを考慮に取入れる余裕はないのであります。その他の問題につきましては、大蔵大臣も地財の意見等は十分承知していることと考えております。で、内閣としましては、無論これは全体の問題として各閣僚いずれもまじめに考えているのでありますが、併し大勢でただ議論しても早く進みませんから、大蔵大臣に先ずその意見を取りまとめて貰つて、その上で閣議等で検討して行きたい、これが一番早途であり、適当な途だと考えております。
○岩木哲夫君 どうもピンと来ないのでありますが、中央、地方を通ずる財政総合措置によらざるを得ないのであつて、地方ばかりのことにもこだわり得ないということはこれはもうよく分つております。ところが政府は二十五年度予算編成に際して、すでに非公式ながら数度に亘つて新聞紙上その他で放送されるところを見ますれば、地方の公務員の給與ベースの引上或いは年末給與などは国家吏員にはこれは出すが、地方は地方財政で賄えというような工合で、財政的考慮の外に置いておられる。置いておるからこそ地財がこういう要望をしておる。地財も政府の機関ではないとしましても地方自治体に対する重大なる財政的責任機関である以上、政府の行為、行動なり考え方が中央官吏には給與べース引上なり年末賞與を出そうが、地方には出さない、出せない、こういう態度であればこそ要望を出しておる。だからこそ今回重ねて我々の委員会がこれらの点を追駆けて指摘し、特に災害に関しまする減免の問題は今急に降つて湧いたと申されますけれども、これはもうジエーン台風の問題についてはあなたが対策委員長で数度会合もされ、内閣を代表されて現地の視察或いは会議にも行かれ、これらの復旧に対しましても減免の措置に対してももう千も万も御承知の筈である。降つて湧いた問題とは違う。特に委員会で指摘しているのは、それを添加しておるだけの、附加えて申上げておるだけの話であつて、給與ベースと年末賞與の問題は今申上げた通り地方のものは地方でやれと言わんばかりの態度であるからこそ、地財で出しておるのであるから、それに対して内閣がそういう態度に出ないからこそ問題が起つておるのであります。これに対して具体的な問題でありますが、給與ベースの問題或いは年末手当の問題に対して、それでは政府はどういう考えを持つているか、どういう折衝をしているか、その内容を一遍承りたい。
○説明員(岡崎勝男君) 私は給與ベース引上とか年末手当というものは、原則的には飽くまでもこれは地方の自治団体が研究して善処すべきものだと考えております。併しながら一方においては地方の公務員は中央の公務員に倣つて給與等を與えることになつておりますから、中央の方で上げた場合には地方で勢い上げざるを得ない。その場合に原則的には無論これは地方の自治という立前から言つて地方がやるのが当り前の話でありますが、どうしてもできない場合には、又数字を突き合せてお互に統一するということはこれ又当り前のことだと考えております。で、大蔵大臣もこの意味のことを知事の会議等でも言つたと聞いておりますが、政府としてはそういう考えでおります。
○相馬助治君 岡崎長官に一つ尋ねて置きたいのですが、新聞等によつて、国家公務員には今度年末手当をやるということがもう公然化し、又貰えるものと国家公務員は期待しておりますが、この国家公務員に年末手当をやるという措置をするときにですね、具体的に地方公務員については各地方々々で考えようというような文句を附加えるか、或いは財源を用意するか、ともあれ政府の一つの見解としては、地方公務員にも本年度年末手当を出す措置を具体的に講ずる意思があるかないか、簡單にこの点だけをお聞きしたいと思います。
○説明員(岡崎勝男君) 具体的というのはどういう意味ですか。
○相馬助治君 国家公務員に年末手当をこれだけやる。ついては地方公務員については各地方々々で考えてやるようにすることを勧めるとかという具体的なこと、それから又財源を用意して地方公務員の分を半分を政府で出すから、後は地方で措置しろとか、そういう具体的な手を打つて地方公務員に年末手当を出す意思があるかどうか。
