大蔵委員会 第1号
- 発言数
- 17 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1950/07/14
会議録
○委員長(小串清一君) それではこれから大蔵委員会を開会いたします。 初めにちよつと一言御挨拶さして頂きます。私今回委員長の重職をお與え下すつたのですが、実は大蔵関係は全くの素人でありまして、而も本会の委員諸公が皆大先輩の先生方でありまするから、どうか皆さんの御指導の下に運営を滑らかにしてこの大任を全うし得るようにひとえに御援助願います。一言御挨拶申上げます。 それから地方税法案の、これは地方行政委員会に付議されたようでありまするが、前例もありますので前国会と同様に連合委員会を開会して連合審査を行いたいと存じまして、この旨非公式に地方行政委員長に希望を申入れたのであります。で、大体非公式ではありますが、岡本委員長の意見も御同様のようであります。ここに皆さん方の御賛同を得ましてはつきりと地方行政委員会に参加して合同審議をするようにいたしたいと思います。御異議ありませんですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小串清一君) それではさように取計らいます。 それでこれはまだ向うの返事はないのでありますが、明日午前十時から政府委員の説明等を行なうというようなふうに漏れ聞いておりますので、勿論公報を以て御通知いたしますけれども、その場合皆さん方も御出席下さつて質問を御用意をしていて頂きたいと思いますのでお願いいたします。
○木内四郎君 明日は本会議の質問をするのじやないでしようか。それなら時日もあることだから、只今委員長のおつしやつたこの説明を聴取することを他の適当な機会に御延期願つた方が皆出席していいんじやないでしようか。
○委員長(小串清一君) 御尤もです。ただ岡本地方行政委員長の言うには、君の方と合同をそう長く続けていると会期がないから、来週一杯で大体合同審査を終りたいと思つておる。これだけ私の希望を申上げて置く、こういうお話でございました。ちよつとそのことをお心得願いまして、明日に限つたことではないのです。
○木内四郎君 委員長の御意見御尤もな点もあるのですが、本会議の第一陣からの質問も聴かないで、そちらの方に行かなければならんということになると変な恰好になるから、その点は特に地方行政委員長に大蔵委員長からお申入れを願つた方がいいじやないかと思います。
○委員長(小串清一君) 心得ました。 それから前回木内委員長から御提出になつて、そうなつておりました調査承認要求書をこの度も至急出そうと思うのであります。即ち租税行政に関する調査承認要求書であります。ちよつとこれを読みます。 租税行政に関する調査承認要求書 一、事件の名称 租税行政に関する調査 一、調査の目的 租税改正に伴い徴税機関の運営を円滑且つ、効果的ならしめるため必要な調査を行う。 一、利益 租税行政の刷新を図るに寄與する。 一、方法 関係官民から意見を聴取し、資料を蒐集し、且つ、必要に応じて各地における実情を調査する。 一、期間 今期国会開会中右本委員会の決議を経て、参議院規則第三十四条第二項により要求する。 かような要求書を出そうと思いますが‥‥。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小串清一君) 次は金融の関係についてであります。 金融政策並に制度に関する調査承認要求書 一、事件の名称 金融政策並びに制度に関する調査 一、調査の目的 現下の内外の諸情勢に鑑み、我が国金融政策の実態を把握すると共に、金融制度の在り方につき検討し、適切なる方策を講ぜんとする。 一、利益 我が国金融体制の整備を促進し、併せて総合的均衡財政下における資金の効率化を図り、産業経済の健全なる発展に資し得る。 一、方法 各方面の関係者、学識経験者より意見及び説明を聴取し、資料の蒐集に当るの外、必要があれば実地調査を行う。 一、期間 今期国会開会中右委員会の決議を経て、参議院規則第三十四条第二項により要求する。 前のと同じような意味であります。これも併せて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小串清一君) 御異議ないと認めて、右二案とも御決議になつたことと決定いたします。
○油井賢太郎君 この際特に委員長に申上げて置きたいのですが、今の二案件は、この前の第七国会が終りになるときに、休会中も継続して実は調査すべき事項であつたのです。ところが国会側としては、まあ休会中は成るべく遠慮して貰いたいというので、議院運営委員会で以て遂にこれが実現を見なかつたのですが、今回の国会は期間が実に短いのですから、やはり一応臨時国会が終つても継続して審査できるように、今から委員長においては各方面に折衝せられて置くことを特に要求いたします。