○説明員(岡崎勝男君) これは無論中央の財政にもよるし、地方の財政にもよるのでありまして、具体的にどうということは先ず数字を検討して見なければ分らんことだと考えます。併しながら政府の今頭に持つておりまする案によりましても、ほんの一部ではありまするか、地方の公務員の一部の者に対してこれは或る程度考慮すべきであるというつもりではおります。
○相馬助治君 なぜこういうことを聞いているかと申しますと、大蔵当局の説明を聞くと、国家公務員の分は節約してやりくつて出しているのであるから、地方公務員に対しても地方財政をやりくつて、いわゆる節約して出すべきであろう。具体的には政府としては考えていないと、結論的に言うとこういうふうな大体の肚らしい。そこでこの問題は本年度末において私は非常に大きな政治問題、労働問題として現われて来るだろうと考えざるを得ない。というのは、知事会議等においても政府が全然財政を考えて呉れないならば、やりたいけれどもない袖は振れないのでどうにもならない。労働組合にいじめられようが何しようが、とにかく拂いたくても抑えないんだということを極言しておられる。従つて政府はそこらのことを考えられて、地方公務員に対しても何らかの具体的な措置をして年末手当をやるべきであろうと、こういうふうに私は考えているのでお尋ねしているわけなんであります。地方公務員に対して年末手当をやるということについても政府部内においては閣議等において全然未だ問題になつていないのですか。
○説明員(岡崎勝男君) 私も大蔵当局の意見のごとく原則的には地方は地方の財源を工夫して賄うべきであるとこう考えます。併しながら先程も申しましたように、いろいろ数字を付合せて実際の状況がはつきりすれば又どうなりますか、その点は将来のことでありますから分りませんが、岡野国務大臣なり、或いは大蔵大臣の方面でよくその方面の数字は十分睨合せて考えられていると考えるのであります。
○相馬助治君 原則論は分つているんです。具体的な問題として年末と言うても直ぐ目の前にあるわけなんです。そこで本年度年末手当のことについて、政府としては国の財政をやりくつて冗費を節約して国家公務員の年末手当を支給するのであるから、地方もそうやれと言うても、今突然そういうことを言われて見ても地方においてはこれは措置できないと思うんです。そこで具体的な問題として、非常に大きなこれは労働不安となり、政治問題化することがはつきりしていると思うんです。原則論は別として、これをかまわんでおいたならば年末にはそういう事態が起ると官房長官は思われるのか思われないのか。そういうことで労働不安が起きるとしたならば、それについてはどういうふうにするつもりなのか。こういうことを私は聞いておるのです。従つてそういう労働不安なんか起きませんと言えばそれつきりな話ですが、それらについての見解並びに決意をお尋ねして置きたい。
○説明員(岡崎勝男君) その点はいろいろまだ検討中でありまして、今はつきり御返事をする段階に至つておりません。
○岩木哲夫君 岡崎長官にお尋ねしますが、数字を付合せた上で又いろいろよく相談しようというこういうことなんであります。数字を付合せるとは何の数字を付合せるのか、元来政府の肚はこの際はつきり言つて貰つたら如何でしようか。この際地方の公まは地方財政で賄えという政府の基本方針は一員しておるのか、一貫しておらんのか、これだけを先ず承りたい。
○説明員(岡崎勝男君) 原則的にはその通りであります。
○岩木哲夫君 そうすると、原則は分りましたが、具体的に数字を付合していろいろ相談するというような含みのあることは、若し地方財政で賄い得ない、中央と同様のベースの引上、年末手当の支給ができないという場合にはそれではどういう措置を政府は考えられておるか、それを具体的にお伺いしたい。
○国務大臣(岡野清豪君) 原則論ですから、私が申上げます。
○岩木哲夫君 官房長官に承わつておるのです。
○説明員(岡崎勝男君) 今話がよく聞えなかつたのですが……。
○岩木哲夫君 それではもう一度申上げますが、原則論は分りましたが、数字を付合すというのは何の数字を付合すというのか存じません。いろいろ相談をするというのは何を相談するのか分りませんが、要するに政府の肚は地方公吏についてのベースの引上、年末手当というものは地方財政で賄え、賄えないのは仕方がない、自業自得である、そういう肚なのであるか、この際はつきりおつしやつて頂いたらどうでしようか。
○説明員(岡崎勝男君) 政府の方も財源は無盡蔵というわけではないのであります。而も賄える範囲のものはこの間を或る程度見ようと思つておることも事実であります。それ以上できるかどうかということは数字の問題でございます。
○相馬助治君 私達が聞いておるのは、肚を聞きたいというのは、昨年度においてもつ全官公労の相当強硬な交渉等が行われて、とどの詰りになつて、もう本当にせつぱ詰つてから半月分の年末手当を決定したわけです。そのときに地方のことについては殆んど政府は構つてやらなかつた、そこでどういう事態が起きたかと申しますと、大蔵省では財政的な裏付をしなかつたために、全国の教職員の分なんかにつきましては文部省が六三制の予算をやり繰つて何とかしてやるから、知事さんこの際出しておいて呉れというような話で以て半月分全国に支給されたわけなんです。ところが政府はその不渡手形を出して、今度の追加予算には、補正予算には出ておるようでありますが、未だ現在のところではそれが不渡手形になつておるのです。そこでそういう前例等もあるからして、年末よくよく押し詰つてから政府が一方的に国家公務員の年末手当を決めて、地方は地方で措置しろなんというようなことになるならば、これは日本の国が引つ繰り返るような騒ぎになる、私はこう言つておるのです。従つて出せないならば出せないと政府は一ケ月くらい出すつもりであるから地方では今からでも、少し遅まきではあるが冗費を見付け出して節約して、そうして拂う用意をしろとか、或いは幾分なりは持つてやるつもりだとか、或いは相当程度考えてやるつもりであるとか、このくらいの政府は肚が決まつていないわけはない、若しいないとするならばこれは怠慢と言わざるを得ない。そこで私は概略でいいから政府の肚を聞かして呉れと申しておるのです。数字を付号して何ぼ出すというような段階に至つていないということは私もよく了解しております。年未手当の支給額も決まつていないのですから……。大まかに言つて肚だけを聞かして呉れと申しておるのです。
○説明員(岡崎勝男君) 肚々とおつしやいますが、やはり数字がなければ私は科学的な結論は出て来ないと思います。
○西郷吉之助君 先程来からいろいろ伺つておつたのですが、官房長官に伺いますが、昨日地方行政委員長から長官に渡して、その際いろいろ御説明をしたわけですが、その態度についてわざわざここにおいて願つて官房長官から政府の肚は何をどうするのかということを伺つたのであります。ところが官房長官の答えは極めてありきたりな熱のない、誠に我々委員会としては不満なんです。あの要望書は書いてある通り本委員会の全会一致で可決したいわゆる決議と同等の強い要望なんであつて、尚且つ先般の全国市長会、知事会、町村会の合同決議も三百九十億を要望しているわけなんであります。そういうことは政府の番頭役たる官房長官よくお分りだと思うのであつて、先程来この要望書に対する態度を岡野国務大臣、地方財政委員長にも伺い、尚且つ最も予算の元締であるところの大蔵大臣に来て頂いて伺いたかつたわけであります。ところが公用のために来られない。事務次官も公用のために来られない。そこで政務次官が見えたわけであります。であるから私は西川政務次官には甚だお気の毒ですが、政務次官に大蔵大臣はどうこれを取扱うのか。積極的に本委員会に対してこの態度を表明されるのかどうか。その点どうされるのかということを聞いた場合に、政務次官に單にそれだけのことを聞いたのです。大蔵大臣に代つて意見を聞いたわけじやないのだが、そうすると西川政務次官は要望書が昨日政府に行つたこと自体も御承知ない。そういうふうなことであつては官房長官を初め大蔵大臣、岡野国務大臣にも送付したと言われるけれども、甚だそれはおかしいのです。そのくらいであるならば政務次官が大臣に代つて来られるのですから、こういう用件で大臣に開きたいということを通告してあるわけです。又官房長官としても今言われたことが本当であるのか。