○委員長(小串清一君) 心得ました。 本日大蔵当局から議案の一部の説明を聴こうとしたのでありますが、今日は総理大臣の演説もあるし、もう時間の余裕もありませんのでこの程度で散会したいと思いますが‥‥。
○森下政一君 私からも特にこの際お願いして置きたいのですが、先刻木内君から御注意がありましたが、若し地方行政委員会との連合審査で地方税法を審議するということであれば、是非政府の説明を聴きたいと私は思うのです。それにつきまして委員長から一つ先方の委員長に申入れをして頂きたい。万一明日向うが委員会を開くというような希望があるならば、木内君のおつしやいましたように、明日は施政方針に対する野党側の質問が始まるわけなんで、その質問を終りましたあとで、午後になつてからでも連合委員会を開いて貰う。質問演説を十分我々が聴く時間的な余裕を持つことができるように、是非委員長の方で先方の委員長に申入れをして頂きたい。特にお願いして置きます。 それからこれは何でもないことのようでありますが、大体委員諸君の御同意が得られますならば、本委員会の政府委員並びに委員、委員長、理事等の席を従来と趣を少し変えて、民主的な気分を横溢したいと思います。従来は委員長の両側に政府委員が座りまして答弁をする傾きがあつたのですが、一つ委員長にこつち側に来て貰つて、通路はそつち側へやつて、政府委員が答弁するときは委員長の向う側から答弁する。委員長の両脇は各派から出る理事が座るということにして、政府委員は委員長の両側に座らん。こういう恰好にすることの方がいいのじやないか。先般アメリカを視察された諸君の本会議場におけるいろいろな御報告によりましても、何となしにそういうふうな席の設け方も民主的な感じがするという印象を受けられたように拝聴いたしましたから、率先大蔵委員会でもそういうことをやつて頂きたいと思うのです。のみならず、委員会の委員長が與党側から出ておる場合においては、往々にして政府委員は委員長の両側に座つておつて、案件の審議を急ぐの余り、質問を尽さないというように委員長を使嗾するような傾きがないこともない。だからそういうことを絶体回避したい、こう思いますので、一つ委員長はこつち側に座つて貰つて、この通路はそつち側にやつて、政府委員は委員長に対面した所から答弁を願う。こういうようにお改め願いたい。各位の御同意を願いたい。
○委員長(小串清一君) どうですか。そういうようにやはりしますか。
○木内四郎君 これはこの前の終りにアメリカから帰つて来られた方のお話がありまして、大蔵委員会でもこれをやろうじやないかという話があつて、非常に適当な御意見と思いますから賛成します。
○委員長(小串清一君) どうですが皆さん、全部御異議がなければそういうふうに処置いたします——御異議ないと認めまして、今、森下君のおつしやるような形に変えることに事務当局の方にやることにいたします。政府にも話します。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小串清一君) それからもう一つ申遅れましたが、本日実は理事の互選をやるわけでありますが、まだ運営委員会で理事の割当が決まつてないそうでありますから、決まりましたら早速明日でもやりますが、併し明日は今の御意見もありまして、多分森下君の御希望のようになると思います。本会議のときはこつちは遠慮しなければならないのですから、併し政府の説明を合同審査で地方行政委員会から認めるとすれば、我々も是非皆さん参加して頂かなければならんと思いますから、これはいずれ公報で御通知することになりましようが、時間のことは無論総理大臣の演説が終つてからでなければならないだろうと思いますから、さよう御承知願います。
○佐多忠隆君 地方税法案審議に関する調査資料がございましたら、成るべく委員会を開く前にお配り頂くようにお願いしたいのです。
○委員長(小串清一君) 無論政府にも要求しますが、尚委員諸君から何かこういうものを出せということであつたならば、成るだけ早く御意見を出して頂きまして、政府の方へ要求します。 それでは本日はこれで散会いたします。 午後一時三十九分散会 出席者は左の通り。 委員長 小串 清一君 委員 大矢半次郎君 九鬼紋十郎君 黒田 英雄君 佐多 忠隆君 森下 政一君 小林 政夫君 杉山 昌作君 高橋龍太郎君 山崎 恒君 木内 四郎君 油井賢太郎君 森 八三一君 政府委員 大蔵政務次官 西川甚五郎君