大蔵大臣がよく知つておつて代りに政務次官をよこしたのですから、何のために政務次官がここに来たのか政務次官自体も知らないでいるというふうなことは、大蔵省の態度がそういうことでは非常に遺憾に思うのです。我々が休会中先週四日間午前午後通じて十分に政府当局の意見を聞き、それでこの内容を盛つたのでありますが、その取扱い方については極めて冷淡であつて、官房長官の今の答えなんかなつていない。国の財政は無盡蔵じやない。そんな馬鹿げたことを我々聞いたのじやないのです。(「その通り」と呼ぶ者あり)何を言つているか。甚だ官房長官として人を食つた話である。尚且つあなたの答弁の中に、地方の費用は地方でやるのが原則である。そんな原則論をここで我々があなたから聞くのは甚だおかしいじやありませんか。そんなことは分り切つたことである。ところがあなたの方は、官房長官よく分つているかどうか知りませんが、地方の財源として必要な金はそれでやりますが、その中に平衡交付金という制度がある。足りないものは国から補給するという制度があるじやないですか。だからこういうふうにこの要望書に盛つてある通り、二十五年度の予算編成後新たにできた部分はどうするのか。足りない分はやれないから、先般地方税を四百億増税しても足りないからこういう要望が出ている。平衡交付金制度があるから、だからこれだけの金額のものを見積つたわけであります。地方でやるだけが能じやない。足りないものを国で見るということでこういう平衡交付金制度になつている、そういうことがあなたにはよく分つていない、甚だ不熱心なことである。もつとこういうふうな、常任委員会でまじめにやつているのだから、官房長官として答えるにしても先程来のようなああいう極めて不満足な不誠意なことを言うことは甚だけしからん。委員会を侮辱している。もう少し真劍にそういうことは吉田内閣の番頭としてまじめに答えて貰いたい。あなたの態度は非常に不まじめです。委員長にも申しますが、あれ程熱心に委員長は措置することをやつたのですが、ところがこういうふうに国の財源は無盡蔵だとか、そういう馬鹿げたことを常任委員会に向つて官房長官が答えるということは甚だ不謹愼だと思う。大蔵省の態度もさつき申しましたが、政務次官が来たけれども何の用件で来たか政務次官が知らない、要望書が出たということも勿論知らない。大臣の代りに来るんですからそのぐらいのことは承知して貰わなければ困る。幼稚園の集まりか何かじやないのだから、そういう不まじめな答弁を官房長官がするということは吉田内閣として甚だ遺憾である。我々も国民を代表しているのだからそういう馬鹿げた答弁を聞く必要はない。もう少し愼重にして頂きたい。もう一度あなたの意見を伺いたい。
○説明員(岡崎勝男君) 私は申上げるまでもなくやはり国民の代表であります。それのまじめな答えというものを不誠意だと頭からおつしやることは私には了解できない。私はまじめに答えているのです。それから昨日の要望書は委員長から夕方可なり遅くなつて届けられたものであります。それから大蔵大臣にも岡野国務大臣にもお届けしたものでありますから、時間的に或いは政務次官まで持つて行けなかつたかも知れません。それは時間的な問題です。
○相馬助治君 官房長官が不まじめでなく、まじめに答えていらつしやるのならそれで了解いたします。仮にまじめに答えているのだとすれば、我々に答弁すべき何物も持つていないということになります。政府は極めて怠慢であると思いまするが故に、この年末手当支給の地方公務員の分や、その他について早急に一つ議を起して肚を決めてやつて下さい。我々はもう一回この委員会を持つてあなたの出席を要求してお尋ねすることにします。
○国務大臣(岡野清豪君) 先程からの官房長官と各委員の方のお話につきまして、私自身一応御説明申上げたいと存じます。官房長官が原則論を仰せられましたが、私自身としましては官房長官の通りに考えております。と申しますことは、官房長官もやはり地方の財政需要と財政收入と付合して相当足りないというときには平衡交付金という制度があれば、国からそれを何とかしなければならんということは十分御承知なんです。御承知であればこそその原則論を仰せられた、その原則論を遂行するのには、まだ大蔵省と地方財政委員会との間の数字の付合せができておらんから、そこまで考える段階に至つていない、こういうような官房長官のお考えなんです。ちよつと言葉が足りなかつたのだと思います。で、私は閣議の内容を発表することはこれは嚴に禁じられておるのでありますけれども、併し皆様方の誤解を解くという意味におきまして申上げますが、官房長官は常に地方財政のことに至大な関心を持つておられまして、そうして大蔵省と地方財政委員会との数字の付合せにつきましても、御自身で発言されて早くそれをされたらいいのじやないかという督促まで受ける程になつておりまして、怠慢と申しますれば私が怠慢である。又怠慢である原因と申しますことは、数字が非常に広範に亘つておりまして、これがなかなか地方財政委員会にお願いしましても、地方財政委員会が殆んど徹夜のようにやつて数字を出しては大蔵省と交渉しておるのでありますけれども、その数字が間に合ないために遅れておる、こういうような原因で、怠慢とおつしやられるならば遅れておるのでございますけれども、先程も申上げましたように官房長官とされては、むしろ私達に早く数字を付合せたらどうかというような督促までされて、非常な熱心さを以て臨んでおられるということを、私閣議であつたことを申上げまして、皆様方に御了解を得たいと思います。大体問題は御承知のように非常に一万何百の公共団体からいろいろな数字を取寄せますので、急ぎに急ぎましてもつい手間がかかりまして、そして今日いたしておるようなことでありまして、要は地方の財政の本当の実態を掴みまして、そして今度起つたところの給與ベース並びに年末手当に対してそれが地方で賄えるかどうかということを調べ、そしてそれが数字的に大蔵省とも了解が付くというような原則で、官房長官が言われる原則によつて平衝交付金のことも考えなければならんのじやないかと、こういうような段階になつておりますことを申上げまして、皆様方の御了解を得たいと思います。
○岩木哲夫君 もう一つお尋ねいたしたいのは、いろいろ数字を付合わせると申しておりまするが、地財からはすでに公務員のベース改訂において四十数億、年末手当の一ヶ月分で九十数億というものが数字に現われて、すでにもうずつと前から内閣に勧告に準ずる要望を出しておるということは委員長の昨日の言明の通りであります。そこで政府は二十五年度予算の編成に当つて地方の公務員に対する、今私が申したこの二点の財政措置が組まれておらないということによつて地方財政委員会がこれを要望し、全国知事会議なりその他ががやがや騒いでやかましく政府に迫つておることも天下周知の事実であります。だから火のない所に煙がたたないごとく、政府は地方公務員に対するベースと年末手当に対して殆んど考慮が拂われておらない。聊かの考慮はあつてもそれは大きをゆるがす程のものではないということがすでに物の事象の証拠として現われておるからこそ、こういう地財から、知事会議から要求していること自体であると共に、併せてこの委員会から昨日強硬なる要望事項が発生したのもゆえんはここにある。従つて政府は、目下関係方面がどうか存じませんが、折衝いたしておるものについては中央官まに対するべースの改訂と手当の問題は分るといたしましても、それじやこの地方の公務員に対してどういう配慮を以てどういう数字を以てやつておられるか。その折衝の内容などがあるならばおつしやつで頂きたい。そういうことはまだ数字が付合してないからやつてないということであるならば、甚だ地財を侮辱したことであると思う。又全国知事会議が要求しておることに対して憤然としておることは中央地方の財政を総合化し、地方自治の確立を図らんとする大きな政治目標を逸脱すると断ぜざるを得ない。内閣官房長官は地方の公務員に対するこうした措置に対して具体的にそれでは二十五年度予算にどういう気持で、どういう数字を以て当らんとしておるのか、折衝しておるのか、大まかなことでよろしい。地方の官吏に対してはすでに新聞紙上で数度に亘つて発表されておる通り大して地方公務員の数字が現われておらない。問題はここにあるのでありますから、官房長官が出せないのなら出せない。出す肚があるのなら出す肚があると、出さないのなら出さないと、今日はもうなかなか日も短いことでありますから、男らしくはつきり言われたらどうでありますか。この際お聞きしておきます。
○説明員(岡崎勝男君) 関係方面との折衝は只今大蔵大臣がやつておるのでありますから、大蔵政務次官からお話願つた方がいいと思います。その他の問題につきましては、只今岡野国務大臣から言われたような話でありまして、やはりこれは数字をはつきりしてて貰わなければ全体的には分らんと思います。
○岩木哲夫君 それでは地財から要求されておる公務員のベースの四十数億、手当の九十数億というものは何を根拠として出されておると考えられておるのか、それを信用されないのであるかどうか。凡そそれは一億や二億の数字の計算の結果食違いがありましようとも、大まかの数字は基本的に現われておる。それに対して基本的な考え方はどうなんであるか。
○説明員(岡崎勝男君) その地財の方の公務員の給與引上げ、その他の数字を検討するという意味ではありません。これは無論多少の異動はあるでしよう、今おつしやつたようにあるでしようが、例えば地方の税收はどうであるか、或いは節約額が幾らであるか、或いは地方の公務員の給與は高いのか低いのであるか、こういう点か主なることだと考えます。
○岩木哲夫君 それじや二十五年度予算編成の組入れに間に合わないじやありませんか。お説のような調査をこれからやつて、現にやつておつたか存じませんが、やつたような話合もまだ聞かないのでありますが、組入れに間に合うと思召しですか。
○説明員(岡崎勝男君) 私の記憶が間違いであつたら後で訂正しますが、確か今年の八月大蔵省から各府県に対してその数字を提出することを要望されたことがあつたと記憶しております。八月だつたと思います。間違いました、七月だそうであります。その数字はまだ出揃つておりませんが、本来ならば余程早く数字が集まるべきであつたろうと思うのでありますが、何かの事で大蔵省には十分その数字が来ていないそうであります。それで遅れてはおりますけれども大蔵省としては、或いは政府としてはできるだけ早くその方面に手を廻わしたと信じております。
○岩木哲夫君 それでは基本的な問題をお尋ねしますが、政府は中央官吏の給與ベースと地方の公吏の給與の実態というものを調査しようとされておる。従つてこれによつて年末賞與の手当もそれに準じて相違があることも同様でありますが、そうすると政府は中央の官吏の実質給與と地方の公務員の実質給與というものを標準化させよう、水準化させようとして考えられて調査しておつたのかどうか。若し地方が仮に中央に比して凡そ五%高いとか或いは九五%安いといつたような場合には、それを百%の中央官吏のベースの実態に調整しようということを含んでの措置をとらんとするのか。即ち若し中央官まの給與実態というものに比して地方の方が高い、例えば一一〇%の割合を支給されておるというのならば、九〇%分今度のべースの引上げをする或いは年末手当をやる。それによつて地方財政が欠陷を生じたら、それを中央が補填をしてやろうというような基本的な考えを持つておるのかどうか。調査するだけであつて、高かろうが安かろうが、それは仕方がないことであつて後は地方が見ないという考え方であるのか。中央に比して地方が安ければ、或いは地方の財政が賄い得られないということであるならば、中央の財政措置でこれを補填して補助してやろうという考えであるのか、その基本的な問題を聞きたい。
○説明員(岡崎勝男君) 我々の考えておりますことは、先ず実態を調査して見る、その上で考慮する。その実態の調査の方に向つておるのであります。
○岩木哲夫君 その実態を考慮した結果、今私がくどく申上げます通り地方財政でも賄えない、或いは中央に比して十%高ければ九十%より上げないといつたような、或いは九五%だから五%分余計やる、さようにやることによつて生ずる地方財政の欠陷を補うてやろうということを考えないのか。実態を調査しただけではいけない。実態の後の締括りを政府はどういう考えを持つておるのか。中央地方の財政を総合化しようという見地から見ましてこの際お伺いしたい。
○説明員(岡崎勝男君) その点はやはり地方財政委員会の意見を尊重しまして、適当な考慮を加える、これよりほかしようがないと思います。
○岩木哲夫君 地方財政委員会の要求を尊重するということは、若しそういつた場合には中央財政で補填、補助をしてやろうということに解釈してよろしいか。
○説明員(岡崎勝男君) そう必らずしも参りません。さつきも申しましたように、中央の財政で補填すると言つても財源かなければなりません。
○岩木哲夫君 そうすると、財源がなかつたらそれはよう補填しないと、こういうことに解釈してよいのですか。財源のあるないはこれは論議の問題になりましようが、併し給與べースというものは中央におつても日本人、薩摩の端くれにおつても日本人、やはり米の二合七勺の配給を受けておる。二合七勺というものを買つて行かなければならないというような問題等に関しまして、どうなんでありますか。
○説明員(岡崎勝男君) それですから、先程からお叱りを受けましたが、私は原則論を出しておるのであります。原則としては地方がこれを見るべきものである。併しその実態の調査をして見た上で、地財の意見等も十分考慮しまして、その上のことはその先のことでありまして、今は何とも申上げられない。
○岩木哲夫君 それならもう一遍。先のことであるといつたところで、基本的な政府の考えがなければ、調査をしても意味がないのであります。だから足らん分全部とは申しませんが、その中何十%補填しようという考えか、或いは足らん分全部やろうというのか、実態調査をするという心構えのスタンドはどこに置いてあるのか。
○説明員(岡崎勝男君) それは数字で以て見た上でなければ分りませんが、すでに先程も申しましたように、極く一部のものに対しては或る程度の補填をしようとさえ考えておるのであります。
○岩木哲夫君 もう一点。極く或る一部とは、これは公務員を指している意味合いですか。どれを指している意味ですか。
○説明員(岡崎勝男君) 例えば義務教育に携つておる人です。
○岩木哲夫君 そうすると、義務教育に携つておらん教員の場合、それからそれ以外の公吏に対してはまあ考慮の外であると、こういうわけですか。
○説明員(岡崎勝男君) これはまだ案の案でありまするから、何ともその点を追及されてもはつきりした答えはできないのであります。ただ大体の心積りはどうかとおつしやるからそういうことを申上げるのであります。
○安井謙君 いろいろ御問答があつたようでありますが、私は先程から岩木委員がいろいろ数字とは何を指すかという御質問もあつたように思う。数字はまあ大体先程の質問にもありましたように、五百億とか、千億というような、根本的な食違いはまあここで大体自治庁と大蔵省と歩み寄りができておる。後は三百九十億の内容を検討することと、それから又その他税收の節約とか、その他に余地があるかどうかという非常に狭まつた幅に来ておると思いますので、今日いろいろな新聞やその他で問答を聞いたり、或いは読んでおる情勢から見まして、いろいろな関係筋の折衝もあることでしようし、現に長官のお話でも相当積極的な進み方で今来ておるので、ここで今その数字そのものについての詮索はちよつと無理ではないかと私は考える。今日は十分その意思の疏通という意味の御問答は、これで効果を得たのではないかと思いますが。
○相馬助治君 一応一つだけ聞きたいと思う。安井君が言うように、その意味は我々もよく分つているのです。それで地財から要求されている通りに、何ぼ何ぼ出すとか何とかいうことは官房長官が言えない段階にあるというこことは私共よく了承している。そこで今の官房長官のお答えの中に、例えば義務教育に携つているものについての年末手当というものについては考慮する考えだというのですか、さように承知してよろしいですか。
○説明員(岡崎勝男君) 私は年末手当とは申しません。
○相馬助治君 尚それなら結構なことで、給與、年末手当、そういうものを合せて、義務教育に携つておるような者は、当然何といいますか、国家公務員と本来ならば同一の仕事をしておるというような建前であるという意味合で、それらについては考慮する、とこういう意味合いですか。
○説明員(岡崎勝男君) 年末手当ということは申しておりません。
○相馬助治君 では何を指しているのですか。
○説明員(岡崎勝男君) ですから今申しましたように、これは案の案でありまして、まだどこに行くか分らないのですからして、ただ一部については考慮する心構えを持つておるということで、大体の傾向を示せとおつしやつたからそう申上げたのです。
○相馬助治君 分つているのです。私は揚げ足をとつているのでなくして真劔にお尋ねしておるのです。そういう例を引かれた官房長官としての個人的な考えでもよろしいし、一つの傾向としてでもいいのであつて、義務教育に携つておる者については何か考慮するものであるというこういう意味なんですか。何を考慮するんですか。私は財源を政府が裏打してやるんだと、こういうふうに解釈した。
○説明員(岡崎勝男君) ですから一部の給與については考慮しようという心構えを持つておるということを申上げたのであります。
○相馬助治君 そうすると、具体的に申しますと、義務教育に携つておる者については、給與であるとか年末手当であるとかいうような、具体的には言えないけれども、大まかに言つて、こういう給與に類するものについては考えてやる考えである。こういうふうに了解してよろしいですか。
○説明員(岡崎勝男君) 具体的のことを申上げておるんじやないですから……。心構えを申上げておるのであります。
○相馬助治君 これは官房長官に対しては釈迦に説法でして、私ごときが失礼ですが、心構えというものは、その人自身によれば具体的の内容があると思うんです。具体的の内容がないのに心構えと言つておるというのでは、承知できないので、そうは言つても具体的の内容は言えないんだ、俺は考えておるんだが、君に聞かすことでないんだということではしようがないですが、内容のない心構えというものは私は未だ聞いたこともなければ考えられもしない。そこで真劔にお尋ねしておることは、年末手当であるとか給與ベース・アツプのときにおけるこの地方財政の需要のうち、御承知のように教職員、特に義務教育であるところの小学校、中学校の教職員の占める比率というものは実に大きいということは官房長官も御存じだと思う。そこでこの問題が、教職員については政府でこう考えたということになると、もう七割か八割の問題が解決がつくんです。従つて私は真劔に聞いておるので、聞かせられれば聞かして頂きたい。
○説明員(岡崎勝男君) まだ、先程も申しましたように案の案でありまして、ここで申上げる時期に達しておりませんから、後のことにして頂きたい。
○相馬助治君 そうすると、義務教育云々ということはちよつと口が辷つて出たので、そのことすら申上げる段階になかつたのだと、こういうわけなんですか。
○説明員(岡崎勝男君) いや、心構えを言えとおつしやるから、その心構えの傾向を申上げただけでありましてそれ以上には初めから申上げるつもりはなかつたのです。 〔「何だか分らない」と呼ぶ者あり〕
○安井謙君 これは恐らく官房長官がおつしやつたのは、この義務教育費を一部政府の補正予算で見ておるんですね、現にそういうようなこともあるんだという意味でおつしやつたのだと私は思つて了承じておるんですが、相馬さん如何ですか。
○相馬助治君 安井君の御意見よく分るのですが、今後の補正予算で計上しておる九億というのは、当然これは出してやらなくちやならない昨年度分のことなんです。これは恩を着せられちやいられないんです。従つて今度補正予算で積極的に地方財政の需要に対して何を考えているかという面で義務教育のことを考えて呉れるならば大変に有難いと思つてお聞きしたので、安井さんそれは見解が違うので、感謝すべき材料でも何でもないんです。
○委員長(岡本愛祐君) お諮りします。もう一時になりますから、今日はこれで散会いたしたいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岡本愛祐君) それではこれで散会いたします。 午後零時五十九分散会 出席者は左の通り。 委員長 岡本 愛祐君 委員 石村 幸作君 高橋進太郎君 安井 謙君 相馬 助治君 西郷吉之助君 鈴木 直人君 岩木 哲夫君 国務大臣 国 務 大 臣 岡野 清豪君 説明員 内閣官房長官 岡崎 勝男君 大蔵政務次官 西川甚五郎君 地方財政委員会 委員長 野村 秀雄君 地方財政委員会 事務局長 萩田 保君